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謀叛
79話 我儘
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朝になって寛也から開放されたのはいいものの、駿里は動けずにいた。
「料理食べて欲しかった」
「夜にはいつも体が回復してるだろ?その時作ってくれ。今は俺を癒して欲しい」
2人はベットでイチャイチャしていると誰かが家に入ってきた
「組長!!おめでとうございます!……っていませんよ、森廣さん」
「まだ寝ているんだろう。料理でも作っておくか」
森廣は幹部全員を連れて寛也を祝いに来ていた。
その物音に気がついた寛也と駿里はリビングにきた。
「あっ組長!駿里!」
一斉にみんなが2人の方を見た
「「おめでとうございます!」」
「ありがとうお前ら」
これには駿里までいい気分になった。
「そのネックレスお揃いだな」
ニヤニヤしながら天馬がツンツンしてきた
「そーなんだ。寛也への誕生日プレゼント」
「お前センスいいな」
「ありがとう」
駿里えへへと照れくさそうにお礼を言った。
そんな駿里を寛也は愛おしそうに見た。
寛也は人生で1番幸せな誕生日を過ごしていた。
駿里の体が回復した頃、森廣たちは空気を読み事務所へと帰っていった。そしてそのタイミングで駿里は寛也への料理を作り始めた。
「楽しにしてるぞ、駿里」
ソファに座りながら寛也が話しかけてきた
「うん!」
駿里は寛也の大好物だと言う、ボルネーゼとカルボナーラを作り始めた。
「よし!出来た!!」
その声を聞いた寛也は一目散に駿里の元へ駆け寄った。
「お皿に盛り付けるからもうちょっと待ってね!」
「ああ」
寛也は椅子に座り断ち切れない様子だった
「どうぞ!召し上がれ!」
「いただきます」
1口食べたあと寛也が真顔でこちらを見てきた
「この美味さをなんと例えたらいいんだろうか…的確な言葉が浮かばない…」
駿里思わず吹き出した
「寛也は言うことがほんとに面白い」
「ほんとに美味しい」
「なら良かった!」
「ほら、お前も食べろ」
「うん!」
寛也はあっという間に完食した。
「また作ってくれるか」
「もちろん!」
寛也にとっても駿里とってもいい1日になった
「じゃあ駿里今日ももうすぐ終わるから、誕生日最後の我儘を聞いてくれるか?」
「うん!もちろん!」
寛也は、言ったな?と悪い顔をした。
「来ているものを全て脱げ」
凄く男前な顔をしてサラッとやばいことを言ってくる寛也に駿里はフリーズした
「なんだ、脱がされたかったのか」
寛也は自分の前に立ち尽くしている駿里残しを引いて服をぬがせた
「え、ちょ、待って!」
「まだ日付は変わっていないぞ」
「それは知ってるけど!」
「自分で言ったことには責任をもて。それとも俺としたくないのか?」
「いや違う、そういうことじゃくて!」
駿里はすぐに否定した。ならなんの問題もないなと寛也は自分の膝の上に裸の駿里を座らせた。駿里は羞恥で顔が真っ赤だ。
「大人しくなったな、腹括ったのか?」
「……寛也の好きにいていいよ」
恥ずかしそうに顔を赤らめ、自分と目を合わせて言ってくる駿里に興奮しキスをした
「俺の愛は重いからな。覚悟しとけよ」
寛也は駿里に顔を近づけ、鼻を噛んだ。
「料理食べて欲しかった」
「夜にはいつも体が回復してるだろ?その時作ってくれ。今は俺を癒して欲しい」
2人はベットでイチャイチャしていると誰かが家に入ってきた
「組長!!おめでとうございます!……っていませんよ、森廣さん」
「まだ寝ているんだろう。料理でも作っておくか」
森廣は幹部全員を連れて寛也を祝いに来ていた。
その物音に気がついた寛也と駿里はリビングにきた。
「あっ組長!駿里!」
一斉にみんなが2人の方を見た
「「おめでとうございます!」」
「ありがとうお前ら」
これには駿里までいい気分になった。
「そのネックレスお揃いだな」
ニヤニヤしながら天馬がツンツンしてきた
「そーなんだ。寛也への誕生日プレゼント」
「お前センスいいな」
「ありがとう」
駿里えへへと照れくさそうにお礼を言った。
そんな駿里を寛也は愛おしそうに見た。
寛也は人生で1番幸せな誕生日を過ごしていた。
駿里の体が回復した頃、森廣たちは空気を読み事務所へと帰っていった。そしてそのタイミングで駿里は寛也への料理を作り始めた。
「楽しにしてるぞ、駿里」
ソファに座りながら寛也が話しかけてきた
「うん!」
駿里は寛也の大好物だと言う、ボルネーゼとカルボナーラを作り始めた。
「よし!出来た!!」
その声を聞いた寛也は一目散に駿里の元へ駆け寄った。
「お皿に盛り付けるからもうちょっと待ってね!」
「ああ」
寛也は椅子に座り断ち切れない様子だった
「どうぞ!召し上がれ!」
「いただきます」
1口食べたあと寛也が真顔でこちらを見てきた
「この美味さをなんと例えたらいいんだろうか…的確な言葉が浮かばない…」
駿里思わず吹き出した
「寛也は言うことがほんとに面白い」
「ほんとに美味しい」
「なら良かった!」
「ほら、お前も食べろ」
「うん!」
寛也はあっという間に完食した。
「また作ってくれるか」
「もちろん!」
寛也にとっても駿里とってもいい1日になった
「じゃあ駿里今日ももうすぐ終わるから、誕生日最後の我儘を聞いてくれるか?」
「うん!もちろん!」
寛也は、言ったな?と悪い顔をした。
「来ているものを全て脱げ」
凄く男前な顔をしてサラッとやばいことを言ってくる寛也に駿里はフリーズした
「なんだ、脱がされたかったのか」
寛也は自分の前に立ち尽くしている駿里残しを引いて服をぬがせた
「え、ちょ、待って!」
「まだ日付は変わっていないぞ」
「それは知ってるけど!」
「自分で言ったことには責任をもて。それとも俺としたくないのか?」
「いや違う、そういうことじゃくて!」
駿里はすぐに否定した。ならなんの問題もないなと寛也は自分の膝の上に裸の駿里を座らせた。駿里は羞恥で顔が真っ赤だ。
「大人しくなったな、腹括ったのか?」
「……寛也の好きにいていいよ」
恥ずかしそうに顔を赤らめ、自分と目を合わせて言ってくる駿里に興奮しキスをした
「俺の愛は重いからな。覚悟しとけよ」
寛也は駿里に顔を近づけ、鼻を噛んだ。
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