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相愛
58話 着信
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その日の夜駿里のスマホに着信がなった
「誰だろ?」
送り主は裕太だった。
『明日の13時に会える?連絡ちょーだい』
凄く嬉しかったが、寛也の許可を取らないと酷いことに遭いかねない駿里は寛也にはちゃんと話そうと思った。
『寛也に話してからまた連絡する』
『それじゃダメだ。あいつに内緒で来て』
裕太の予想外の返信に驚いだが、何かあったのかと思い心配になった。
『どうして?なんかあった?』
『うん、どうしてもあって話さなきゃいけないことがあるから内緒で来て。散歩にでもいってくるって誤魔化せよ』
駿里はかなり考え込んだ。でも裕太がこんなにも言ってくるからにはかなりのことなんだろうと思い寛也には言わずに行くことにした。大事な親友だから
『分かった』
『それじゃ明日の13時に!』
『どこに集合?』
『いつもの公園』
いつもの公園というのは駿里と裕太が部活終わりに良く自主練をするために行っていた所だった。駿里はスタンプを送り会話を終わらせた。だが、駿里は戦争が始まる前の様な気持ちでいた。
「上手くやらないと」
駿里はバレない様に全てのトーク履歴を消して、寝た。今日は仕事が立て込んでいるようで誰も家には来ていなかった。駿里は考えすぎて眠くなってきたので明日のことは明日考えようと思って寝た。
「駿里、ただいま、ってさすがに寝てるか」
リビングに駿里が居ないことを確認すると
<明日も仕事が忙しいから事務所に泊まる。朝ごはんはお前が好きなもんを買ってきているからそれを食べろ。家を出る時は絶対連絡をしてから出るんだぞ>
と置き手紙を置いて寛也はまた事務所へと向かっていった。
朝いつもより早く起きた駿里は置き手紙を見つける、ラッキーだなと思った。仕事で忙しいなら外で遭遇する心配もない
「よし!そろそろ出るか!」
寛也に外に出ることを電話でいい、駿里は裕太との集合場所を目指した。もちろん、裕太と会うことは寛也を始め、他のものも知らない
寛也との電話が長引き集合時間に遅れそうになっていた駿里は猛ダッシュで公園に向かっていた
「裕太!」
「駿里!遅いぞ」
「ごめんごめん」
「うそうそ、ぜんぜんいい!そんなことより、俺と会うこと内緒にしてくれた?」
「うん!だって何かあったんだろ?」
「実はな、、あっちのベンチに座って話そう」
2人は近くにあったベンチに行っていた。すると急に裕太が駿里を抱き寄せた
「裕太?」
「久しぶりの駿里の温もり」
「何言ってんだよ、」
裕太は駿里を離し、顔を近ずけキスをした
その時 カシャ とカメラの音が鳴った
駿里は慌てて裕太を突き飛ばし、音が鳴った方向を見たがそこには誰もいなかった
「どうしたんだよ急に」
「こっちのせりふだ!急にキスなんかするから」
「照れてんのか?」
「ちがうよ!もういいから早く座って話そう」
この時駿里はカメラの音を近くにいた女子高生が自撮りでもしていたのだろうとしか気に留めなかった。現実は全然違うと言うのに。それを知らない駿里は何も気にせずに裕太との話を続けた。
「誰だろ?」
送り主は裕太だった。
『明日の13時に会える?連絡ちょーだい』
凄く嬉しかったが、寛也の許可を取らないと酷いことに遭いかねない駿里は寛也にはちゃんと話そうと思った。
『寛也に話してからまた連絡する』
『それじゃダメだ。あいつに内緒で来て』
裕太の予想外の返信に驚いだが、何かあったのかと思い心配になった。
『どうして?なんかあった?』
『うん、どうしてもあって話さなきゃいけないことがあるから内緒で来て。散歩にでもいってくるって誤魔化せよ』
駿里はかなり考え込んだ。でも裕太がこんなにも言ってくるからにはかなりのことなんだろうと思い寛也には言わずに行くことにした。大事な親友だから
『分かった』
『それじゃ明日の13時に!』
『どこに集合?』
『いつもの公園』
いつもの公園というのは駿里と裕太が部活終わりに良く自主練をするために行っていた所だった。駿里はスタンプを送り会話を終わらせた。だが、駿里は戦争が始まる前の様な気持ちでいた。
「上手くやらないと」
駿里はバレない様に全てのトーク履歴を消して、寝た。今日は仕事が立て込んでいるようで誰も家には来ていなかった。駿里は考えすぎて眠くなってきたので明日のことは明日考えようと思って寝た。
「駿里、ただいま、ってさすがに寝てるか」
リビングに駿里が居ないことを確認すると
<明日も仕事が忙しいから事務所に泊まる。朝ごはんはお前が好きなもんを買ってきているからそれを食べろ。家を出る時は絶対連絡をしてから出るんだぞ>
と置き手紙を置いて寛也はまた事務所へと向かっていった。
朝いつもより早く起きた駿里は置き手紙を見つける、ラッキーだなと思った。仕事で忙しいなら外で遭遇する心配もない
「よし!そろそろ出るか!」
寛也に外に出ることを電話でいい、駿里は裕太との集合場所を目指した。もちろん、裕太と会うことは寛也を始め、他のものも知らない
寛也との電話が長引き集合時間に遅れそうになっていた駿里は猛ダッシュで公園に向かっていた
「裕太!」
「駿里!遅いぞ」
「ごめんごめん」
「うそうそ、ぜんぜんいい!そんなことより、俺と会うこと内緒にしてくれた?」
「うん!だって何かあったんだろ?」
「実はな、、あっちのベンチに座って話そう」
2人は近くにあったベンチに行っていた。すると急に裕太が駿里を抱き寄せた
「裕太?」
「久しぶりの駿里の温もり」
「何言ってんだよ、」
裕太は駿里を離し、顔を近ずけキスをした
その時 カシャ とカメラの音が鳴った
駿里は慌てて裕太を突き飛ばし、音が鳴った方向を見たがそこには誰もいなかった
「どうしたんだよ急に」
「こっちのせりふだ!急にキスなんかするから」
「照れてんのか?」
「ちがうよ!もういいから早く座って話そう」
この時駿里はカメラの音を近くにいた女子高生が自撮りでもしていたのだろうとしか気に留めなかった。現実は全然違うと言うのに。それを知らない駿里は何も気にせずに裕太との話を続けた。
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