関白の息子!

アイム

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燃える上海

揺れる大和2/2(エロ度★★★★★)Σ(´∀`;)

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 引き倒したは良いが、少しどうしようかと戸惑ってしまう。
 本当にこのまま犯してしまってもいいのだろうかと・・・・・・。

「なんか、感慨深いな」

 ポツリと思わず声に出してしまう。

「兄上、大丈夫です。私ももう大人になりました」

 そんな俺のらしくない戸惑いを理解してか、最後に背中を押してくれたのはお千自身だった。
 どうやらお千の方も何時の間にやら覚悟を決めてしまっていたようだ。

 それにしても、始めて逢ったのはもう13年も前。
 お千がまだ喋ることも出来ない産まれたての赤ん坊の頃だ。
 大事に大事に一緒に育って来た。

 流石に俺が育てたなんて言うつもりはないが・・・・・・。
 ていうか、たっぷり甘やかして一緒に遊びまわって最近ならセクハラした記憶しかない。
 う、うん。でも、嫌われてはない、はずだ。

 そんな余計なことを考えながらもふと気づく。
 大丈夫と言いながらも、お千が小さく震えていることに。
 体の方も強張り、目もきつく閉じている。

 ・・・・・・でも、逃げようというそぶりはない。

「お千、愛してるよ」

 今まで好きだと言ったことはあっても、愛しているなんて歯の浮くセリフをどれだけ言ったことがあっただろう。
 前世の記憶を探っても無かったかもしれない。

 そう言われて薄く目を開けたお千に顔を近づけ、ゆっくりとキスをする。

「・・・・・・んぅっ、はぁ。兄上、私もです」
「フフッ、何時の間にか自分の事をお千って言わなくなったよな」

 あれは何時頃まで言っていたのだろうか。
 一人称が変わったのは、・・・・・・確か徳川家から帰って来た頃。
 そう、妹ではなくて、正室として迎え入れた頃だった。

「もう! ですから子供じゃありません!」
「そうだね。おっぱいも大きくなった」

 と言ってもまだまだ小ぶりだけど。

 痛くない様に優しくフニフニと触る。

「んっ、そちらはもう少しお待ちください」
「ククッ、いや小さいままでも俺は気にしないぞ?」
「待っていてください!」

 乙女には譲れないことなのだろう。
 少し怒ったような顔をするお千の頭を撫でてやる。

「フフッ、もう少し待っていることにしような」
「むぅ、だから子供扱いは――」

 チュゥッ

 もう一度、いや、今度は舌を絡めながらのディープキスをする。
 蕩ける様な熱さをお互いの粘膜で分け合い、もう大人だということを確認し合うように。

「うん、たしかに大人の味だ」
「も、もう! だからそう言ってます!」

 そうこうしてイチャついている間にお千の強張りもだいぶ解けてきたように感じる。
 ふと、部屋の奥を見ると、お麟が布団を敷き終わりちょこんと部屋の角に控えているのが見える。
 確かにこのまま板間でやってはお千の身体を痛めかねない。

「さ、お千。布団の方に行こう?」
「・・・・・・はい」

 せっかくなので膝裏と首の後ろに腕を回し、お姫様抱っこで抱えあげる。
 
「わわっ!?」
「お千、俺の首に腕を回すんだよ?」
「い、良いのですか?」
「もちろん」

 昔はしなかった遠慮までするようになったな、なんてこっそり笑いながらお千が俺の首に腕を回したところでまたキスをする。

「・・・・・・ふぅ、兄上、なにかふわふわします」
「ハハッ、実は俺もだ」

 何とも言えない昂揚感に身体が支配されていることは実感している。
 お千も同様だったことに嬉しさを感じながら、強く抱きしめる。

「お千、俺の妻になってくれ」

 疾うに正妻なのだが、なんとなくそう言ってしまった。
 考えてもみれば妻が五人もいるのに告白は初めてだったかもしれない。
 それも初めてのS○X前だというのだから、この時代の結婚というものには少し考えるところもある。

「・・・・・・はい」

 少し驚いた顔をしたお千だったが、一度その言葉を噛み締めるように目をつむり、もう一度開いた時にはパァッと花が咲き誇るような笑顔を見せてくれた。

 腰をかがめ、布団の上でお千の細帯を解く。

「あ、兄上、自分でします」
「やだ。俺がやる」

 一体どちらが子供なのやら・・・・・・。
 とは言え、今は本当に俺の手で脱がしたいのだ。
 お千が俺の手を押さえようとしても力づくで美しい花の刺繍の入った赤い打掛を剥いていく。

「も、もう!」
「お千、綺麗だよ」
「し、知りません!」

 プンプンと怒ってみせるお千に苦笑しながら打掛を・・・・・・バッチリスタンバイしていたお麟に手渡す。
 どうやらちゃんと干しておいてくれるようだ。

 あとは間着が二着。
 先に白の無地の間着。

 腰の横の方にある結び目を解く。
 中から現れる先の打掛と同じ柄の間着。

 こうして一つずつ脱がしていくというのは初めての行為だが、これはこれで興奮する。

「兄上。兄上も」
「ん? ああ、俺の着物か」

 適当に脱ぎ捨てようとすると、それをお千に制されてしまう。

「兄上のお着物は私が」
「お、おう」

 あとは薄い間着一枚だからだろうか、それとも密着するほどに近いからだろうか、着物を脱がしてくれるお千の体温が感じられる気がする。
 平成の世ならこの間着がまさに下着の役割なのだから。

「お麟ちゃん、お願いね」
「はい」

 どうやら俺の後ろでお千とお麟の間で着物の受け渡しが行われているらしい。
 確かに戦場に向かうということもあり、着物の数も少ないので皺にならない様に干しておいてもらえるのはありがたいことだが・・・・・・。

「そんなの後で良いのに」
「駄目です。さ、足を上げてください」

 既に気が急いている俺と違い、お千はこの時間もまた愛おしむ様に一つずつを愉しんでいる。
 まぁ、偶にはそう言うのも良いさ。

 だが、袴の帯を解くために、腰の位置にお千の顔があるのを見ると少し悪戯もしたくなる。
 少し腰を突き出すようにしてふんどし一丁の股間をお千の顔にくっつける。

「ひゃっ!? も、もう兄上! もう少しお待ちください!」
「フフ、待ちきれないだけだってぇ」

 そう言いながら自分の残りの服や褌を脱ぎ捨てる。

「あっ!? も、もう!」
「ごめん。だって、ほら、もう我慢できない」
「あぅっ。あ、兄上の方が子供です!」

 まじまじと怒張を見せつけられ、お千が一瞬怯んでしまう。
 それでも強気なことを言って自分を誤魔化そうというのだろう。
 もっとも、チンポ自体はもう何度もしゃぶっているのだから慣れているはずだ。

「い、何時もより大きくないですか?」

 チュップ

 お千が何時もより唾液を多く絡ませるようにしてチンポを咥え込む。
 する前にはちゃんと濡らすようにと母上から教わっているのだろう。
 丹念に、くまなくぬらぬらと舌を這わせる。

「そりゃ、これから一三年越しの想いを注ぎ込もうってんだからさ」
「わ、私が産まれた頃から?」

 そう、当然お千は記憶にないだろうけど、俺にはお千に初めて逢った時の記憶がある。

「そうだよ。叔母上の腕の中ですやすや眠る赤ちゃんのお千と初めて逢った時から俺はお千が好きだったんだ」
「私だって、その、赤ちゃんの時の事は覚えてませんけど・・・・・・。ずっと、ず~っと、兄上よりも好きでした!」
「・・・・・・いや、俺以上って。そんな事は不可能だろ」
「なっ!? だって私は他の男の方に移り気など起こしませんよ!」

 あ、これはちょっと風向きが悪いか?
 でもそれは仕方ないことなんじゃないだろうか?

「ま、まぁ、でも、俺だってお千が一番なんだ。だから、まだ初潮も迎えていないお千がずっと正室なんだから」
「・・・・・・はい。分かっています。でも、私の心が狭いから、どうしても他の方と仲良くされているところを見ると胸がモヤモヤしてしまうんです」
「別に良いさ。それも俺を好きでいてくれる証拠だろ?」

 答えは待たずにまた軽くキスをする。

 チュゥッ

 布団に押し倒し、今度は長めにキスする。

 チュパァッ

 そして、お千の最後の間着に手をかけ、少しずつ裾を拡げ、お千の裸身を露わにする。
 一度身体を離し、お千の白い裸身をじっくりと眺める。

「お千、綺麗だよ」
「兄上」
「フフッ、これからは二人の時はあなたって呼んでくれ」
「・・・・・・はい、あなた。私をお嫁さんにしてください」

 嬉しそうにはにかみながら、お千が俺の首に腕を回す。
 もう一度ディープキスをし、小さな胸を揉みしだく。

「んっ、ふぅっ、ハァ」
「可愛いよ、お千」

 緊張を解くようにゆっくり優しく身体を撫でる。
 まだまだ全体的に小ぶりな身体も、ただただ愛おしく、壊してしまわない様に優しく。

「お千、愛してる」

 今日の俺はどうかしている。
 こんなにも甘い言葉ばかりを言う奴じゃなかったはずなのに。

「あなた、私もです。愛してます。だから、もう我慢しなくてもいいのです」

 お千がそっと俺の股間に手を伸ばす。
 かつてない程にいきり立つそこははたしてお千の小さな体に入るだろうか?
 はっきり言ってお千の細い腕より太くすら感じられる。

 そっと慈しむようにお千に撫でられるとそれだけで吐き出しそうになるくらいに我慢の限界になっている。
 ・・・・・・まったく、まだ何もしていないというのに。

「大丈夫です。だって私はあなたの妻なんですから」
「・・・・・・お千」

 俺も右手をお千の股間に伸ばす。
 お千のそこはその言葉を証明するようにしとどに濡れ、何時でも来てくれと言わんばかりだった。
 もう、3年も前からフェラなどで心構えだけはしてきたのだから、当然といえば当然。

 お千がチンポを柔らかい手で包んだまま自分の股間に誘導する。
 俺は俺でお千の秘唇を指で拡げ、誰にも、俺ですらまだ触れられたことのない、その場所を覗かせる。

 そして、腰を進めて行けば、ピチャリとお互いの性器が触れ合う。

「お千、いくよ?」
「はい。あなた」

 ズッ

「っぅう!?」

 鬼頭がお千の小陰唇を割り開く。
 ミリッとめり込むような音をたて、でも必死に侵入を抵抗するように硬くきつく小陰唇が閉じようとしてくる。

 だが、もうここまで来て躊躇などしない。
 お千の息遣いを見ながら少し慣れてきたと思えばさらに腰を進める。

「んぅっ、はぁっ」

 明らかに大きすぎるチンポの先端を下の口で咥え込み、お千の背中が仰け反る。
 それと共に秘唇からお千の破瓜の証がチンポに伝わってくる。

「お千、ゆっくり息を吸って?」
「あ、あなた。私なら大丈夫です。一息にお願いします」

 今度はお千の方からキスしてくる。
 痛いほどに締め付けていた秘唇もそれだけで少し緩くなった気がする。

「ああ、お千。力を抜いて」
「はい・・・・・・っ、んあああぁっ!?」

 お千の力が抜けたところで一息に腰を打ち付ける。
 まだまだ体の小さいお千なので、半分も入ればと思っていた。
 ところが驚いた事にお千の膣はとても深く、俺のものを8割まで飲み込むほどだった。

「ふ、ふかいぃ」
「あ、ああ。俺も驚いてる」

 五郎八などは何時も半ば過ぎで子宮に当たってしまうこともあり、俺の身体が成長してからここまで深くマンコに挿入出来たのは初めてだった。

 しかも段々と力が抜けて来るにつれ膣の感触が分かるようになってくると、なんとも俺のチンポの形に合わせて作られたような膣。
 うねりだした襞がそうでなくても余裕のないチンポを官能の渦に誘い込む。

「ちょっとま、お千、もう少し待って」
「えっ!? な、何をですか!?」

 当然お千にとっては無意識の行動だ。
 いや、そもそもお千にそんな事を考える余裕はない。

「グッ、で、出る」
「え? あ、熱、い!?」

 昨日だって普通に出しているのに今日の量は尋常じゃない。
 一発で確実に孕ませようとでもしているかのような有り得ない量をお千の子宮に注ぎ込む。
 そしてお千の小さな子宮や膣では飲み込み切れぬというように溢れた精液が結合部から溢れ出す。

 プシュッ

 余りにもぴったりと繋がっているせいか、溢れ出す時にも音が鳴るほどに。

 そう、俺のチンポは一度出したというのに収まる気配がない。

「お千!」
「んぅっ、あ、あなた」

 もう何度目になるだろう熱いキスをし、少し油断して緩くなった膣に向け、腰を振り始める。

 グッチュ、ジュブ

 精液や愛液、それに破瓜の血までが絡み合い泡立ちながらもひたすらに淫らな音を奏でるそこに更に興奮し、チンポも先ほどと同様の大きさにまで直ぐに回復してしまう。

 お千の膣は先ほどとは違い完全に俺を受け入れてくれている。
 襞の蠢きが先程の様に外に押し出そうとするのではなく、奥へ、奥へと誘う様にすりあげてくるのだ。
 そして、腰を突き入れれば、

 ゾリッ

 先程はきつ過ぎて分からなかったが突き入れるたびに無数の粒に鬼頭を擦られる様な強い刺激を受ける。
 自分の精液で少し感触が弱くなっていなければまたすぐに射精してしまっていたかもしれない。

「は、はぁ、はぁ、お千、お千!」
「はぅっ、ああっ!?」

 キュッとお千が俺の左手に自分の右手を絡めて来る。
 一瞬そちらに気を取られ、どうしたのかとお千を見る。

「あなた、フフッ、愛してます」



 そう言うお千が愛おしくなり、お千の腰に右手を回してまた腰を振る。
 共に昇っていく多幸感に我慢できず、どんどん早めていく。

 バチュッ、グチュゥ、ジュブブゥッ

 油断すればすぐにでも昇天しそうな刺激を受けながらも、お千の昇天も近いことを感じる。
 だったら一緒に。

「あなた、い、一緒に」
「ああ、お千!」

 感覚と意識を共有するように一際強く突き入れて、お千の最奥で同時に果てる。

 2回目だというのにまた大量の精液を吐き出す。
 しかも同時に逝ったお千の膣がもっともっとと俺のチンポから精液を吸い出すように蠢動する。

「はぁ、はぁ、お千」
「・・・・・・スゥー」

 気を遣ってしまったのだろう、俺の舌でお千は既に寝息を立てている。
 初めてなのにずいぶん激しくしてしまった。

 だが・・・・・・。

「お千、まだだ」

 まだしたい。
 まだやり足りない!

「陛下、それ以上は我慢してください!」
「・・・・・・お麟? 邪魔する気か?」

 後ろからお麟に怒鳴られ、苛立ってしまう。

「陛下、奥方様のお顔をご覧になってください」
「・・・・・・お千」
「まだ、初潮もお迎えになられていないのです。またの機会になさってください」

 静かな、そして幸せそうなお千の寝顔を見て、ようやく俺の欲が収まる。

 そして・・・・・・。

 ピチャッ

 その水溜りに足を突っ込んで始めてお千が大量に潮を噴いていた事に気付いた・・・・・・。

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