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遷都
一家離散?(エロ度★☆☆☆☆)
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「陛下、福岡とはどのようなところなのですか?」
お千はあの日以来すっかり女らしくなった。
・・・・・・などと言うことはなく、相変わらず俺の膝の上にちょこんと座り、一緒にお菓子を食べている。
遷都の話を聞いたからだろうか、急にそんな事を聞いてくる。
だが、この時代の福岡のことは俺もそんなに知らない。
地理的な面で明への侵攻と、秀秋の断絶が理由でしかないからだ。
「さ、さぁ?」
「え!? 陛下も知らないのですか!?」
「いや、場所は知っているけどさ、たしか中・・・・・・あ、何でもない」
歓楽街の情報など妻にするべきではない。
ジト目で睨まれてもゲロったりなんかしない。
「あ~っと、そうだ! 鳥の水炊き!」
・・・・・・いや、この時代に在るのか?
つい、前世の知識まで引き出してしまった。
豚骨ラーメンは、ない、はずだ。
だって水戸黄門がラーメン作ったのが日本でのラーメンの歴史の始まりだったよね?
屋台文化は、うーん、あるのかなぁ?
でもどちらにしてもそんなところに行くわけにもいかない。
「鳥の水炊きって何です?」
「鳥をひたすら煮込む料理だよ。一緒に野菜なんかも煮込むんだけどね。んで、醤油とお酢を元に作った汁に付けて食べるの」
「ふ~ん」
あ、あまり興味がなさそう。
あとは何だ?
うーんと、下関のフグ!
「そ、そうだ、フグはどうだ!?」
「陛下は私を殺す気ですか!?」
「い、いやそういう意味じゃないんだよ! あれも食うと美味いんだって!」
「陛下はあのようなものを食すのですか?」
そういや、吉田松陰がフグを食べるか食べないでひと悶着していたな。
ということはこの時代じゃ安全に食べられるものではないということか。
今世で食べた記憶も全くない。
「いや、聞いた話だけなんだけどね。お千は福岡に行くのは嫌か?」
「いいえ? 私は陛下のいるところなら何処でも構いません」
にっこりとエンジェリックスマイルを送ってくる。
はぁ、可愛い。
まだ幼いその顔は性的な意味など全くなく、純粋に可愛いと思う。
だと言うのに・・・・・・何故か自然と息子が勃ってしまう。
あれ以来どうしてもお千と触れ合っていると悪戯したくなってしまうのだ。
お菊もそうだけど、一度やってしまうと(二人ともまだ処女のままです)箍が外れた様になってしまうのは俺の悪い癖だ。
だが、今はまだ来ていないけどお梅も後ほど来ると言う話だし・・・・・・。
いや、俺が始めれば勝手に桜が遠ざけるか。
だったらここでお千にしゃぶってもらっても問題ないかも・・・・・・。
「・・・・・・あ、あの、陛下」
「ん? どうしたお千?」
少しずつお千の表情が紅潮していく。
まぁ、胡坐の上に座っているのだから、俺の息子の変化は直ぐに分かるだろうねw
「わ、私お膝から下りますね」
「いやいや、むしろもっとお尻を押し付けてくれてもいいんだよ?」
咄嗟に体を離そうとするお千に後ろから抱きつき逃がさない。
「小さくても奥さんだもんな?」
フゥっと耳に息を吹きかけながらぼそぼそと呟く。
まだ11歳の少女に何をしているのかと言われれば、まぁその通りだがw
「お千、良いだろう?」
「だ、駄目です。梅姫様がもう直ぐ来ちゃいます」
「フフ、大丈夫。桜が連れ帰るさ」
「・・・・・・で、でも、まだお昼なのです」
「うん、まぁ、関係ない、かな」
ハムッと可愛い耳たぶを食んでやる。
「んくぅっ、兄上ぇ」
「フフ、兄上って呼ばれるのもやっぱり良いなぁ」
アッと油断して昔の呼び方に戻ってしまったことをお千が恥じるが、別に俺としてはどちらでも構わない。
と言うか、俺を兄上と呼ぶのはお千とお珠くらいなので、逆にそれが特別な感じで良いと言うか・・・・・・。
まぁ、お千には“あなた”って呼んでもらうのも良いかも。
「へ、陛下、んぅっ!?」
陛下に戻ってしまったお千の口を口で塞ぐ。
子供じゃないということにしてしっかり舌も突き込む。
そして、嬲るようにお千の口中を蹂躙する。
「んっ、ふぅ、はぁ、れろっ、んぅっ」
「フフ、お千、やっぱり二人きりの時は兄上って呼んでよ」
「・・・・・・ふぁい」
少し蕩ける様な目をするお千を見ていると、初潮前にいただいてしまおうかと言う邪心が芽生えてしまう。
なに、今の内から慣らしておいた方が・・・・・・。
「秀頼、話があります」
「・・・・・・母上、後ではいけませんか?」
「いえ、今です」
・・・・・・まぁ、仕方ない。
お千を抱きかかえたままで母上の方を向く。
「お千は離しませんからね」
「別に構いません。ですが、遷都について少し話があるのです」
「あ、兄上、義母上様の前では下ろしてください」
「やーだよ」
ジタバタするお千をキュッと痛くならないように強く抱きしめる。
身長差10寸(約30cm)もあるうえに腕の太さも3倍以上。
お千が逃げられる可能性は限りなく低い。
「いえ、千姫もそのままで良いのです。それと二人きりの時以外はちゃんと陛下とお呼びするように」
今日は母上も大して怒ってなどいないようだ。
お千への窘め方も穏やかで・・・・・・というか、この言い分だとさっきの話を漏れ聞いていたな?
「うぅ、すいません」
シュンッとしてお千が謝る。
それが可愛くてまた悪戯したくなってしまう。
「単刀直入に言いますが、福岡には母と駒姫、それに白寿は参りません」
「・・・・・・世継ぎの居場所を別にすることで、いざという時の備えにする、と?」
お千がキュッと身をすぼめたのを感じた。
お駒は現状で最も夜伽に呼ぶ確率が高い。
実際には桜を抱くことが最も多いのだが、桜の場合は何時も天井裏にいるので、他の妻たちもどれくらい抱かれているかは知らないようだ。
だが、そのお駒と離れるなら、その分お千の役割も重要になる。
まぁ、実際にはたら一人でも持て余してしまうわけだがw
でも、出来る事なら皆で行きたい。
母上やお駒、白寿とだって離れたくはない。
「皆で、行きませんか?」
「秀頼・・・・・・。ですが、大大名達は別としても京や大阪、更に福岡にまで屋敷を持たせては小大名達の気苦労が絶えません。今まで通り大阪に妻子を預けるのであれば福岡に屋敷を持つ必要がないとせねば」
「・・・・・・確かに、それも道理でしょうが・・・・・・」
一瞬、チラリと母上がお千を見る。
もしかしたら正室であるお千が間もなく初潮を迎える頃ということで、側室の子を一度遠ざけようと言う配慮もあるのかもしれない。
そうした配慮で正史では長子の国松を母方に預け・・・・・・。
いや、それはもう辿ってはいない歴史だ。
「・・・・・・ふぅ、分かりました。大阪は(大野)治長に任せます。母上も乳兄妹の治長であれば居づらくはならないでしょう?」
「そのような気遣いは無用ですが、ありがとうございます」
ふと、じっくりと母上の身体を見る。
40近くの熟れた肉体。
・・・・・・ふむ、久しぶりに――
「秀頼! 何という目で母を見ますか!?」
「え? ハハ、冗談ですよぉ」
「まったく。そんな暇があれば駒姫にもう一種仕込みなさい」
ふむ、まぁ、確かに。
だが、ふと見れば腕の中のお千がプスゥーッと頬を膨らませている。
小さくても女は女というわけだ。
抱きかかえられながら他の女のことを考えられるのは嫌なのだろう。
危ない、危ない。
でも、今日あたりこっそりと母上の寝室に忍び込んでみようかなw
・・・・・・結局、お千に太腿を抓られて断念したけど。
お千はあの日以来すっかり女らしくなった。
・・・・・・などと言うことはなく、相変わらず俺の膝の上にちょこんと座り、一緒にお菓子を食べている。
遷都の話を聞いたからだろうか、急にそんな事を聞いてくる。
だが、この時代の福岡のことは俺もそんなに知らない。
地理的な面で明への侵攻と、秀秋の断絶が理由でしかないからだ。
「さ、さぁ?」
「え!? 陛下も知らないのですか!?」
「いや、場所は知っているけどさ、たしか中・・・・・・あ、何でもない」
歓楽街の情報など妻にするべきではない。
ジト目で睨まれてもゲロったりなんかしない。
「あ~っと、そうだ! 鳥の水炊き!」
・・・・・・いや、この時代に在るのか?
つい、前世の知識まで引き出してしまった。
豚骨ラーメンは、ない、はずだ。
だって水戸黄門がラーメン作ったのが日本でのラーメンの歴史の始まりだったよね?
屋台文化は、うーん、あるのかなぁ?
でもどちらにしてもそんなところに行くわけにもいかない。
「鳥の水炊きって何です?」
「鳥をひたすら煮込む料理だよ。一緒に野菜なんかも煮込むんだけどね。んで、醤油とお酢を元に作った汁に付けて食べるの」
「ふ~ん」
あ、あまり興味がなさそう。
あとは何だ?
うーんと、下関のフグ!
「そ、そうだ、フグはどうだ!?」
「陛下は私を殺す気ですか!?」
「い、いやそういう意味じゃないんだよ! あれも食うと美味いんだって!」
「陛下はあのようなものを食すのですか?」
そういや、吉田松陰がフグを食べるか食べないでひと悶着していたな。
ということはこの時代じゃ安全に食べられるものではないということか。
今世で食べた記憶も全くない。
「いや、聞いた話だけなんだけどね。お千は福岡に行くのは嫌か?」
「いいえ? 私は陛下のいるところなら何処でも構いません」
にっこりとエンジェリックスマイルを送ってくる。
はぁ、可愛い。
まだ幼いその顔は性的な意味など全くなく、純粋に可愛いと思う。
だと言うのに・・・・・・何故か自然と息子が勃ってしまう。
あれ以来どうしてもお千と触れ合っていると悪戯したくなってしまうのだ。
お菊もそうだけど、一度やってしまうと(二人ともまだ処女のままです)箍が外れた様になってしまうのは俺の悪い癖だ。
だが、今はまだ来ていないけどお梅も後ほど来ると言う話だし・・・・・・。
いや、俺が始めれば勝手に桜が遠ざけるか。
だったらここでお千にしゃぶってもらっても問題ないかも・・・・・・。
「・・・・・・あ、あの、陛下」
「ん? どうしたお千?」
少しずつお千の表情が紅潮していく。
まぁ、胡坐の上に座っているのだから、俺の息子の変化は直ぐに分かるだろうねw
「わ、私お膝から下りますね」
「いやいや、むしろもっとお尻を押し付けてくれてもいいんだよ?」
咄嗟に体を離そうとするお千に後ろから抱きつき逃がさない。
「小さくても奥さんだもんな?」
フゥっと耳に息を吹きかけながらぼそぼそと呟く。
まだ11歳の少女に何をしているのかと言われれば、まぁその通りだがw
「お千、良いだろう?」
「だ、駄目です。梅姫様がもう直ぐ来ちゃいます」
「フフ、大丈夫。桜が連れ帰るさ」
「・・・・・・で、でも、まだお昼なのです」
「うん、まぁ、関係ない、かな」
ハムッと可愛い耳たぶを食んでやる。
「んくぅっ、兄上ぇ」
「フフ、兄上って呼ばれるのもやっぱり良いなぁ」
アッと油断して昔の呼び方に戻ってしまったことをお千が恥じるが、別に俺としてはどちらでも構わない。
と言うか、俺を兄上と呼ぶのはお千とお珠くらいなので、逆にそれが特別な感じで良いと言うか・・・・・・。
まぁ、お千には“あなた”って呼んでもらうのも良いかも。
「へ、陛下、んぅっ!?」
陛下に戻ってしまったお千の口を口で塞ぐ。
子供じゃないということにしてしっかり舌も突き込む。
そして、嬲るようにお千の口中を蹂躙する。
「んっ、ふぅ、はぁ、れろっ、んぅっ」
「フフ、お千、やっぱり二人きりの時は兄上って呼んでよ」
「・・・・・・ふぁい」
少し蕩ける様な目をするお千を見ていると、初潮前にいただいてしまおうかと言う邪心が芽生えてしまう。
なに、今の内から慣らしておいた方が・・・・・・。
「秀頼、話があります」
「・・・・・・母上、後ではいけませんか?」
「いえ、今です」
・・・・・・まぁ、仕方ない。
お千を抱きかかえたままで母上の方を向く。
「お千は離しませんからね」
「別に構いません。ですが、遷都について少し話があるのです」
「あ、兄上、義母上様の前では下ろしてください」
「やーだよ」
ジタバタするお千をキュッと痛くならないように強く抱きしめる。
身長差10寸(約30cm)もあるうえに腕の太さも3倍以上。
お千が逃げられる可能性は限りなく低い。
「いえ、千姫もそのままで良いのです。それと二人きりの時以外はちゃんと陛下とお呼びするように」
今日は母上も大して怒ってなどいないようだ。
お千への窘め方も穏やかで・・・・・・というか、この言い分だとさっきの話を漏れ聞いていたな?
「うぅ、すいません」
シュンッとしてお千が謝る。
それが可愛くてまた悪戯したくなってしまう。
「単刀直入に言いますが、福岡には母と駒姫、それに白寿は参りません」
「・・・・・・世継ぎの居場所を別にすることで、いざという時の備えにする、と?」
お千がキュッと身をすぼめたのを感じた。
お駒は現状で最も夜伽に呼ぶ確率が高い。
実際には桜を抱くことが最も多いのだが、桜の場合は何時も天井裏にいるので、他の妻たちもどれくらい抱かれているかは知らないようだ。
だが、そのお駒と離れるなら、その分お千の役割も重要になる。
まぁ、実際にはたら一人でも持て余してしまうわけだがw
でも、出来る事なら皆で行きたい。
母上やお駒、白寿とだって離れたくはない。
「皆で、行きませんか?」
「秀頼・・・・・・。ですが、大大名達は別としても京や大阪、更に福岡にまで屋敷を持たせては小大名達の気苦労が絶えません。今まで通り大阪に妻子を預けるのであれば福岡に屋敷を持つ必要がないとせねば」
「・・・・・・確かに、それも道理でしょうが・・・・・・」
一瞬、チラリと母上がお千を見る。
もしかしたら正室であるお千が間もなく初潮を迎える頃ということで、側室の子を一度遠ざけようと言う配慮もあるのかもしれない。
そうした配慮で正史では長子の国松を母方に預け・・・・・・。
いや、それはもう辿ってはいない歴史だ。
「・・・・・・ふぅ、分かりました。大阪は(大野)治長に任せます。母上も乳兄妹の治長であれば居づらくはならないでしょう?」
「そのような気遣いは無用ですが、ありがとうございます」
ふと、じっくりと母上の身体を見る。
40近くの熟れた肉体。
・・・・・・ふむ、久しぶりに――
「秀頼! 何という目で母を見ますか!?」
「え? ハハ、冗談ですよぉ」
「まったく。そんな暇があれば駒姫にもう一種仕込みなさい」
ふむ、まぁ、確かに。
だが、ふと見れば腕の中のお千がプスゥーッと頬を膨らませている。
小さくても女は女というわけだ。
抱きかかえられながら他の女のことを考えられるのは嫌なのだろう。
危ない、危ない。
でも、今日あたりこっそりと母上の寝室に忍び込んでみようかなw
・・・・・・結局、お千に太腿を抓られて断念したけど。
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