関白の息子!

アイム

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大名の子女

増える側室(エロ度☆☆☆☆☆)

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 さて、早速大名の子女達の中で俺とお似合いの年頃の娘を探すことになる。
 取り敢えず3人。
 この3人と駒姫はどのように犯すのも自由と母上とも取り決めた。

 さて、前世の知識に頼らなくても、聞こえてくる噂と言うものもある。
 とは言え、久しぶりに前世の知識に頼ってみれば、戦国の美女として名高い女性のほとんどがもう亡くなっていたり、結婚したりしている。

 もう亡くなっているが、俺の祖母でもあるお市。
 忠興の妻・ガラシャ(正史では1年前に自害。関ケ原が起きなかったので生きている)
 父上の側室だった京極竜子。
 伊達政宗の正室愛姫

 他にももちろんいるが、この辺りが有名どころだろう。
 この中で見たことがあるのは竜子だけ。
 醍醐の花見で母上と喧嘩しているところを見ただけだ。
 あ、そう言えば、父上が亡くなってからは京極高次のところに身を寄せてるんだった・・・・・・。

 でも裏内には来ていない。
 一体どこに行ったのだろう?

 とにかく!
 上述の者は誰一人年齢的にも俺にそぐわない。
 でも、その娘なら?

 まぁ、お市の子孫は母上や叔母上。
 てか俺もそうだし、正室候補のお千もそうだ。

 ガラシャと言うか忠興の娘は、長女は嫁に行っているが、次女は俺に見合う年齢だったはず。
 名前はたらで今は14歳らしい(流石に分からず三成に調べさせた)

 それに、竜子にも娘がいたな、父上の側室となる前の夫との間の娘で、千代(名称不明につき仮名)
 歳は、えっと、12歳(同じく不明につき仮定)。

 で、政宗の娘・五郎八姫は美貌と聡明さを併せ持っていたと伝わっている。
 政宗が五郎八姫が男だったならと惜しむほどの智謀だったらしい。
 家康の息子と婚約しているが、俺と千姫のように向こうも破断状態だろう。
 8歳らしいし、俺の一つ下だ。

 ・・・・・・あれ? 美女候補を考えたら、今直ぐに妊娠できそうなのは忠興のところのたらだけじゃないか。
 ま、千代も直ぐに初潮を迎える歳だし、千代を側室にすれば、京極家を大名に戻してやるくらいは出来る。
 母上も竜子の娘と言うのは引っかかるかもしれないけれど、初叔母上の家が助かると思えば協力してくれるだろう。

「三成、忠興と政宗を呼んでくれ。娘を連れて参上せよと伝えてくれ。それと京極竜子を探してその娘も連れて来い」
「ははっ!」




 忠興は自領でなく京の屋敷におり、その娘・たらは父上の時代から人質として母であるガラシャと大阪に住んでいる。
 政宗も今は京の屋敷に妻子達と住んでいる。

 早馬で連絡すれば、次の日の朝には謁見の間に娘連れで来てくれる距離。
 もちろん仕事はあったのだろうけど、俺の一声で他の仕事などキャンセルだ。

「「殿! お久しぶりでございます」」
「ん。面を上げよ。年始の挨拶以来だな。元気だったか?」
「「はっ!」」

 そうは言いつつ、俺はそわそわしながら後ろの姫君達を見ていた。

 五郎八姫は一つ下で俺より小さいとはとても思えない、ピンと一本背筋に品の通った美を醸し出している。
 幼い瞳で、冷静に俺を見つめてくるその様子は、逆に俺が観察されているかのようだ。

 逆にたら姫は何というか、外見以上に幼く見える。
 ビクビクとした様子はまるで小動物のようで、何となく保護欲を刺激される。
 ・・・・・・いや、嗜虐欲かもw

「実はな、何人か側室をとろうと思っているんだ。でも、俺は政略なんてものに引っ張られるのが嫌いだからさ、美しいという大名の子女を中心に会ってみようと思ったんだ」
「そ、それは光栄ですが、その、正室は・・・・・・」

 忠興が母上と似たようなことを気にする。
 まぁ、側室よりやはり正室が気になるのは当然だ。

「ん。それはまだ決めない。でも、やはり豊臣の後継のことも考えなければいけないからな。ちなみに、側室となった者には裏内の一角に住んでもらうが、裏内には男は俺を除き入れない。会いたくなれば必ず妻と訪れ、その妻の案内で謁見の間に引き出す。面倒でもそのような方法でしか会えないので気を付けてくれ」
「「畏まりました」」

 側室の決まりごとについては、この話を三成に二人を呼ぶ時に伝えてもらったので、最初から了解しているのだろう。

「では、年齢順ということで先ずはたら姫」
「ひゃい!」

 うん、ちゃんと自分のキャラを分かっている。
 忠興の方は随分渋い顔をしているが、俺は結構好き。

「忠興、この娘がお前の隠し立てする細君の姫君か?」
「い、いえ、か、隠してなど」

 忠興とガラシャの伝承は色々知っている。
 正直引いてしまうくらいの話ばかりだ。

「美男美女の娘だけあって、かなりの美少女ではないか。是非、側室にもらいたい!」
「ははっ! 有り難き幸せ!」

 当然のように自分の娘を差し出してくる忠興に時代を感じてしまう。
 ま、逆らえば最悪お家が改易になりかねない。
 そんな事はしないけどね。

「次、五郎八姫だが・・・・・・政宗、一体どういう育て方をした?」

 8歳の娘が14歳のたら姫を遥かに越える品を漂わせる。
 控えめな刺繍の着物なのに、折り目も無くその風景を見せてくれるからか、広がるような美しさが桜の刺繍だとすぐに分からせてくれる。

 もうすぐ、あの醍醐の花見から3年。
 まもなく桜も咲く時期だ。
 あの、父上との最後の馬鹿騒ぎ。

「秀頼様、よろしいですか?」
「ん? なんだ五郎八姫?」
「いえ・・・・・・泣いて、おられるのですか?」

 言われて少し涙を流していることに気付く。

「いや、五郎八姫の着物で醍醐の桜を思い出してな」
「醍醐・・・・・・御父上の事を思い出されていたのですね?」

 哀れむような顔をする五郎八姫。
 見れば、たら姫の方も心配そうに俺のことを見ている。

 確かに9歳の子が父を思って泣いていれば誰でも哀れむだろう。

「政宗、五郎八姫も俺がもらい受ける。良いな?」
「ははっ!」

 ふむ、あれほどではなくても、花見でもしてみようか。

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