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103:証人喚問からの反論スタート……?
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「ではパレルモ・ポット・ライムホルン、君の意見を聞こう。そこにいるテイラー・ストゥレイン・ダグラスにいじめられていたというのは事実かね?」
「テイラーは、いっつもボクにうるさいことばっかり言ってたもん!今朝もリオンくんにヒドイこと言われたし、ボクは悪くないのに……!!」
校長からの問いかけに、目にいっぱいの涙をためたパレルモ様が訴える。
この部屋は対人魔法が効かないハズなのに、それでもなお、『あなたはなにも悪くない』と言ってチヤホヤしたくなるくらいのビジュアルだった。
事実、何人もの教師たちも、心を動かされたような顔をしている。
いいよな、公式設定からして『天使のような』と称される外見だけあって、そのかわいらしさは折り紙つきだ。
「では、日常的にいじめられていたと感じていたということですか?」
「わかんないよ!そんなこと言われても!」
……うん、これがそこら辺の5歳児の言動ならばあたりまえだけど、パレルモ様は10代なかばって、それなりに分別のつく年齢だもんな?
それを思うと、さすがにこれは、あたまが痛い。
しかも学のない平民ならともかく、公爵家の嫡男だぞ?
あんまりにも分別がなさすぎるだろって、そう思ってしまう。
まるで空気を読めていない、とも言うべきか。
だいたい日常的に俺がうるさいことを言うのは、パレルモ様が自ら危険なところに近寄ろうとするからだろ!
それこそ、あの日不良たちの部屋にお菓子につられて、まんまと連れ込まれた日のような……。
一応俺がお目付け役としてパレルモ様を見るようにと、ライムホルン公爵から申しつかっているんだぞ?
「───では、次に今名前の出たリオン・ペッパー・スコヴィル殿下、どうぞご発言を」
「今までのベル・パプリカの発言は、聞くに耐えない妄言だらけだ!なにひとつとして、事実ではない!」
そうしてリオン殿下は、やや早口になりながらも、今朝のパレルモ様が泣き出すまでの顛末を正確に語った。
内容がやけに詳細なのは事実だからだろうかと思う気持ちに加え、王族であるリオン殿下がウソをつくハズがないという傍聴者たちの妄信的な思い込みがある一方で、ダグラス家という俺の実家にたいする評判の悪さは、ベルの言う『たぶらかされた』状態ゆえにかばおうとしているのだという見解も引き出してしまったらしい。
おかげで傍聴席側の反応は様々だった。
リオン殿下につづいて、その横に座るセブンも、俺たちにならって挙手をしてから、今のリオン殿下の発言に相違がない旨と、そして今朝のパレルモ様の発言が『リオンくんがいじめる』と『みんながいじめる』であり、俺の名前を出していないのだと訂正をもとめる発言をする。
う~ん、ベルとはちがって、それ以外の生徒たちはきちんとまじめに、ウソをつかないという約束を守っているんだよなぁ……。
さっきからベルは、自らの首を絞めてると気づかないもんかね?
「ベル・パプリカ、君の証言と、証人たちの意見が食いちがっているようだが、それについての弁明はあるか?」
「だから!そこのダグラスが変な色気をふりまいて、みんなをたぶらかしたんですよ!!」
「……なるほど、君の主張は一貫しているね」
───鼻白んだようにそう言う校長の口もとには、うっすらとした冷笑が浮かんでいた。
はたしてそれは、どちらにたいするものなんだろうか?
そして、いよいよ話は俺のほうへと、もどされた。
「それでは訴えられたテイラー・ストゥレイン・ダグラス、君にも反論や弁明の機会をあたえよう」
「ありがとうございます、それではさっそく反論を。先ほどのベル・パプリカが示した私がパレルモ様をいじめていた理由のひとつとしてあげた寮の部屋の交換にかかる改修の件ですが、すでに今朝にはあらかた作業を終えています」
まずは、確実に言えるところからスタートする。
「ウソ!?どうやって?!いくら付き人が多くたって、ふつうは何日もかかるものでしょう!?」
大仰におどろいて見せたベルは、本心からおどろいているように見えた。
「我が家が経営する商会経由で、改修のための職人を派遣してもらい、夜どおし作業してもらいましたから」
言外に、付き人も少なくて職人も雇えないおまえのような貧乏一家といっしょにするなと、ほんのりと嫌みをかえす。
「なにそれ、ズルしてるじゃん!夜どおしとか超ブラックだし、外部の人を寮内に入れるのはダメじゃなかったっけ?!先生、この人、校則違反してますけどっ!?」
これもまた、ゲーム内エピソードで出てきた知識だろう。
俺を指差して校長に訴えるベルは、口調がくずれはじめていることにも気づかず、勝ち誇った顔をしていた。
「その件については、ここにある許可証のとおり、学校の事務局にたいし造作の申請をしたうえで、正式に許可を得てやったものです」
「ウソッ?!そんな申請、あるなんて知らないしっ!」
まぁ、ゲームのなかのエピソードには、そこら辺までは描かれてないしな。
「……ふしぎですね、部外者の寮への無断立ち入り禁止は知っているのに、転入してきたばかりなのに、部屋の改修にかかる造作申請のことは知らないなんて?」
本来なら、校則について書かれた分厚い本のなかで、寮に関する項目として、おなじページに記載されていることのハズなのに。
まるで最初から、自らの部屋を改修する必要がないと、調べもしなかったみたいだ。
そんなふくみを持たせた俺からの問いかけに、ベルは思いっきり視線をさまよわせる。
あぁ、これでこの性別変更済みベルは侵食者、もしくはそれに近い存在であるとの確信を深められた。
この世界に関する知識はゲームからで、ついでに最初から俺をパレルモ様の部屋から追い出すシナリオに改変したのを、知ってたんだろ?
と、そのとき。
ふたたび証人席のセブンが挙手をした。
「証人のセブン・ナガ・スコーピオン、まだなにかあるのかね?」
「はい、今のやり取りでどうしても確認したいことができました。質問の許可を求めます」
「……いいでしょう、どうぞ」
校長に許可を得たセブンは、キッとベルのほうに向きなおる。
「さっきあんたは、テイラーがパレルモに寮の同室から『追い出された』から『逆恨みした』と言っていたが、もともと同室だったヤツが自分のせいで追い出されるとわかっていて、なぜパレルモとの同室を辞退しなかったんだ?伯爵家のテイラーは男爵家のあんたより、身分も上なのに」
目の据わった状態のセブンに問いかけられ、ベルがビクッと肩をゆらした。
それは昨夜の夕食会の席でも、ロイヤルなご兄弟のあいだであがった話題だった。
それを思い出したのか、リオン殿下もピクリと肩がハネる。
「だって、パレくんがせっかく好意で誘ってくれたのに、断るなんて申し訳ないでしょ!?」
あくまでもパレルモ様の顔を立てたのだと主張するベルに、セブンは冷笑を浮かべる。
「ほう、それにあんたは、テイラーが部屋の改修を今朝には終えたと告げたとき、『ふつうは何日もかかる』ものだと認識していた。それはつまり、『己のせいでテイラーが何日も寝る部屋がなくなる』可能性を認識していたにもかかわらず、そのまま気づかうこともせずに部屋を代わってもらったということだな?しかも、ろくに感謝もせずに」
「そ、それは……」
とたんにベルの顔色が悪くなった。
「テイラーは、いっつもボクにうるさいことばっかり言ってたもん!今朝もリオンくんにヒドイこと言われたし、ボクは悪くないのに……!!」
校長からの問いかけに、目にいっぱいの涙をためたパレルモ様が訴える。
この部屋は対人魔法が効かないハズなのに、それでもなお、『あなたはなにも悪くない』と言ってチヤホヤしたくなるくらいのビジュアルだった。
事実、何人もの教師たちも、心を動かされたような顔をしている。
いいよな、公式設定からして『天使のような』と称される外見だけあって、そのかわいらしさは折り紙つきだ。
「では、日常的にいじめられていたと感じていたということですか?」
「わかんないよ!そんなこと言われても!」
……うん、これがそこら辺の5歳児の言動ならばあたりまえだけど、パレルモ様は10代なかばって、それなりに分別のつく年齢だもんな?
それを思うと、さすがにこれは、あたまが痛い。
しかも学のない平民ならともかく、公爵家の嫡男だぞ?
あんまりにも分別がなさすぎるだろって、そう思ってしまう。
まるで空気を読めていない、とも言うべきか。
だいたい日常的に俺がうるさいことを言うのは、パレルモ様が自ら危険なところに近寄ろうとするからだろ!
それこそ、あの日不良たちの部屋にお菓子につられて、まんまと連れ込まれた日のような……。
一応俺がお目付け役としてパレルモ様を見るようにと、ライムホルン公爵から申しつかっているんだぞ?
「───では、次に今名前の出たリオン・ペッパー・スコヴィル殿下、どうぞご発言を」
「今までのベル・パプリカの発言は、聞くに耐えない妄言だらけだ!なにひとつとして、事実ではない!」
そうしてリオン殿下は、やや早口になりながらも、今朝のパレルモ様が泣き出すまでの顛末を正確に語った。
内容がやけに詳細なのは事実だからだろうかと思う気持ちに加え、王族であるリオン殿下がウソをつくハズがないという傍聴者たちの妄信的な思い込みがある一方で、ダグラス家という俺の実家にたいする評判の悪さは、ベルの言う『たぶらかされた』状態ゆえにかばおうとしているのだという見解も引き出してしまったらしい。
おかげで傍聴席側の反応は様々だった。
リオン殿下につづいて、その横に座るセブンも、俺たちにならって挙手をしてから、今のリオン殿下の発言に相違がない旨と、そして今朝のパレルモ様の発言が『リオンくんがいじめる』と『みんながいじめる』であり、俺の名前を出していないのだと訂正をもとめる発言をする。
う~ん、ベルとはちがって、それ以外の生徒たちはきちんとまじめに、ウソをつかないという約束を守っているんだよなぁ……。
さっきからベルは、自らの首を絞めてると気づかないもんかね?
「ベル・パプリカ、君の証言と、証人たちの意見が食いちがっているようだが、それについての弁明はあるか?」
「だから!そこのダグラスが変な色気をふりまいて、みんなをたぶらかしたんですよ!!」
「……なるほど、君の主張は一貫しているね」
───鼻白んだようにそう言う校長の口もとには、うっすらとした冷笑が浮かんでいた。
はたしてそれは、どちらにたいするものなんだろうか?
そして、いよいよ話は俺のほうへと、もどされた。
「それでは訴えられたテイラー・ストゥレイン・ダグラス、君にも反論や弁明の機会をあたえよう」
「ありがとうございます、それではさっそく反論を。先ほどのベル・パプリカが示した私がパレルモ様をいじめていた理由のひとつとしてあげた寮の部屋の交換にかかる改修の件ですが、すでに今朝にはあらかた作業を終えています」
まずは、確実に言えるところからスタートする。
「ウソ!?どうやって?!いくら付き人が多くたって、ふつうは何日もかかるものでしょう!?」
大仰におどろいて見せたベルは、本心からおどろいているように見えた。
「我が家が経営する商会経由で、改修のための職人を派遣してもらい、夜どおし作業してもらいましたから」
言外に、付き人も少なくて職人も雇えないおまえのような貧乏一家といっしょにするなと、ほんのりと嫌みをかえす。
「なにそれ、ズルしてるじゃん!夜どおしとか超ブラックだし、外部の人を寮内に入れるのはダメじゃなかったっけ?!先生、この人、校則違反してますけどっ!?」
これもまた、ゲーム内エピソードで出てきた知識だろう。
俺を指差して校長に訴えるベルは、口調がくずれはじめていることにも気づかず、勝ち誇った顔をしていた。
「その件については、ここにある許可証のとおり、学校の事務局にたいし造作の申請をしたうえで、正式に許可を得てやったものです」
「ウソッ?!そんな申請、あるなんて知らないしっ!」
まぁ、ゲームのなかのエピソードには、そこら辺までは描かれてないしな。
「……ふしぎですね、部外者の寮への無断立ち入り禁止は知っているのに、転入してきたばかりなのに、部屋の改修にかかる造作申請のことは知らないなんて?」
本来なら、校則について書かれた分厚い本のなかで、寮に関する項目として、おなじページに記載されていることのハズなのに。
まるで最初から、自らの部屋を改修する必要がないと、調べもしなかったみたいだ。
そんなふくみを持たせた俺からの問いかけに、ベルは思いっきり視線をさまよわせる。
あぁ、これでこの性別変更済みベルは侵食者、もしくはそれに近い存在であるとの確信を深められた。
この世界に関する知識はゲームからで、ついでに最初から俺をパレルモ様の部屋から追い出すシナリオに改変したのを、知ってたんだろ?
と、そのとき。
ふたたび証人席のセブンが挙手をした。
「証人のセブン・ナガ・スコーピオン、まだなにかあるのかね?」
「はい、今のやり取りでどうしても確認したいことができました。質問の許可を求めます」
「……いいでしょう、どうぞ」
校長に許可を得たセブンは、キッとベルのほうに向きなおる。
「さっきあんたは、テイラーがパレルモに寮の同室から『追い出された』から『逆恨みした』と言っていたが、もともと同室だったヤツが自分のせいで追い出されるとわかっていて、なぜパレルモとの同室を辞退しなかったんだ?伯爵家のテイラーは男爵家のあんたより、身分も上なのに」
目の据わった状態のセブンに問いかけられ、ベルがビクッと肩をゆらした。
それは昨夜の夕食会の席でも、ロイヤルなご兄弟のあいだであがった話題だった。
それを思い出したのか、リオン殿下もピクリと肩がハネる。
「だって、パレくんがせっかく好意で誘ってくれたのに、断るなんて申し訳ないでしょ!?」
あくまでもパレルモ様の顔を立てたのだと主張するベルに、セブンは冷笑を浮かべる。
「ほう、それにあんたは、テイラーが部屋の改修を今朝には終えたと告げたとき、『ふつうは何日もかかる』ものだと認識していた。それはつまり、『己のせいでテイラーが何日も寝る部屋がなくなる』可能性を認識していたにもかかわらず、そのまま気づかうこともせずに部屋を代わってもらったということだな?しかも、ろくに感謝もせずに」
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