272 / 514
154
しおりを挟む
メールすると二人共、すぐに返事をくれた。
~大輝~
「分かったけど、集まるのは、寮管室の方が、広くていいんじゃないか?」
「ありがとう。でも、俺の部屋でいいよ。ペットボトルだけど、飲み物も用意しておくから。」
「了解、部活終わったら、知らせて」
「うん。連絡する」
~ジョエル~
「いいよ。部活の後、そのまま一緒に、部屋に行くね。P.S. 皆って、お見舞いの時のメンバーかな?」
「うん。そう。なるべくこのメンバーには、隠し事はしたくないし、知ってる人とそうじゃない人を、作りたくはないから。嫌でしょ?仲がいいのに、自分だけ知らない事があるとか」
「そうだろうけど、ちょっと、妬ける。皆が頼りになるのも、実際、彼らの協力が必要不可欠なのも、知っている。でも、俺だけに頼って欲しいって思ったりもする」
「妬いてくれるの?ちょっと嬉しいかも。でも、妬く必要なんて、ないと思うよ。皆、俺にとって、ある意味特別だけど、恋愛の意味で好きなのも、甘えられるのも、ジョエルだけだから」
「そうか・・ありがとう。そういえば、俺達の事は言ってあるのか?」
「言ってないよ。だって、俺だけの事じゃないし。それに、ジョエルは先生だから、あまり知られちゃ不味いのかと思って。ジョエルがいいって言うなら、伝えるし、卒業まで待った方がいいなら、ばれないよう、気を付ける」
「あえて言う必要はないけど、ばれたらばれたで、別にいいかな。湖箔が信頼してる人達なら、悪い事にはならないんじゃないか?」
「うん。そうだね。そうする。じゃあ、またね」
「ああ、またあとで」
ジョエルと、思った以上に長い間、メールのやり取りをしていたみたい。
気付いたら、ホームルームが始まるギリギリの時間になってて、慌てて会話を、切り上げた。
~大輝~
「分かったけど、集まるのは、寮管室の方が、広くていいんじゃないか?」
「ありがとう。でも、俺の部屋でいいよ。ペットボトルだけど、飲み物も用意しておくから。」
「了解、部活終わったら、知らせて」
「うん。連絡する」
~ジョエル~
「いいよ。部活の後、そのまま一緒に、部屋に行くね。P.S. 皆って、お見舞いの時のメンバーかな?」
「うん。そう。なるべくこのメンバーには、隠し事はしたくないし、知ってる人とそうじゃない人を、作りたくはないから。嫌でしょ?仲がいいのに、自分だけ知らない事があるとか」
「そうだろうけど、ちょっと、妬ける。皆が頼りになるのも、実際、彼らの協力が必要不可欠なのも、知っている。でも、俺だけに頼って欲しいって思ったりもする」
「妬いてくれるの?ちょっと嬉しいかも。でも、妬く必要なんて、ないと思うよ。皆、俺にとって、ある意味特別だけど、恋愛の意味で好きなのも、甘えられるのも、ジョエルだけだから」
「そうか・・ありがとう。そういえば、俺達の事は言ってあるのか?」
「言ってないよ。だって、俺だけの事じゃないし。それに、ジョエルは先生だから、あまり知られちゃ不味いのかと思って。ジョエルがいいって言うなら、伝えるし、卒業まで待った方がいいなら、ばれないよう、気を付ける」
「あえて言う必要はないけど、ばれたらばれたで、別にいいかな。湖箔が信頼してる人達なら、悪い事にはならないんじゃないか?」
「うん。そうだね。そうする。じゃあ、またね」
「ああ、またあとで」
ジョエルと、思った以上に長い間、メールのやり取りをしていたみたい。
気付いたら、ホームルームが始まるギリギリの時間になってて、慌てて会話を、切り上げた。
0
お気に入りに追加
337
あなたにおすすめの小説
目が覚めたら囲まれてました
るんぱっぱ
BL
燈和(トウワ)は、いつも独りぼっちだった。
燈和の母は愛人で、すでに亡くなっている。愛人の子として虐げられてきた燈和は、ある日家から飛び出し街へ。でも、そこで不良とぶつかりボコボコにされてしまう。
そして、目が覚めると、3人の男が燈和を囲んでいて…話を聞くと、チカという男が燈和を拾ってくれたらしい。
チカに気に入られた燈和は3人と共に行動するようになる。
不思議な3人は、闇医者、若頭、ハッカー、と異色な人達で!
独りぼっちだった燈和が非日常な幸せを勝ち取る話。
膀胱を虐められる男の子の話
煬帝
BL
常におしがま膀胱プレイ
男に監禁されアブノーマルなプレイにどんどんハマっていってしまうノーマルゲイの男の子の話
膀胱責め.尿道責め.おしっこ我慢.調教.SM.拘束.お仕置き.主従.首輪.軟禁(監禁含む)
俺の義兄弟が凄いんだが
kogyoku
BL
母親の再婚で俺に兄弟ができたんだがそれがどいつもこいつもハイスペックで、その上転校することになって俺の平凡な日常はいったいどこへ・・・
初投稿です。感想などお待ちしています。
【本編完結】義弟を愛でていたらみんなの様子がおかしい
ちゃちゃ
BL
幼い頃に馬車の事故で両親が亡くなったレイフォードは父の従兄弟に当たるフィールディング侯爵家に引き取られることになる。
実の子のように愛され育てられたレイフォードに弟(クロード)が出来る。
クロードが産まれたその瞬間からレイフォードは超絶ブラコンへと変貌してしまう。
「クロードは僕が守るからね!」
「うんお兄様、大好き!(はぁ〜今日もオレのお兄様は可愛い)」
ブラコン過ぎて弟の前でだけは様子がおかしくなるレイフォードと、そんなレイフォードを見守るたまに様子のおかしい周りの人たち。
知らぬは主人公のみ。
本編は21話で完結です。
その後の話や番外編を投稿します。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる