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ジョエルに、布団の上からリズミカルに、とんとんとされている内、いつの間にか、再び眠りに入っていた。
夜中にも氷を代えてくれたのか、起きた時、まだ氷枕の中に、氷が入っている感触があった。
カチャ
「んっ?Good morning.湖箔」
「Good morning.ジョエル」
「ちょうど良かった。これで、熱測って貰っていいかな?はい、脇に挟んで」
ピッ
ジョエルから電子体温計を受け取り、脇の下に差し込んだ。
「具合はどう?」
額に貼ってあった冷え○タを剥がし、新しいのに貼り替えながら、訊かれた。
まだちょっと痛い気もするけど、これくらいなら問題なさそうかな?
「大分、良くなったみたい」
ピピピピッ
計測終了の音が鳴った。
腕を持ち上げ、取り出し、何度になってるか、見ようとする前に、さっとジョエルに持っていかれた。
「(37度5分か・・・微妙)38度0分、まだ熱あるね」
「38度?でも、昨日よりは下がってますね」
「昨日よりはね。まっ、今日明日は、ちょうど土日で、休みなんだから、今夜も泊まっていくといいよ」
「ジョエル、夜寝てる時、氷枕の氷、足してくれたでしょ?ありがとう。でも寝不足になってない?二日続けて、お邪魔するのは悪いよ」
「夜中、トイレに起きて、そのついでに入れただけだよ。ちゃんと寝たから、気にしないで。それに、もし、俺が熱出して倒れた時は、湖箔にしっかり看病してもらうから、大丈夫。遠慮するな」
「分かった、その時は、しっかりと看病してあげるね。あ~、でも、悪いけど、ジョエルをお姫様抱っこで運ぶのは、俺にはちょっと無理だと思う。う~ん、疾風なら、いけるか?」
「いやっ、お姫様抱っこはしないでいい。肩だけ貸してくれれば、自分で頑張って歩くからね」
夜中にも氷を代えてくれたのか、起きた時、まだ氷枕の中に、氷が入っている感触があった。
カチャ
「んっ?Good morning.湖箔」
「Good morning.ジョエル」
「ちょうど良かった。これで、熱測って貰っていいかな?はい、脇に挟んで」
ピッ
ジョエルから電子体温計を受け取り、脇の下に差し込んだ。
「具合はどう?」
額に貼ってあった冷え○タを剥がし、新しいのに貼り替えながら、訊かれた。
まだちょっと痛い気もするけど、これくらいなら問題なさそうかな?
「大分、良くなったみたい」
ピピピピッ
計測終了の音が鳴った。
腕を持ち上げ、取り出し、何度になってるか、見ようとする前に、さっとジョエルに持っていかれた。
「(37度5分か・・・微妙)38度0分、まだ熱あるね」
「38度?でも、昨日よりは下がってますね」
「昨日よりはね。まっ、今日明日は、ちょうど土日で、休みなんだから、今夜も泊まっていくといいよ」
「ジョエル、夜寝てる時、氷枕の氷、足してくれたでしょ?ありがとう。でも寝不足になってない?二日続けて、お邪魔するのは悪いよ」
「夜中、トイレに起きて、そのついでに入れただけだよ。ちゃんと寝たから、気にしないで。それに、もし、俺が熱出して倒れた時は、湖箔にしっかり看病してもらうから、大丈夫。遠慮するな」
「分かった、その時は、しっかりと看病してあげるね。あ~、でも、悪いけど、ジョエルをお姫様抱っこで運ぶのは、俺にはちょっと無理だと思う。う~ん、疾風なら、いけるか?」
「いやっ、お姫様抱っこはしないでいい。肩だけ貸してくれれば、自分で頑張って歩くからね」
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