19 / 20
19
しおりを挟む
夕焼け空を見ながら、手を繋いで同じ家へ向かう。そんなことがこれから当たり前になっていくのかな、なんて考えている朱莉のおでこに空良はそっとキスをした。エレベーターを待つ間、周りに人がいないことを確認して、朱莉の顔に唇を寄せる。
二人でエレベーターに乗り込むと、ドアが閉まった瞬間、顎を上向かされ、唇を舐められた。その舌を誘い込むように唇を開ければ、朱莉の口内を空良の熱い舌がゆっくりとなぞっていく。
目的の階に着くまで、深いキスをされた朱莉の体は、甘く蕩けてしまいそうだった。
「んぅ……はぁ……っ」
エレベーターの到着を告げる音が、遠くに聞こえる。空良に手を引かれ、再び戻ってきた部屋に導かれると、玄関のドアが閉まる前にまた唇を奪われた。背中が壁に押し付けられ、足の間に空良の膝が割り込んでくる。
買ってきた物が床に散らばるのも構わず、密着した空良の体を抱き締め、朱莉も舌を伸ばす。空良の手がスカートをめくり、付け根を撫でると、朱莉は甘い声を上げた。
「今日、朱莉ちゃんの全部もらっていいかな?」
「んっ……」
中心を捕らえた空良の指先が、下着ごと朱莉のナカへ入ろうとする。ゆっくりと抉るように弄られ、たまらず腰を揺らすと、空良は微笑んだ。
「可愛い」
「あっ……」
朱莉の唇に軽くキスをし、空良はその場に膝を折ると朱莉の下着を一気に脱がせた。
「ああ、糸引いてる……キスで感じた?」
「やぁ……」
下着から片足を引き抜き、肩に抱えるように持ち上げた空良の目の前に朱莉の秘所が晒される。恥ずかしさに足を閉じようにも、空良がいるため叶わず、朱莉は代わりに自分の顔を両手で覆った。
「すげぇ、エロい……朱莉ちゃんは濡れやすいみたいだね」
「あっ、あぁ……っ」
ゆっくりと指先で割れ目をなぞられ、朱莉は背中を走る快感にうち震えた。空良はそんな朱莉に感嘆のため息を吐き、滴る蜜を舌で舐め取った。
「だめぇ……舐めちゃ、あぁっ……」
「ヒクヒクして……気持ちいいんだ? たまんない……」
朱莉の太ももにキスを落とし、空良は存在を主張し出した敏感な先端に舌を這わせる。同時に彼女のナカに指を挿入し、押し広げるように壁を擦り上げる。
「上手だよ、朱莉ちゃん……」
「あっあっ……っ」
空良の指がある一点を捕らえ、朱莉はのけ反る。もう立っているのもやっとだ。
「イッて、朱莉」
「あっ……っ」
優しく名前を呼ばれ、朱莉は目の前が真っ白になった。体がビクリと痙攣し、甘ったるい快感が駆け抜けていく。
ずるっと落ちかけた体を抱き止めた空良に抱き上げられ、朱莉は人生初のお姫様抱っこでベッドまで運ばれた。
「待っ……あっ……」
「ごめん、もう我慢できない……っ」
ベッドに下ろされ、うつ伏せに寝かされた朱莉は、力の入りにくい体を何とか起こそうとする。だが、持ち上げられたお尻を優しく撫でた空良の取り出した高ぶりが、朱莉の秘所を優しくつつく。
熱く硬い空良のモノを感じ、朱莉は体の奥がキュンと疼くのを感じた。怖くないと言ったら嘘になる。けれど、彼のくれる甘い快感を待ち望む自分が確かにいた。
「空良さ……あっ」
「朱莉……っ」
ぐっと押し付けられた空良を、朱莉はゆっくりと受け入れていく。後ろから覆い被さる空良は、朱莉の首筋や耳朶に舌を這わせ、彼女が喘いで力が抜ける度に奥を目指して進んでいった。
「ぅん……」
「朱莉っ、ごめん」
「んんっーーー!」
顎を掴まれ、唇を奪われたと思うと、朱莉の最奥まで空良は一気に突き上げた。目の前をチカチカと星が飛ぶような感覚。何かが破れたような激しい痛み。だが、上げた悲鳴は空良の口内へと飲み込まれてしまった。
上体を起こされ、彼に背中を預けて座らされた。その間も空良は彼女と舌を絡め、いつの間にか外したブラジャーから引き出した大きな胸を優しく揉みしだく。
与え続けられる甘い快感に酔わされながら、朱莉は次第にもどかしさを感じた。奥まで貫き、そのまま動きを止めた空良の大きなモノ。彼がビクリと動くのさえ伝わってきて、朱莉のナカが切なく疼き出す。
「っ、朱莉ちゃん、締め付けないで……」
「はっ、あぁっ……何も、してなぁ……っ」
微笑みながら、朱莉の腰を持ち、空良は彼女の奥を優しく突き上げる。
「はぁ、狭っ……朱莉ちゃんの、キツくて、ヤバい……っ」
「空良さ……ぁ」
リズミカルに打ち付けられる空良の熱に、朱莉は甘い声を上げる。同時に胸の頂を摘ままれて、快感に翻弄された朱莉はビクンと体をのけ反らせた。
「あっ……あっ……っ」
「っ……今、イった?」
ナカにいる空良をキュウキュウと締め付けたのが分かったのだろう。嬉しそうに耳元で囁く空良の声にさえ感じて、朱莉は首を振って快感から逃れようとする。
「いっぱいイッて……? 可愛い声、いっぱい聞かせて?」
「ああっ、空良さん、だめぇっ」
ベッドにうつ伏せに押し付けられた朱莉の奥を、空良が容赦なく突き上げる。部屋の中に朱莉の甘い喘ぎ声と、肉のぶつかり合う音、そしてはしたない水音が響き渡った。
「やっ、あぁ、また……っ」
「くっ、俺も……っ」
朱莉の上に覆い被さった空良が抱き締めてくる。上り詰め、甘ったるい声で哭いた朱莉の耳元で、空良が色っぽいため息を吐いたと同時に、朱莉の奥へ温かなものが注がれていく。
ナカを満たしていくものに、朱莉は幸福感を感じながら、襲ってきた眠気に負けて、ゆっくりと目を閉じた。
二人でエレベーターに乗り込むと、ドアが閉まった瞬間、顎を上向かされ、唇を舐められた。その舌を誘い込むように唇を開ければ、朱莉の口内を空良の熱い舌がゆっくりとなぞっていく。
目的の階に着くまで、深いキスをされた朱莉の体は、甘く蕩けてしまいそうだった。
「んぅ……はぁ……っ」
エレベーターの到着を告げる音が、遠くに聞こえる。空良に手を引かれ、再び戻ってきた部屋に導かれると、玄関のドアが閉まる前にまた唇を奪われた。背中が壁に押し付けられ、足の間に空良の膝が割り込んでくる。
買ってきた物が床に散らばるのも構わず、密着した空良の体を抱き締め、朱莉も舌を伸ばす。空良の手がスカートをめくり、付け根を撫でると、朱莉は甘い声を上げた。
「今日、朱莉ちゃんの全部もらっていいかな?」
「んっ……」
中心を捕らえた空良の指先が、下着ごと朱莉のナカへ入ろうとする。ゆっくりと抉るように弄られ、たまらず腰を揺らすと、空良は微笑んだ。
「可愛い」
「あっ……」
朱莉の唇に軽くキスをし、空良はその場に膝を折ると朱莉の下着を一気に脱がせた。
「ああ、糸引いてる……キスで感じた?」
「やぁ……」
下着から片足を引き抜き、肩に抱えるように持ち上げた空良の目の前に朱莉の秘所が晒される。恥ずかしさに足を閉じようにも、空良がいるため叶わず、朱莉は代わりに自分の顔を両手で覆った。
「すげぇ、エロい……朱莉ちゃんは濡れやすいみたいだね」
「あっ、あぁ……っ」
ゆっくりと指先で割れ目をなぞられ、朱莉は背中を走る快感にうち震えた。空良はそんな朱莉に感嘆のため息を吐き、滴る蜜を舌で舐め取った。
「だめぇ……舐めちゃ、あぁっ……」
「ヒクヒクして……気持ちいいんだ? たまんない……」
朱莉の太ももにキスを落とし、空良は存在を主張し出した敏感な先端に舌を這わせる。同時に彼女のナカに指を挿入し、押し広げるように壁を擦り上げる。
「上手だよ、朱莉ちゃん……」
「あっあっ……っ」
空良の指がある一点を捕らえ、朱莉はのけ反る。もう立っているのもやっとだ。
「イッて、朱莉」
「あっ……っ」
優しく名前を呼ばれ、朱莉は目の前が真っ白になった。体がビクリと痙攣し、甘ったるい快感が駆け抜けていく。
ずるっと落ちかけた体を抱き止めた空良に抱き上げられ、朱莉は人生初のお姫様抱っこでベッドまで運ばれた。
「待っ……あっ……」
「ごめん、もう我慢できない……っ」
ベッドに下ろされ、うつ伏せに寝かされた朱莉は、力の入りにくい体を何とか起こそうとする。だが、持ち上げられたお尻を優しく撫でた空良の取り出した高ぶりが、朱莉の秘所を優しくつつく。
熱く硬い空良のモノを感じ、朱莉は体の奥がキュンと疼くのを感じた。怖くないと言ったら嘘になる。けれど、彼のくれる甘い快感を待ち望む自分が確かにいた。
「空良さ……あっ」
「朱莉……っ」
ぐっと押し付けられた空良を、朱莉はゆっくりと受け入れていく。後ろから覆い被さる空良は、朱莉の首筋や耳朶に舌を這わせ、彼女が喘いで力が抜ける度に奥を目指して進んでいった。
「ぅん……」
「朱莉っ、ごめん」
「んんっーーー!」
顎を掴まれ、唇を奪われたと思うと、朱莉の最奥まで空良は一気に突き上げた。目の前をチカチカと星が飛ぶような感覚。何かが破れたような激しい痛み。だが、上げた悲鳴は空良の口内へと飲み込まれてしまった。
上体を起こされ、彼に背中を預けて座らされた。その間も空良は彼女と舌を絡め、いつの間にか外したブラジャーから引き出した大きな胸を優しく揉みしだく。
与え続けられる甘い快感に酔わされながら、朱莉は次第にもどかしさを感じた。奥まで貫き、そのまま動きを止めた空良の大きなモノ。彼がビクリと動くのさえ伝わってきて、朱莉のナカが切なく疼き出す。
「っ、朱莉ちゃん、締め付けないで……」
「はっ、あぁっ……何も、してなぁ……っ」
微笑みながら、朱莉の腰を持ち、空良は彼女の奥を優しく突き上げる。
「はぁ、狭っ……朱莉ちゃんの、キツくて、ヤバい……っ」
「空良さ……ぁ」
リズミカルに打ち付けられる空良の熱に、朱莉は甘い声を上げる。同時に胸の頂を摘ままれて、快感に翻弄された朱莉はビクンと体をのけ反らせた。
「あっ……あっ……っ」
「っ……今、イった?」
ナカにいる空良をキュウキュウと締め付けたのが分かったのだろう。嬉しそうに耳元で囁く空良の声にさえ感じて、朱莉は首を振って快感から逃れようとする。
「いっぱいイッて……? 可愛い声、いっぱい聞かせて?」
「ああっ、空良さん、だめぇっ」
ベッドにうつ伏せに押し付けられた朱莉の奥を、空良が容赦なく突き上げる。部屋の中に朱莉の甘い喘ぎ声と、肉のぶつかり合う音、そしてはしたない水音が響き渡った。
「やっ、あぁ、また……っ」
「くっ、俺も……っ」
朱莉の上に覆い被さった空良が抱き締めてくる。上り詰め、甘ったるい声で哭いた朱莉の耳元で、空良が色っぽいため息を吐いたと同時に、朱莉の奥へ温かなものが注がれていく。
ナカを満たしていくものに、朱莉は幸福感を感じながら、襲ってきた眠気に負けて、ゆっくりと目を閉じた。
0
お気に入りに追加
98
あなたにおすすめの小説
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?
すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。
「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」
家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。
「私は母親じゃない・・・!」
そう言って家を飛び出した。
夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。
「何があった?送ってく。」
それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。
「俺と・・・結婚してほしい。」
「!?」
突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。
かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。
そんな彼に、私は想いを返したい。
「俺に・・・全てを見せて。」
苦手意識の強かった『営み』。
彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。
「いあぁぁぁっ・・!!」
「感じやすいんだな・・・。」
※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。
※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
それではお楽しみください。すずなり。
不埒な一級建築士と一夜を過ごしたら、溺愛が待っていました
入海月子
恋愛
有本瑞希
仕事に燃える設計士 27歳
×
黒瀬諒
飄々として軽い一級建築士 35歳
女たらしと嫌厭していた黒瀬と一緒に働くことになった瑞希。
彼の言動は軽いけど、腕は確かで、真摯な仕事ぶりに惹かれていく。
ある日、同僚のミスが発覚して――。
甘い束縛
はるきりょう
恋愛
今日こそは言う。そう心に決め、伊達優菜は拳を握りしめた。私には時間がないのだと。もう、気づけば、歳は27を数えるほどになっていた。人並みに結婚し、子どもを産みたい。それを思えば、「若い」なんて言葉はもうすぐ使えなくなる。このあたりが潮時だった。
※小説家なろうサイト様にも載せています。
一夜限りのお相手は
栗原さとみ
恋愛
私は大学3年の倉持ひより。サークルにも属さず、いたって地味にキャンパスライフを送っている。大学の図書館で一人読書をしたり、好きな写真のスタジオでバイトをして過ごす毎日だ。ある日、アニメサークルに入っている友達の亜美に頼みごとを懇願されて、私はそれを引き受けてしまう。その事がきっかけで思いがけない人と思わぬ展開に……。『その人』は、私が尊敬する写真家で憧れの人だった。R5.1月
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる