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11 キャロル(31歳) ドレッシング、ペニス絞り
しおりを挟むキャロルの仕事は客のサラダにドレッシングをかけること。
本日のドレッシングはドロッとした粘りが特徴の、濃厚フレンチソースだ。
世話係はキャロルを人間ドリンクサーバー専用の箱に入れ、穴からキャロルの顔とペニスを出した。箱の中のキャロルの体をガッチリと固定すると箱の蓋を閉め、最終点検をしていく。
「え~っと、あ、今日のドレッシングは一か所だけで~す。今回は自分で調整するタイプなので、栓はいりませ~ん。キャロルさん、それでは出発しま~す」
「…んんんっ、は、はいっ…っ」
キャロルの膀胱タンクには、作り立てのドレッシングが満タンに入れられている。
特にペニスからの噴出を防ぐ栓はなく、レバーもない。つまり、自身の尿道括約筋の力で流出を防ぐようになっているのだ。
濃厚で粘りのあるドレッシングは、そう簡単には漏れることがないため、キャロルは必死に尿道括約筋を絞めて客の注文を待っている状態だった。
漏れそうな感覚はするが、少し気を抜いたくらいでは対してドレッシングが漏れる心配もない。しかし、やはり排尿感は相当なもののようで、キャロルはフンッフンッと息を荒げながら、その衝動に抗っている様子。
未だに客の注文はなく、真っ赤な顔で鼻息を吐き出している。
「ふんっ、…うふうっ、……ふううっ、ふううっ、…おっふうっ」
「今日はまだ注文がありまんね~。もう少ししたらお昼時なので、ちょっと忙しくなるかもで~す」
世話係は店内を見渡しながらキャロルに言った。隣で箱に入ったままのキャロルは、穴から出したままのペニスをプルプルと震わせながら、目を見開いて排泄欲を我慢しているため、話をする余裕などない。
時間が経ち、昼になった。コーヒーついでに軽く食事を楽しみたい客が、エマ喫茶に次々と押し寄せて来る。
世話係が気をつけの姿勢で、キョロキョロとウエイターの様子を見ている。
すると遠くからウエイターが世話係に手を振り、ドレッシングの注文があったことを知らせてきた。
世話係は手を振り返し、急いでキャロルの入ったボックスを引いていく。
「おまたせしました、ご注文ありがとうございま~す」
「おお、すまないがドレッシングをサラダにお願いできるかな?」
「は~い、すぐにお入れしま~す」
男性客がサラダの入った皿を差し出し、世話係に渡す。
世話係は元気に返事をして、キャロルに伝えた。
「キャロルさん、ドレッシングお願いしま~す」
「はっ、ひっ…っ、んんんんっ!!」
ヌルヌルヌルヌルヌル…
キャロルは真っ赤な顔をして、ペニスから出るドレッシングの勢いを調節しながら、世話係の持つサラダに一定量のドレッシングを掛けた。
ドレッシングは少量しか必要がないため、キャロルは必死にドレッシングの勢いを止め、歯を食い縛った。
「ふんっ、ぐうううううううっ!!」
ブルブルッ
顔を震えさせながら、どうにかドレッシングを止めた。しかし、膀胱タンクにはドレッシングが大量に入っているため、止めた後がとても苦しいのだ。
栓がないため、自力で出し入れするのはとても辛い。それでも必死に尿道括約筋を絞った。
「ドレッシングお願いしまーす!!」
「ただいままいりま~す」
再びウエイターの声が聞こえ、世話係が返事をしてボックスを引く。
次の客は4人で来店だ。皆、サラダを注文している。
「ドレッシング4つお願いします」
「了解で~す」
ウエイターが世話係に伝え、すぐさま別の注文を取りに行く。今日は昼からが、かなり忙しくなりそうな予感だ。
キャロルは息を整え、ドレッシングを吐き出す。
ニュルルルル…
「んぐっ、ううううっ、んぐううっ」
「はい、次で~す」
「ふっふっふっ、…んんっ、…んんんー…っ」
「よいしょ~」
「ひいっ、ひいっ、ひっ、んんんっ」
「ラストで~す」
「うふうううっ、んんんっ、おふっ、おふっ、おおおっ、んんんんんーっ」
四連続でドレッシングを出したキャロルは、今にも噴火しそうなほど顔が真っ赤になっている。出しては止め、また出しては止め、という行動を何度も繰り返したのだ。そうなるのも仕方ない。
しばらくすると、キャロルが苦しそうな顔で世話係に言う。
「ふぐうっ、す、すみませんっ、そろそろっ、ドレッシングが、なくなりそうですっ、ひっ、ひっ、ひんんんんっ、んぐうっ、んぐっ…」
「えっ、あと一回分どうにかでないです~?」
「ううっ、絞ってくれたらっ、一回分くらいっ、ならっ、出るかもっ」
「え~、じゃあ、ちょっと気張ってくださ~いっ」
世話係は少し困ったようにキャロルを見た。キャロルは必死に踏ん張り、何とかあと一回分のドレッシングを出そうと奮闘している。
そこで世話係は奥の手と言って、最終手段に踏み切った。
「仕方ないですね~、それでは~、絞りま~す、せ~のっ!!」
「…えっ、はっ、はひっ、んっ、んっ、んんんんんっ!!」
世話係は両手でキャロルのペニスを掴み、雑巾絞りをするように力を込めてキャロルのペニスを絞り出した。突然の行動に制止する間もなく、キャロルはペニスに走る激痛に顔を歪める。
ギュニュウウウウウウウウッ!!
「ひぎいいいいいいいいいっ!!いだあああああああああああっ!!」
「あっ、出てきました~っ、もう一息で~す!!」
ギュニュウウウウウウウウウウウウウウウウウッ!!
「あぎゃあああああああああああっ!!ぎゃっ、ぎゃっ、ぎゃああああああああああああっ!!」
ガクッ
とてつもない衝撃に、キャロルが失神した。
世話係はそんなことにも気付かず、サラダに振り絞ったドレッシングがしっかり一回分出たのを確認し、客に渡した。
「すみませ~ん、お待たせで~す、それではごゆっくりどうぞ~」
そう言いながらキャロルの入ったボックスを引いて、大急ぎで厨房まで戻っていった。
厨房に入り、世話係は少し驚いたようにキャロルを見た。
「ありゃりゃっ、キャロルさ~ん、起きてくださ~い」
「…あひっ…、……ひっ…」
「う~ん、これではお仕事再開は無理そうです~」
困ったように世話係はキャロルの様子を見ている。しかし、一向に起きる気配がない。
どうしたものかと、腕を組んでうんうん唸っていると、店主であるエマがやってきて怪しげに笑いながら言う。
「ふふふっ、おやおや、これでは今日はもう、お休みいただくしかありませんね。仕方ないです、代わりの方を用意しますので、キャロルはこのまま休憩室で寝かせてあげましょう。しばらくすれば目を覚ますでしょうし、世話係はこのままドレッシングの準備をお願いします」
「すみません、どうしても一回分のドレッシングが必要だったので、ちょっと強硬手段に踏み切った結果、キャロルさんが気絶してしまいました~」
「仕方ないことです。お客様に満足していただくには、多少の苦痛や困難はつきものですからね。さ、代わりの方にドレッシングを仕込んで差し上げてください。お客様が待っていますよ」
「了解で~す、ではでは、行ってまいりま~す!」
世話係は元気よく返事をして、小走りしながらドレッシングの補給へ向かっていった。
「元気のよいことで、結構結構。さて、キャロルを連れて行きましょうかねえ。それにしても、あの程度の量で取り乱していてはこれから先が心配です。少し人間ドリンクサーバーとしての訓練が足りなかったのかもしれませんね。…ふふふっ、これからまた訓練し直さなければならないので、それまではドレッシングは別の方に任せるとしましょう。楽しみですねぇ…」
そう言って、エマはボックスからキャロルを出し、そのまま抱えて休憩室へと入っていくのだった。
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