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若奥様のネックレスを盗んだことにされて地下室に幽閉されました。
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私はいきなり、メイドにならされて姉の下に配属されたのだ。
その少し上の姉、スカーレットは最悪の性格だった。
私に今まで自分のやっていた以上の仕事を次から次に私に押し付けて来たのだ。
そして、自分はのほほんと、自室でくつろいでいるのだ。
あんたも少しは働きなさいよ!
私は余程叫ぼうかと思ったのだが、料理長らが言うには、スカーレットは物心着いた時から侍女としてずうーっと働いており、ほとんど遊んだこともないのだとか。
特に二番目の姉が高位貴族の元に働きに出た三年前からは一人で侍女をさせられていたそうなのだ。
「だから、パティが入ってくれて、少し浮かれているんだよ!」
他の使用人達はそう言ってくれるが、やらされるのは私なのだ。
長い間見てきた姉の身になるのは判るが、逆にやらされる私の身にもなってほしい!
私はそう叫びたかった。
毎日本当に大変だったのだ。
朝は日の出と同時に起き出してまずは廊下の窓拭きだ。
これが結構重労働なのだ。
高いところの窓は脚立を持ってきて、拭かないといけないんだけど、その脚立の重いこと重いこと。
でも、誰も手伝ってくれないのだ。
庭師のおじいちゃんは腰を少し痛めつけているし、料理長とその見習いは朝の準備で忙しい。
スカーレットはなんと寝ているのだ。3年ぶりの朝寝だとかなんとか言いながら……
そして、7時に朝食。この時は時間がないのでかきこんで食べるのだ。
7時半に若奥様、バーバラ様の朝の用意の手伝いだ。
お貴族様は本当に朝が遅いのだ。
下手したら8時9時起きもザラだ。
でも、たまに、バーバラ様も早く起きていることがあって
「遅いわよ。パティ」
と文句を言われるのだ。
その日は一日中グチグチ言われる。
たまには許してくれても良いじゃないと思わないでもない。
同じ男爵家の娘なのに、片や若奥様、片やメイドだ。
立場がまるで違うのだ。何か理不尽だが、そこは私のほうが若いということで強引に納得させた。
私自身を!
奥様のカーラ様の手伝いはスカーレットがするので私は免除されているが、カーラ様のほうが起きるのは基本的に遅いので、スカーレットはその分眠れるとふんでいるのだ。
そして、それが終わると若奥様と若旦那さまの給仕でこれは私が料理長らとする。
その後は私は即座に洗濯だ。
これは館の全員分で本当に大変なのだ。
当然洗濯機なんて便利なものはない。
横を流れる川の水を使って足で踏んで洗濯するのだ。
夏だから良いけれど、冬はどうなるんだろう?
私は足がしもやけあかぎれだらけになる未来しか見えなかった。
当然スカーレットは手伝ってくれない。
そして、洗濯が終わるかどうかの時に昼時だ。
洗濯が遅くなってしまうと、私の食事が無いことなんてザラだ。
何の仕事もしていないスカーレットが私の分も食べてしまうのだ。
最初になかった時に私は切れたが、待遇は改善されずに、今に至っている。
最近は一日二食が普通になっている。
そして、12時に男爵様ご夫婦と若夫婦の食事だ。
この時はスカーレットと私で給仕する。
スカーレットは旦那さまと奥様の前で仕事しているとアピールしているのだ。
その後はスカーレットは編み物という名の休憩。
私は廊下や、食堂、客室などの掃除だ。
スカーレットは旦那様の執務室や奥様との寝室だけを掃除している。
私は5倍以上範囲が広いんだけど……
そして、夜ご飯だ。今度は旦那様らのほうが早くてこれを皆で給仕する。
ケインさんとスカーレットと私で給仕する。
さすが男爵家の食事、ディナーは別格だ。
夜のまかないもディナーほどではないが、豪華だった。
このまかないがなければ私はひもじくて死んでいた。
そして、夜の若奥様の準備を手伝ってやっと私のお役御免だ。
それからシャワーを浴びると下手したら12時を回っていることもある。
私はバタンキューで寝たと思ったら翌朝になっているなんてこともザラだった。
そんな時だ。私は夜遅くまで起きていて、翌朝寝坊してしまったのだ。
完全にやってしまった。
「パティ、何しているのよ!」
遅れて走って行った先にいたバーバラ様はお怒りモードだった。
今日一日、また針のむしろだ。
私がうんざりした時だ。
「あれ、ないわ」
突然バーバラ様が叫びだしたのだ。
なんでも父上からの形見のダイヤモンドのネックレスが見当たらないのだとか。
私もそれはよく見かけたことがある。前回使った後は確かにバーバラ様の衣装戸棚の宝石入れの中に確かに入れたのだ。
それがないとバーバラ様が言うんだけど。
そんな訳はない。
どこかに紛れ込んでいるのに違いないのだ。
私とバーバラ様が手分けして必死に探した。
でも、出てこなかったのだ。
「どうしたのです」
あまりにも私達が騒がしいので、カーラ様まで見に来られたのだ。
「お父様の形見のダイヤのネックレスが無くなっていて」
「パティ、あなた本当に知らないの?」
カーラ様がさも疑うように私に言うんだけど、知らないものは知らないのだ。
私達が必死に探していた時だ。
「バーバラ様。お探しのダイヤのネックレスはこちらですか」
そこに顔を出したスカーレットが見慣れたダイヤのネックレスを差し出したのだ。
「良かった。どこにあったの?」
バーバラ様がホッとして聞くと
「パティの衣装棚の中に紛れてましたけど」
意地悪そうに言うスカーレットの言葉に私は驚いた。
「な、なんですって、パティ、あなた私のネックレスを盗んだの?」
バーバラ様も怒って私を見るんだけど。
「いや、そんな事しないですって」
私は必死に言い訳しようとしたが、全員が私を睨みつけたんだけど。
そんな馬鹿な……
いくら言い訳しても新参者の私は信じてもらえなかった。
私は地下室に閉じ込められてしまったのだ。
**************************************************************
どうなるパティ
続きは今夜更新予定です。
『悪役令嬢に転生したけど、婚約破棄には興味ありません! ~学園生活を満喫するのに忙しいです~』
ウエブページ https://www.alphapolis.co.jp/novel/237012270/302627913
レジーナブックスの書籍説明ページ
https://www.regina-books.com/lineup/detail/1056603/9532
全国の書店で絶好調発売中です。
ぜひともお盆にでもお読み頂ければ嬉しいです!
下記にリンクもあります
その少し上の姉、スカーレットは最悪の性格だった。
私に今まで自分のやっていた以上の仕事を次から次に私に押し付けて来たのだ。
そして、自分はのほほんと、自室でくつろいでいるのだ。
あんたも少しは働きなさいよ!
私は余程叫ぼうかと思ったのだが、料理長らが言うには、スカーレットは物心着いた時から侍女としてずうーっと働いており、ほとんど遊んだこともないのだとか。
特に二番目の姉が高位貴族の元に働きに出た三年前からは一人で侍女をさせられていたそうなのだ。
「だから、パティが入ってくれて、少し浮かれているんだよ!」
他の使用人達はそう言ってくれるが、やらされるのは私なのだ。
長い間見てきた姉の身になるのは判るが、逆にやらされる私の身にもなってほしい!
私はそう叫びたかった。
毎日本当に大変だったのだ。
朝は日の出と同時に起き出してまずは廊下の窓拭きだ。
これが結構重労働なのだ。
高いところの窓は脚立を持ってきて、拭かないといけないんだけど、その脚立の重いこと重いこと。
でも、誰も手伝ってくれないのだ。
庭師のおじいちゃんは腰を少し痛めつけているし、料理長とその見習いは朝の準備で忙しい。
スカーレットはなんと寝ているのだ。3年ぶりの朝寝だとかなんとか言いながら……
そして、7時に朝食。この時は時間がないのでかきこんで食べるのだ。
7時半に若奥様、バーバラ様の朝の用意の手伝いだ。
お貴族様は本当に朝が遅いのだ。
下手したら8時9時起きもザラだ。
でも、たまに、バーバラ様も早く起きていることがあって
「遅いわよ。パティ」
と文句を言われるのだ。
その日は一日中グチグチ言われる。
たまには許してくれても良いじゃないと思わないでもない。
同じ男爵家の娘なのに、片や若奥様、片やメイドだ。
立場がまるで違うのだ。何か理不尽だが、そこは私のほうが若いということで強引に納得させた。
私自身を!
奥様のカーラ様の手伝いはスカーレットがするので私は免除されているが、カーラ様のほうが起きるのは基本的に遅いので、スカーレットはその分眠れるとふんでいるのだ。
そして、それが終わると若奥様と若旦那さまの給仕でこれは私が料理長らとする。
その後は私は即座に洗濯だ。
これは館の全員分で本当に大変なのだ。
当然洗濯機なんて便利なものはない。
横を流れる川の水を使って足で踏んで洗濯するのだ。
夏だから良いけれど、冬はどうなるんだろう?
私は足がしもやけあかぎれだらけになる未来しか見えなかった。
当然スカーレットは手伝ってくれない。
そして、洗濯が終わるかどうかの時に昼時だ。
洗濯が遅くなってしまうと、私の食事が無いことなんてザラだ。
何の仕事もしていないスカーレットが私の分も食べてしまうのだ。
最初になかった時に私は切れたが、待遇は改善されずに、今に至っている。
最近は一日二食が普通になっている。
そして、12時に男爵様ご夫婦と若夫婦の食事だ。
この時はスカーレットと私で給仕する。
スカーレットは旦那さまと奥様の前で仕事しているとアピールしているのだ。
その後はスカーレットは編み物という名の休憩。
私は廊下や、食堂、客室などの掃除だ。
スカーレットは旦那様の執務室や奥様との寝室だけを掃除している。
私は5倍以上範囲が広いんだけど……
そして、夜ご飯だ。今度は旦那様らのほうが早くてこれを皆で給仕する。
ケインさんとスカーレットと私で給仕する。
さすが男爵家の食事、ディナーは別格だ。
夜のまかないもディナーほどではないが、豪華だった。
このまかないがなければ私はひもじくて死んでいた。
そして、夜の若奥様の準備を手伝ってやっと私のお役御免だ。
それからシャワーを浴びると下手したら12時を回っていることもある。
私はバタンキューで寝たと思ったら翌朝になっているなんてこともザラだった。
そんな時だ。私は夜遅くまで起きていて、翌朝寝坊してしまったのだ。
完全にやってしまった。
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遅れて走って行った先にいたバーバラ様はお怒りモードだった。
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でも、出てこなかったのだ。
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あまりにも私達が騒がしいので、カーラ様まで見に来られたのだ。
「お父様の形見のダイヤのネックレスが無くなっていて」
「パティ、あなた本当に知らないの?」
カーラ様がさも疑うように私に言うんだけど、知らないものは知らないのだ。
私達が必死に探していた時だ。
「バーバラ様。お探しのダイヤのネックレスはこちらですか」
そこに顔を出したスカーレットが見慣れたダイヤのネックレスを差し出したのだ。
「良かった。どこにあったの?」
バーバラ様がホッとして聞くと
「パティの衣装棚の中に紛れてましたけど」
意地悪そうに言うスカーレットの言葉に私は驚いた。
「な、なんですって、パティ、あなた私のネックレスを盗んだの?」
バーバラ様も怒って私を見るんだけど。
「いや、そんな事しないですって」
私は必死に言い訳しようとしたが、全員が私を睨みつけたんだけど。
そんな馬鹿な……
いくら言い訳しても新参者の私は信じてもらえなかった。
私は地下室に閉じ込められてしまったのだ。
**************************************************************
どうなるパティ
続きは今夜更新予定です。
『悪役令嬢に転生したけど、婚約破棄には興味ありません! ~学園生活を満喫するのに忙しいです~』
ウエブページ https://www.alphapolis.co.jp/novel/237012270/302627913
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