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ハウゼン王国反逆者視点 王妃に与えられた屈辱を娘で晴らすことにしました
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反乱計画は、ものの見事に上手く言った。
最後は反乱軍の援軍で来たカスパルの軍を王城内に俺が引き入れたのだ。
俺はその報告を受けて唖然とするアレクシスの背後から剣で貫いていた。
「パスカル!」
驚いた顔のアレクシスは滑稽だった。
「ふんっ、俺からカリーナを奪うからだ」
俺はアレクシスを蹴倒すと直ちに兵士を率いて直ちに王妃の部屋に向かったのだ。
俺は鼻息も荒くカリーナの部屋に向かったのだ。今まで人を散々見下してくれた、カリーナを自由に出来るのだ。あんなことやこんな事もやってやる。
俺は狂っていた。
しかし、俺は底で冷水を浴びせられたのだ。
そこには既に自害したカリーナの遺体が転がっていた。
周りには略奪するエンゲルの兵士たちの姿しか無かった。
「カスパル、どういう事だ!」
俺はカスパルを探して食って掛かっていた。
「はああああ! パスカル。それは先に王妃を押さえなかった貴様の手落ちではないのか」
しかし、俺は逆にカスパルに指摘されたのだ。
確かにそうだった。戦場では何が起こるか判らないのだ。
しかし、そこをちゃんとしておいてくれるのが友人ではないのか?
俺は言いたかった。
「まあ、良い。ここの掃討戦はお前に任す。王族の生き残りは一人も許すな。それ以外はお前に任す。
その代わり、アデリナが手に入ったら貴様にも抱かせてやる。それで我慢しろ」
もう賽は投げられたのだ。今更引き返せなかった。
俺は掃討戦を指揮して、王家に忠誠を誓う貴族たちを次々に殺したのだ。
その褒美として俺はアデリナの護送の任務をカスパルから命じられていた。
その体を好きにして良いという許諾のもとに。
あのカリーナに出来なかったことを心ゆくまでして辱めてやる。
俺は心に決めたのだった。
そのアデリナが騎士と一緒に国境の町に潜伏していると報告を受けた俺は直ちにその町に急行した。
寝込みを襲うことにしたのだ。俺が育て上げた、暗部を10名、宿屋に向かわせたのだ。
アデリナさえ無事に捕まえたら、騎士は殺して構わないと暗部には指示していた。
下手な兵士を使うより暗殺等に長けた暗部の方が確実だった。
俺は急遽作ったアジトで朗報を待つことにしたのだ。
***********************************************************
ここまで読んで頂いてありがとうございます。
アデリナの運命やいかに
続きは明朝です
アデリナを応援したいと思う方お気に入り登録、感想等して頂けたら嬉しいです(*ᴗ͈ˬᴗ͈)⁾⁾
最後は反乱軍の援軍で来たカスパルの軍を王城内に俺が引き入れたのだ。
俺はその報告を受けて唖然とするアレクシスの背後から剣で貫いていた。
「パスカル!」
驚いた顔のアレクシスは滑稽だった。
「ふんっ、俺からカリーナを奪うからだ」
俺はアレクシスを蹴倒すと直ちに兵士を率いて直ちに王妃の部屋に向かったのだ。
俺は鼻息も荒くカリーナの部屋に向かったのだ。今まで人を散々見下してくれた、カリーナを自由に出来るのだ。あんなことやこんな事もやってやる。
俺は狂っていた。
しかし、俺は底で冷水を浴びせられたのだ。
そこには既に自害したカリーナの遺体が転がっていた。
周りには略奪するエンゲルの兵士たちの姿しか無かった。
「カスパル、どういう事だ!」
俺はカスパルを探して食って掛かっていた。
「はああああ! パスカル。それは先に王妃を押さえなかった貴様の手落ちではないのか」
しかし、俺は逆にカスパルに指摘されたのだ。
確かにそうだった。戦場では何が起こるか判らないのだ。
しかし、そこをちゃんとしておいてくれるのが友人ではないのか?
俺は言いたかった。
「まあ、良い。ここの掃討戦はお前に任す。王族の生き残りは一人も許すな。それ以外はお前に任す。
その代わり、アデリナが手に入ったら貴様にも抱かせてやる。それで我慢しろ」
もう賽は投げられたのだ。今更引き返せなかった。
俺は掃討戦を指揮して、王家に忠誠を誓う貴族たちを次々に殺したのだ。
その褒美として俺はアデリナの護送の任務をカスパルから命じられていた。
その体を好きにして良いという許諾のもとに。
あのカリーナに出来なかったことを心ゆくまでして辱めてやる。
俺は心に決めたのだった。
そのアデリナが騎士と一緒に国境の町に潜伏していると報告を受けた俺は直ちにその町に急行した。
寝込みを襲うことにしたのだ。俺が育て上げた、暗部を10名、宿屋に向かわせたのだ。
アデリナさえ無事に捕まえたら、騎士は殺して構わないと暗部には指示していた。
下手な兵士を使うより暗殺等に長けた暗部の方が確実だった。
俺は急遽作ったアジトで朗報を待つことにしたのだ。
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