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王宮に乗り込むことにしました
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私は直ちに弟を呼び出した。
近くに待機していた弟が実家の騎士団を率いて飛んできてくれた。
そして、ヴァーナスが集めた兵士たち100名を拘束してくれた。
その中には我が侯爵家を首になった騎士たちも多くいたのだ。
「で、姉上。これからどうするんですか? 王宮に呼ばれているんでしょ」
「そうだ。ジャンヌ。すぐに王宮に行かないと」
弟とエドが言ってくれるんだけど……
私は
「ツン」
メリーに抱かれた寝顔が可愛い可愛い天使な息子のシャルルちゃんのほっぺをつついていたのだ。
「ちょっと姉上」
「ジャンヌ」
なんか外野は煩いけれど、私はシャルルさえいれば後はどうでも良い。
「ツン」
もう一度天使な息子のシャルルちゃんのほっぺをつつく。
シャルルちゃんが目を瞑ったまま首を振るんだけど。
「かわゆい」
私は眦を下げて、シャルルちゃんを見る。
「ジャンヌ様」
メリーが私に注意してきたが、
「ツンツン」私は我慢ができずにもう一度つついた時だ。
「オンギャーーオンギャーー」
我慢しきれなくなってシャルルが泣き出したのだった。
「ああ、ごめんごめん」
私は慌ててメリーからシャルルを受け取るとあやし出したのだ。
「姉上」
「お前な」
弟とエドが呆れていた。
「で、姉上、どうするんですか?」
弟が聞いてきた。
「というか、ジャンヌ、早くしてくれよ」
エドが急かしてきた。
「そうね。行くわよ」
私は一応皆に宣言したのだ。
「行くって、姉上その格好でですか?」
弟は私の戦闘服を見て指摘してきた。
「当然よ。今のあなた達の尋問聞いていたら、今回は側妃のみならず、近衛騎士団長と財務卿も絡んでいるそうじゃない。そんな奴らを許しておくわけには行かないわ。全員一網打尽にするわよ」
私があやしている間に弟のブライアン等は尋問してくれたのだ。その結果側妃とその父親の財務卿、そして、近衛騎士団長が絡んでいるのか判明した。
「しかし、姉上。完全な証拠がないよ。あくまでもコイツラの証言だけでは」
弟は問題点を言ってくれるんだけど。
「ふんっ、そんな物。私が黒って言ったら黒なのよ」
私は平然と言い切ったのだ。
「いや、ジャンヌ、いくらお前でもそれは無理だろう」
エドが否定してくれたし、
「そうですよ。姉上。そんなの通る訳ありません」
ブライアンまで言うんだけど。
「煩いわね。本当に。嫌なら、ここで待っていなさい」
私はそう言うと騎士たちを見た。
我がウェリントン伯爵家は建国以来武の一門。当然騎士たちも一騎当千の強者たちだ。
「者ども準備は良いか!」
私はそういうや、我が一門に伝わる宝剣、エクスカリバーを鞘から抜いたのだ。
宝剣はピカッと周り一面明るくなるほど光った。
さすが我がウェリントン家に初代国王陛下から下賜された宝剣。
「あ、姉上、その剣は」
慌てる弟のに
「ちょっと待て、ジャンヌ、お前なんでその剣を持っているんだよ」
エドも慌てるだけど、今更なのだ。
「今こそ、この王国に仇名す、側妃ら反乱分子を討伐する。全軍我に続け」
「「「オウ」」」
私の声に一同喚声をあげてくれたのだ。
そして私は一軍を率いて王宮に向かったのだ。
近くに待機していた弟が実家の騎士団を率いて飛んできてくれた。
そして、ヴァーナスが集めた兵士たち100名を拘束してくれた。
その中には我が侯爵家を首になった騎士たちも多くいたのだ。
「で、姉上。これからどうするんですか? 王宮に呼ばれているんでしょ」
「そうだ。ジャンヌ。すぐに王宮に行かないと」
弟とエドが言ってくれるんだけど……
私は
「ツン」
メリーに抱かれた寝顔が可愛い可愛い天使な息子のシャルルちゃんのほっぺをつついていたのだ。
「ちょっと姉上」
「ジャンヌ」
なんか外野は煩いけれど、私はシャルルさえいれば後はどうでも良い。
「ツン」
もう一度天使な息子のシャルルちゃんのほっぺをつつく。
シャルルちゃんが目を瞑ったまま首を振るんだけど。
「かわゆい」
私は眦を下げて、シャルルちゃんを見る。
「ジャンヌ様」
メリーが私に注意してきたが、
「ツンツン」私は我慢ができずにもう一度つついた時だ。
「オンギャーーオンギャーー」
我慢しきれなくなってシャルルが泣き出したのだった。
「ああ、ごめんごめん」
私は慌ててメリーからシャルルを受け取るとあやし出したのだ。
「姉上」
「お前な」
弟とエドが呆れていた。
「で、姉上、どうするんですか?」
弟が聞いてきた。
「というか、ジャンヌ、早くしてくれよ」
エドが急かしてきた。
「そうね。行くわよ」
私は一応皆に宣言したのだ。
「行くって、姉上その格好でですか?」
弟は私の戦闘服を見て指摘してきた。
「当然よ。今のあなた達の尋問聞いていたら、今回は側妃のみならず、近衛騎士団長と財務卿も絡んでいるそうじゃない。そんな奴らを許しておくわけには行かないわ。全員一網打尽にするわよ」
私があやしている間に弟のブライアン等は尋問してくれたのだ。その結果側妃とその父親の財務卿、そして、近衛騎士団長が絡んでいるのか判明した。
「しかし、姉上。完全な証拠がないよ。あくまでもコイツラの証言だけでは」
弟は問題点を言ってくれるんだけど。
「ふんっ、そんな物。私が黒って言ったら黒なのよ」
私は平然と言い切ったのだ。
「いや、ジャンヌ、いくらお前でもそれは無理だろう」
エドが否定してくれたし、
「そうですよ。姉上。そんなの通る訳ありません」
ブライアンまで言うんだけど。
「煩いわね。本当に。嫌なら、ここで待っていなさい」
私はそう言うと騎士たちを見た。
我がウェリントン伯爵家は建国以来武の一門。当然騎士たちも一騎当千の強者たちだ。
「者ども準備は良いか!」
私はそういうや、我が一門に伝わる宝剣、エクスカリバーを鞘から抜いたのだ。
宝剣はピカッと周り一面明るくなるほど光った。
さすが我がウェリントン家に初代国王陛下から下賜された宝剣。
「あ、姉上、その剣は」
慌てる弟のに
「ちょっと待て、ジャンヌ、お前なんでその剣を持っているんだよ」
エドも慌てるだけど、今更なのだ。
「今こそ、この王国に仇名す、側妃ら反乱分子を討伐する。全軍我に続け」
「「「オウ」」」
私の声に一同喚声をあげてくれたのだ。
そして私は一軍を率いて王宮に向かったのだ。
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