6 / 444
第一章 婚約破棄
暴風王女と赤い死神
しおりを挟む
翌日
「全然つながらないじゃない。」
ジャンヌは魔導電話にウィルが出ないので切れだしていた。
駐屯地で部下たちは危険を察知して遠巻きにしていた。
「うーん、ウィル君も忙しいんじゃないかな」
そして何故かその真ん前には優雅な顔して紅茶を飲んでいる隣国の皇太子
いや、本人はジャンヌに負けて左遷されてもう皇太子ではないとのたまっているアレクサンドル・ボロゾドフ、ノルディン帝国皇太子がいた。
負けて停戦してから、よく隣国から勝手に越境して転移してくる。
「で、あなたは、敵国の駐屯地になんでいるの?」
ジャンヌは冷えた目で見る。
「そんな冷たいな。あなたに負けた時から言っているだろう。
あなたの雄姿に惚れたって。あなたのりりしい雄姿を是非とも帝国の皇太子妃としてお迎えしたいと」
アレクは両手を広げる。
「勝手に人を敵国の戦力にするな」
つれなくジャンヌは言う。
「だってあなたと一緒にいたらやろうと思えば世界制覇もできるし、帝国の軍部の掌握も簡単。」
「反乱起こして帝国の皇帝になるって?」
「つまらない。帝国の皇帝なんて。」
アレクは手でお手上げのポーズをとる。
「あなたの私に撃ちかかってきた雄姿に、私は初めて惚れたのだよ。ああ、この人の為に人生を捧げたいと。」
皇太子は立ち上がって跪いた。
「麗しの戦姫よ。どうか私をあなたの僕として受け入れてほしい。」
バラの花を一輪取り出す。
「下らん」
ジャンヌは一言で却下する。
「ああ、グリフィズ」
電話が繋がってジャンヌが話す。
「これはこれはジャンヌ姫殿下。お忙しい中、わたくしのようなしがいないものにお電話賜り恐悦至極に存じます」
目の前に現れた中年の壮観な男は頭を垂れた。王都にいるグリフィズ・アントワープ魔法第一師団・第一中隊長だった。
「嫌味はいい。それよりも何か変わったことは無いか?」
「いや、それはあなたの横で隣国の皇太子が跪いていらっしゃる事が一大事だと思いますが。」
「そんなのはいつもの事で何にも珍しくはないわ」
思わずジャンヌは叫ぶ。
「相も変わらず規格外ですな。王女は」
呆れてグリフィズは言う。
「そうだろう。グリフィズ。だから是非とも君からも私の妃になる事を勧めてくれ」
グリィフィズは3年前の戦闘では王女と一緒に戦ったが、いつの間に俺の名前まで覚えているんだよ。
グリフィズは心の中で愚痴った。
「いや、それは我が国の戦力ダウンになるから無理でしょう」
慌ててグリフィズは首を振りつつ、
「隣国の皇太子をペットにしていると自慢したいがためのお電話ですか」
呆れてグリフィズは聞く。
「そんな訳無いだろ。こいつは勝手に邪魔しているだけだ」
「まあそういう事で。お惚気なら忙しいのでこれで」
切ろうとするグリフィズを止める。
「待て。
昨日からうちのウィルが王都に飛んでから連絡がつながらないんだ。何か知っているかなと思って。」
「ウィリアム・ミハイルですか。
王城には顔出していないみたいですが、どこに行ったか判りますか?あいつのことだからここでないとすると母親のところだとも思えないし、姉ちゃんのところじゃないですか。
王立学園は確か今日はサマーパーティじゃないですかね」
「サマーパーティか。
でも、クリスにはエドがいるから弟なんて行っても邪魔だろう」
「まあそう思いますけど、最近皇太子殿下に女の子の影があるとか無いとか噂がありますが」
「はっ、ありえん。クリスはあの母上の相手が出来るのだぞ。母上のお気に入りに余計なことをしようなんて、まさかエドも思うまい」
ジャンヌには信じられなかった。
母は何かとうるさい。細かい。その母の唯一のお気に入りがクリスだ。そのクリスを邪険にするなど母に知れたら2時間いや3時間、下手したら半日中叱られる可能性が…
ジャンヌはそれだけは避けたかった。
「だと良いんですけど、最近エドワード様は反抗期じゃないですかね。じゃあ用がそれだけならこれで」
電話は一方的に切られた。
「クリスに恋敵が出来た。まさかな」
急に心配し出したジャンヌに皇太子は言う。
「ジャンヌ。クリスってあの子だろう。はっきり言って心配はいらないと思うぞ」
アレクは言い切った。
だってあれは…
思い出すだに恐怖しか感じないアレクサンドル帝国皇太子であった。
「私を呼び捨てにするな」
思わず出てきたパンチをアレクは手で流す。
「つれない。君と僕の中じゃないか。いつになったらアレクと呼んでくれるんだい。」
気障っぽくアレクは言う。しかし、彼がいうと様になっている。
その笑顔に大半の令嬢は落ちるのだが…
「一生無い。」
「そんなつれない。」
愚痴愚痴言う皇太子を無視してジャンヌはかからないウイルにかけ続けた。
「ロドリー、今ウィルはどこにいる」
魔導電話を終えたグリフィズは直ちに指示を飛ばす。
「おそらく、王立学園じゃないですかね。昨日ウイルらしき転移を感知しています。今も学園にいると思いますが」
「今日のサマーパーティ。魔導師団から護衛は何人行っている」
「パウリーら3人ですが。」
「直ちに帰還させろ」
即決でグリフィズは指示を飛ばす。
「良いんですか?」
ロドリーが聞き返す。
「近衛師団がいるだろ。かまわん。暴風王女が転移してくる可能性がある」
そのとたん王都の魔導師団の司令部に激震が走る。
「りょ了解しました」
「メーデーメーデー、
緊急事態発生。暴風王女注意。特に王立学園護衛部隊は遭遇可能性大。
直ちに帰還せよ」
「王都在所の全隊員へ。第一級警戒態勢。非常事態に備えよ。繰り返す全魔導隊員へ
第一級警戒態勢」
グリフィズはマイクを取り上げた。
「王立学園。サマーパーティ参加者へ。
もし王女に遭遇したら出来るだけ距離を取れ
絶対に皇太子を守ろうとするな!
今回のターゲットは皇太子の可能性大。
相手は近衛師団にさせろ。とばっちり受けても知らんからな。以上だ」
「全然つながらないじゃない。」
ジャンヌは魔導電話にウィルが出ないので切れだしていた。
駐屯地で部下たちは危険を察知して遠巻きにしていた。
「うーん、ウィル君も忙しいんじゃないかな」
そして何故かその真ん前には優雅な顔して紅茶を飲んでいる隣国の皇太子
いや、本人はジャンヌに負けて左遷されてもう皇太子ではないとのたまっているアレクサンドル・ボロゾドフ、ノルディン帝国皇太子がいた。
負けて停戦してから、よく隣国から勝手に越境して転移してくる。
「で、あなたは、敵国の駐屯地になんでいるの?」
ジャンヌは冷えた目で見る。
「そんな冷たいな。あなたに負けた時から言っているだろう。
あなたの雄姿に惚れたって。あなたのりりしい雄姿を是非とも帝国の皇太子妃としてお迎えしたいと」
アレクは両手を広げる。
「勝手に人を敵国の戦力にするな」
つれなくジャンヌは言う。
「だってあなたと一緒にいたらやろうと思えば世界制覇もできるし、帝国の軍部の掌握も簡単。」
「反乱起こして帝国の皇帝になるって?」
「つまらない。帝国の皇帝なんて。」
アレクは手でお手上げのポーズをとる。
「あなたの私に撃ちかかってきた雄姿に、私は初めて惚れたのだよ。ああ、この人の為に人生を捧げたいと。」
皇太子は立ち上がって跪いた。
「麗しの戦姫よ。どうか私をあなたの僕として受け入れてほしい。」
バラの花を一輪取り出す。
「下らん」
ジャンヌは一言で却下する。
「ああ、グリフィズ」
電話が繋がってジャンヌが話す。
「これはこれはジャンヌ姫殿下。お忙しい中、わたくしのようなしがいないものにお電話賜り恐悦至極に存じます」
目の前に現れた中年の壮観な男は頭を垂れた。王都にいるグリフィズ・アントワープ魔法第一師団・第一中隊長だった。
「嫌味はいい。それよりも何か変わったことは無いか?」
「いや、それはあなたの横で隣国の皇太子が跪いていらっしゃる事が一大事だと思いますが。」
「そんなのはいつもの事で何にも珍しくはないわ」
思わずジャンヌは叫ぶ。
「相も変わらず規格外ですな。王女は」
呆れてグリフィズは言う。
「そうだろう。グリフィズ。だから是非とも君からも私の妃になる事を勧めてくれ」
グリィフィズは3年前の戦闘では王女と一緒に戦ったが、いつの間に俺の名前まで覚えているんだよ。
グリフィズは心の中で愚痴った。
「いや、それは我が国の戦力ダウンになるから無理でしょう」
慌ててグリフィズは首を振りつつ、
「隣国の皇太子をペットにしていると自慢したいがためのお電話ですか」
呆れてグリフィズは聞く。
「そんな訳無いだろ。こいつは勝手に邪魔しているだけだ」
「まあそういう事で。お惚気なら忙しいのでこれで」
切ろうとするグリフィズを止める。
「待て。
昨日からうちのウィルが王都に飛んでから連絡がつながらないんだ。何か知っているかなと思って。」
「ウィリアム・ミハイルですか。
王城には顔出していないみたいですが、どこに行ったか判りますか?あいつのことだからここでないとすると母親のところだとも思えないし、姉ちゃんのところじゃないですか。
王立学園は確か今日はサマーパーティじゃないですかね」
「サマーパーティか。
でも、クリスにはエドがいるから弟なんて行っても邪魔だろう」
「まあそう思いますけど、最近皇太子殿下に女の子の影があるとか無いとか噂がありますが」
「はっ、ありえん。クリスはあの母上の相手が出来るのだぞ。母上のお気に入りに余計なことをしようなんて、まさかエドも思うまい」
ジャンヌには信じられなかった。
母は何かとうるさい。細かい。その母の唯一のお気に入りがクリスだ。そのクリスを邪険にするなど母に知れたら2時間いや3時間、下手したら半日中叱られる可能性が…
ジャンヌはそれだけは避けたかった。
「だと良いんですけど、最近エドワード様は反抗期じゃないですかね。じゃあ用がそれだけならこれで」
電話は一方的に切られた。
「クリスに恋敵が出来た。まさかな」
急に心配し出したジャンヌに皇太子は言う。
「ジャンヌ。クリスってあの子だろう。はっきり言って心配はいらないと思うぞ」
アレクは言い切った。
だってあれは…
思い出すだに恐怖しか感じないアレクサンドル帝国皇太子であった。
「私を呼び捨てにするな」
思わず出てきたパンチをアレクは手で流す。
「つれない。君と僕の中じゃないか。いつになったらアレクと呼んでくれるんだい。」
気障っぽくアレクは言う。しかし、彼がいうと様になっている。
その笑顔に大半の令嬢は落ちるのだが…
「一生無い。」
「そんなつれない。」
愚痴愚痴言う皇太子を無視してジャンヌはかからないウイルにかけ続けた。
「ロドリー、今ウィルはどこにいる」
魔導電話を終えたグリフィズは直ちに指示を飛ばす。
「おそらく、王立学園じゃないですかね。昨日ウイルらしき転移を感知しています。今も学園にいると思いますが」
「今日のサマーパーティ。魔導師団から護衛は何人行っている」
「パウリーら3人ですが。」
「直ちに帰還させろ」
即決でグリフィズは指示を飛ばす。
「良いんですか?」
ロドリーが聞き返す。
「近衛師団がいるだろ。かまわん。暴風王女が転移してくる可能性がある」
そのとたん王都の魔導師団の司令部に激震が走る。
「りょ了解しました」
「メーデーメーデー、
緊急事態発生。暴風王女注意。特に王立学園護衛部隊は遭遇可能性大。
直ちに帰還せよ」
「王都在所の全隊員へ。第一級警戒態勢。非常事態に備えよ。繰り返す全魔導隊員へ
第一級警戒態勢」
グリフィズはマイクを取り上げた。
「王立学園。サマーパーティ参加者へ。
もし王女に遭遇したら出来るだけ距離を取れ
絶対に皇太子を守ろうとするな!
今回のターゲットは皇太子の可能性大。
相手は近衛師団にさせろ。とばっちり受けても知らんからな。以上だ」
22
お気に入りに追加
2,446
あなたにおすすめの小説
茶番には付き合っていられません
わらびもち
恋愛
私の婚約者の隣には何故かいつも同じ女性がいる。
婚約者の交流茶会にも彼女を同席させ仲睦まじく過ごす。
これではまるで私の方が邪魔者だ。
苦言を呈しようものなら彼は目を吊り上げて罵倒する。
どうして婚約者同士の交流にわざわざ部外者を連れてくるのか。
彼が何をしたいのかさっぱり分からない。
もうこんな茶番に付き合っていられない。
そんなにその女性を傍に置きたいのなら好きにすればいいわ。
【書籍化】ダンジョン付き古民家シェアハウス
猫野美羽
ファンタジー
※書籍化しました。
電撃の新文芸(KADOKAWA)にて1巻刊行中・2巻は2024年6月17日刊行予定
※書籍化にともない、アルファポリスさまのサイトでは非公開とさせていただきます。
お手数ですが、今後はカクヨムでお読みいただけると嬉しいです。
大学を卒業したばかりの塚森美沙は内定していた企業が潰れ、ニート生活が決定する。
どうにか生活費を削って生き延びねば、と頭を抱えていたが、同じように仕事をなくした飲み仲間三人と祖父母から継いだ田舎の古民家で半自給自足のシェア生活を送ることに。
とりあえずの下見に出掛けた祖父母宅の古びた土蔵の中に、見覚えのないドアが直立していた。
開いた先に広がるのは、うっすらと光る不思議な洞窟。転がり込んだそこは、どうやらダンジョンらしくーーー?
貧乏生活もダンジョンのおかげで乗り越えられる?
魔法を駆使して快適生活。レベルアップした身体で肉体労働どんとこい! ドロップアイテムで稼ぐには?
男女四人の食い気はあるが色気は皆無な古民家シェアハウスの物語。
前世で処刑された聖女、今は黒薬師と呼ばれています
矢野りと
恋愛
旧題:前世で処刑された聖女はひっそりと生きていくと決めました〜今世では黒き薬師と呼ばれています〜
――『偽聖女を処刑しろっ!』
民衆がそう叫ぶなか、私の目の前で大切な人達の命が奪われていく。必死で神に祈ったけれど奇跡は起きなかった。……聖女ではない私は無力だった。
何がいけなかったのだろうか。ただ困っている人達を救いたい一心だっただけなのに……。
人々の歓声に包まれながら私は処刑された。
そして、私は前世の記憶を持ったまま、親の顔も知らない孤児として生まれ変わった。周囲から見れば恵まれているとは言い難いその境遇に私はほっとした。大切なものを持つことがなによりも怖かったから。
――持たなければ、失うこともない。
だから森の奥深くでひっそりと暮らしていたのに、ある日二人の騎士が訪ねてきて……。
『黒き薬師と呼ばれている薬師はあなたでしょうか?』
基本はほのぼのですが、シリアスと切なさありのお話です。
※この作品の設定は架空のものです。
※一話目だけ残酷な描写がありますので苦手な方はご自衛くださいませ。
※感想欄のネタバレ配慮はありません(._.)
悪役令嬢の選んだ末路〜嫌われ妻は愛する夫に復讐を果たします〜
ノルジャン
恋愛
モアーナは夫のオセローに嫌われていた。夫には白い結婚を続け、お互いに愛人をつくろうと言われたのだった。それでも彼女はオセローを愛していた。だが自尊心の強いモアーナはやはり結婚生活に耐えられず、愛してくれない夫に復讐を果たす。その復讐とは……?
※残酷な描写あり
⭐︎6話からマリー、9話目からオセロー視点で完結。
ムーンライトノベルズ からの転載です。
モブですら無いと落胆したら悪役令嬢だった~前世コミュ障引きこもりだった私は今世は素敵な恋がしたい~
古里@電子書籍化『王子に婚約破棄された』
恋愛
前世コミュ障で話し下手な私はゲームの世界に転生できた。しかし、ヒロインにしてほしいと神様に祈ったのに、なんとモブにすらなれなかった。こうなったら仕方がない。せめてゲームの世界が見れるように一生懸命勉強して私は最難関の王立学園に入学した。ヒロインの聖女と王太子、多くのイケメンが出てくるけれど、所詮モブにもなれない私はお呼びではない。コミュ障は相変わらずだし、でも、折角神様がくれたチャンスだ。今世は絶対に恋に生きるのだ。でも色々やろうとするんだけれど、全てから回り、全然うまくいかない。挙句の果てに私が悪役令嬢だと判ってしまった。
でも、聖女は虐めていないわよ。えええ?、反逆者に私の命が狙われるている?ちょっと、それは断罪されてた後じゃないの? そこに剣構えた人が待ち構えているんだけど・・・・まだ死にたくないわよ・・・・。
果たして主人公は生き残れるのか? 恋はかなえられるのか?
ハッピーエンド目指して頑張ります。
小説家になろう、カクヨムでも掲載中です。
【R18】お嫁さんスライム娘が、ショタお婿さんといちゃらぶ子作りする話
みやび
恋愛
タイトル通りのエロ小説です。
前話
【R18】通りかかったショタ冒険者に襲い掛かったスライム娘が、敗北して繁殖させられる話
https://www.alphapolis.co.jp/novel/902071521/384412801
ほかのエロ小説は「タイトル通りのエロ小説シリーズ」まで
兄がいるので悪役令嬢にはなりません〜苦労人外交官は鉄壁シスコンガードを突破したい〜
藤也いらいち
恋愛
無能王子の婚約者のラクシフォリア伯爵家令嬢、シャーロット。王子は典型的な無能ムーブの果てにシャーロットにあるはずのない罪を並べ立て婚約破棄を迫る。
__婚約破棄、大歓迎だ。
そこへ、視線で人手も殺せそうな眼をしながらも満面の笑顔のシャーロットの兄が王子を迎え撃った!
勝負は一瞬!王子は場外へ!
シスコン兄と無自覚ブラコン妹。
そして、シャーロットに思いを寄せつつ兄に邪魔をされ続ける外交官。妹が好きすぎる侯爵令嬢や商家の才女。
周りを巻き込み、巻き込まれ、果たして、彼らは恋愛と家族愛の違いを理解することができるのか!?
短編 兄がいるので悪役令嬢にはなりません を大幅加筆と修正して連載しています
カクヨム、小説家になろうにも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる