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第7章 ーノエル編ー
第7章の登場人物
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最終話までお付き合いくださり、ありがとうございました!投稿が執筆に追いつきそうになり、焦りましたが、なんとか追いつかれずに完結させられました!
これにて完結としますが、回収し忘れている何かとか、これについてもうちょっと詳しくとか、あったら遠慮なくお知らせください。
それでは、最終章の登場人物です。たくさんのネタバレを含みます。
ー---
◆各章の主人公
ノエル・ボルトン
本章主人公。非魔法族の両親を持ちながら、魔法学園に入学した。ふわふわの金髪にきらきらの青い目の美女。
表向きは活発で人懐こい性格でみんなに好かれるタイプだが、口汚く拳で戦うのが好きなヤンキーな一面や人を罠にはめる腹黒さも持ち合わせる。
生まれたのはオールディの辺境の町で、母を幼いころに亡くし、父の故郷であるルクレツェンに引っ越してきた。行く先々でその人懐こさでみんなのアイドルになっている。
魔法学園に入学すると、貴族や獣人に非魔法族生まれであることを理由に貶められるが、逆に憐みの表情を浮かべて罠にはめ替えし、最終的にはいじめっ子も徒弟になる。
魔法属性は光と水。さらにオールディの大聖女資格を持ち、聖属性も持つ。愛猫のオズマは幸運の精霊であったことが判明した。
多くの男性に好かれるが、本人はあまりなびいておらず、めげないハロルドと最終的にゴールインした。
活動的なタイプで、一年時にはカーディガン活動、二年時には冒険クラブを立ち上げた。学園で出会ったユージーン先生にあこがれ、冒険者を志し、卒業後は冒険者になった。
ハロルド・フィリウス
茶髪に茶色い目の男子学生。7大貴族フィリウス家の嫡男。属性魔法は火・風・土・水。一度見たものは忘れない記憶力の持ち主で、知識の精霊(眼鏡)と契約している。逆に他人の心情を推しはかるのは苦手。
ノエルとは学園入学前の女装時代に知り合っていた。女装の理由は、禁忌の魔法であるフィリウス家創始者であるマリウス・フィリウスのクローン体であるという事実を身内に隠すためだった。
ザラの逆恨みにより一度それが全校生徒にばらされかけるが、ノエルのスライディング土下座により回避された。
ザラとはずっとノエルをめぐって争う仲だったが、ザラが自滅によりいなくなった後、ノエルへの恋心を自覚してプロポーズしたのをきっかけに距離が縮まりだす。オールディでの滞在でノエルに認められ、晴れて恋人となった。
その冴えわたる頭脳で王女殿下や魔法警察、研究所で引っ張りだこだったが、卒業後は魔法警察に勤め、国際警察に所属する。
ザラ・ウォー
さらさらの銀髪のイケメン男子学生。狼獣人で銀色の毛の狼に変身できる。ウォー家当主の甥で母は非魔法族。属性魔法は闇。
ノエルの幼馴染で、かつては首都でくらしていたが、母の死後、伯父に引き取られる。
ノエルとは魔法学園で再会し、四年時には交際もするが、自身が身内の圧力に耐えられずに実力主義者の非魔法族襲撃に参加したことにより関係が破綻した。
その後、第一王女殿下とハロルドから秘密裏に接触を受けて『魔王』こと伯父のクロー・ウォーを裏切り、捕縛に協力した。
ノエルに対して未練たらたらであったが、最後にノエルからすっぱりとフラれている。卒業後は魔法騎士団に就職した。
ショーン・ロバート
浅黒い肌に背の高い男子学生。ロバート商会の会長の孫であるが、その目立つ浅黒い肌から上級生にいじめをうけていた。そこをノエルに助けられて惚れた。
時の精霊ビビと契約しており、時を戻す魔法を使うことができる。
ノエルと同じくバスケットボールチーム・ウィザーズのファンで、よくノエルと試合観戦に行っていたが、最後まで友達どまりで、本人もビビにデートのお膳立てをされても告白するほどの勇気を持てなかった。
ノエルのパレードでのハッスルを見て複雑な思いを抱えている一人。卒業後は魔法騎士団に就職した。
アレキサンダー(アレックス)・ドーリン
ノエルの二学年後輩の男子学生。黒髪に黒目。貴族至上主義者の母親に育てられたが、本人は別に貴族主義ではない。
家族思いで優しい。7大貴族ドーリン家の次男。属性魔法は火。魔力が少なくくすぶっていたところをハロルド直伝の魔力増強トレーニングにより、上級魔法科に進学するまでに魔力量を増やした。
そばでノエルを見ているうちに憧れを持ち、やがて好きになり告白したが、フラれている。ハロルドとノエルが付き合いだした時にすっぱりとあきらめて、同級生のアリソンと付き合っている。
実は人間観察力が高く、ずばっと心理をつくところがある。卒業後は冒険者を目指している。
シャーリー・サフィラ
ノエルの二学年先輩の男子学生。日焼けした肌にアッシュブロンド。7大貴族サフィラ家の次男。サフィラ家は没落寸前の貧乏貴族なので本人に貴族ぽさはない。
ノエルを裏生徒会にさそったり、第一王女に引きあわせたり、オールディに連れて行ったりした、意外に重要なキャラ。ノエルが美人に成長してどぎまぎしていたが、どぎまぎしている間にハロルドと付き合い始めて淡い恋は終わった。
卒業後は魔法学園の教師兼研究者となり、オールディの祈りの結界について研究している。
ユージーン(・パーカス)
ノエルの入学した年に魔法学園に赴任した教員。元Sランク冒険者のユージーン・パーカスで脚の怪我を理由に引退し、魔法学園でライフワークである精霊の研究をしている。
ストロベリーブロンドに明るい青色の目をしている。恋愛に対してはとても鈍いが、最近、美女との目撃談が多いとか。
幸運の精霊をずっと追いかけているが、実はノエルの飼いネコがそうであることには気づいていない。おそらく気づかないまま。
◆魔法学園同級生
ビクトリア(リア)・マクレガー
黒い艶やかな巻き髪に緑色の目の美女。王家がルーツの貴族・マクレガー家の生まれの生粋のお嬢様。
一年生の時にノエルが貴族の子女を放送禁止用語でののしっているところを偶然に目撃し、友達になる。その後、カーディガン活動や冒険クラブ、ネイト・アレックス兄弟の件で中を深め、唯一無二の親友となる。
アレックスの兄・ネイトと婚約していたが、自立した職業婦人になることを決意し破談に。初恋の人であったユージーンを追いかけまわし、交際をスタートさせた。
卒業後は官僚として忙しく働いている。
ルーリー・ラット
黄色い髪に小柄な男子学生。鼠獣人の一族・ラット家の優秀な間諜。
入学直後にノエルに対して反発し、ピ―――を蹴り飛ばされたことを逆恨みして復讐計画を立てたところお縄になる。結局、ノエルの実力に圧倒されて第一の徒弟になった。
ノエルが悪いことをするときはこのルーリーに情報を集めさせ、ハロルドに分析させる。その縁で卒業後はハロルドと同じ職場で働いている。
なんだかんだいっていい学生生活だったと本人も思っている。
コレット・レオン
ノエルのルームメイト。赤毛に琥珀色の目で八重歯が特徴的な猫獣人。ゴシップ大好きでジャーナリズムも持ち、魔法学園新聞部の部長にまで登りつめる。
ノエルが何か面白いことを企んだ時に取材して盛り上げる係。
ダコタ・シュメッツ
ノエルのルームメイト。平民の魔法族・シュメッツ家の出身。空を飛ぶ魔法道具にあこがれており、初めて自分で作った空飛ぶ箒でノエルに大けがを負わせてしまった。
ノエルに魔法アイテムを提供する係。もっとたくさん提供させたかったけど、作中は靴ぐらいしか出てこない。
ナサニエル(ネイト)・ドーリン
ハロルドのルームメイト。アレックスの兄。黒髪黒目のイケメン。7大貴族ドーリン家の嫡男。貴族至上主義に反発している。
リアが好きだったが、素直になれず、せっかく婚約していたのに破談にされた。復縁のチャンスで組まれたお茶会も大失敗してしまい、その後の展開は不明。
卒業後はセドリック魔法商会で働きだし、ドーリン家に新しい嵐を巻き起こしているらしい。
ベンジャミン(ベン)・コーネル
ハロルドのルームメイト。三代前に王家から分家したコーネル家の三男。プラチナブロンドの幸薄そうな男子学生。実は愛人の子。
作中には残念ながらほとんど登場できなかった。
セナ・ウォー
ザラの従兄弟でウォー家当主の息子。狼獣人。実力主義に傾倒し、学園ではザラの監視係も担っていた。立太子の儀のパレード中には襲撃の犯行声明を読み上げる係で登場し、ノエルに殴り飛ばされる。
マシュー・ウォー
犬系ウォー家の息子。狼獣人だが、多分犬。実力主義に傾倒し、五年時に第一王女襲撃事件を起こす。
◆裏生徒会
クリスティナ(ティナ)・ルクレツェン
第一王女殿下。学園ではクリスティナ・コーネルと名乗っていた。黒髪に丸顔の女性でノエルの二学年先輩。
カーディガン活動を始めた頃からノエルに目を付け、何かと手助けをして可愛がっていた。研究所の視察時に実力主義者の襲撃にあったり、立太子の儀後のパレードで命を狙われたりしているが動じないで自分の政治を貫くカリスマで為政者としての人気も高い。
立太子して今は王太子。ついにマックスと婚約するらしい。
マクシミリアン(マックス)・コーネル
第一王女殿下の側近で幼馴染。ティナを小さいころから見守り、愛してきた。プラチナブロンドで学園中をきゃーきゃー言わせたレベルのイケメンだが、作中ではほとんどしゃべらない。
ようやくティナと結婚できるらしい。
アリソン・ワグナー
ハニーブロンドの女子学生。ノエルの二学年後輩。父は隣国のヒューゲン生まれのジャーナリストで本人もジャーナリスト。母はルクレツェンで貴族だった。最後の方でアレックスのガールフレンドになる。
アリソンとの結婚を反対されるんじゃないかって言うのがアレックスの悩みだが、その場合はお母さんの実家を頼るんだろうな、と思われる。
◆家族たち
カイル・ボルトン
ノエルの父。ノエルのふわふわ金髪は父譲り。新聞記者時代にオールディで妻となるローズに出会う。現在は小説家。料理上手なノエルの自慢の父。
ローズ・ボルトン
ノエルの母。髪以外はノエルの顔は全て母譲り。大聖女の家系であるルロワ公爵家に生まれたが結界術が使えず、勘当された。正式な名前はシャルローズ。
勘当後は辺境で家族でののんびり暮らしていたが、希少な未来視の術が使えるようになり、教会の神官たちに連行され、そこで命を落としてしまう。
この度、勘当が解かれて籍は戻った。
メアリローズ・ルロワ
ノエルの伯母。現大聖女としてオールディを守る守護の要。シャルローズは異母妹。恐らくノエルの性格はこの人譲り。
ノエルを餌にして敵対する神官勢力を一掃した後、ノエルを大聖女にできないかと自らスパルタ稽古をつけている。恐らく無理なので隠居はまだできそうにない。
セドリック・フィリウス
ハロルドの父。幼いころのハロルドが感情を出さない子供であったことを心配していた。そのため、友達ができただけでも泣きそうなほどに喜ぶ。
セドリック魔法商会を立ち上げて運営する傍ら、議会にも参加する政治家でもある。
ユーフェミア・フィリウス
ハロルドの母。アッシュブロンドでサフィラ家の出身。名前は初登場がここ。お菓子作りが上手。
ウィリアム(ウィル)・サフィラ
ハロルドの叔父。魔法警察勤務。粗野で言葉遣いの荒いがハロルド自慢の叔父。国際警察の立ち上げにかかわっている。
マリー・モンテス
ザラの母。クルクルの金髪のおしゃれなウエイトレス。非魔法族だったが獣人の夫と恋に落ちて駆け落ち同然に結婚した。過労が原因で亡くなる。
ユニ・ウォー
ザラの父。ウォー家で昏睡状態で発見されて、ノエルが治療に行った。
クロー・ウォー
ザラの伯父。ウォー家の当主で魔王の正体。ザラの魔力が自分より強いことを察し、マインドコントロールによって従えさせようとしていた。結局最後は裏切られてお縄になる。
アイシャ・ロバート
ショーンの母。ノエルはロバート商会でショーンに出会う前にアイシャに出会っていた。
ドーリン夫人
ネイトとアレックスの母でゴリゴリの貴族至上主義。しかし、それも古の魔道具による精神汚染が原因であったことが発覚する。
◆魔法学園の教師
ミネルバ(・カルベット)
濃い茶髪のひっつめ髪が特徴的な40代の女性教師。ノエルたちの1-3年時の担任で非魔法族生まれのノエルに魔法学園について説明に来てくれた先生。ノエルの推し。
元魔法騎士団でオールディとの国境を守っていた部隊の隊長だった。光魔法の使い手でその腕前は国一番で身体強化により石の壁を拳で粉砕できる。
ノエルが光魔法の特別講師を追い出したために、学園で1-5年時まで光魔法をノエルに指導していた。
研究所所長/魔法学園学園長
優し気な白髪のおじいちゃん。おそらく昔はやり手だったのだろうと推測される。
ディアナ・カルベット
光魔法の特別講師だったが、ノエルに対してひどい差別を行ったために、クビになった。
◆冒険クラブ
ザック・デイビー
ノエルの三学年後輩の熊獣人。こげ茶の髪に赤い瞳をした男子学生。
ポール・デイビー
ノエルの三学年後輩の熊獣人。白髪に青い目をした男子学生。ザックの双子の弟。
エリザベス(ベス)・マクレガー
ノエルの三学年後輩の女子学生。マクレガー家本家の末娘。黒い巻き髪の可愛い系。リアの従姉妹でリアの信者。
◆オールディの人々
ヴィクトー隊長/団長
ノエルが辺境に暮らしていたころに黒薔薇騎士団の隊長をしていた男性。際立ったムキムキマッチョ。
ノエルがオールディを再訪したときには黒薔薇騎士団の団長になり、国際警察の立ち上げにも関わった。現在は後輩に団長の座を譲っている。
サミュエル・モロー
現神官長。暗い茶髪に端正な顔立ちの40代男性。片耳に青い石のついたピアスをしている。
ジョセフ・モロー
神官。白髪の多い暗めの茶髪の男性。恐らく40代半ば。ノエルがモロー家とルロワ家の血を引くことから、手駒にしようと拉致したことでお縄になった。
セシル・モロー
大聖女メアリローズ付きの秘書。ブルネットの無表情な女性。ジョセフの従姉妹でジョセフは大聖女のスパイをさせているつもりだったが、逆にだましていた二重スパイ。
リュカ
ノエルを襲った白薔薇騎士団の騎士。イケメン。
◆その他
クロエ
ノエルの家の下の階でアンティークな洋服店を営んでいる非魔法族の女性。デザイナーの仕事もしており、ノエルによく服を作ってくれる。ノエルの服がリア経由で貴族に人気になったことでロバート商会お抱えのデザイナーになったとか。
ジェニー
リアの専属の侍女。リアとノエルのお茶会の時には給仕をしてくれる。リア命。出身は男爵家で魔法学園の卒業生でもある。リアが6歳のころから屋敷に勤めている。
恐らくユージーンの同級生。
ルクレツェンの国王陛下
ティナの父でティナの立太子を最終決定した。立太子の儀の際には娘のことを心配していた。ティナの下にも二人娘がいる。
◆精霊
オズマ
ノエルの愛猫。オールディで出会い、外国の物語に出てくるお姫様の名前からオズマと名付けた。気まぐれな猫だと思われていたが、姿が見えない時には姿を消してノエルの肩の上にいたことがメアリローズの宝石目により発覚した。
その正体は一時代に一体しか存在しないと言われる幸運の精霊。
ビビ
ショーンと契約している時の精霊。契約前からショーンを気にかけており、怪我をしたら時を戻してショーンを助けていた。
基本怒ったようにしゃべっている。見た目はノエルを小型にした人型。ショーンの小姑になっている。
眼鏡
ハロルドと契約している知識の精霊。眼鏡に擬態しており、名前も眼鏡。
モーリーン
ノエルが一年時に魔法学園に現れた歌声を盗む魔物。元は歌の精霊が堕落した姿。
これにて完結としますが、回収し忘れている何かとか、これについてもうちょっと詳しくとか、あったら遠慮なくお知らせください。
それでは、最終章の登場人物です。たくさんのネタバレを含みます。
ー---
◆各章の主人公
ノエル・ボルトン
本章主人公。非魔法族の両親を持ちながら、魔法学園に入学した。ふわふわの金髪にきらきらの青い目の美女。
表向きは活発で人懐こい性格でみんなに好かれるタイプだが、口汚く拳で戦うのが好きなヤンキーな一面や人を罠にはめる腹黒さも持ち合わせる。
生まれたのはオールディの辺境の町で、母を幼いころに亡くし、父の故郷であるルクレツェンに引っ越してきた。行く先々でその人懐こさでみんなのアイドルになっている。
魔法学園に入学すると、貴族や獣人に非魔法族生まれであることを理由に貶められるが、逆に憐みの表情を浮かべて罠にはめ替えし、最終的にはいじめっ子も徒弟になる。
魔法属性は光と水。さらにオールディの大聖女資格を持ち、聖属性も持つ。愛猫のオズマは幸運の精霊であったことが判明した。
多くの男性に好かれるが、本人はあまりなびいておらず、めげないハロルドと最終的にゴールインした。
活動的なタイプで、一年時にはカーディガン活動、二年時には冒険クラブを立ち上げた。学園で出会ったユージーン先生にあこがれ、冒険者を志し、卒業後は冒険者になった。
ハロルド・フィリウス
茶髪に茶色い目の男子学生。7大貴族フィリウス家の嫡男。属性魔法は火・風・土・水。一度見たものは忘れない記憶力の持ち主で、知識の精霊(眼鏡)と契約している。逆に他人の心情を推しはかるのは苦手。
ノエルとは学園入学前の女装時代に知り合っていた。女装の理由は、禁忌の魔法であるフィリウス家創始者であるマリウス・フィリウスのクローン体であるという事実を身内に隠すためだった。
ザラの逆恨みにより一度それが全校生徒にばらされかけるが、ノエルのスライディング土下座により回避された。
ザラとはずっとノエルをめぐって争う仲だったが、ザラが自滅によりいなくなった後、ノエルへの恋心を自覚してプロポーズしたのをきっかけに距離が縮まりだす。オールディでの滞在でノエルに認められ、晴れて恋人となった。
その冴えわたる頭脳で王女殿下や魔法警察、研究所で引っ張りだこだったが、卒業後は魔法警察に勤め、国際警察に所属する。
ザラ・ウォー
さらさらの銀髪のイケメン男子学生。狼獣人で銀色の毛の狼に変身できる。ウォー家当主の甥で母は非魔法族。属性魔法は闇。
ノエルの幼馴染で、かつては首都でくらしていたが、母の死後、伯父に引き取られる。
ノエルとは魔法学園で再会し、四年時には交際もするが、自身が身内の圧力に耐えられずに実力主義者の非魔法族襲撃に参加したことにより関係が破綻した。
その後、第一王女殿下とハロルドから秘密裏に接触を受けて『魔王』こと伯父のクロー・ウォーを裏切り、捕縛に協力した。
ノエルに対して未練たらたらであったが、最後にノエルからすっぱりとフラれている。卒業後は魔法騎士団に就職した。
ショーン・ロバート
浅黒い肌に背の高い男子学生。ロバート商会の会長の孫であるが、その目立つ浅黒い肌から上級生にいじめをうけていた。そこをノエルに助けられて惚れた。
時の精霊ビビと契約しており、時を戻す魔法を使うことができる。
ノエルと同じくバスケットボールチーム・ウィザーズのファンで、よくノエルと試合観戦に行っていたが、最後まで友達どまりで、本人もビビにデートのお膳立てをされても告白するほどの勇気を持てなかった。
ノエルのパレードでのハッスルを見て複雑な思いを抱えている一人。卒業後は魔法騎士団に就職した。
アレキサンダー(アレックス)・ドーリン
ノエルの二学年後輩の男子学生。黒髪に黒目。貴族至上主義者の母親に育てられたが、本人は別に貴族主義ではない。
家族思いで優しい。7大貴族ドーリン家の次男。属性魔法は火。魔力が少なくくすぶっていたところをハロルド直伝の魔力増強トレーニングにより、上級魔法科に進学するまでに魔力量を増やした。
そばでノエルを見ているうちに憧れを持ち、やがて好きになり告白したが、フラれている。ハロルドとノエルが付き合いだした時にすっぱりとあきらめて、同級生のアリソンと付き合っている。
実は人間観察力が高く、ずばっと心理をつくところがある。卒業後は冒険者を目指している。
シャーリー・サフィラ
ノエルの二学年先輩の男子学生。日焼けした肌にアッシュブロンド。7大貴族サフィラ家の次男。サフィラ家は没落寸前の貧乏貴族なので本人に貴族ぽさはない。
ノエルを裏生徒会にさそったり、第一王女に引きあわせたり、オールディに連れて行ったりした、意外に重要なキャラ。ノエルが美人に成長してどぎまぎしていたが、どぎまぎしている間にハロルドと付き合い始めて淡い恋は終わった。
卒業後は魔法学園の教師兼研究者となり、オールディの祈りの結界について研究している。
ユージーン(・パーカス)
ノエルの入学した年に魔法学園に赴任した教員。元Sランク冒険者のユージーン・パーカスで脚の怪我を理由に引退し、魔法学園でライフワークである精霊の研究をしている。
ストロベリーブロンドに明るい青色の目をしている。恋愛に対してはとても鈍いが、最近、美女との目撃談が多いとか。
幸運の精霊をずっと追いかけているが、実はノエルの飼いネコがそうであることには気づいていない。おそらく気づかないまま。
◆魔法学園同級生
ビクトリア(リア)・マクレガー
黒い艶やかな巻き髪に緑色の目の美女。王家がルーツの貴族・マクレガー家の生まれの生粋のお嬢様。
一年生の時にノエルが貴族の子女を放送禁止用語でののしっているところを偶然に目撃し、友達になる。その後、カーディガン活動や冒険クラブ、ネイト・アレックス兄弟の件で中を深め、唯一無二の親友となる。
アレックスの兄・ネイトと婚約していたが、自立した職業婦人になることを決意し破談に。初恋の人であったユージーンを追いかけまわし、交際をスタートさせた。
卒業後は官僚として忙しく働いている。
ルーリー・ラット
黄色い髪に小柄な男子学生。鼠獣人の一族・ラット家の優秀な間諜。
入学直後にノエルに対して反発し、ピ―――を蹴り飛ばされたことを逆恨みして復讐計画を立てたところお縄になる。結局、ノエルの実力に圧倒されて第一の徒弟になった。
ノエルが悪いことをするときはこのルーリーに情報を集めさせ、ハロルドに分析させる。その縁で卒業後はハロルドと同じ職場で働いている。
なんだかんだいっていい学生生活だったと本人も思っている。
コレット・レオン
ノエルのルームメイト。赤毛に琥珀色の目で八重歯が特徴的な猫獣人。ゴシップ大好きでジャーナリズムも持ち、魔法学園新聞部の部長にまで登りつめる。
ノエルが何か面白いことを企んだ時に取材して盛り上げる係。
ダコタ・シュメッツ
ノエルのルームメイト。平民の魔法族・シュメッツ家の出身。空を飛ぶ魔法道具にあこがれており、初めて自分で作った空飛ぶ箒でノエルに大けがを負わせてしまった。
ノエルに魔法アイテムを提供する係。もっとたくさん提供させたかったけど、作中は靴ぐらいしか出てこない。
ナサニエル(ネイト)・ドーリン
ハロルドのルームメイト。アレックスの兄。黒髪黒目のイケメン。7大貴族ドーリン家の嫡男。貴族至上主義に反発している。
リアが好きだったが、素直になれず、せっかく婚約していたのに破談にされた。復縁のチャンスで組まれたお茶会も大失敗してしまい、その後の展開は不明。
卒業後はセドリック魔法商会で働きだし、ドーリン家に新しい嵐を巻き起こしているらしい。
ベンジャミン(ベン)・コーネル
ハロルドのルームメイト。三代前に王家から分家したコーネル家の三男。プラチナブロンドの幸薄そうな男子学生。実は愛人の子。
作中には残念ながらほとんど登場できなかった。
セナ・ウォー
ザラの従兄弟でウォー家当主の息子。狼獣人。実力主義に傾倒し、学園ではザラの監視係も担っていた。立太子の儀のパレード中には襲撃の犯行声明を読み上げる係で登場し、ノエルに殴り飛ばされる。
マシュー・ウォー
犬系ウォー家の息子。狼獣人だが、多分犬。実力主義に傾倒し、五年時に第一王女襲撃事件を起こす。
◆裏生徒会
クリスティナ(ティナ)・ルクレツェン
第一王女殿下。学園ではクリスティナ・コーネルと名乗っていた。黒髪に丸顔の女性でノエルの二学年先輩。
カーディガン活動を始めた頃からノエルに目を付け、何かと手助けをして可愛がっていた。研究所の視察時に実力主義者の襲撃にあったり、立太子の儀後のパレードで命を狙われたりしているが動じないで自分の政治を貫くカリスマで為政者としての人気も高い。
立太子して今は王太子。ついにマックスと婚約するらしい。
マクシミリアン(マックス)・コーネル
第一王女殿下の側近で幼馴染。ティナを小さいころから見守り、愛してきた。プラチナブロンドで学園中をきゃーきゃー言わせたレベルのイケメンだが、作中ではほとんどしゃべらない。
ようやくティナと結婚できるらしい。
アリソン・ワグナー
ハニーブロンドの女子学生。ノエルの二学年後輩。父は隣国のヒューゲン生まれのジャーナリストで本人もジャーナリスト。母はルクレツェンで貴族だった。最後の方でアレックスのガールフレンドになる。
アリソンとの結婚を反対されるんじゃないかって言うのがアレックスの悩みだが、その場合はお母さんの実家を頼るんだろうな、と思われる。
◆家族たち
カイル・ボルトン
ノエルの父。ノエルのふわふわ金髪は父譲り。新聞記者時代にオールディで妻となるローズに出会う。現在は小説家。料理上手なノエルの自慢の父。
ローズ・ボルトン
ノエルの母。髪以外はノエルの顔は全て母譲り。大聖女の家系であるルロワ公爵家に生まれたが結界術が使えず、勘当された。正式な名前はシャルローズ。
勘当後は辺境で家族でののんびり暮らしていたが、希少な未来視の術が使えるようになり、教会の神官たちに連行され、そこで命を落としてしまう。
この度、勘当が解かれて籍は戻った。
メアリローズ・ルロワ
ノエルの伯母。現大聖女としてオールディを守る守護の要。シャルローズは異母妹。恐らくノエルの性格はこの人譲り。
ノエルを餌にして敵対する神官勢力を一掃した後、ノエルを大聖女にできないかと自らスパルタ稽古をつけている。恐らく無理なので隠居はまだできそうにない。
セドリック・フィリウス
ハロルドの父。幼いころのハロルドが感情を出さない子供であったことを心配していた。そのため、友達ができただけでも泣きそうなほどに喜ぶ。
セドリック魔法商会を立ち上げて運営する傍ら、議会にも参加する政治家でもある。
ユーフェミア・フィリウス
ハロルドの母。アッシュブロンドでサフィラ家の出身。名前は初登場がここ。お菓子作りが上手。
ウィリアム(ウィル)・サフィラ
ハロルドの叔父。魔法警察勤務。粗野で言葉遣いの荒いがハロルド自慢の叔父。国際警察の立ち上げにかかわっている。
マリー・モンテス
ザラの母。クルクルの金髪のおしゃれなウエイトレス。非魔法族だったが獣人の夫と恋に落ちて駆け落ち同然に結婚した。過労が原因で亡くなる。
ユニ・ウォー
ザラの父。ウォー家で昏睡状態で発見されて、ノエルが治療に行った。
クロー・ウォー
ザラの伯父。ウォー家の当主で魔王の正体。ザラの魔力が自分より強いことを察し、マインドコントロールによって従えさせようとしていた。結局最後は裏切られてお縄になる。
アイシャ・ロバート
ショーンの母。ノエルはロバート商会でショーンに出会う前にアイシャに出会っていた。
ドーリン夫人
ネイトとアレックスの母でゴリゴリの貴族至上主義。しかし、それも古の魔道具による精神汚染が原因であったことが発覚する。
◆魔法学園の教師
ミネルバ(・カルベット)
濃い茶髪のひっつめ髪が特徴的な40代の女性教師。ノエルたちの1-3年時の担任で非魔法族生まれのノエルに魔法学園について説明に来てくれた先生。ノエルの推し。
元魔法騎士団でオールディとの国境を守っていた部隊の隊長だった。光魔法の使い手でその腕前は国一番で身体強化により石の壁を拳で粉砕できる。
ノエルが光魔法の特別講師を追い出したために、学園で1-5年時まで光魔法をノエルに指導していた。
研究所所長/魔法学園学園長
優し気な白髪のおじいちゃん。おそらく昔はやり手だったのだろうと推測される。
ディアナ・カルベット
光魔法の特別講師だったが、ノエルに対してひどい差別を行ったために、クビになった。
◆冒険クラブ
ザック・デイビー
ノエルの三学年後輩の熊獣人。こげ茶の髪に赤い瞳をした男子学生。
ポール・デイビー
ノエルの三学年後輩の熊獣人。白髪に青い目をした男子学生。ザックの双子の弟。
エリザベス(ベス)・マクレガー
ノエルの三学年後輩の女子学生。マクレガー家本家の末娘。黒い巻き髪の可愛い系。リアの従姉妹でリアの信者。
◆オールディの人々
ヴィクトー隊長/団長
ノエルが辺境に暮らしていたころに黒薔薇騎士団の隊長をしていた男性。際立ったムキムキマッチョ。
ノエルがオールディを再訪したときには黒薔薇騎士団の団長になり、国際警察の立ち上げにも関わった。現在は後輩に団長の座を譲っている。
サミュエル・モロー
現神官長。暗い茶髪に端正な顔立ちの40代男性。片耳に青い石のついたピアスをしている。
ジョセフ・モロー
神官。白髪の多い暗めの茶髪の男性。恐らく40代半ば。ノエルがモロー家とルロワ家の血を引くことから、手駒にしようと拉致したことでお縄になった。
セシル・モロー
大聖女メアリローズ付きの秘書。ブルネットの無表情な女性。ジョセフの従姉妹でジョセフは大聖女のスパイをさせているつもりだったが、逆にだましていた二重スパイ。
リュカ
ノエルを襲った白薔薇騎士団の騎士。イケメン。
◆その他
クロエ
ノエルの家の下の階でアンティークな洋服店を営んでいる非魔法族の女性。デザイナーの仕事もしており、ノエルによく服を作ってくれる。ノエルの服がリア経由で貴族に人気になったことでロバート商会お抱えのデザイナーになったとか。
ジェニー
リアの専属の侍女。リアとノエルのお茶会の時には給仕をしてくれる。リア命。出身は男爵家で魔法学園の卒業生でもある。リアが6歳のころから屋敷に勤めている。
恐らくユージーンの同級生。
ルクレツェンの国王陛下
ティナの父でティナの立太子を最終決定した。立太子の儀の際には娘のことを心配していた。ティナの下にも二人娘がいる。
◆精霊
オズマ
ノエルの愛猫。オールディで出会い、外国の物語に出てくるお姫様の名前からオズマと名付けた。気まぐれな猫だと思われていたが、姿が見えない時には姿を消してノエルの肩の上にいたことがメアリローズの宝石目により発覚した。
その正体は一時代に一体しか存在しないと言われる幸運の精霊。
ビビ
ショーンと契約している時の精霊。契約前からショーンを気にかけており、怪我をしたら時を戻してショーンを助けていた。
基本怒ったようにしゃべっている。見た目はノエルを小型にした人型。ショーンの小姑になっている。
眼鏡
ハロルドと契約している知識の精霊。眼鏡に擬態しており、名前も眼鏡。
モーリーン
ノエルが一年時に魔法学園に現れた歌声を盗む魔物。元は歌の精霊が堕落した姿。
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