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しおりを挟む「あの…加奈の旦那さんですよね? 私、加奈の友達の梨沙子です。覚えてらっしゃいますか?」
「あー! 梨沙子さん!」
彼女は加奈の一番仲の良い友達だ。
「良かった。津田さん、お一人なんですか?」
「いえ、連れが後で来ます。」
「え…それって…女性とか…」
「違いますよ! そんなはずないでしょ。書士の男友達です。」
「そうですか。ホッとしましたぁ。もしかしてあの時の女性が来るのかと思った…」
「え?」
「すみません! この間加奈と一緒にいる時に津田さんがすごくキレイな女の人といる所を見ちゃったから…」
彼女も一緒にいたのか…。
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