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しおりを挟む「雅彦は、私の事なんて何も考えてない!」
「そんな事ないだろ!」
「こっち帰ってから私の事ずっとほっといたじゃん!」
「だって、加奈が楽しんできてって言ったんじゃないか!」
「楽しむにも程があるでしょ! あんなに永遠に楽しむとは思いもしなかった! 私、一人ですることも無いし、めちゃくちゃ辛かったんだよ!」
「それならそうと言えばよかったんだ。それに俺、加奈も来るって聞いたよね? 自分が行かないって言ったんじゃない!」
「知らない人ばっかのとこ言ったって緊張するだけじゃん! 私人見知りなのに。」
雅彦は大きく溜息をついた。
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