良心的ＡＩ搭載 人生ナビゲーションシステム

4 愛する妻、可愛い子供たち、パパは頑張るよ～！ あれ？ 僕は何がしたかったんだっけ？ 自分を見失いそうになっていた僕の前に現れたのは…

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「僕…姫君たちに会う前、自分がブレそうになっていたんです。お金の事、家族の事、正直見栄なんかも入っていた。それで僕は…自分を見失いそうになっていた。でもね、それを姫君が気づかせてくれた。僕は、女の子たちが自分に自信を持ってもらえる手助けをしたかったんだ！　だからその…お礼です！　もしお返しを考えて下さるなら、是非、若君様の正室の座をゲットしてください！」

「わらわが僅かながらでもお役に立てたのなら、これほど喜ばしいことはございません！　つくよみの御使い様の御恩に報いるため、わらわは必ずや若君様の正室の座をげっと致しまする！」

クスッ。

姫君可愛いなぁ。

姫君の行く末を見守りたかったが、僕は妻子の待つスイートホームへ帰ることにした。

車に乗り込み、窓を開け、二人に向かって手を振りながら思いっきり叫んだ。

「ありがとう…。ありがとう、姫君！　ありがとう、女房さん！　本当にありがとうございました！」

「ありがとうございます！　つくよみの御使い様！　どうかお気をつけて～～～…」

「デハ、令和ノ　東京ニ向ケテ　発進イタシマス！　姫君ト　和英サン　ノ　人生ノ　ドライブ　ガ　素晴ラシキモノニ　ナリマスヨウニ！」