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1 不倫地獄にハマって人生どん詰まりの私が幼馴染のメガネイケメンに再会し起死回生するまでの話
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しおりを挟むそれは想像を絶する素晴らしきものだった。
裕一郎とはこんな感覚に陥ったこと無い!
いや、裕一郎だけじゃない、今まで付き合った誰ともこんな感覚無かった!
とろけた!
さっき食べたソフトクリームですら、そのトロけ具合は敵わない!
何と言う事だ!
真宙め、いつの間にこんなにテクニシャンになったのだ?
山に籠ってキス仙人の元で修行でもしてきたのかっ?
ああああ、動悸息切れが止まらない!
どうしてくれんだ!
真宙は顔を上げ、じっと私の目を見た。
そしてまた元の位置に戻って仰向けになって寝転んだ。
「なるほどな。」
真宙は呟いた。
キスした後のなるほどなって、どういう意味?
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