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1 不倫地獄にハマって人生どん詰まりの私が幼馴染のメガネイケメンに再会し起死回生するまでの話
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しおりを挟むふと横で寝て居る真宙を見ると、眼鏡の下の瞳に映り込んだイルミがキラキラしていた。
「ナビはあんたに会いに行くことが私の希望ルートだって言ってるんだよね…。」
「へえ…。」
またしばらく沈黙が続いた。
「じゃさ、その希望ってのがあるかどうか試してみる?」
真宙は上を向いたまま言った。
「どうやって?」
突然、真宙は私の上に覆いかぶさりキスをしてきた。
「ちょ、ちょっと!」
そういう私を無視するかの如く、真宙は私の両手を押えてキスし続けた。
頭がボーっとする…。
何も考えられない…。
自分と真宙の境界が無くなっていく…。
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