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1 不倫地獄にハマって人生どん詰まりの私が幼馴染のメガネイケメンに再会し起死回生するまでの話
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しおりを挟む真宙はそれを普通に聞いてくれて普通に災難だったなと言ってくれた。
真宙にナビの事を話しても信じてもらえるとは思えなかったけど、彼は目を真ん丸にして食いついてきた。
「それ…もし本当だったらすごいね…。ちょっと俺もそのナビ試していい?」
「いいけど…でも車には乗れないかもよ。勝手にロックかかっちゃうから。」
真宙はいそいで身支度を始めた。
私は飲み終わったコーヒーカップをキッチンに持って行って洗った。
キッチンには食器が二組ずつあった。
きっとさっき怒って帰っていった彼女の分も置いてあるのだろう。
「おまたせ! 行こうか!」
二人で部屋を出て車へ向かった。
真宙は助手席の方へ回った。
ロックを解除した。
真宙はすんなりとドアを開け、中へ入った。
「普通に入れたね。」
真宙は車の中をキョロキョロと見回した。
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