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第二章
第25話 十二学区撤退戦(5)『絵』
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5.
ホタルは物陰で安堵の息をついた。
瓦礫が巻き起こした煙に乗じて姿を眩ませ、こっそり地上に降りていたのだ。
遙か上空からつばさの怒声が耳を掠めたが、今は聞こえない振りをした。
つばさの一撃で半壊した建物から距離を取りつつ、回り込むように移動する。
その程度で空を自由に飛ぶつばさから逃げ切れるとは思えないが、ひとまず身を隠し、考えを纏める場所を欲した。
上空からでは暗くて分かり辛かったが、ホタルが降り立った場所は商業施設が立ち並んだ一角だった。
無駄な魔力消費を抑えるため、磁力を使った飛行は使わず足早に移動する。
ホタルが咄嗟に逃げ込んたのはドラッグストア裏側の搬入口だった。
搬入用シャッターに背を預け、荒い息を吐く。
(振り下ろす向きで性能が変わるデバイス、やっかいだな……しかし、本当に同一人物なのか? アイドルとは思えんな)
初対面のつばさのざっくばらんな話し方からは想像も付かない罵声とヒステリックを味わったホタルは、呆れ混じりの感想をぼやく。
冷静に皮肉を吐きつつも、早い動悸と呼吸の乱れは隠せない。過度の魔力消費による疲労だけが原因ではない。
十二学区の科学力が、純粋な破壊力に転化した姿を目の当たりにしたからだ。
殺希の下で色々な物を見てきたが、つばさが披露した物はホタルの知見とはまるで方向性が異なる。
当初はあのまま空中戦に応じ、最短でつばさのデバイスを破壊するつもりでいた。
しかし、烈風の乱打を受け、空中戦への不安から、勝ちを確信出来なくなったのだ。
魔力にも不安を持つ今は、確実に当たる攻撃以外に能力の使用を控えたかった。
牽制で電撃を放ったり、無意味に飛んだり、『雷王』を出すなどもっての外だった。
今ホタルに求められているのは短期決戦。それも必殺レベルの一撃での奇襲方法。
少なくとも、突破口を見つけるまで息を潜める必要があった。
(考えろ、あいつの体勢を崩す方法を)
頼れる知識は限られていた。
つばさの言葉を反芻しながら、いかにして撃墜するか、その一点に思考を集中させる。拘束や陽動と言った頭を使う上、手数を必要とする行動は初期段階から思考の外に追いやった。
そもそも、策を弄するタイプでは絶対ないという自覚があった。
けれど、戦闘中に訪れるチャンスへの理解と、それをものにする自信は持ち合わせていた。
(あの安定した飛行。ちょっとやそっとでは崩せそうにない。せめて、ヤツが言っていた飛行の原理が分かれば……)
ホタルは頭を抱えながら、原理を探ろうとしていた。出来もしないパズルを手順よく解く方法を模索していた。
(待てよ、原理は分からなくても飛行している以上、大気空気からは影響を受けているはず)
でも、ある意味でホタルは頭が良かった。
原理が分からないなら、パズルが解けないなら、パズル諸共破壊すればいいのだから。
(よし、これで行こう。これだけ建物があれば屋上にはあれがあるはずだ!)
決断の後、ホタルは即座に行動に出た。迷っている時間など元から存在しないが、それでもホタルは迷わなかった。
ただ一度の奇襲からの一撃必殺に身を委ねるだけの決断力と、それを可能にする実力が後押ししていた。
静寂の中、不気味な高周波音がホタルの鼓膜を叩く。思考を終えたホタルにはその音に疑問を抱き「なんだろう?」と考える余裕があった。賑やかな日中であれば気付くことが出来なかったその音源は、何かが高速回転する音だった。
「どこにいるんだい? 出てきて大人しくぶち殺されなよぉ? はははっ、これじゃどっちが悪者か分からないか!」
間のいいことに、覚悟を決めたホタルの背後から追撃者たるつばさの声が徐々に近づいていた。
ドラッグストアの影からチラリと公道を覗き見ると、戦斧を担いだつばさが悠然と低空飛行する姿が確認できた。耳にした高周波音は飛行デバイスの起動音だった。
つばさの表情からは微かに余裕と油断が見て取れた。
ホタルは怯むことなく飛び出した。それも、つばさを誘引するようにわざと音と光を発しながら。
当然つばさは即座に反応し、上空へと逃げたホタルを追う。数瞬前には見せていた余裕と油断を奥に潜め、入れ替えに狩る者の獰猛さを振りかざして。
つばさが素早く背後から追撃してくる姿を見ると、ホタルは建物外周に沿うように螺旋を描き、十二学区上空に再び舞い上がる。
頭上を取ることで、つばさを刺激する意図も含まれていた。
磁力の階段を踏むように、空中を泳ぐように天空を駆け上がる。
上空で身を翻し、夜空と月を背に諸手を広げ、魔力を惜しみなく解放する。
僅かな溜めを経て、ホタルの力のシンボルが顕現する。
ただし、いつもの様に手中ではなく、空中に『雷王』を溢れ返らせた。
ホタルは、声高らかに唱う。
『さんざめけっ!!『雷王』っ!!!』
直後、つばさが頭上に見た物は夜空に煌めく、数多の雷剣。
逃走から一転、大規模攻勢に出たホタルに、つばさは完全に怯んだ。
視界を覆い尽くす閃光の暴威が、蛍火色の軌跡を残し、紫電を纏い、広範囲に、火花を散らせながら降り注ぐ。
無数の雷剣が、つばさのみならず、建造物も襲う。屋上と外壁を抉り、窓ガラスを粉砕して辺り一面を紫電の海に変える。
つばさは次々と降り注ぐ雷剣の火花、衝撃を受けつつも、隙間を見つけ、直撃だけは避けた。
「なめないで欲しいね!」
つばさの反撃の声はガコンと言う、奇妙な金属音がかき消した。
無数に降り注いだ雷剣は、つばさの背後に建ったビル屋上の給水タンクを貫き、大きな裂け目を作り、局所的な洪水を引き起こした。
勿論、そんな水遊びでつばさの意識を反らせるとは思っていない。
「勉強が出来ない私でも、水の電気分解くらいは知っているぞ」
「はぁ!?」
ここまで一切口を割らなかった侵入者の、突然の意味不明な言葉につばさは怒りの声を上げ――少し遅れて意味を理解する。
通電した水が、大量の水素と酸素に変わり、電撃の火花に引火。
――大爆発を起こす。
誘発されたのは、炎と衝撃。
そして、爆発的に温められた空気。
空気大気の影響を受けて飛ぶつばさにとって、温度変化による急な上昇気流と下降気流は天敵である。
「爆発が本筋!? でも甘いよ! この程度、数秒とかからず復旧できるからね!」
ホタルの正面からの奇策に驚嘆しつつも、高性能デバイスへの厚い信頼がつばさを支えていた。
宣言通り、爆風に揺られバランスを失うが、高い姿勢制御が直ちに安定飛行を取り戻すために稼働する。
「散々暴れやがって! もう、覚悟はできたんだろうね!?」
つばさは戦斧を握る手に力を込める。
安定飛行をもたらすまでの数秒と言う長時間の隙を晒しながら、まだ憤る余裕を残していた。
しかし、つばさが見た物は、爆風からも熱風からも影響を受けずに、白いマントを踊らせ、雷剣を握って猛進するホタルの姿だった。
体制を立て直すための数秒が、既に致命傷の向こう側だと気づけなかった。
驚きが先行するあまり、恐怖を感じる間もなく、勝敗は決した。
「な、なんでお前はこの中で自在に飛べるんだい!?」
磁力を使って飛ぶホタルには、大気空気からの影響は始めから縁のない話しだった。
瞬く間につばさの懐に潜り込んだホタルは、戦斧の柄を一刀両断し、返す刀で翼の片方を切り落とした。
持ち手を失った戦斧は落下し、翼の片方を欠損してバランスを取れなくなったつばさは、クルクルと回転しながら夜の市街地の闇に消えていった。
ホタルは物陰で安堵の息をついた。
瓦礫が巻き起こした煙に乗じて姿を眩ませ、こっそり地上に降りていたのだ。
遙か上空からつばさの怒声が耳を掠めたが、今は聞こえない振りをした。
つばさの一撃で半壊した建物から距離を取りつつ、回り込むように移動する。
その程度で空を自由に飛ぶつばさから逃げ切れるとは思えないが、ひとまず身を隠し、考えを纏める場所を欲した。
上空からでは暗くて分かり辛かったが、ホタルが降り立った場所は商業施設が立ち並んだ一角だった。
無駄な魔力消費を抑えるため、磁力を使った飛行は使わず足早に移動する。
ホタルが咄嗟に逃げ込んたのはドラッグストア裏側の搬入口だった。
搬入用シャッターに背を預け、荒い息を吐く。
(振り下ろす向きで性能が変わるデバイス、やっかいだな……しかし、本当に同一人物なのか? アイドルとは思えんな)
初対面のつばさのざっくばらんな話し方からは想像も付かない罵声とヒステリックを味わったホタルは、呆れ混じりの感想をぼやく。
冷静に皮肉を吐きつつも、早い動悸と呼吸の乱れは隠せない。過度の魔力消費による疲労だけが原因ではない。
十二学区の科学力が、純粋な破壊力に転化した姿を目の当たりにしたからだ。
殺希の下で色々な物を見てきたが、つばさが披露した物はホタルの知見とはまるで方向性が異なる。
当初はあのまま空中戦に応じ、最短でつばさのデバイスを破壊するつもりでいた。
しかし、烈風の乱打を受け、空中戦への不安から、勝ちを確信出来なくなったのだ。
魔力にも不安を持つ今は、確実に当たる攻撃以外に能力の使用を控えたかった。
牽制で電撃を放ったり、無意味に飛んだり、『雷王』を出すなどもっての外だった。
今ホタルに求められているのは短期決戦。それも必殺レベルの一撃での奇襲方法。
少なくとも、突破口を見つけるまで息を潜める必要があった。
(考えろ、あいつの体勢を崩す方法を)
頼れる知識は限られていた。
つばさの言葉を反芻しながら、いかにして撃墜するか、その一点に思考を集中させる。拘束や陽動と言った頭を使う上、手数を必要とする行動は初期段階から思考の外に追いやった。
そもそも、策を弄するタイプでは絶対ないという自覚があった。
けれど、戦闘中に訪れるチャンスへの理解と、それをものにする自信は持ち合わせていた。
(あの安定した飛行。ちょっとやそっとでは崩せそうにない。せめて、ヤツが言っていた飛行の原理が分かれば……)
ホタルは頭を抱えながら、原理を探ろうとしていた。出来もしないパズルを手順よく解く方法を模索していた。
(待てよ、原理は分からなくても飛行している以上、大気空気からは影響を受けているはず)
でも、ある意味でホタルは頭が良かった。
原理が分からないなら、パズルが解けないなら、パズル諸共破壊すればいいのだから。
(よし、これで行こう。これだけ建物があれば屋上にはあれがあるはずだ!)
決断の後、ホタルは即座に行動に出た。迷っている時間など元から存在しないが、それでもホタルは迷わなかった。
ただ一度の奇襲からの一撃必殺に身を委ねるだけの決断力と、それを可能にする実力が後押ししていた。
静寂の中、不気味な高周波音がホタルの鼓膜を叩く。思考を終えたホタルにはその音に疑問を抱き「なんだろう?」と考える余裕があった。賑やかな日中であれば気付くことが出来なかったその音源は、何かが高速回転する音だった。
「どこにいるんだい? 出てきて大人しくぶち殺されなよぉ? はははっ、これじゃどっちが悪者か分からないか!」
間のいいことに、覚悟を決めたホタルの背後から追撃者たるつばさの声が徐々に近づいていた。
ドラッグストアの影からチラリと公道を覗き見ると、戦斧を担いだつばさが悠然と低空飛行する姿が確認できた。耳にした高周波音は飛行デバイスの起動音だった。
つばさの表情からは微かに余裕と油断が見て取れた。
ホタルは怯むことなく飛び出した。それも、つばさを誘引するようにわざと音と光を発しながら。
当然つばさは即座に反応し、上空へと逃げたホタルを追う。数瞬前には見せていた余裕と油断を奥に潜め、入れ替えに狩る者の獰猛さを振りかざして。
つばさが素早く背後から追撃してくる姿を見ると、ホタルは建物外周に沿うように螺旋を描き、十二学区上空に再び舞い上がる。
頭上を取ることで、つばさを刺激する意図も含まれていた。
磁力の階段を踏むように、空中を泳ぐように天空を駆け上がる。
上空で身を翻し、夜空と月を背に諸手を広げ、魔力を惜しみなく解放する。
僅かな溜めを経て、ホタルの力のシンボルが顕現する。
ただし、いつもの様に手中ではなく、空中に『雷王』を溢れ返らせた。
ホタルは、声高らかに唱う。
『さんざめけっ!!『雷王』っ!!!』
直後、つばさが頭上に見た物は夜空に煌めく、数多の雷剣。
逃走から一転、大規模攻勢に出たホタルに、つばさは完全に怯んだ。
視界を覆い尽くす閃光の暴威が、蛍火色の軌跡を残し、紫電を纏い、広範囲に、火花を散らせながら降り注ぐ。
無数の雷剣が、つばさのみならず、建造物も襲う。屋上と外壁を抉り、窓ガラスを粉砕して辺り一面を紫電の海に変える。
つばさは次々と降り注ぐ雷剣の火花、衝撃を受けつつも、隙間を見つけ、直撃だけは避けた。
「なめないで欲しいね!」
つばさの反撃の声はガコンと言う、奇妙な金属音がかき消した。
無数に降り注いだ雷剣は、つばさの背後に建ったビル屋上の給水タンクを貫き、大きな裂け目を作り、局所的な洪水を引き起こした。
勿論、そんな水遊びでつばさの意識を反らせるとは思っていない。
「勉強が出来ない私でも、水の電気分解くらいは知っているぞ」
「はぁ!?」
ここまで一切口を割らなかった侵入者の、突然の意味不明な言葉につばさは怒りの声を上げ――少し遅れて意味を理解する。
通電した水が、大量の水素と酸素に変わり、電撃の火花に引火。
――大爆発を起こす。
誘発されたのは、炎と衝撃。
そして、爆発的に温められた空気。
空気大気の影響を受けて飛ぶつばさにとって、温度変化による急な上昇気流と下降気流は天敵である。
「爆発が本筋!? でも甘いよ! この程度、数秒とかからず復旧できるからね!」
ホタルの正面からの奇策に驚嘆しつつも、高性能デバイスへの厚い信頼がつばさを支えていた。
宣言通り、爆風に揺られバランスを失うが、高い姿勢制御が直ちに安定飛行を取り戻すために稼働する。
「散々暴れやがって! もう、覚悟はできたんだろうね!?」
つばさは戦斧を握る手に力を込める。
安定飛行をもたらすまでの数秒と言う長時間の隙を晒しながら、まだ憤る余裕を残していた。
しかし、つばさが見た物は、爆風からも熱風からも影響を受けずに、白いマントを踊らせ、雷剣を握って猛進するホタルの姿だった。
体制を立て直すための数秒が、既に致命傷の向こう側だと気づけなかった。
驚きが先行するあまり、恐怖を感じる間もなく、勝敗は決した。
「な、なんでお前はこの中で自在に飛べるんだい!?」
磁力を使って飛ぶホタルには、大気空気からの影響は始めから縁のない話しだった。
瞬く間につばさの懐に潜り込んだホタルは、戦斧の柄を一刀両断し、返す刀で翼の片方を切り落とした。
持ち手を失った戦斧は落下し、翼の片方を欠損してバランスを取れなくなったつばさは、クルクルと回転しながら夜の市街地の闇に消えていった。
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