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ドンドンドン…
「優!優!起きなさい!春輝くんが迎えに来たわよ!」
「…眠い…」
僕はあくびをしながら時計を確認した。
時刻は7時。いつもより少し早く起こされた。
急いで支度をし、春輝が待っている玄関へと向かった。
「待たせちゃってごめん。今日何かあった?」
「僕が早めに来ただけだから気にしないで。今日は特に何もないよ」
何かあるのかと思ってびっくりしたわ。
僕達は、いつものように学校へ向かった。
でもいつもと違って、会話数が少なかったが…
学校に着いてからも春輝との会話は少ない。10分休憩ごとに来ていたが、今日は今のところ来ていない。
僕、何か怒らすことしたかな?…思いつかない。
そんなことを考えていると、湊が話しかけてきた。
「ねぇ~春輝と喧嘩でもした?」
「してないと思うよ?…多分」
「多分なんだw…僕は知ってるけどね。」
「えっ!何か僕が怒らすことした?教えて下さい。」
「ナイショ!気にしなくてもいいことだよ。
…ボソッ…ただの嫉妬だからね…w」
原因知ってる口調なのに、喧嘩した?って聞くの少し意地悪な感じがする。教えてくれてもいいのに~
僕がムスくれているとチャイムが鳴った。
キンコンカンコーン…
次の授業の準備しないとな。考えるのは後にしよう。
真面目に授業を聞いていると湊から手紙を渡された。
やっぱり教えてくれるのかな?と思いながら手紙を開いた。
授業中にコソコソするの楽しいねw
優に聞きたいことあったんだ!
翼くんが5月ごろに学校やめてたんだけど…
やめたきっかけ、春輝くんが関わってるって
噂聞いたんだ。心当たりある?
友達として、無実ならこの噂をとめたい思って…
春輝くんにちょっと探り入れてみて!
僕は少し彼に嫌われてるから…
僕は手紙を閉じた。こんな噂があったのか。
5月頃っていじめが、なくなった頃だな。偶然か?
春輝の様子がおかしいのも噂のせい?
昼休みにでも春輝のホローに行くか。
そう思い、引き続き授業に集中した。
「優!優!起きなさい!春輝くんが迎えに来たわよ!」
「…眠い…」
僕はあくびをしながら時計を確認した。
時刻は7時。いつもより少し早く起こされた。
急いで支度をし、春輝が待っている玄関へと向かった。
「待たせちゃってごめん。今日何かあった?」
「僕が早めに来ただけだから気にしないで。今日は特に何もないよ」
何かあるのかと思ってびっくりしたわ。
僕達は、いつものように学校へ向かった。
でもいつもと違って、会話数が少なかったが…
学校に着いてからも春輝との会話は少ない。10分休憩ごとに来ていたが、今日は今のところ来ていない。
僕、何か怒らすことしたかな?…思いつかない。
そんなことを考えていると、湊が話しかけてきた。
「ねぇ~春輝と喧嘩でもした?」
「してないと思うよ?…多分」
「多分なんだw…僕は知ってるけどね。」
「えっ!何か僕が怒らすことした?教えて下さい。」
「ナイショ!気にしなくてもいいことだよ。
…ボソッ…ただの嫉妬だからね…w」
原因知ってる口調なのに、喧嘩した?って聞くの少し意地悪な感じがする。教えてくれてもいいのに~
僕がムスくれているとチャイムが鳴った。
キンコンカンコーン…
次の授業の準備しないとな。考えるのは後にしよう。
真面目に授業を聞いていると湊から手紙を渡された。
やっぱり教えてくれるのかな?と思いながら手紙を開いた。
授業中にコソコソするの楽しいねw
優に聞きたいことあったんだ!
翼くんが5月ごろに学校やめてたんだけど…
やめたきっかけ、春輝くんが関わってるって
噂聞いたんだ。心当たりある?
友達として、無実ならこの噂をとめたい思って…
春輝くんにちょっと探り入れてみて!
僕は少し彼に嫌われてるから…
僕は手紙を閉じた。こんな噂があったのか。
5月頃っていじめが、なくなった頃だな。偶然か?
春輝の様子がおかしいのも噂のせい?
昼休みにでも春輝のホローに行くか。
そう思い、引き続き授業に集中した。
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