2 / 4
うん!
しおりを挟む
その瞬間――
「いやあああああ!」「くっさあああああ!」「ひえええええええ」
酒場は阿鼻叫喚の地獄絵図となった。
俺は体をぶりぶり動かしながら、
「あのー。誰か僕とパーティーを組んでくれませんかー?」
だが――
「くっさあ!」「おええ!」「ひいいい!」
人々は俺を見た目だけで判断し、近寄ってすらこない。
俺は勇気を出して、近くのテーブルに座っている赤髪のお姉さんに声をかけてみた。
ちょっと背が高くて、美人だ。細身のレイピアを腰に刺している。
「おねーさん! 僕とパーティーを組んでもらえませんかっ?」
お姉さんは鼻を摘みながら、
「ご、ごめんなさいね。私のパーティーはもう締め切ったのよ……」
「そ、そうですか……」
俺はぶりぶりしながら、酒場の奥に行こうとした――
「おい! お前ここ食事処だぞ! くせ~んだよ!」
「そうだ! そうだ!」
「出て行けよ!」
「お前みたいなクソやろう誰もパーティーに欲しがらない!」
「うんこがなんの役に立つんだよっ!」
大ブーイングだった。
シュン(落ち込む音)
そして、俺は負け犬のように酒場を後にした。
帰り道をとぼとぼと歩いていく。道には汚い轍が生まれた。
周囲からは、
「ねえあれうんこ? うんこが歩いているわよ?」
「うわっ! くっさ!」
「あのうんこ落ち込んでない?」
俺は俯きながら転生前のことを思い出した。
[過去の回想]
「やーい! やーい! お前なんかどっか行けよ!」
「よう! 役立たず!」
「お前は誰の役にも立たないんだよ!」
「お前なんか誰にも必要とされないんだよ! 誰にもな!」
転生する前の俺の人生は、お手本のような“失敗”だった。
「お前なんかクソ以下なんだよ! ほら、いつもみたいにバカみたいに肯定しろ! 元気よく『うん』って言えよ! それしかできねーんだろ?」
「うん……」
「お前はただのうんこ製造機だ。就職もできず、アルバイトにも落ちる。お前は、一家の恥だ。そうだな?」
「うん……」
受験に失敗、恋愛にも失敗、就職にも失敗、アルバイトの面接にも失敗。
全てに負け続けた、文字通りのクソやろうだ。
挙げ句の果てには……病気で死んじまった。葬式には、親族以外誰も来てくれなかった。
だから嬉しかったんだ。女神様に転生のチャンスをもらえて。
【お疲れ様です。あなたは死にました。このまま天国に行くか、転生して、別の場所で――】
【やります!】
【え? 転生する際には色々と――】
【やります! 僕にやらせてください!】
【わかりました。なら職業を検索しますね】
【どんな職業でもいいです!】
【本当にどんな職業でもいいのですか?】
【うん!】
俺は元気よく返事をした。
そして、俺はうんこになった。
[回想終了 現在へ]
次こそ、頑張るから!
次こそ、勝つから! 次のチャンスがあれば、もう一度頑張れると思っていた。
だけど、俺は運に見放されてしまった。転生する順番は、前世で努力した順だ。
俺は同時期に死んだ全ての人間の中で最下位だった。
人生は甘くない。転生しても変わらない。
頑張らなきゃ! 頑張らなきゃ! 頑張らなきゃ! そう思っていた。
だけど、何もできなかった。
運で勝つ姿を妄想したり、チート能力で勝つところを想像したりした。
異世界に来れば、勝てると思っていた。
異世界に来れば、なんとかなると思っていた。
「現実はこんなもんか……」
俺は近くの森に行って、野宿することにした。野ざらしだ。野糞だ。
[一時間後]
空を見上げると、蒼白い朧月が霞を帯びながら輝く。
月光が俺の体にぶつかり、影で切り絵を地面に生み出す。
残光が地面で燻り、燃え上がるようにして煌めいている。
「はあ……っていうか俺のスキルってなんだろ? 一応確認してみるか――」
その時だった――
「きゃあああああ!」
夜空に悲鳴が響き渡る。静寂は、悲鳴のハサミで切り裂かれた。
(なんだ?)
俺は体をぶりぶりと動かし悲鳴の方へ向かった。
そこには、先ほどの赤髪のおねーさんのパーティーがいた。
パーティーは壊滅していた。
戦士らしき人の頭部が、地面を転がっている。
手足は全部根元から引っこ抜かれ、草に投げ捨てられている。
ダルマになった胴体は、無念の表情だ。
敵は、一匹の巨大なキメラ。頭はヤギとトラ。尻尾は蛇の頭だ。二枚の翼が生えていて、夜空を覆い隠している。
「とどめだ!」
キメラは赤髪のお姉さんに、大きな口の矛先をむけた。お姉さんは、両目をつむり、死を覚悟した。
俺の脳内に今までのクソッタレの人生がフラバしていく。
いつもいつも何もしないで見ているだけだった。
片思いの子がイケメンに取られるところ。
俺じゃない誰かが大学に合格するところ。
なんの努力もしていない、コミュ力だけのハッタリ野郎が大企業に入社するところ。
俺はいつもそれをそばから眺めているだけだった。
俺は過去の辛かった思い出を頭の片隅に突っ込んだ。
両目を開いて、目の前の現実を見る。
これが最後のチャンスだ!
またビービー泣いて過ごすか?
また自分の運命を呪って、クソみたいに文句をぶりぶり垂れるか?
異世界に転生してもまだ負け犬を続けるかっ?
今の人生を頑張るんだ! 今の俺がうんこくらいしか価値がなくても、それでいい!
うんこが勝つところを見せてやる!
うんこにもできることがあるんだっっ!
俺は体をキメラと女性の間に滑り込ませた。
すると――
「うわっっっ! くっせえええ!」
俺の匂いを嗅いだキメラは頭を引っ込めた。
「あ、あなたはあの時のうんこさん?」
と、お姉さん。
「なんだてめー? クソの分際で、俺様の邪魔をするのか?」
と、キメラ。
俺は大きく息を吸い込んで――
「うん!」
元気よく返事をした。
「いやあああああ!」「くっさあああああ!」「ひえええええええ」
酒場は阿鼻叫喚の地獄絵図となった。
俺は体をぶりぶり動かしながら、
「あのー。誰か僕とパーティーを組んでくれませんかー?」
だが――
「くっさあ!」「おええ!」「ひいいい!」
人々は俺を見た目だけで判断し、近寄ってすらこない。
俺は勇気を出して、近くのテーブルに座っている赤髪のお姉さんに声をかけてみた。
ちょっと背が高くて、美人だ。細身のレイピアを腰に刺している。
「おねーさん! 僕とパーティーを組んでもらえませんかっ?」
お姉さんは鼻を摘みながら、
「ご、ごめんなさいね。私のパーティーはもう締め切ったのよ……」
「そ、そうですか……」
俺はぶりぶりしながら、酒場の奥に行こうとした――
「おい! お前ここ食事処だぞ! くせ~んだよ!」
「そうだ! そうだ!」
「出て行けよ!」
「お前みたいなクソやろう誰もパーティーに欲しがらない!」
「うんこがなんの役に立つんだよっ!」
大ブーイングだった。
シュン(落ち込む音)
そして、俺は負け犬のように酒場を後にした。
帰り道をとぼとぼと歩いていく。道には汚い轍が生まれた。
周囲からは、
「ねえあれうんこ? うんこが歩いているわよ?」
「うわっ! くっさ!」
「あのうんこ落ち込んでない?」
俺は俯きながら転生前のことを思い出した。
[過去の回想]
「やーい! やーい! お前なんかどっか行けよ!」
「よう! 役立たず!」
「お前は誰の役にも立たないんだよ!」
「お前なんか誰にも必要とされないんだよ! 誰にもな!」
転生する前の俺の人生は、お手本のような“失敗”だった。
「お前なんかクソ以下なんだよ! ほら、いつもみたいにバカみたいに肯定しろ! 元気よく『うん』って言えよ! それしかできねーんだろ?」
「うん……」
「お前はただのうんこ製造機だ。就職もできず、アルバイトにも落ちる。お前は、一家の恥だ。そうだな?」
「うん……」
受験に失敗、恋愛にも失敗、就職にも失敗、アルバイトの面接にも失敗。
全てに負け続けた、文字通りのクソやろうだ。
挙げ句の果てには……病気で死んじまった。葬式には、親族以外誰も来てくれなかった。
だから嬉しかったんだ。女神様に転生のチャンスをもらえて。
【お疲れ様です。あなたは死にました。このまま天国に行くか、転生して、別の場所で――】
【やります!】
【え? 転生する際には色々と――】
【やります! 僕にやらせてください!】
【わかりました。なら職業を検索しますね】
【どんな職業でもいいです!】
【本当にどんな職業でもいいのですか?】
【うん!】
俺は元気よく返事をした。
そして、俺はうんこになった。
[回想終了 現在へ]
次こそ、頑張るから!
次こそ、勝つから! 次のチャンスがあれば、もう一度頑張れると思っていた。
だけど、俺は運に見放されてしまった。転生する順番は、前世で努力した順だ。
俺は同時期に死んだ全ての人間の中で最下位だった。
人生は甘くない。転生しても変わらない。
頑張らなきゃ! 頑張らなきゃ! 頑張らなきゃ! そう思っていた。
だけど、何もできなかった。
運で勝つ姿を妄想したり、チート能力で勝つところを想像したりした。
異世界に来れば、勝てると思っていた。
異世界に来れば、なんとかなると思っていた。
「現実はこんなもんか……」
俺は近くの森に行って、野宿することにした。野ざらしだ。野糞だ。
[一時間後]
空を見上げると、蒼白い朧月が霞を帯びながら輝く。
月光が俺の体にぶつかり、影で切り絵を地面に生み出す。
残光が地面で燻り、燃え上がるようにして煌めいている。
「はあ……っていうか俺のスキルってなんだろ? 一応確認してみるか――」
その時だった――
「きゃあああああ!」
夜空に悲鳴が響き渡る。静寂は、悲鳴のハサミで切り裂かれた。
(なんだ?)
俺は体をぶりぶりと動かし悲鳴の方へ向かった。
そこには、先ほどの赤髪のおねーさんのパーティーがいた。
パーティーは壊滅していた。
戦士らしき人の頭部が、地面を転がっている。
手足は全部根元から引っこ抜かれ、草に投げ捨てられている。
ダルマになった胴体は、無念の表情だ。
敵は、一匹の巨大なキメラ。頭はヤギとトラ。尻尾は蛇の頭だ。二枚の翼が生えていて、夜空を覆い隠している。
「とどめだ!」
キメラは赤髪のお姉さんに、大きな口の矛先をむけた。お姉さんは、両目をつむり、死を覚悟した。
俺の脳内に今までのクソッタレの人生がフラバしていく。
いつもいつも何もしないで見ているだけだった。
片思いの子がイケメンに取られるところ。
俺じゃない誰かが大学に合格するところ。
なんの努力もしていない、コミュ力だけのハッタリ野郎が大企業に入社するところ。
俺はいつもそれをそばから眺めているだけだった。
俺は過去の辛かった思い出を頭の片隅に突っ込んだ。
両目を開いて、目の前の現実を見る。
これが最後のチャンスだ!
またビービー泣いて過ごすか?
また自分の運命を呪って、クソみたいに文句をぶりぶり垂れるか?
異世界に転生してもまだ負け犬を続けるかっ?
今の人生を頑張るんだ! 今の俺がうんこくらいしか価値がなくても、それでいい!
うんこが勝つところを見せてやる!
うんこにもできることがあるんだっっ!
俺は体をキメラと女性の間に滑り込ませた。
すると――
「うわっっっ! くっせえええ!」
俺の匂いを嗅いだキメラは頭を引っ込めた。
「あ、あなたはあの時のうんこさん?」
と、お姉さん。
「なんだてめー? クソの分際で、俺様の邪魔をするのか?」
と、キメラ。
俺は大きく息を吸い込んで――
「うん!」
元気よく返事をした。
0
お気に入りに追加
0
あなたにおすすめの小説
悠々自適な転生冒険者ライフ ~実力がバレると面倒だから周りのみんなにはナイショです~
こばやん2号
ファンタジー
とある大学に通う22歳の大学生である日比野秋雨は、通学途中にある工事現場の事故に巻き込まれてあっけなく死んでしまう。
それを不憫に思った女神が、異世界で生き返る権利と異世界転生定番のチート能力を与えてくれた。
かつて生きていた世界で趣味で読んでいた小説の知識から、自分の実力がバレてしまうと面倒事に巻き込まれると思った彼は、自身の実力を隠したまま自由気ままな冒険者をすることにした。
果たして彼の二度目の人生はうまくいくのか? そして彼は自分の実力を隠したまま平和な異世界生活をおくれるのか!?
※この作品はアルファポリス、小説家になろうの両サイトで同時配信しております。
チートがちと強すぎるが、異世界を満喫できればそれでいい
616號
ファンタジー
不慮の事故に遭い異世界に転移した主人公アキトは、強さや魔法を思い通り設定できるチートを手に入れた。ダンジョンや迷宮などが数多く存在し、それに加えて異世界からの侵略も日常的にある世界でチートすぎる魔法を次々と編み出して、自由にそして気ままに生きていく冒険物語。
超越者となったおっさんはマイペースに異世界を散策する
神尾優
ファンタジー
山田博(やまだひろし)42歳、独身は年齢制限十代の筈の勇者召喚に何故か選出され、そこで神様曰く大当たりのチートスキル【超越者】を引き当てる。他の勇者を大きく上回る力を手に入れた山田博は勇者の使命そっちのけで異世界の散策を始める。
他の作品の合間にノープランで書いている作品なのでストックが無くなった後は不規則投稿となります。1話の文字数はプロローグを除いて1000文字程です。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
嫌われ者の悪役令息に転生したのに、なぜか周りが放っておいてくれない
AteRa
ファンタジー
エロゲの太ったかませ役に転生した。
かませ役――クラウスには処刑される未来が待っている。
俺は死にたくないので、痩せて死亡フラグを回避する。
*書籍化に際してタイトルを変更いたしました!
クラス転移で無能判定されて追放されたけど、努力してSSランクのチートスキルに進化しました~【生命付与】スキルで異世界を自由に楽しみます~
いちまる
ファンタジー
ある日、クラスごと異世界に召喚されてしまった少年、天羽イオリ。
他のクラスメートが強力なスキルを発現させてゆく中、イオリだけが最低ランクのEランクスキル【生命付与】の持ち主だと鑑定される。
「無能は不要だ」と判断した他の生徒や、召喚した張本人である神官によって、イオリは追放され、川に突き落とされた。
しかしそこで、川底に沈んでいた謎の男の力でスキルを強化するチャンスを得た――。
1千年の努力とともに、イオリのスキルはSSランクへと進化!
自分を拾ってくれた田舎町のアイテムショップで、チートスキルをフル稼働!
「転移者が世界を良くする?」
「知らねえよ、俺は異世界を自由気ままに楽しむんだ!」
追放された少年の第2の人生が、始まる――!
※本作品は他サイト様でも掲載中です。
異世界転生した俺は平和に暮らしたいと願ったのだが
倉田 フラト
ファンタジー
「異世界に転生か再び地球に転生、
どちらが良い?……ですか。」
「異世界転生で。」
即答。
転生の際に何か能力を上げると提案された彼。強大な力を手に入れ英雄になるのも可能、勇者や英雄、ハーレムなんだって可能だったが、彼は「平和に暮らしたい」と言った。何の力も欲しない彼に神様は『コール』と言った念話の様な能力を授け、彼の願いの通り平和に生活が出来る様に転生をしたのだが……そんな彼の願いとは裏腹に家庭の事情で知らぬ間に最強になり……そんなファンタジー大好きな少年が異世界で平和に暮らして――行けたらいいな。ブラコンの姉をもったり、神様に気に入られたりして今日も一日頑張って生きていく物語です。基本的に主人公は強いです、それよりも姉の方が強いです。難しい話は書けないので書きません。軽い気持ちで呼んでくれたら幸いです。
なろうにも数話遅れてますが投稿しております。
誤字脱字など多いと思うので指摘してくれれば即直します。
自分でも見直しますが、ご協力お願いします。
感想の返信はあまりできませんが、しっかりと目を通してます。
ダンジョン配信 【人と関わるより1人でダンジョン探索してる方が好きなんです】ダンジョン生活10年目にして配信者になることになった男の話
天野 星屑
ファンタジー
突如地上に出現したダンジョン。中では現代兵器が使用できず、ダンジョンに踏み込んだ人々は、ダンジョンに初めて入ることで発現する魔法などのスキルと、剣や弓といった原始的な武器で、ダンジョンの環境とモンスターに立ち向かい、その奥底を目指すことになった。
その出現からはや10年。ダンジョン探索者という職業が出現し、ダンジョンは身近な異世界となり。ダンジョン内の様子を外に配信する配信者達によってダンジョンへの過度なおそれも減った現在。
ダンジョン内で生活し、10年間一度も地上に帰っていなかった男が、とある事件から配信者達と関わり、己もダンジョン内の様子を配信することを決意する。
10年間のダンジョン生活。世界の誰よりも豊富な知識と。世界の誰よりも長けた戦闘技術によってダンジョンの様子を明らかにする男は、配信を通して、やがて、世界に大きな動きを生み出していくのだった。
*本作は、ダンジョン籠もりによって強くなった男が、配信を通して地上の人たちや他の配信者達と関わっていくことと、ダンジョン内での世界の描写を主としています
*配信とは言いますが、序盤はいわゆるキャンプ配信とかブッシュクラフト、旅動画みたいな感じが多いです。のちのち他の配信者と本格的に関わっていくときに、一般的なコラボ配信などをします
*主人公と他の探索者(配信者含む)の差は、後者が1~4まで到達しているのに対して、前者は100を越えていることから推察ください。
*主人公はダンジョン引きこもりガチ勢なので、あまり地上に出たがっていません
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる