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仲直り、そして――
しおりを挟む「あ、あぁっ!」
左の乳房を大きな手が揉みしだき、もう片方の乳房の突起を吸い上げられる。そして蜜壺には彼の指が三本挿入され、中を掻き乱している。
ぐちゅぐちゅ、と淫猥な水音にイヤイヤと頭を左右に振り、ガーネットは膝立ちのまま、彼に攻め立てられていた。
ずっと情婦としてでしか抱いてもらえていないと思っていたから、気持ちが通じ合ったこの行為は、ガーネットの胸を温かく満たし、幸福としか言い表せない幸せな気持ちでいっぱいになっていた。
「ジル……、ジルフォード、殿下……ッ」
もう彼のモノが欲しいと濡れた目で訴える。
それを受け、ジルフォードは真っ赤に腫れ上がったガーネットの胸の粒に歯を立てた。
「あぁんっ!」
「違うだろ」
「やっ……、ぁ……」
蜜壺の奥に、彼の指が根元まで射しこまれる。いつも彼で満たされている場所の入り口を爪で擦られ、ガーネットは淫らに腰を振っていた。
「ジルフォード、だろ?」
殿下と呼ぶことは許さない。彼は口に含んだ胸の粒を一際強く吸い上げた。
「んんぅ!」
ぞくぞくと背筋が震える。
気持ちがよくて、でも少しヒリヒリし始めたそこに視線を注いだ。
「ジルフォード、様……」
「惜しいな」
ジルフォードは意地悪く笑い、ガーネットの胸から唇を離した。
「お前は、恋人をそのように呼ぶのか?」
恋人同士であっても、それが平民の間だとしても、多少の身分があれば女性が男性の名に「様」を付けるのは珍しくない。
だが、それを知らないガーネットだ。
初心な彼女は、彼が望んでいることが正しいのだと信じて疑わなかったし、ジルフォードも嘘をついているわけではなかった。
「ジルフォード……」
心の中でしか呼んだことがないその名を口にすると、カッとますます身体が赤く染まっていく。
「あぁ、そうだ。それでいい」
やっと聞けた、とジルフォードは歓喜に打ち震えそうになった。彼女は頑ななまでに身分差を気にする。どんなに激しく抱いて、右も左もわからなくなるまで攻め立てても、そのようには呼んでくれなかった。
完全に彼女の心を手に入れた。
想定外に彼女を怒らせてしまった後のことだが、終わり良ければ総て良しだ。
二度と彼女が嫌がることをしなければ、このままガーネットは一生ジルフォードから離れないだろう。
「ジルフォード……、も、う……」
「ん? どうした?」
「もう、欲しい……」
腰をくねらせ、ガーネットはジルフォードのモノを強請る。
素直に男を欲しがるガーネットを前にして、ジルフォードの理性ははち切れそうだ。
だが、まだだ、と冷静になる。
ジルフォードは指を動かしながら、ガーネットの様子をその目に焼き付けながら問う。
「もう、何だ」
「も……、挿れて……」
「なにを?」
「ッ……!」
もう挿ってるだろう? とでも言いたげに、彼女の中に埋めた指がバラバラに動く。
「ぁんっ! あぁっ……!」
内壁を擦られ、何度も突かれる。その度、ガーネットのそこはヒクヒクと、もっと熱くて質量がある楔に貫かれたいと、指を咥え込む。
「やっ、もう、やぁ……!」
「なら、こっちの穴がいいか?」
言いながら蜜壺から指を引き抜き、もっと奥の穴へと濡れた指を這わせる。
「や……ッ! そこ……違う……ッ!」
イヤイヤと頭を左右に振りながらも、腰も淫らに揺れる。
「ここも、気持ちよくなるそうだぞ」
意地悪くジルフォードは嗤い、そしてツプリ、とそこに一本だけ指を挿し入れる。
「痛っ……!」
「それだけじゃないはずだ。俺に、お前のすべてを見せてくれ……」
彼の言う通り、そこは徐々に快楽を得てもっと奥に欲しいと腰が揺れてしまう。
自分の体液を借りて、その指は難なく根本まで埋まってしまった。
「あぁっ! ぃやぁ!!」
腰が上下に揺れる。
ズポッ、ズポッ、と自分から彼の指を咥え込んで、快楽を得ようとしてしまう。
「後ろの穴でも感じるみたいだな」
熱の籠った吐息交じりの声に、背筋がゾクッ、と総毛立つ。
「そこ、ぃやぁ……!」
嫌だと言いながらも、声が甘く擦れてしまう。
「お前のネックレスでも入れてみるか? きっと綺麗だ」
せっかくのパールのネックレスをなんてことに使おうとしているんだ、と睨もうと思ったが、指を二本に増やされてしまい、その言葉は嬌声に変わった。
「ぁんっ! あぁ!」
ジルフォードは床に脱ぎ捨てられたドレスの上に置かれたパールネックレスを手にすると、何の躊躇もなくそれを尻の穴へと一粒ずつ挿入していく。
「だめ……! だめぇ!」
「大丈夫だ。美味そうに呑み込んでる」
最後の一粒を残してゆっくり挿入されたかと思ったら、今度は思い切り引き抜かれた。
「ひゃぁぁぁあ!」
ゴツゴツしたものがいきなり内壁を擦り出ていく。
頭の中が真っ白になり、ガクガクと膝が震えた。
「今度、専用のものを用意しておこうか」
「や……」
「乳首用のピアスもいいな。お前は乳首を弄られるのが好きだろう?」
いやだ、と頭を左右に振った。
「そうか、なら穴はあけない。ピアスではなく、リングにする」
そういう問題じゃない、と睨もうとしたら、また蜜壺へと指を突き挿れられた。
「ぁ! もぅ、指……やぁ……!!」
欲しいのはそれじゃない、とガーネットは大粒の涙を零して訴える。
とうとうすすり泣いてしまう。
「悪かった」
ジルフォードの腕の中でだけこんな姿を見せる彼女が、愛おしくてたまらない。
また怒らせる前に、彼女の願いを叶えようと自分の下肢へと手を伸ばした。
まだ下穿きは穿いたままだ。
ガーネットが寛げたままだったが、そこは大きく張り詰めている。
「――も……挿れて……。ジルフォードの、大きいので、めちゃくちゃに、して……」
一瞬、ジルフォードの手が止まる。
耳を疑った。
その様子に、ガーネットはまだ駄目なのか、とでも言いたげに、恥ずかしそうに続けた。
「あなたの……。あなたのもので、奥……を、抉って……」
ぷるぷると震え、羞恥に死にそうな顔をしながら、ガーネットは懇願した。
「お腹、中……に、子種を――。ジルフォードの、子種で……、いっぱい、に、して……」
プツン、とジルフォードの中で、何かが弾けた。
少々乱暴に彼女の中から指を引き抜き、素早く自分の牡を取り出すと、限界まで張り詰めた熱棒で叩きつけるようにガーネットを一気に貫いた。
「あっ! あぁああああっ!」
甘い嬌声が響き、彼女が弓なりに背中を反らす。
彼女が望むまま、激しく腰を打ち付けた。
その律動をもっとと望むように、ガーネットはジルフォードの首筋に抱き着き、そこを舐めてくる。
「んっ、あんっ、はぁ……」
「くっ……」
ガーネットの嬌声と、ジルフォードの呻き声が重なった。
彼女は情事の際、ほとんどジルフォードに触れることがなかった。
初心な彼女にそこまで望んではいなかったジルフォードにとって、快楽に沈んでいく彼女を見ているだけで楽しかったのだが、今、ガーネットは目的をもって自分に触れている。
これ以上、喜ばしいことはなかった。
彼女の中の熱棒が、更に大きく膨れ上がる。
「あっ! 太く……なっ……!」
濡れる声が、嬉しそうに彼の変化を告げてくる。
「良い? 私、の中……、気持ち、良い……?」
心が通じていたと知ったからか、今日のガーネットは大胆だった。
隠すものがなくなったからだろう。
自分の身体が彼を喜ばせているのか、確認してくる。
「あぁ、すごく良い」
これに応えてやらない理由がなく、ジルフォードはお返しとばかりに彼女の首筋にキスをした。
「俺が欲しいと、吸いついてくる。お前の中は、気持ちいいよ。お前はどうだ? ガーネット」
まろやかな尻を掴み、彼女の体重を借りて奥深くを貫いてやる。
「ぁぁぁあ!」
嬌声とも悲鳴ともつかない声を上げ、ガーネットは濡れた瞳でジルフォードと視線を合わせた。
「あ、気持ち、い……。奥……」
「奥が良いのか」
「――うん」
まるで子供のように頷いたガーネットが、愛しくて愛しくてたまらない。
本来彼女は、こうなのだろう。
騎士の仮面を被っているから普段はまったく見せないが、完全にそれを取り払えば、そこにいるのは年相応の少女だった。
そんな八つも年下の彼女をこんな風に抱いているのだ。ジルフォードは自分が悪いことをしているような気さえしていた。
「そうか」
言いながら、彼女が気持ちがいいと訴える場所を何度も激しく突き上げる。それをガーネットはジルフォードに縋りつく形で受け止めた。
「あぁ! やっ……」
「いや、じゃない」
耳元で囁きかける。
「こういうときは、良い、って言うんだ」
幼子に言葉を教えているような口調ではあるが、その声は熱っぽく擦れていた。
やはりジルフォードは、悪いことをしているのだ。
無垢な彼女にいやらしいことを教えているのだから。
「あ、あぁ……、い、い……?」
「そう。気持ち良いときは、そう言うんだ」
すっかり身も心も蕩けてしまっているガーネットは、それを素直に受け取った。
激しい律動に彼女の唇から何度もその言葉が漏れ出す。
「あ、良い……! 良い……ッ!」
その声に呼応するかの如く、ジルフォードはガーネットの尻を激しく上下させる。
「くっ……!」
限界まで登り詰めた感覚に、ジルフォードが息をつめ、より一層深く彼女の身体を自分の方へと叩きつけた。
「あぁぁああああ!」
嬌声を上げ、ガーネットは絶頂を迎えた。そしてジルフォードも、彼女の中に大量の白濁の液を注ぐ。
ゆるく腰を揺らし、いつものように一滴も残さないように子種を注ぎ込むと、ようやくホッと息を吐いた。
「ん……、は……ぁ……」
ジルフォードの腕の中で甘い吐息を吐いて弛緩する彼女は、ぼーっとしており、絶頂の余韻に浸っている。
心を通わせただけでここまで変わるものか、とジルフォードはそんな彼女に見惚れていた。
「ガーネット……」
汗で張り付いた前髪に、口づけを落とす。
お互い、汗と精液でベタベタだ。
それでも離れたくないのだから、どうしようもないな、とジルフォードは自嘲する。
「ジルフォード……」
うっとりとした赤い瞳は、とても扇情的だった。そして、未だかつてないほど、幸せそうで、ジルフォードは胸の奥を抉られる思いだった。
「惚れた方が負け……か」
ぽそりと独りごちる。
きっと彼女と結婚したら、尻に敷かれるのだろう。騎士長として恐れられていると自覚のあるジルフォードが、一介の騎士であるガーネットの尻に敷かれる姿は、きっと王宮中の誰もが度肝を抜かれることだろう。
だがそんな未来を想像しても、まったく嫌ではないのだから不思議だ。むしろしっくりくるくらいである。
「あの……、ジルフォード……?」
「ん? なんだ」
もじもじとしている彼女は珍しく、目元が緩んでしまう。
何かおねだりでもされるのだろうか、と思っていた時、彼女の唇が動いた。
「もう一回……しません、か……?」
もとより一度で終わらせるつもりはなかったのだが、その言葉にジルフォードの頭は沸騰しそうになった。
「お尻は……もう、いや……です……けど。今度は――ちゃんと、抱いて……ほしい……」
今の彼女は少し気が大きくなっているようだが、恥ずかしいおねだりに耳まで赤く染めている。
その可愛い「女王様」に、ジルフォードは心の中で跪いた。
「仰せのとおりに」
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