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貴族編

第61話 はじめての姉妹丼 【H】

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静かな夜・・・・・とは言い難い。

夜空を引き裂くようにそこかしらから、陽気な歌声や怒鳴り声、客引きの声に、ガラガラと荷車が通る音が聞こえてくる。

違法な娼館が複数立ちながらスラムの繫華街は眠らない。

どこからともなく何からしらの声や音が響いてくるいつもの喧騒な夜に、「静かね」と一人の部屋に独り言が響いた。

持った酒瓶にグイっと傾けるが、喉を焼くあの強烈な液体は一滴も垂れてこない。

「ちっ、リン!お酒!!リン!!!」と誰もいない虚空に叫んで、私はようやく静寂の理由を思い出した。

いつも夜頭から水を浴びてきたようにずぶ濡れで部屋の隅に座って、姉にゃん姉にゃんと膝を抱えて寝ているあの子はもういない。

リンは、ここから出ていってしまったのだ。

私を治すため、自身を売って・・・・・。

「・・・・・ああ、もう!」

イライラする。何もかもがイライラする。

バカな妹。

あんな金と権力にしか興味なさそうな、いかにも胡散臭い神官に騙されて。

神なんていねーよ。

だって、神様なんていたら。


「あああっ、糞糞糞」

頭を掻いて髪を振り乱すが、イライラは霧散することはなかった。

空きっ腹には怒りだけが湧くように胃がムカムカした。


何よりもムカつくのは、――――動く左手で右腕をつかんだ。

伸びきった爪を立てれば、チクリと痛み、ついで赤い血が爪から零れるように流れてきた。

痛い、血は温かい。そういった腕の感覚はあるというのに、「なんで、動かないのよ・・・・・」

腕はぴくりとも動かない。

ナイフで突きさされ、腕に変な紋様がついたあの日からこの腕は、何をしても動かない。

妖しい塗り薬や、呪術のような儀式も、あの神官とかいうやつの回復術も何をしても紋様が消えることはなく、腕も動かない。

「―――ちくしょ、なんなんだよ!」

左腕を振ると、バリーン!と盛大な音を立てて空の酒瓶が割れて飛び散った。

何を、こんなにイライラしているの?

何をしても私の腕は動かない。

そんなこと分かり切っていることだったはず、どうして今更・・・・・。

・・・・・そうだ、一瞬でも治るかもなんて希望を持ってしまったからだ。

あの偉そうで胡散臭い神官。

でも身なりはそれなりの高官だった。

もしかしたら、高位の神官ならと僅かながら期待してしまったからだ。

だから、私は腕が動かないことに、こんなにイライラしているんだ。


つまり、あの子のせいだ。

リン、あいつがバカみたいに余計なことをさえしなければと怒りが沸々と湧いてくる。


だというのに・・・・・、顔が熱い。

視界滲む、・・・・・ああ、なんで、


「泣いてるのよ」


こんなにあの子にムカついているというのに、涙が次から次へと溢れる。

でも左腕には酒瓶を持っていて、空いている右腕は涙をぬぐうことさえできない。


ぽたっぽたっ・・・・・・と流れるままに、雫となって落ちていく。


リン、私のたった一人の家族。

あったらなんでそんな馬鹿なことしたんだ!と文句を言ってやりたいのに、いやそうじゃないの。

本当は、私はリンに――――――でもそれももう叶わない。

リンはどこぞのヘンタイ野郎に買われてしまったから、おもちゃのように扱われて壊れたら猫を捨てるようにどこぞに売るか捨てられてしまうのだろう。

もし会えたとしても、リンはもうリンじゃなくなってるいるかもしれない。

そういう例を私は、娼館や連れ来られた性奴隷など数々を見てきた。

みな、怪我や病気、栄養失調で死んでいった。

だからきっとリンも、そう思うと体が底冷えするように寒くなっていった。


体が震える、何かに縋りたくとも右腕は動かない。

ぎゅっと握れる左手には、―――――割れた酒瓶。

歪で、ギザギザで、でもとても鋭利な断面なそれ、触れれば肌を切り裂いてくれそうなそれを見て、

「もういっか」と自然と零れる。

右腕は動けない、リンもいないし、金もない。

多かれ少なかれ、私はこのまま餓死でもするんだ。

それなら、それが早まるか収まるかでしかない。


そう思うと、心持スッキリして、涙はいつの間にか止まっていた。


左腕を持ち上げて、酒瓶の割れ目を喉に付ける。


プスっと鋭利な刃物と化した割れ目の先端が喉に刺さる。

微かな痛みと、血がつぅーと流れる。


「リン・・・・・」


「姉にゃん」

ああっ、リンの声が聞える。

そうか、こうすればもっと早くこうすればよかったんだ。

ごめんね、リン・・・・・こんな馬鹿な姉でもし天国でも地獄でも会える事が出来たなら、


私は――――さらにぐいと力を籠めようとしたときだった。

「何をしてるにゃ、姉にゃん!!」


リンの叫び声にハァッと我に返った。


「り、リン?! どうしてここにあんた買われたんじゃ」

「そうにゃ、でも用事があって戻ってきたにゃそれよりも姉にゃんそれは――――」

咄嗟に私は左腕を振って持っていった酒瓶をなぐつけて、急いで目じりに残った涙をぬぐう。

「へ、へんな勘違いするんじゃないわよ!何が用事よ、忘れ物でもしたっていうの!さっさと持っていて出ていきなさいよ!」

相変わらずどん臭い馬鹿な子ね!

私の口から出てくるのは、そんな罵声ばかりだ。


違うの、本当はそんなことが言いたいわけじゃなのに。


「早くしなさいよ。こののろま、そんなんだからあんたは、そいつらは何よ?」

一言もしゃべらず、私の顔を真顔でじっと見ているリン、その後ろに二人の女性が立っていた。

銀色の髪、ルビーのような赤い瞳、まるで妖精と見頃うばかりに美しい少女だ。

そしてもう一人、翠色の髪から長く尖った耳、を覗かせ灰色の瞳でこちらを気だるそうに見ているいかにもエルフな少女だ。

エルフにしては、胸がはち切れんばかりにデカいけど、何か詰めているのかしら。

「あれが姉にゃんにゃ」

リンが私を無視して二人に言う。

「あら、リン。たった1日離れただけで随分態度じゃない。何をしに来たて言うのよ」

そう聞くと意外な答えが返ってきた。

「取立にゃ」


「・・・・・はあ?」

借金・・・・・あるといえばあるかもしれない。

王宮勤めの時の貯金なんてとうに使い果たしてるだろうし、生活費も酒代も全部リルの稼ぎに頼ってきた。

でもだ、

「・・・・・なにが取立よ。私からどうやって取ろうっていうのよ?」

ここには右腕も動かせない、酒付けの私が一人だ。

別にとりたきゃ洋服でも、金目の者(あれえばだけど)好きなだけ持っていけばいい。

ビッと、リルが私を指さす。

「姉にゃんには、これから体で払ってもらうにゃ!」

「それってどういう―――――っ!あんたまさか」

リルの後ろの二人、美しいと言える二人には共通したことがある。

首でにぶく光る黒い首輪、それは奴隷を表すものだ。

「私を売ろうていうの!!」

「そうにゃ、姉にゃんにはこれから体で返してもらうにゃ・・・・・お願いしますにゃ」

「ふざけるな!」と私が叫んだ瞬間、二人の姿が消えた?!

体が自然と身構えるが、視界が一気に暗くなる。

感触からして麻袋かなんかを被らせれたのだろう。

「ウニャァアアアアアアア!」と四肢を正確には三肢を縦横無尽に暴れさせるが、腕を足を捕まれすぐにぐるぐる巻きに結ばれて動けなくさせる。

「リン!こんな人攫いみたいなことして帝国でどうなるか分かってるの!」

「このスラム街に、衛士なんて来ないにゃ。それに姉にゃんにはこれから私が出した治療費、生活費、酒代、全部返してもらうにゃ」

リンが淡々と答える。



「誰が、そんな―――――むぐぅううう」

口に何か布ようなものをねじ込まれると叫ぶことすらできない。

拘束され、手足をバタつかせることも出来ず、ただ蓑虫ように体をくねくねとさせることしか出来ない。

さらに麻袋を被せられ、まるで蓑虫のように包まれる。

その状態でズルズルと引きずられる。

体を区の字にして床を足で抑えつけるが、そんなのお構いなしに引きずられていき、担ぎ上げ放おりこまれる。

痛いが、口に布が詰まって叫ぶことも出来ない。

「姉にゃんを乱暴にしないでにゃ!」と外でリンの叫び声が聞こえるが、それと同時にガタガタと振動を始める。

この感じは馬車か何かだと思った。

凸凹の道で、車輪を時折浮かして落ちる。

衝撃で体を飛び跳ねせながら、私はどこぞに連れていかれた。


馬車で運ばれ下ろされれると、再び担がれてどこかに運ばれ、ようやく到着したのか、顔にかけられた麻袋と口にねじ込まれた

「ぷっはぁー・・・・・はぁはぁ、どこよここ」

地面は石畳で、最初牢屋かと思ったら、月明かりが見える。

外?

「ふぁー、じゃあ言われたお湯は用意したからね。わたしゃこれで寝かせてもらおうよ」

見れば、大きな鍋から湯気が立っている。

「もう用はないかしら?」

「ありがとにゃ、シオン姉様。助かったにゃ」

「いいのよ、夜のおしおきも有耶無耶に出来たし」

シオン姉様とリルが頭を下げているのは先ほどの銀髪の少女だ。
月明かりを浴びて、赤い瞳を怪しげに光らせながら、どこか幻想的に夜に溶け込むように去っていった。

何がシオン姉様よ、あんたの姉は私でしょ!

「・・・・・手伝う?」

「いや、もう大丈夫にゃ。シルフィー姉様もありがとうにゃ」

この子、1日でどれだけ姉を作ってるのよと、なぜかムカムカしてくる。

シルフィーと呼ばれるのは翠色の髪のエルフのようだ。

たれ目でどこか気だるそうな瞳でこちらをちらりと一瞥すると「・・・・・」特段何も言わず、「・・・・・そう、じゃあね」とシオンとかいう銀髪と同じ方向に歩いていった。

「ちょっとリン、さっきから無視して――――――ぶっ、何をするのよ!」

髪の毛から滴る水は・・・・・・生温い。

どうやらぬるま湯をぶっかけられたようだ。

リンは私を無視して、ひたすらぬるま湯をかけ続ける。

「だから―――やめ―――ぶはぁ―――この、―――いい―――」

しゃべる暇さえ与えず、ひたすらにかけつづけられ、私の身体はびしゃびしゃに抜けている。

でもぬるま湯のおかげで、夜だというのにそこまで寒くはなかった。

「・・・・・はぁはぁ、いったいなんなのよ」

何も説明がないまま、ただただ水をぶっかけられる。

リンが一体何をしたいのか分からない。

「何がしたいのよ・・・・・・」とリルを見上げると、キラリと何かが光った。

猫耳族は、夜目が利く。
それもこんな月明かりが明るい日には、昼間のように見えるも当然だった。

だからリンが何を持っているのかも分かる――――鋭利に光る刃だった。

「それで私を切ろうというの・・・・・答えなさいよ!やれるもんならやってみなさい!その前にあんたのその細めこい首元を噛みちぎってやる!」

「そんなことをしないにゃ、ただ姉にゃんに身を清めてもらうだけにゃ」

「それってどういう意味よ・・・・・いや、いいわ。聞きたくない、こ、来ないで」

リンが何かを決意したように目が据わっていった。
妹の見たことのない表情に私は、戸惑い、恐れ、「こ、来ないでにゃああ!」と叫ぶことしか出来なかった。



静かな夜。

ここシュッサク城の夜はとても静かだ。

城下町があるわけでもなく、周りにはただ広い草原が広がるだけだ。

だから、夜は虫の音と風が木々を揺らす程度の音しかない。


ただ一つの部屋を除いて――――そう、僕の部屋を除いて、ね。


「私を売るなんていい度胸じゃない、リン……絶対に許さないからね」

ベッドの上には二人の女の子がいる。

一人は、暗闇に溶け込むような艶やかな黒髪、闇夜に光る金の瞳はこちらを睨みつけている。

上下する肩に合わせてふくよかな乳が揺れる。太ももと足はM字開脚のように光られ縛られているが、不自然にも右腕だけがベットに横たわっている。

鋭く伸びた爪で、縄なんてちぎれそうだが、その右腕はぴくりとも動かない。

聞いてた通りだ。

リンの姉が王宮勤めをしていた時に同僚に刺されただがなんだがして、怪我して以来腕が動かなかくなってしまったらしい。

なんでもどんな薬や儀式、魔法を用いても治せないらしいけど……暗闇でよく見えないが、腕に薄っすらと黒い紋様のようなものがあるな。

「来ないで、かみ殺すわよ!」

シャッーと怒れる猫のように牙を抜きだしにして、リンの姉にゃんことスズはこちらを威嚇してくる。

おおっ怖。でもきつめの美人って感じで悪くないなぁ。

そんなに威嚇しなくてもいいだろう、僕の射聖液で治してやろうというのに。

そうリンはシルフィーの腕のけがを僕が治すところを目撃して、スズを治してほしいとお願いしてきたのだ。

こんな風に、

ベッドの上にちょっこんと座って、リンが「宜しくお願い致しますにゃ」と頭を下げる。

もちろん、僕はOKした。ただし、条件を一つつけたけど。

ベッドの上の対照的な態度の二人。それには共通していることが2つあった。

髪がひょっこんと飛び出ている三角形の猫耳と、ふわふわの黒い猫尻だ。


僕が出した条件、それは猫耳少女の姉妹丼だ!

早速おっぱじめよう。

「……くすぐったいにゃん」

リンの猫耳をしごくように触ると、猫なで声を奏でる。

「……それは恥ずかしいにゃ……」

クンクンと、尻尾を掴んで嗅ぐと少し獣臭さがした。

いやリルにも尻尾はついてるけど、こう悪魔的な細いやつでTHEけも耳や尻尾ってわけじゃないから新鮮だなぁー。

「はっ、とんだ変態やろうね!!――――てっ私の尻尾も嗅ぐな!!くっ、くそ」


クンクンと、スズの尻尾もテイスティングしてやる風呂にでも入ったのか、シャンプーのようなフローラルな香りがした。

「り、リっりりりりりいん、じゅ、準備を」

僕がそう囁くと、リンはコクリと頷いて、「姉にゃん、痛くないようにするにゃ」と下着に手を賭けた。

「はぁ、バカ脱がすんじゃないわよ!嫌よ、絶対にこんな豚みたいな奴と!絶対にいや!!」

嫌嫌嫌と暴れるが、所詮ベッドの上で縛られている身、身をよじることしかできず、すぐに下着を剝ぎ取られる。

しまったなぁ、暗闇でどうなっているよく分からない。

「殺す!私にこんなことをしてただ済むと思うんじゃないわよ、猫の恨みは7代先―――――にゃぁああ!」

ブルブルブルと、水気を切る犬のように、スズが身を震わす。

「…………り、リン一体何をやめ、にゃぁああ!さいよ……バカ、こら、だめぇ……」

レッロォオオオ、レッロォオオオ、レッロォオオオ、レッロォオオオ、レッロォオオオ、レッロォオオオとリンは舌をゆっくりと這わすように、丁寧にスズのアソコを舐めとっていく。

「リン、ばか、この、やめ、やめにゃぁああ!」

スズが身をよじって逃れようとするが、リンがタコのようにスズの股に文字通り吸い付いて離れない。

いつの間にか、レロレロレロレロレロレロと舌が高速に動き、そして――――ピチャピチャと液体が擦れる音がしだす。


「この、変態にゃろうが!リンに、こんにゃこと、あっあああん、させるにゃ」

おいおい、いつの間にか語尾ににゃがついてるよ。

素に戻ると出る的なやつか。

我慢できない!そろそろ混ぜろや!


僕はベッドに飛び乗り、スズの服をはぐ!

ぶるんと、なかなか肉付きのよい乳が揺れる。

はむぅぅとかぶりつくと、なかなか弾力があって美味しい!

「こいつぅ!乳吸うにゃぁあああん!いますぐやめにゃ!いと殺すにゃ!!」

ふぅーふぅーと威嚇してくるスズを無視して乳を揉み、乳首を吸い上げる。

手に吸い付くモチッモチッの乳、吸い上げ口内で舐めわすとコリッコリッに乳首がたってくる。


「それやめ、にゃぁあああん」


するとビクンビクンと飛び跳ねるようにスズの身体が浮く。

おっ、乳首弱い系か。


「リンも姉にゃんの吸いたいにゃん」とリンがスズの股から顔を上げる。

頬に粘液がついてキラキラしている。

「ば、かな、こと言うんじゃな、いにゃ……」

顔を赤めらせ、息をはぁはぁと荒げるながらスズが言う。

「いつも意地悪するお返しにゃ」とリンがレロォオオオとスズの乳首を舐め上げる。


「―――――っ!!」

ビクビクと腰を浮かし、髪と同じく艶やかな黒毛の尻尾がピーンと立つ!

その反応にリンが笑う「姉にゃん、かわいい」

「――――っ、こいつ、」と睨みつけるスズに見つけるようにリンが乳首を吸い上げる。

「にゃぁああん、だから、そ、んにゃに吸うにゃ。」

おーし、俺も負けてられないぞ。

リンとは反対側の乳を吸う。

チュッぱちゅばっちゅちゅば!とわざと音を立てるように唾液を絡ませて吸い上げる。

コリッコリッとした乳首はすぐに、どっろぉどっろぉに唾液まみれになる。

おっぱい美味しい!でもこれは姉妹丼だ。

二人同時に楽しまなければ、僕は空いた手でリンの慎ましやかな胸を撫でる。

自身の姉の胸を赤ちゃんのように吸いながらも、目を潤ま、尻尾を僕の腕に絡ませくる。


その仕草が可愛くて、僕はリンに顔を近づけるとリンも乳首から口を離して、自然と唇が重なる。

「んっちゅ、ぱ、だ、んにゃさにゃ、んっちゅ」

小鳥のようなフレンチキッスから、すぐに舌と舌とが絡むディープキッスに。

リンのざらついた舌の刺激が新鮮で、なんども舌を絡めてしまう。

もちろん、空いて手で姉妹の乳を揉むのを忘れない。

片方はしっとりとして、微かな膨らみにぽっちりとした乳首の感触、もう片方は手に吸い付くような弾力とモチッモチッの感触。

おっぱいとちっぱいの感触を両手を味わないながら、舌を絡める。


「ちっ、交尾なら、勝手にしろよ。私を巻き込むなこの変態共」

そう憎まれ口を叩くスズに、「姉にゃんも混ぜて上げないと可哀想にゃ」とリンが言う。

「はぁ、誰が。私は結構よ、あんたたちで勝手にやりなさいよ」

そう言うわけには行かないよな。

どれ、

僕は指を乳首を指すと、リンは理解したのその乳首を舐め始める。

僕もそれに続く。

「ちょ、何を二人で、にゃああああん!」

リンと僕お互いに舌を伸ばして、お互いの舌をなめ合うように絡める。


「だ、だめにゃ!これ、いうよ、乳首、だめ、にゃぁ、やめ、にゃんにゃにゃなん、かくるにゃぁああ!」

リンのザラザラとした舌の感触と間に挟まるように舐められるコリッコリッに立ったスズの乳首。

スズの乳首をリンの舌ごと吸い上げる!!

「にゃぁああああん!!」

乳首舐めキッス、最高!

これぞ、姉妹丼って感じだ。

ビックン!ビックン!と弓なりに体をのけぞらせるスズ。

僕がスズのアソコに手を伸ばして触ると、指にピチャぁああとした粘液が絡む感触。


準備万端って感じだろう。

僕は服を脱ぎ捨て、いきりたったチンコを掴んでアソコに押し付ける。

「――――っ、それだけはだめにゃ!」と暴れようとする姉をリンが馬乗りになって抑える。

「大丈夫にゃ、これだけ濡らせばそこまで痛くないにゃ」

濡らしたおかげか、にゅぅううと亀頭がアソコに入っていく。

「リン!退け!、どかないと殺すわよ!!」

「いいにゃ、これが終わったら殺すなりなんなり好きにするにゃぁああ!」

「言ったわねぇ、このバカ妹がぁああああああ」

リンとスズの叫びと同時に、僕は思いきりチンコを押し込む。

ブッチィィイイイイイイという、処女膜の破れる感触と共にチンコがアソコに入っていく。


入り口は狭いが、リンと責めた効果だろう、膣内は温かく愛液で潤っている。

これなら、すぐに動いても問題なさそうだ。てかっ我慢できん。

パンッパンッパンッパンッパンッ!と僕は本能の赴くまま、腰を振る。

「にゃ!にゃ!にゃ!にゃ!」と腰を打ち付け子宮に亀頭がキッスするたびにスズがにゃ!にゃ!にゃ!にゃ!と泣く。

「やめにゃ、いとにゃ、殺す、にゃ、やめにゃ」

「姉にゃん、気持ちよさそうにゃ、」

「ふざ、にゃ、ける、にゃ!」

処女特有の痛いぐらいの締まり、突くたびに弾む乳、それに「さっさとぬけ、にゃ!」と縛られ、睨むことしか抵抗できない女を犯すという背徳感が、僕の腰をさらにヒートアップさせていく。


パンッ「にゃ!」パンッ「にゃ!」パンッ「にゃ!」パンッ「にゃ!」パンッ「にゃ!」パンッ「にゃ!」パンッ「にゃ!」パンッ「にゃ!」パンッ「にゃ!」パンッ「にゃ!」パンッ「にゃ!」パンッ「にゃ!」パンッ「にゃ!」パンッ「にゃ!」パンッ「にゃ!」パンッ「にゃ!」パンッ「にゃ!」パンッ「にゃ!」


「御主人様、ぜひ金玉にパンパンに詰まったおチンポミルクを姉にゃんの子宮に一滴残らず注いでほしいにゃ」

「御主人様、気持ちよくなってにゃ」とリンは耳元で囁いて、僕の乳首を舐める。

ザラザラとした感触が乳首を舐め、それが脇背中と、移動しながら、

「おおう!」

アナルへと到達する。

アナルの中へと舌をねじこまれ、おもわず喘いでしまう。

「―――――っ、うそ、にゃ、まだ大きく……」

リンが顔を振って舌を出し入れする。

前髪が尻にあたってチクチクとする。

くっ、もう少し楽しもうと思ったけど、アナルを舐められる、背中をゾクゾクと駆け巡る得体の知れない快感に僕のチンコは堰を切ったダムのように、突拍子もなく射精していた。


どびゅ、ドユルルルルルルウルルルルルウルルルルルウッルルウルルルウッルウルルルルルルルルと金玉から全力で聖液が放出されていくようだ。


「あっ、あつぃいいいいいいいい!!膣が熱い!!!にゃ、んにゃ、にゃんにゃんにゃぁ!!!」という叫びと共にスズの身体が部屋全体を照らすように発光する。

「一緒にゃ。あの時の、あの時の光と、いやそれよりもさらに……」

僕のアナルを舐めていたリンがフラフラと立ち上がって、スズに近付く。

「姉にゃん、姉にゃん」

耳元で囁くように、うわ言のようにつぶやきながらリンがそっとスズに近付くと、

「――――――ナニしてくれてるんだよ!」

「――――がっ!」


リンの首筋に爪が食い込むほどにスズがリンの首を絞める。


「てめぇもいつまでも入れてるんじゃねえよ!遠慮なく出しやがて、絶対に殺す。でもまずはお前からだ、リン!
!!猫耳族の誇りを忘れて、娼婦なんぞに堕ちやがって。」

殺す!と呟くスズに、リンがほほ笑む。

笑顔を浮かべ、涙を流す。

「いいにゃ、このまま殺してにゃ」と首を絞められながら、首筋から食い込んだ爪の部分から血を流しながらリンが嬉しそうにそう言う。

「狂ったの、リン」

それにリンは小さく首を横に振る。

「姉にゃんの

「何をバカなことを言って、……」

言いかけてスズの目が見開く。

苦しいでも嬉しいに泣きながら笑顔を浮かべるリンを見て、それからリンの首を絞めあげている


「嘘、でしょ……」

「う、そ、じゃないにゃ、動いてにゃ、姉にゃん、ほ、本当に死にそうにゃ・・・・・」

「ああっ、リン!」

その一言にハッとしたようにスズは右腕を離す。

「ゲホッゲホッゲホッ」と咳き込む、リンをさする動く右腕で。


うんうん、どうやら射聖液で治ったようだ。

どんな治癒魔法もポーションでも治せなかったらしいけど、・・・・・もしかしてこのスキル、チートなのかな。

まぁそんなことどうでもいいや、

今度はリンにも1発・・・・・そういきたいところだけど。

「姉にゃん、よかったにゃん。本当によかったにゃん」とリンが大泣きをはじめ、「リン!ごめんねぇリン!」とそれをスズが同じく泣きながら姉妹で抱き合っている。

そこに混ざるのは流石の僕でも無理だ。

僕は二人を邪魔しないように、そっと部屋を出た。

「姉にゃん!」「リン!」とお互いを呼び合う声が聞える。


さて、ここ僕の部屋なんだけどなと、しかも服を着ずに出てしまった。

と閑散した夜の廊下で気づく。


どうしたもんなかな、あっそういえばシオンへのおしおきがまだったな。

ふっふふ、ここは夜這いといこうか。

僕はチンコ丸出しのままシオンの部屋へと向かうのだった。


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