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ダンジョン編

第11話 二人目の奴隷リル 【H】

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コロセウムの地下室。

何時ぞやの記憶がよみがえるここに再び僕はいた。

キッと下から睨みつける薄緑色の瞳。

ふぅん、肩を振るわせて、強がちゃって。

シオンの時と同じように黒光りするごつい首輪に触れる。

パスワード

※※※※※※※※※※※※


【小川 秀作】と念じてみた。



パスワード 認証しました。


と脳内に響き、リルの首輪へと吸い込まれていく。

「どうやら完了したようです。これでリルは、シュッサク様のものです。まさか200万リーゲルと値をつけていただけるとは、このソングス、感服致しました。シュッサク様のように切符のよい方がいれば、謝肉祭カーニヴァルまで温存しようなどという奴隷商も減ることでしょう」

「これからもぜひよしなに」「ご利用の際は申しつけいただければ」など世辞や挨拶などを適当に受け流しつつコロセウムも出て馬車に乗り込む。

おう、早く出発しろ。

ここにいてはファブラやなんかに会うかもしれないし。
面倒ごとはこれ以上ごめんだし。

なによりも早くシオンとリルを理解らせなければ。

僕とシオンと、新たなる奴隷リルを乗せ馬車は何事もなく進みだした。

変わらぬ帝都の街並みだが、夕暮れも終わり夜の帳がさしかかっていた。

帰ったら、早速だな。

リルを見ればつまらなそうに窓の外を見ている。

赤を基調とした豪奢なドレスを着ていて、黒髪がとても映えていい感じだ。

奴隷商が200万リーゲルも出してくれたからと服をつけてくれたのだ。

なかなかいい仕事するではないか。

まぁ帰ったらさっさと脱がしちゃうんだけどね。

思わずにちゃ~と笑みがこぼれる。

「リル」とシオンがリルに話しかけている。

リルはそれに静かに視線を窓からシオンに移した。


「なによ」という凡そ友好的とは思えない返事にも「私は、シオン。旦那様にご購入いただいた一番目の奴隷よ」と丁寧に答える。

二人の初接触。ドキドキしてしまう。

「そうね」とリルが口角を上げる。

「あなた、いくらで買われたの?」
「・・・・・・100万リーゲル、と聞いているわ」

ふんっとリルが得意気に鼻を鳴らす。

「わたし、200万リーゲルよ。あなたの倍ね」
「・・・・・・」

たらっ・・・・・・・と嫌な汗が流れる。

うっ、これが女同士の戦いか、殺気とも違う張りつめた空気が馬車内に充満するのを感じた。

もっとみんな仲良く、僕のチンコを取り合うぐらいになって欲しいのだが。

シオンを見れば特に表情に変化はない。相変わらずのポーカーフェイスだ。

ただ、なんとなくだが紅玉の瞳が炎のように煌めているのを感じた。

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

馬車を出て、宿屋へと戻る。

「お、黄金の輝き邸・・・・・ここに泊まってるの?!・・・・・・いえ、まぁ~私を買うんだから、ここぐらい当然よね」

とリルの反応は上々だ。

後半ごまかしきれてないぐらいの喜びが伝わってくる。
宿屋内も気になるのか、キョロキョロと周りを見ている。

リルの反応を見るに、やっぱり有名なところみたいだ。

確かに宿屋というよりも屋敷に近い豪華の造りだもんなと改めてみる。

床は絨毯。柱には1本1本彫像が彫られている、廊下の途中にもいかにも高そうな壺が所々置かれていたりする。

僕らの部屋は3階にあり、ワンフロア丸まるで直通できる。

階段が億劫なのが玉に瑕だが。

軋むことない階段を上がり切り、部屋へと辿り着く。

応接間を抜け、使ってない部屋をいくつか抜けて寝室へと向かう。

今日、シオンと朝一発してきたが、そのあともなくキレイにベットメイキングされていた。

片付けてくれているだろう掃除婦には頭が上がらない思いだ。

すみません、今日も汚します。

一人分追加で。

「わぁああああ!」とリルが天蓋付きのベットにダイブして飛び跳ねている。

おおう、早速とはなかなか積極的だなとリルのめくりあがているスカートの裾を見ながら思う。

「すごい、フカフカ!」

僕もベットに上り、無邪気に楽しんでいるリルの腕をつかむと、パシッと弾かれる。

おっ!

「き、気安く触るな。私は魔鬼族のリルだぞ!」

ドレスの胸元を抑えながら、ベットの奥へと逃げていく様はなかなかにそそる、

おうおう、なかなかに反抗的だ。
はやく、チンコで理解らせないとな!

「く、来るなぁ~」

僕が手をわしわしさせながらリルに迫っていこうとした時、シオンが前に出る。

「リル……こっちに来なさい」

横目で見るとシオンは、いつもと変わらない表情、いつもと同じ声色だ。

そのはずなのになんだか怒っている気がする。

暗闇で見ているからなのか紅玉の瞳がいつもより紅く燃えている気がした。

「ふ、ふざけるな!お前なんかに命令される筋合いはない!こ、このハーフの分際で」

おうおうリルは随分言うな。

これはさすがにシオンも怒るんじゃ……。

「ハーフだから、価格も私の半分ハーフなんだ!分かったらわた―――」

パァンと渇いた音がした。

何をしたのか早すぎて見えなかったが、リルの顔が正面から横に向いて、頬が徐々に赤くなっているのを見てシオンが頬をはたいたのだと分かった。


リルも見えなかったみたいで、頬を触ってされたことを確かめる。

「…………痛っ、痛い!あんた、何を―――」

パァンと言い終える前にもう一撃来る。

「痛い!やめろこのハーフ!」

パァン!と無慈悲に無表情に、左右反対の頬に交互にビンタをシオンはかます。

「やめろって言って―――」

パァンとなる。

「だからやめろって!」

両頬を手で覆っているリルに対してシオンは手のひらガードの上から情け容赦なくビンタをかます。

そのうちリルの手の甲も真っ赤になってくる。

「いい加減しろ!」

叫び、ついにリルも反撃出たようだ。

右の手平をこちらに嚙まし、白い靄を―――まずい、魔法だ!こんなところで。

「や、やややややめ」と僕がリルを静止しようとしたとき、銀色の閃光が目の前を走る。

シオンだ!

まるで魔法のような速度でベットの上のリルに迫ると翳した右手を振り落とした思うと、

「ぐぅうううう」

いつの間にかベットの上でリルを組み伏せていた。

柔らかいベットの上でリルの顔が半分埋まっている。

「おい、離せ! 上からどけ、えてぇてててててててて!」

リルの後ろ手拘束されている右腕を捻っているようだ。

リルが激痛に悶えるように暴れるがシオンはびくともしない。

サブミッションというやつだろう。見ている分には地味だが拘束されているほうは我慢できる痛いじゃないはずだ……僕も何度か食らったことがあるから分かる。

ふっーふっーふっーと口から息を漏らし、リルがそれでもなおシオンを下から睨みつけている。

一方のシオンは涼しげな表情で見下ろしている。

うーん、あれだな。美人怒ると怖いってやつだ。

「立場が少しは分かったかしら、あんたは所詮、奴隷なのよ」とシオンが静かに言う。

「分かってるよ!でもね、奴隷にだって序列が、100万のぶんざ―――」

パァンと再びリルの頬が朱に染まる。

シオンはリルを拘束するのにもはや腕一本で十分なようだ。

リルに馬乗りになりながら空いて手をプラプラとさせている。

「わ、わたしのほうが高ったんだぞ……」とリルの声が尻つぼみなる。

パァンとそれでもかまわずシオンのビンタがリルに突き刺さる。

すっ~とゆっくりとシオンの手が虚空に舞い上がる。

「ヒィイ!」とリルが短く悲鳴を浴びて目を閉じる。

そんなリルにシオンが耳元で囁く。

「リル……あなたのご主人様は誰か言いなさい」
「シュ、シュサック様です」
「そう、じゃあ私は誰か言ってみて」
「えっあその、シ、シオン……?」
「うん?」
「シ、シオン!……姉様・・・・・・です」
「いい子ね」とシオンがリルの耳をカプっと甘噛みすると「くぅーん」とリルが鳴く。

どうやらシオンが調教してしまったようだ。

リルは頬を真っ赤にはらして、涙と鼻水交じりで少々悲惨だが、二人の百合姿に自分のチンコが俺も混ざろといきたっていた。

「シ、シオン」と呼びかけるとシオンは怪しくほほ笑み、「ご準備整いました、旦那様」と返事をした。

再びベットに上る。

三人乗ってもまだ余裕があるキングサイズのベットの上、シオンはリルを膝枕するように寝かせ、リルはM字開脚をして自分の足を持つ。

ドレスのスカートがめくりあがると靴下を止めるガーターベルトの先、細く白い太ももにそれと、

ほう、ノーパンだったのか。

毛の一本も生えていない、パイパンに一本の筋が通っている所謂筋マンが目の前に見える。

ドレスに、ノーパンとはあの奴隷商なかなかに好き者のようだな。

すぅん!と嗅ぐと少々汗と尿の匂いがした。
文字通り小便臭いというやつだ。

もちろん美味しくいただくがな!!

「ひゃあああああん!!」

筋マンを下から舐め上がるとリルが矯声を上げる。

なかなかに感度はいいよだな。そうすると俄然とやる気になってくる。

ピッタリと閉じた花弁を無理矢理した舌先でこじ開けて舌を滑り込ませてこする。

「んっ、くぅ、はぁ」とリルが身悶えるようにして震える。

ここか、ここか、ええんのか。

リルの花弁を徹底的に舐め上げる。

「ひゃあん、あっくぅ~、だ、だめぇああっん!」

ビクビクと震えながら、クンニが耐えられないのか、太ももで僕の顔を拘束するが、もちろん舌は自由自在でリルを攻め続ける。

どこが弱点というよりも感度が高めなのか、どこを攻めてもビクビクと体を震わせている。

塩味が強めのリルのアソコを堪能しつつ、腕を伸ばしドレスの上から胸を触る。

まな板のつるぺたボディだが、ゼロってわけじゃない。微かなふくらみを両手で揉みながら感じる。

ドレスの肩口に手をかけて、下におろして胸を露わにさせる。

ショートケーキのような白い肌にちょっこんと上に乗るイチゴのように真っ赤な乳首が可愛く二つのっかっている。

それを人差し指ではじくように触りながら、クンニを続けると、リルの腰が跳ねるように震える。

「だ、だめ、だめになるだめになっちゃう」とリルが口を噛んで我慢している。

「だめになれ!」
「くぅん、ふぅー」
「早くイケ!いっちまえ!!」
「い、いや」

早くイケェエエエエ!と僕はクンニの速度を上げ、両方の乳首をつまみあがると。

「くぅうううううううううううううううううううううううううううううううううう、あっああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」とリルが激しく痙攣して腰を浮かすほど跳ねあがる。

「あっあはぁ~はぁ~はぁ~」

荒い息、とろんとした瞳、ピタリと閉じた一本筋のアソコは今や花弁を開きだらりとよだれのように愛液を垂らしている。

「リル」とシオンが話しかける。
「はい、シオン姉様」
「気持ちよかった?」
「・・・・・・はい、とっても」
「じゃあ次はリルが旦那様を気持ちよくしてあげないとね」
「・・・・・・はい」

ほいきた!
僕はズボンを蹴り飛ばすように脱ぎ捨てるとギン勃ちのチンコを出す。

ようやく俺の出番だぜと言わんばかりにチンコが跳ねる。

リルの蕩けた薄緑の瞳がチンコを見つめる。

「お、大きいおチンポ」
「大きいおチンポは好きかい?」
「嫌いです」とリルがはっきりと答える。

「男の人なんて嫌い。大きいおチンポなんて嫌い。臭いおチンポなんて嫌い。カリ高おチンポなんて嫌い。ギンギンに固くなったおチンポなんて嫌い。おチンポなんて嫌い嫌い嫌い嫌い」

とリルが嫌いと連呼する。だが、それとは裏腹にアソコは嫌いというたびに愛液が垂れてくる。

愛液が太ももを伝い、リルの尻の穴をてらてらと濡らす。

それを舐めとってやると、「ひゃああああん!」と腰を跳ねさせ、愛液を飛ばす。

もう我慢は出来ない。

僕はリルのアソコに鬼頭を宛がい、狭い入り口を押し広げていく。

「ひぃぎいい!さけりゅ、さけちゃう!」とリルが叫ぶが、愛液で溢れたリルの膣はどんどんチンコを飲み込んでいき膜に当たる。

シオンの時は入れたい気持ちで手一杯で感じている暇はなかったからな。とだんだんと行為に余裕が出てきたのを感じる。

まぁ、我慢はできないんだけど、な!!

「ぴぎぃいい!」

一気に腰を突き入れてリルの処女膜を破る。

熱い膣内に、すごい締め付けいや締め付けて言うよりも膣自体が狭い。

突き入れるたびに気を付けないと外に追い出されそうだ。

僕はリルの太ももを持ち上げ、ベッドに押し付けるような形でプレスしながらピストンを繰り返す。

ベッドの弾力を生かして一突き一突き子宮口へとキスをする。

キツキツで狭いが・・・・・・なんとかチンコで掘り進める。
愛液が溢れていて滑りは悪くない。

こなれてきたら、いいマンコになりそうだ。

リルをつきながら上を見るとシオンの胸のあたりに目線が来る。

「シオン・・・・・・おっぱい」
「はい、旦那様」

僕が短くそう告げるとシオンは、肩口から上をはだけさせて胸を露わにする。

形の良いお椀型の胸に桜色の乳首、それを吸い上げる。

うーん、やっぱりシオンの胸を甘くて美味しいな。
リルとはまた違った味わいだ。

シオンにリルの足を持たせて、僕はシオンの乳首を舐めながら、リルの乳首をつまむ。

「ち、乳首いまらめぇ!」

リルの膣内がビクビクと痙攣してさらにチンコを締め上げる。

ほうほう、これは。

負けじと高速ピストンで膣内をこじ開けていく。

あまりの締め付けに射精感が込みあがってくるのを感じた。

「しゅごい、しゅごい、大嫌いおチンポしゅごい!!」

リルの乳首をつまみ上げ、腰を大きく引いてチンコを一際は奥に突き入れる!!

「ま、またいっちゃううううう!!!!」
「くぅ、僕も」

玉から尿道を駆けあがり、発射される。

「ほわぁ~、あ、あついのが中に」

溜まりにたまった精子がどんどんと腰を突くたびに出ていく、リルの膣内がもっと飲みたいよ~という感じにヒダがチンコにからみつき搾り上げていくような感覚。

「どくどくいって、どんどん出てくる・・・・・・」

リルの膣がチンコを締め上げ、一滴たりとも逃さないとヒダでかき上げてくる!

「いい・・・・・・熱いの。体に入ってくるの。もっと、もっと、欲しいの」

ぱぁ~とリルの体が光り輝く?!と驚いていると、リルが「もっと!」と逆に僕を押し倒してきた。

上に馬乗りになったリルは、自ら腰を振り始める。

「お願い、ご主人様。おチンポ大きくして!」

リルの黒い尻尾がねだるようにしゅるりと腕に巻き付いてくる。

急にどうした!

ツンデレってもんじゃないぞ。


「大きくな―れ、大きくなーれ」と懸命に腰を打ち付け、チンコを締め上げてくる。

くっ、そんなに締め付けられたら。


「大きくなってきたっーー!」とリルが歓喜に震える。

「大きいおチンポしゅきー」と腰を大きく振る。

瞳は緩み、表情は惚けたように蕩けてだらりとさせ、どこか酔っぱらったような熱を帯びた感じだ。

ただ腰だけ激しく、膣もこなれてきたのか元々狭い膣内をでさらにチンコを締め付け、ヒダが蠢いていて絡みついてくる。

その感じた子のない快感に、すぐに第二射が放たれる。


「またきたぁあああああああ」とリルが絶頂とそして再び体が発光する。

チンコから第二射が解き放たれ終わると、リルの発光も終わり、こちらにしな垂れかかってきた。

おっと。

小さな体を抱きとめる。

小さく、すべすべな肌。
まぁ今は汗や色々な液体でドロドロだが。

「すーすー」と耳元で寝息が聞こえる。

気絶か寝入ってしまったのか、とにかく疲れたのだな。

リルをベットに寝かしてやる。

クスッと笑いが聞こえる。

「・・・・・・やはり魔鬼族ではなく幽鬼族のようですね」とシオンがベットの奥、闇の中で紅玉の瞳を紅く怪しく光らせながら、静かに笑っていた。
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