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いよいよ
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それから紅葉に言われた時間まであずさはふたばとともに過ごした。
「時間だね、ふたばちゃん」
「うん、こわいなぁ。そこまで付いてきてくれる?」
「いいよ。手、繋ぐ?」
「うん」
怖がるふたばの手を繋ぎ、あずさは診察室前の椅子までついていった。
「到着。ふたばちゃんがんばれ」
「あずさちゃんここにいてね」
「いるよ」
あずさはふたばに手を振り、励ました。
と、同時ー
ガチャー
扉が開き、樹医師が中から現れた。
「時間通りです。いい子でこれました。あずさくんのおかげもあるかな?いいお友達ができてよかったですね?ふたば」
「うん」
「ふたばが上手に診察を受けられたらすぐ済みますからね。じゃ、
行きましょう?」
「はい、先生」
樹医師に手を引かれふたばが部屋の中に入っていくのを見守りあずさは診察室前の椅子に座った。
ふたばちゃん、努力が報われる日が来るといいな。
きっと、かわいい赤ちゃんが産まれる
オレももっと龍臣さんと仲良くして、龍臣さんを知りたい。
まだ龍臣さんとは、
数ヶ月の付き合いだけど、何年も連れ添う仲になりたいな
どんな子を授かるか分からないけど、誠哉くんと龍臣さんの4人で幸せに笑い合って、手下さんたちにも祝福されるような家族になりたい。そう思う
それにしても…全然違う話だけど、樹先生っていつ寝ているんだ、、?
この3日間ずっと起きていた気がする。…謎
しばらく待っていると泣きはらした顔のふたばが診察室から出てきた
「ふたばちゃん、大丈夫?」
「うん…ぐすっ…帰る。先生、バイバイ」
「はい、よく頑張りました。あずさくん、竜胆組の車がいま、駐車場に入ってきたのが見えたのでお迎えですね」
「え?本当に?まだ15時前…」
「あずさちゃん、よかったね。いよいよだ」
「ありがとう。で、でもどうしよう。オレ変な顔してない?」
「大丈夫。可愛いよ。ね、先生」
「はい、とっても愛らしい顔にみえます」
あずさはドキドキしながら、龍臣が病棟に来るのを待った
「時間だね、ふたばちゃん」
「うん、こわいなぁ。そこまで付いてきてくれる?」
「いいよ。手、繋ぐ?」
「うん」
怖がるふたばの手を繋ぎ、あずさは診察室前の椅子までついていった。
「到着。ふたばちゃんがんばれ」
「あずさちゃんここにいてね」
「いるよ」
あずさはふたばに手を振り、励ました。
と、同時ー
ガチャー
扉が開き、樹医師が中から現れた。
「時間通りです。いい子でこれました。あずさくんのおかげもあるかな?いいお友達ができてよかったですね?ふたば」
「うん」
「ふたばが上手に診察を受けられたらすぐ済みますからね。じゃ、
行きましょう?」
「はい、先生」
樹医師に手を引かれふたばが部屋の中に入っていくのを見守りあずさは診察室前の椅子に座った。
ふたばちゃん、努力が報われる日が来るといいな。
きっと、かわいい赤ちゃんが産まれる
オレももっと龍臣さんと仲良くして、龍臣さんを知りたい。
まだ龍臣さんとは、
数ヶ月の付き合いだけど、何年も連れ添う仲になりたいな
どんな子を授かるか分からないけど、誠哉くんと龍臣さんの4人で幸せに笑い合って、手下さんたちにも祝福されるような家族になりたい。そう思う
それにしても…全然違う話だけど、樹先生っていつ寝ているんだ、、?
この3日間ずっと起きていた気がする。…謎
しばらく待っていると泣きはらした顔のふたばが診察室から出てきた
「ふたばちゃん、大丈夫?」
「うん…ぐすっ…帰る。先生、バイバイ」
「はい、よく頑張りました。あずさくん、竜胆組の車がいま、駐車場に入ってきたのが見えたのでお迎えですね」
「え?本当に?まだ15時前…」
「あずさちゃん、よかったね。いよいよだ」
「ありがとう。で、でもどうしよう。オレ変な顔してない?」
「大丈夫。可愛いよ。ね、先生」
「はい、とっても愛らしい顔にみえます」
あずさはドキドキしながら、龍臣が病棟に来るのを待った
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