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side咲桜12

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「……尊さん、お休みの日ってどうされてるんですか?」

唐突に、私はそんなことを訊いた。

「友達のとこですかね。子どもがたくさんですから、お手伝いに行ってます」

「……神林白(かんばやし ましろ)さん、ですか?」

「です。白ちゃんはわたしの親友です」

尊さんはほこほこした笑顔で答えた。

「……もしかして、尊さんの分まで赤ちゃん産むとか仰ったとか……」

「言ってましたね。白ちゃん、わたしに子ども出来ないの知ってますから」

「………」

あまりにあっさり話す尊さんに、続く言葉が見つけられず黙ってしまう。

別にカマをかけたわけじゃないけど、ドンドン肯定されて困った。尊さんは微笑む。

「私、背丈小さいでしょ?」

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