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side咲桜41

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「いてー」

「どーだか。咲桜、松生はともかくなんで日義までいるんだ?」

痛いー、と訴える降渡さんを無視して、私を見て来た。え、と……。

「すいません。私の不手際です」

「それで?」

「………」

うう……言葉が武器なお人は容赦がない。

私は謝っただけで流夜くんの求めた『答え』は言っていない。

「……私が、降渡さんに連絡して、流夜くんがどうしようとするのか訊きました。それで、遙音先輩を回収して来たら立ち会っていいよと言われたので、回収してきました。笑満と頼は気づいて私の方に来ちゃったので、置いてこれませんでした」

素直に白状する。と、急に空気が重くなった気がした。お、怒られる……。なんとなくそんな感じがしてしまって、そろりそろりと上目遣いに見上げた。

流夜くんは降渡さんを睨んでいた。

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