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side流夜3
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ずるずるずる。
「………」
トントントン。包丁の音が響く。
ずるずるずる。
「………」
カチ、ボッ。コンロに火がつく。
ずるず
「あの、覚える気あるんですか?」
背中に向けて睨むような声を飛ばした。
「まずは見て覚える、だろ」
「だからってこんな巻き付かれてたら動きにくい! 朝から頭に花咲いてますか!」
私の首に後ろから抱き付いて、背負うような恰好で学習中だった。ずるずるずる。
ずるずるずる。
「………」
トントントン。包丁の音が響く。
ずるずるずる。
「………」
カチ、ボッ。コンロに火がつく。
ずるず
「あの、覚える気あるんですか?」
背中に向けて睨むような声を飛ばした。
「まずは見て覚える、だろ」
「だからってこんな巻き付かれてたら動きにくい! 朝から頭に花咲いてますか!」
私の首に後ろから抱き付いて、背負うような恰好で学習中だった。ずるずるずる。
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