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六 めっちゃ仲良しじゃん!

side流夜24

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「ごめんなさい……」

「いや……お前が謝ることではないけど……疲れた……」

結局、写真を撮られることがまずい俺は、遙音を生贄にして日義から逃げてきた。

自分の写真は駄目な代わりに、遙音を紹介する、と言うと、日義は渋々ながら引いた。

旧館の資料室に入って、ぐったり椅子にもたれかかった。

傍らには咲桜が、申し訳なさそうに立っている。

「でも、大丈夫かな、遙音先輩……」

「あいつはノリがいいから喜んで受けるんじゃないか?」

咲桜は未だに申し訳なさそうな顔をしている。

それが気に入らなくて手招きすると、すぐに傍までやってきた。

「大体、なんなんだ? あいつは。日義ってあんな性格なのか?」

咲桜の指を絡め取り、そのあたたかさに癒される。

一日ぶりの咲桜だ。

少しくらい触ってもいいだろう。

咲桜は困ったような顔で話し始めた。

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