露店の灯りに輝く、欠けた林檎飴片手
君と話したくなる。
たまに話せればいい。
最初で最後の寄り道。
たまに話せればいい。
最初で最後の寄り道。
あなたにおすすめの小説
〜ジャンクフードは恋味〜
古波蔵くう
恋愛
痩せ細った圭吾は、太るために週四日ジャンクフード店に通い、店員の芋淵小乃果に覚えてもらうことを目指す。1ヶ月後、圭吾は番号札に自己紹介を書き、小乃果とメッセージを交換し始める。二人は番号札を通じて仲を深め、圭吾はLINEのQRコードを渡すことに成功する。
夏休み、小乃果はエリアマネージャーの甘粕翔羅からセクハラを受け、シフトを強制される。最終的に店を辞めることになるが、圭吾は真相を知り、被害女性たちの証言を集めて甘粕を逮捕させる。小乃果は圭吾に感謝し、二人の絆はさらに深まる。
クリスマスにデートをし、圭吾は小乃果に告白してOKをもらい、正式に付き合い始める。困難を乗り越えた二人の物語は、幸せな結末を迎える
群瞬歌
山上風下
恋愛
物語の舞台は、大阪府の北東部にある「大里市」が舞台です。
大里市は過去に行った、大規模な移住推奨キャンペーンの影響で、関西弁が主流の大阪府であるのにも関わらず、標準語を話す人間が多く存在する、少し変わった街です。
そんな大里市に住む男子高校生【宮 桜(みや さくら)】は、高校で男子テニス部に所属しながら、料亭【山風】でアルバイトに勤しむ日々を過ごしています。
【山風】には宮を除いて、同じ高校に通う同級生の五人が在籍しています。同じ男子テニス部に所属する茶髪の少しチャラついた見た目の【松葉 守友(まつば まゆ)】、男子バスケットボール部のエースで心身ともに完璧な【天津 京(あまつ きょう)】、見た目だけはヤンキーの純情・天然な女子テニス部のエース【川崎 忍(かわさき しのぶ)】、学校一の変わり者でどこか古めかしいセンスを持つ女子テニス部【山羽 蒼(やまは あおい)】、女子バスケットボールのエースでキツイ関西弁・強気な口調の見た目だけはクール系【本田 双葉(ほんだ ふたば)】の五人です。宮はこの五人と共に、男女の壁を越えた関係を築き、刺激はないけども、落ち着いた楽しい毎日を送っていました。
アルバイトを始めて、一年ほど経った高校二年生の四月、バイトが終わった後に店長と女将さんに呼び出されます。呼び出された理由は、このまま七月まで売り上げが悪ければ、経営権を親グループに明け渡すことになると伝えるためでした。
何もせず、このまま経営権を譲渡するのは、納得できないと考えた宮たち六人は、何とかして売り上げを改善し、経営権の譲渡を阻止しようと考えます。
高校生の自分たちでもできることを考え、話し合いますが、中々上手くいきません。上手くいかず悩みながらも、彼ら・彼女らは高校生として、部活や体育祭といった当たり前の日常を過ごしていかなければなりません。
宮たち【山風】のメンバーは高校生としての日常を問題なく過ごしつつ、【山風】の売り上げを改善し、経営権の譲渡を阻止できるのか? 大人の世界に踏み込む一歩手前である、高校生ならではの明るさ・苦悩・若々しさを是非とも、お楽しみください。
悔しいけど、君が好き。
矢凪來果
恋愛
「人生最後の日に何したい?」
私はそう聞いてきたあいつに会いたかった。
社畜のミサキは、ある日、大学時代の忘れられない男友達の言葉を思い出してしまう。そして物騒なニュースを見ていると、少しづつおかしくなる世の中で、いつ「人生最後の日」がくるかわからないと怖くなった。
だったら、取り返しがつかなくなる前に、ダサくても、今更でも、やっぱりもう一度会いたい!
そんなふうに勢いづけて連絡を取ってみたものの。
「なぁ、誰に会いにきたんだよ」
「そっちこそ」
素直じゃない大人同士の、バレバレの攻防戦。
※カクヨム、小説家になろうでも掲載いたします。
※4話の短編予定。
甘噛みビタースウィート
猫屋ちゃき
恋愛
十年来の男友達に泣きつかれて慰めたらひどい目に遭わされた話。
言葉攻め、ストーカー風味、ヤンデレなどの表現がたくさん出てきます。
男女ともになかなかのクズです。
ヤマもオチも意味もロマンチックもないスケベなお話をお楽しみください。
島アルビノの恋
藤森馨髏 (ふじもりけいろ)
恋愛
「あのなメガンサ。ライラお兄ちゃんを嫁入り先まで連れていくのはワガママだ。だいたい実の兄貴でもないのに何でそんなに引っ付いているんだ。離れろ、離れろ。ライラにも嫁が必要なんだぞ」
「嫌だ。ライラは私のものだ。何処でも一緒だ。死ぬまで一緒だ」
「お前に本気で好きな人ができたらライラは眼中になくなるさ」
「僕はメガンサのものだよ。何処でも行くよ」
此の作品は、自作作品『毒舌アルビノとカナンデラ・ザカリーの事件簿』の沖縄版二次作品です。是非、元作品と共にお楽しみくださいね。