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5歳
4ページ目:肥満対策です
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お父様とお母様、従兄弟のアレクセイ兄様とご飯をいただいた。
イケメンパパさんのお父様は、25歳で名前をギルバートさんというそうだ。
美人ママさんのお母様は、22歳で名前はシルフィールさんだそうだ。なんと、シエルを17歳で生んでるということなのだ。
この世界は、大体学校を卒業したら、婚約者とすぐ結婚するらしい。
それから、アレクセイ兄様は現在17歳。
去年、学校を卒業したそうだ。
彼の両親、シエルからしたら伯父さん夫婦は、アレクセイ兄様が12歳の時に馬車の事故で亡くなったそうだ。
アレクセイ兄様は、学校の寮に入っていて難を逃れたらしい。
両親を亡くしたアレクセイ兄様の後見となり、お父様は国王陛下になったそうだ。
なるほど。なるほど。
元々はアレクセイ兄様のご両親、つまり伯父さん夫婦が国王陛下王妃殿下で、アレクセイ兄様は王太子だということなのね。
王弟殿下であるお父様は、継承権2位だったけど、アレクセイ兄様がまだ学生だったということで、兄様が王太子として公務に慣れ、国王としてやっていけるようになるまでという条件で即位したそうだ。
ということは、シエルのお姫様生活も臨時的なものってことね。
フォークをどうにか使って(子供の手って不便。思うように動かないのよね)食事を終えた。
疲れた。食事に疲れるとかないわ~
昼からは大人しくスプーンで食べよう。無理したところでマナー通りにはいかないもの。
どうせそのうちマナーレッスンとかやらされるんだろうし、それまではいいよね。
「シエルちゃん、たくさん食べて偉いわね」
「もう、おなかいっぱいです」
腹八分目に医者いらずとか言うけど、食べ過ぎたわ。
この世界のご飯って、思ってたより美味しい。
「可愛い私の天使。後で美味しいお菓子を食べようね」
「おかし、ですか?」
「侍女たちが、街で今人気のケーキを買ってくると言ってたよ。シエル、ケーキ好きだろう?」
「はい。たのしみです」
うーん。ケーキなんて、何年ぶりだろう。おひとり様だと買わないのよね、ケーキ。
ケーキ屋で1個だけって買いにくいし、かと言って、何個も買うと食べ過ぎちゃうし。
最近はコンビニでも、そこそこ美味しいスイーツ置くようになってたけど、やっぱりお値段と睨めっこして、買わない選択になるし。
楽しみだな。でも、さすがに食べてばかりだとお子様とはいえ、縦より横に伸びそう。
これは、運動するべき?
「おさんぽしたいです」
「シエル、散歩したいの?じゃあ、僕と行こうか?」
そう言って、アレクセイ兄様が私を抱き上げる。
いやいやいや。抱いたら意味ないから。腹ごなしの運動なんだから。
「にいさま。おろしてください。ケーキをたべるためにあるくのです」
「え?そうなの?僕の妖精は軽すぎるから、運動なんて必要ないと思うけどな」
そんなこと言って、この美少女がメタボになったらどーするの。
イケメンパパさんのお父様は、25歳で名前をギルバートさんというそうだ。
美人ママさんのお母様は、22歳で名前はシルフィールさんだそうだ。なんと、シエルを17歳で生んでるということなのだ。
この世界は、大体学校を卒業したら、婚約者とすぐ結婚するらしい。
それから、アレクセイ兄様は現在17歳。
去年、学校を卒業したそうだ。
彼の両親、シエルからしたら伯父さん夫婦は、アレクセイ兄様が12歳の時に馬車の事故で亡くなったそうだ。
アレクセイ兄様は、学校の寮に入っていて難を逃れたらしい。
両親を亡くしたアレクセイ兄様の後見となり、お父様は国王陛下になったそうだ。
なるほど。なるほど。
元々はアレクセイ兄様のご両親、つまり伯父さん夫婦が国王陛下王妃殿下で、アレクセイ兄様は王太子だということなのね。
王弟殿下であるお父様は、継承権2位だったけど、アレクセイ兄様がまだ学生だったということで、兄様が王太子として公務に慣れ、国王としてやっていけるようになるまでという条件で即位したそうだ。
ということは、シエルのお姫様生活も臨時的なものってことね。
フォークをどうにか使って(子供の手って不便。思うように動かないのよね)食事を終えた。
疲れた。食事に疲れるとかないわ~
昼からは大人しくスプーンで食べよう。無理したところでマナー通りにはいかないもの。
どうせそのうちマナーレッスンとかやらされるんだろうし、それまではいいよね。
「シエルちゃん、たくさん食べて偉いわね」
「もう、おなかいっぱいです」
腹八分目に医者いらずとか言うけど、食べ過ぎたわ。
この世界のご飯って、思ってたより美味しい。
「可愛い私の天使。後で美味しいお菓子を食べようね」
「おかし、ですか?」
「侍女たちが、街で今人気のケーキを買ってくると言ってたよ。シエル、ケーキ好きだろう?」
「はい。たのしみです」
うーん。ケーキなんて、何年ぶりだろう。おひとり様だと買わないのよね、ケーキ。
ケーキ屋で1個だけって買いにくいし、かと言って、何個も買うと食べ過ぎちゃうし。
最近はコンビニでも、そこそこ美味しいスイーツ置くようになってたけど、やっぱりお値段と睨めっこして、買わない選択になるし。
楽しみだな。でも、さすがに食べてばかりだとお子様とはいえ、縦より横に伸びそう。
これは、運動するべき?
「おさんぽしたいです」
「シエル、散歩したいの?じゃあ、僕と行こうか?」
そう言って、アレクセイ兄様が私を抱き上げる。
いやいやいや。抱いたら意味ないから。腹ごなしの運動なんだから。
「にいさま。おろしてください。ケーキをたべるためにあるくのです」
「え?そうなの?僕の妖精は軽すぎるから、運動なんて必要ないと思うけどな」
そんなこと言って、この美少女がメタボになったらどーするの。
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