185 / 303
第二章
鮭を食べる
しおりを挟む
夕飯の準備となると余計にわかる。いやぁいろいろ買ってしまった。二階ではまず肉コーナー、大量に並べられた疾走豚の肉が一番目についたっけ。セリーヌの町で買ったような塊丸ごとや、元の世界のように薄く切り分けられたものまでいろいろあったけど、塊を使うのにも慣れたので塊で買うことにした。
そういえば2階には生産地とか書いてなかったな。まぁどこで飼った肉でも味はそんな変わらないってことなんだろうけど。
他にも猪とか鹿とかのちょっと食べづらそうなのから狼肉なんてのもあったけど、買うのはやめておいた。一匹狼の肉って書いてあったけど、狼種が狼食べるのって共食いじゃないかななんてガロに行ったら、魔物と人は違うといわれた。考え方の違いなんだろうな。
肉のコーナーも種類は豊富だったけど結局疾風豚、暴れ牛、飛来鶏の肉を買い足しただけだ。でもこれでしばらくは肉を買い足さなくて済むだろうという量は買った。というかガロが追加で入れた。
それよりも今から調理するのはこの魚だ。こっちも種類豊富で何から手を付ければいいのか悩んだけど、結局見たことあるようなのだけ買うことにした。その中でも今日は川鮭とかいうのに手を付けることにした。
川登ったりするからもともと川魚な気もするけど、海鮭ってのもいたから別なものは別なんだろう。ガロが海のより川のにしろって言ったから鮭はそっちだけを買ったんだよね。
というか魚はほとんど川魚か湖魚ばかり、海鮪とか、海鯛とか海と頭につくのもちらほらいたけど、海のはやめとけと湖鮪とかいうのを買うことにしたんだよね。湖のマグロって何だろうな。まぁそういうところがい世界っぽいと言えばぽいのだけど。
でだ、問題は生食についてだけど、やっぱ寄生虫問題ってのはあるようで、魚をそのまま食べるというのはかなり危険らしい。買ってきたのは冷凍された川鮭だ。これなら解凍して生でも食えるらしい。8割ほどのが冷凍された状態で丸々売ってたけど、川鮭とかの一部にはそのままの状態でも売ってもいたからちょっと期待したんだけどな。
まぁどうせ元の世界でも大体回るお寿司屋さんかスーパーの惣菜だったし、よくは知らないけど、あぁ言うところのは冷凍してあったのを解凍したものばかりだっただろう。
そしてこれ、なんといってもこれ、瓶詰の醤油と味噌が3階の調味料コーナーに売っていた。どっちも3種類ずつあった資料もそれなりに置いてあったけど、陳列棚からは減ってなかったんだよね。
味噌も醤油も自分で作るつもりでいたけど、作った人、グッジョブ。でも大豆も買ったし、作り方見て自分で作ってみるのもありかな?そんな暇があればだけど。
でもバターとチーズはなぜかなかったんだよな。あっちの方が簡単なのに、なんでだろうか?まぁわからないことを考えても仕方ないか。
「おっと、考え事してないで速く取り掛からないと。」
考え事しながらだったけど、鮭の流水解凍も済ませてさっそく取り掛かる。魚なんてさばいたことないけど、一応スマホでやり方を見つつやっていくしかない。
まず鱗を包丁ではぐ。ん、意外と簡単にはげるな。腹から包丁を入れて内臓をとる。おうふ、当然だけど血がいっぱい出てきた。で、血合いに包丁を入れる?この血管みたいのかな?で、洗った後に水けをとる。
次に両側から頭に放蕩を入れて切り落とすのね。腹から中骨に沿って包丁を入れる。尾に切れ目を入れて、今度は背中に包丁を入れて片身をはがす。次は中骨をとるのか。水戸の間に包丁を入れると結構きれいに取り除けた。
背びれを切り落とすとスーパーで見慣れた形になったな。逆さ包丁を入れて腹骨をすく?腹骨がない、これやらなくていいかな?皮一枚になってるし、小骨も見当たらない。え、これで完成?結構あっけなかった。
2つで来たうちの一つを半分に切る。さらに半分を皮ごと4等分に切り分ける。塩を振って少し冷蔵庫で冷ます。冷ましてる間に残り半分を一口サイズずつに切り分けてお皿に飾り付けて刺身は完成。冷蔵庫のを取り出せば、もう水が浮いて来てる。
次に料理酒を軽くかける。これも3階に売っていたものだ。多分味噌と醤油の隣にあったし、同じ人が生み出したのだろう。そういえば大さじ小さじ用の道具がないのが残念だ。王都なら探せばあるかな?
問題点は食用油だ。これはまじでオリーブオイルしかなかった。しょうがないのでコーン油をつかうことに。サラダ油かごま油、大豆油なんてのもあるんだし、他のがあってもいいとは思うんだけど、無かったものはしょうがない。
初めて鮭の塩焼きにコーン油を使ったけどそんな変なにおいもつかない。むしろ軽くこおばしくていい匂いだ。焼き加減もこのくらいでいいだろう。ようやく完成だ。鮭だけなのもさみしいのでレタスとトマトも塩振って持っていく。
「ごめんね、お待たせ。」
「待ちかねたぞ?なんてな。そんなかかったようには思えないんだが。」
「とりあえず鮭の刺身と塩焼き。鮭と鮭しかないけど、いいかな?」
「そういいつつきっちりサラダもあるじゃねぇか。まぁさっさと食おうぜ。いただきます。」
「うん、いただきます。」
ガロはすぐに鮭の塩焼きのほうにと手を伸ばす。3つがガロの分だ。僕は一つとお刺身で十分だからね。というか刺身にガロが手を付けなかったら一人で食べ切らなきゃだし。
まずは一切れ刺身から食べる。冷めちゃうからこの後僕も塩焼きを食べるけど。軽く醤油につけて口に運ぶ。うん。下に広がる醤油の風味と鮭の油の風味、かなりおいしい。多分元の世界で食べたのよりおいしい。もうほとんど覚えてないけど。
ただのお刺身でもこれだけうまくできなたら上々。塩焼きにも手を付ける。口の中で鮭の身が簡単に崩れていく。でもちゃんと食感もある。何っていうか、素朴なのにほんとおいしい。
まずったな。前は鮭の塩焼き作ってもそれだけで満足してたけど、これにはご飯がほしくなる。炊飯器なんてないけど、炊こうと思えばたけたはずだ。米は3階に売っていたのを買ったんだよね。もったいないことをした。
「こりゃうまいな。だけど少し俺には味が足りない気もする。」
「お好みで醤油かけるといいよ。」
「この黒いのか。そういえば水際の町の店ではたまに出てきたな。」
まぁ王都にあるんだから他の町にもあるんだろう。でもセリーヌの町にないのは近くで魚が取れないし、輸入もしてなかったからなんだろうな。
僕は塩焼きを食べ終えて刺身をつまんでいるとガロも塩焼きを食べ終えてじっと見てくる。
「いくら生食できるといったとはいえ、すぐに食うとは思ってなかった。」
「え?」
「寄生虫問題は話しただろ。キオの世界にもあったんだろ?それなのによく食えるな。」
「まぁ僕は生食慣れてるからね。不安ならガロは食べなくてもいいよ?」
「いや、俺も少しはらたりねぇから食ってみるさ。」
うーん、ガロもちょっと足りなかったみたいだし、やっぱご飯炊くべきだったな。でもガロが生食挑戦するきっかけにはなったか。ちょっと恐る恐るだけど、醤油を僕よりも多めにつけて口に運んだ。
「・・・うめぇ。」
「おぉ、おいしかった?ならよかった。」
「これはキオが作ったからなのか?でこの店でもなのか?わからねぇな。」
・・・それは僕にもちょっとわからない。でもそこらの店に入ることが今後あるんだろうか?なんか大体ガロが作ってって言ってきそうだし、僕も露店のを食べた後は自分で作ったものの方が安心できるからなぁ。
そういえば2階には生産地とか書いてなかったな。まぁどこで飼った肉でも味はそんな変わらないってことなんだろうけど。
他にも猪とか鹿とかのちょっと食べづらそうなのから狼肉なんてのもあったけど、買うのはやめておいた。一匹狼の肉って書いてあったけど、狼種が狼食べるのって共食いじゃないかななんてガロに行ったら、魔物と人は違うといわれた。考え方の違いなんだろうな。
肉のコーナーも種類は豊富だったけど結局疾風豚、暴れ牛、飛来鶏の肉を買い足しただけだ。でもこれでしばらくは肉を買い足さなくて済むだろうという量は買った。というかガロが追加で入れた。
それよりも今から調理するのはこの魚だ。こっちも種類豊富で何から手を付ければいいのか悩んだけど、結局見たことあるようなのだけ買うことにした。その中でも今日は川鮭とかいうのに手を付けることにした。
川登ったりするからもともと川魚な気もするけど、海鮭ってのもいたから別なものは別なんだろう。ガロが海のより川のにしろって言ったから鮭はそっちだけを買ったんだよね。
というか魚はほとんど川魚か湖魚ばかり、海鮪とか、海鯛とか海と頭につくのもちらほらいたけど、海のはやめとけと湖鮪とかいうのを買うことにしたんだよね。湖のマグロって何だろうな。まぁそういうところがい世界っぽいと言えばぽいのだけど。
でだ、問題は生食についてだけど、やっぱ寄生虫問題ってのはあるようで、魚をそのまま食べるというのはかなり危険らしい。買ってきたのは冷凍された川鮭だ。これなら解凍して生でも食えるらしい。8割ほどのが冷凍された状態で丸々売ってたけど、川鮭とかの一部にはそのままの状態でも売ってもいたからちょっと期待したんだけどな。
まぁどうせ元の世界でも大体回るお寿司屋さんかスーパーの惣菜だったし、よくは知らないけど、あぁ言うところのは冷凍してあったのを解凍したものばかりだっただろう。
そしてこれ、なんといってもこれ、瓶詰の醤油と味噌が3階の調味料コーナーに売っていた。どっちも3種類ずつあった資料もそれなりに置いてあったけど、陳列棚からは減ってなかったんだよね。
味噌も醤油も自分で作るつもりでいたけど、作った人、グッジョブ。でも大豆も買ったし、作り方見て自分で作ってみるのもありかな?そんな暇があればだけど。
でもバターとチーズはなぜかなかったんだよな。あっちの方が簡単なのに、なんでだろうか?まぁわからないことを考えても仕方ないか。
「おっと、考え事してないで速く取り掛からないと。」
考え事しながらだったけど、鮭の流水解凍も済ませてさっそく取り掛かる。魚なんてさばいたことないけど、一応スマホでやり方を見つつやっていくしかない。
まず鱗を包丁ではぐ。ん、意外と簡単にはげるな。腹から包丁を入れて内臓をとる。おうふ、当然だけど血がいっぱい出てきた。で、血合いに包丁を入れる?この血管みたいのかな?で、洗った後に水けをとる。
次に両側から頭に放蕩を入れて切り落とすのね。腹から中骨に沿って包丁を入れる。尾に切れ目を入れて、今度は背中に包丁を入れて片身をはがす。次は中骨をとるのか。水戸の間に包丁を入れると結構きれいに取り除けた。
背びれを切り落とすとスーパーで見慣れた形になったな。逆さ包丁を入れて腹骨をすく?腹骨がない、これやらなくていいかな?皮一枚になってるし、小骨も見当たらない。え、これで完成?結構あっけなかった。
2つで来たうちの一つを半分に切る。さらに半分を皮ごと4等分に切り分ける。塩を振って少し冷蔵庫で冷ます。冷ましてる間に残り半分を一口サイズずつに切り分けてお皿に飾り付けて刺身は完成。冷蔵庫のを取り出せば、もう水が浮いて来てる。
次に料理酒を軽くかける。これも3階に売っていたものだ。多分味噌と醤油の隣にあったし、同じ人が生み出したのだろう。そういえば大さじ小さじ用の道具がないのが残念だ。王都なら探せばあるかな?
問題点は食用油だ。これはまじでオリーブオイルしかなかった。しょうがないのでコーン油をつかうことに。サラダ油かごま油、大豆油なんてのもあるんだし、他のがあってもいいとは思うんだけど、無かったものはしょうがない。
初めて鮭の塩焼きにコーン油を使ったけどそんな変なにおいもつかない。むしろ軽くこおばしくていい匂いだ。焼き加減もこのくらいでいいだろう。ようやく完成だ。鮭だけなのもさみしいのでレタスとトマトも塩振って持っていく。
「ごめんね、お待たせ。」
「待ちかねたぞ?なんてな。そんなかかったようには思えないんだが。」
「とりあえず鮭の刺身と塩焼き。鮭と鮭しかないけど、いいかな?」
「そういいつつきっちりサラダもあるじゃねぇか。まぁさっさと食おうぜ。いただきます。」
「うん、いただきます。」
ガロはすぐに鮭の塩焼きのほうにと手を伸ばす。3つがガロの分だ。僕は一つとお刺身で十分だからね。というか刺身にガロが手を付けなかったら一人で食べ切らなきゃだし。
まずは一切れ刺身から食べる。冷めちゃうからこの後僕も塩焼きを食べるけど。軽く醤油につけて口に運ぶ。うん。下に広がる醤油の風味と鮭の油の風味、かなりおいしい。多分元の世界で食べたのよりおいしい。もうほとんど覚えてないけど。
ただのお刺身でもこれだけうまくできなたら上々。塩焼きにも手を付ける。口の中で鮭の身が簡単に崩れていく。でもちゃんと食感もある。何っていうか、素朴なのにほんとおいしい。
まずったな。前は鮭の塩焼き作ってもそれだけで満足してたけど、これにはご飯がほしくなる。炊飯器なんてないけど、炊こうと思えばたけたはずだ。米は3階に売っていたのを買ったんだよね。もったいないことをした。
「こりゃうまいな。だけど少し俺には味が足りない気もする。」
「お好みで醤油かけるといいよ。」
「この黒いのか。そういえば水際の町の店ではたまに出てきたな。」
まぁ王都にあるんだから他の町にもあるんだろう。でもセリーヌの町にないのは近くで魚が取れないし、輸入もしてなかったからなんだろうな。
僕は塩焼きを食べ終えて刺身をつまんでいるとガロも塩焼きを食べ終えてじっと見てくる。
「いくら生食できるといったとはいえ、すぐに食うとは思ってなかった。」
「え?」
「寄生虫問題は話しただろ。キオの世界にもあったんだろ?それなのによく食えるな。」
「まぁ僕は生食慣れてるからね。不安ならガロは食べなくてもいいよ?」
「いや、俺も少しはらたりねぇから食ってみるさ。」
うーん、ガロもちょっと足りなかったみたいだし、やっぱご飯炊くべきだったな。でもガロが生食挑戦するきっかけにはなったか。ちょっと恐る恐るだけど、醤油を僕よりも多めにつけて口に運んだ。
「・・・うめぇ。」
「おぉ、おいしかった?ならよかった。」
「これはキオが作ったからなのか?でこの店でもなのか?わからねぇな。」
・・・それは僕にもちょっとわからない。でもそこらの店に入ることが今後あるんだろうか?なんか大体ガロが作ってって言ってきそうだし、僕も露店のを食べた後は自分で作ったものの方が安心できるからなぁ。
0
お気に入りに追加
1,788
あなたにおすすめの小説
病気になって芸能界から消えたアイドル。退院し、復学先の高校には昔の仕事仲間が居たけれど、彼女は俺だと気付かない
月島日向
ライト文芸
俺、日生遼、本名、竹中祐は2年前に病に倒れた。
人気絶頂だった『Cherry’s』のリーダーをやめた。
2年間の闘病生活に一区切りし、久しぶりに高校に通うことになった。けど、誰も俺の事を元アイドルだとは思わない。薬で細くなった手足。そんな細身の体にアンバランスなムーンフェイス(薬の副作用で顔だけが大きくなる事)
。
誰も俺に気付いてはくれない。そう。
2年間、連絡をくれ続け、俺が無視してきた彼女さえも。
もう、全部どうでもよく感じた。
完結·助けた犬は騎士団長でした
禅
BL
母を亡くしたクレムは王都を見下ろす丘の森に一人で暮らしていた。
ある日、森の中で傷を負った犬を見つけて介抱する。犬との生活は穏やかで温かく、クレムの孤独を癒していった。
しかし、犬は突然いなくなり、ふたたび孤独な日々に寂しさを覚えていると、城から迎えが現れた。
強引に連れて行かれた王城でクレムの出生の秘密が明かされ……
※完結まで毎日投稿します
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
社畜だけど異世界では推し騎士の伴侶になってます⁈
めがねあざらし
BL
気がつくと、そこはゲーム『クレセント・ナイツ』の世界だった。
しかも俺は、推しキャラ・レイ=エヴァンスの“伴侶”になっていて……⁈
記憶喪失の俺に課されたのは、彼と共に“世界を救う鍵”として戦う使命。
しかし、レイとの誓いに隠された真実や、迫りくる敵の陰謀が俺たちを追い詰める――。
異世界で見つけた愛〜推し騎士との奇跡の絆!
推しとの距離が近すぎる、命懸けの異世界ラブファンタジー、ここに開幕!
いっぱい命じて〜無自覚SubはヤンキーDomに甘えたい〜
きよひ
BL
無愛想な高一Domヤンキー×Subの自覚がない高三サッカー部員
Normalの諏訪大輝は近頃、謎の体調不良に悩まされていた。
そんな折に出会った金髪の一年生、甘井呂翔。
初めて会った瞬間から甘井呂に惹かれるものがあった諏訪は、Domである彼がPlayする様子を覗き見てしまう。
甘井呂に優しく支配されるSubに自分を重ねて胸を熱くしたことに戸惑う諏訪だが……。
第二性に振り回されながらも、互いだけを求め合うようになる青春の物語。
※現代ベースのDom/Subユニバースの世界観(独自解釈・オリジナル要素あり)
※不良の喧嘩描写、イジメ描写有り
初日は5話更新、翌日からは2話ずつ更新の予定です。
異世界で8歳児になった僕は半獣さん達と仲良くスローライフを目ざします
み馬
BL
志望校に合格した春、桜の樹の下で意識を失った主人公・斗馬 亮介(とうま りょうすけ)は、気がついたとき、異世界で8歳児の姿にもどっていた。
わけもわからず放心していると、いきなり巨大な黒蛇に襲われるが、水の精霊〈ミュオン・リヒテル・リノアース〉と、半獣属の大熊〈ハイロ〉があらわれて……!?
これは、異世界へ転移した8歳児が、しゃべる動物たちとスローライフ?を目ざす、ファンタジーBLです。
おとなサイド(半獣×精霊)のカプありにつき、R15にしておきました。
※ 独自設定、造語、出産描写あり。幕開け(前置き)長め。第21話に登場人物紹介を載せましたので、ご参考ください。
★お試し読みは、第1部(第22〜27話あたり)がオススメです。物語の傾向がわかりやすいかと思います★
★第11回BL小説大賞エントリー作品★最終結果2773作品中/414位★応援ありがとうございました★
転生したら脳筋魔法使い男爵の子供だった。見渡す限り荒野の領地でスローライフを目指します。
克全
ファンタジー
「第3回次世代ファンタジーカップ」参加作。面白いと感じましたらお気に入り登録と感想をくださると作者の励みになります!
辺境も辺境、水一滴手に入れるのも大変なマクネイア男爵家生まれた待望の男子には、誰にも言えない秘密があった。それは前世の記憶がある事だった。姉四人に続いてようやく生まれた嫡男フェルディナンドは、この世界の常識だった『魔法の才能は遺伝しない』を覆す存在だった。だが、五〇年戦争で大活躍したマクネイア男爵インマヌエルは、敵対していた旧教徒から怨敵扱いされ、味方だった新教徒達からも畏れられ、炎竜が砂漠にしてしまったと言う伝説がある地に押し込められたいた。そんな父親達を救うべく、前世の知識と魔法を駆使するのだった。
【完結】伴侶がいるので、溺愛ご遠慮いたします
*
BL
3歳のノィユが、カビの生えてないご飯を求めて結ばれることになったのは、北の最果ての領主のおじいちゃん……え、おじいちゃん……!?
しあわせの絶頂にいるのを知らない王子たちが吃驚して憐れんで溺愛してくれそうなのですが、結構です!
めちゃくちゃかっこよくて可愛い伴侶がいますので!
本編完結しました!
時々おまけを更新しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる