146 / 303
第一章
討伐を終えて
しおりを挟む
サンダーバレットで仕留められたのをいいことに次に見つけたつっ立ってる疾走豚にも打ち込んだけど、それだけでは倒せなかった。ただ足がおぼつかなくなってたので簡単に切り倒せた。
次はまた一撃で仕留めてみせると、走ってる三匹目を見つけたときにできるだけ魔力を込めてうったけど、精度が落ちて当たりどころが悪く足の付け根に当たった。ただこれもそのおかげでその足が動かなくなったようで倒れ込んだのでそのまま切り伏せれた。
ガロからはその調子だとしか言われなかったので、そのあとも残り6匹狩り終えるまでサンダーバレットを打ち込んだけど、結局一撃で倒せたのはそのうち後半の3匹で、前半3匹は動きが悪くなったところを切り伏せた感じだ。
「うーん、もうちょっとうまくできるといいんだけど、威力不足なのかな?それとも当たり所の問題?」
「今の時点で疾走豚に対してこれだけ効果があるんだ。初めに剣だけで倒したよりも良っただろ?これからさらに訓練すれば疾走豚くらいの相手なら安定して一撃で倒せるだろう。」
「おぉ、ほんと?」
「あぁ、そのためにはできればバレットでなくショットかガンを使うべきだがな。」
「ショットかぁ、あれはまだ火と雷は安定して出せないんだよねぇ。」
水ではある程度形になったけど、準備に少し時間がかかる。火と雷だともっと時間がかかるし、作った魔素の筒から暴発しちゃうときがあるんだよね。
「ならウォーターショットを使ってもう少し豚と戦ってみるか?魔素に余裕があればだが。」
「うーん、ウォーターショットを実戦でかぁ。でもまだ片手でできるほど離れてないからやめておくよ。実戦んだと剣は持ってた方がいいんでしょ?」
「そうだな。まだキオは持ち続けていた方がいいだろう。なら今日は目的は果たしたし、あがるか。」
ガロは腰についた皮の輪にこの間かった剣を刺しているけど、僕はあぁ言うのを持たされてない。常に右手に剣をもって構えてるように言われたんだ。兎の時も今回も。
今僕の腰にあるのは皮の鞘だ。これにしまっちゃうと構造的にすぐ取り出すことはできない。まぁ町中で危なくないようにってものだからしょうがないんだけど、さっと取り出せるあの帯みたいなのがちょっとうらやましい。
「僕もガロみたいな剣帯ほしいんだけどね。」
「買ってやるのはいいが、いざすぐ抜かなきゃならないときに帯を切らずに抜けるのか?切れにくい加工はしてあるが、きちんと抜かないとすぐ切れちまう。」
「あ、なるほど。」
だから僕には剣帯をくれなかったのかとようやく納得した。受ける剣ばっかり教えてもらってるのはこうして持ったままならいつ急に襲われても受け身ができるからだろう。
「そのうち教えてはやるが、今はとりあえず危険な外ではそうやって持っていた方がいいだろうな。町中じゃどうせ鞘に入れるかポーチに入れておかなきゃ危険だ。」
「うっ、また訓練必要ってことだね。でもそれかっこいいから僕も頑張るよ。」
「かっこいいから頑張るのか。まぁいい。」
ちょっと呆れられつつ舗装道まではしっかり警戒しながら歩く。ガロが一応なりとも警戒してるんだ。僕だって感知力があるとは言えないけど警戒しないとね。
舗装道につくとちょっとガロが体を伸ばして楽にした。それを見て剣をしまおうとしたら町中につくまでは持っておけと言われてしまった。帰るまでは完全に気を抜くなってことだね。でも話すくらいはいいかなとその道中でちょっと気になったことを聞いてみた。
「ねぇガロ、ショットは習ったけど、ガンってどんな魔法なの?」
「あぁ、ショットとがんはほぼ同じ魔法だ。魔素の筒から打ち出す魔法。ショットをガンって言って打つやつもいたりして、人によって名称が違うだけなこともある。だが一応はショットは筒の中の魔力を打ち出すだけ、ショットは魔力を球体みたいな打ち出しやすい形に作り出して打つ魔法だな。」
「それって、どう違うの?ガンのほうが威力は出やすそうだけど。」
多分ガンは銃みたいな構造なんだろう。僕の魔法はなぜか球体が作れないからビャクラクさんはショットを教えてくれたんだろうな。
「そうだな。うまいやつが使えばガンのほうが威力は出やすい。だが魔力の筒の穴と弾の形を同じにしなきゃいけない分、ガンは扱いが難しい。だからガンを使う場合は先に弾を作りあとからそれに合わせた筒を作るやつが多いな。」
「なるほど。」
銃もたしかに多様な形をしていても口径によってこめる弾種が違ったはずだ。魔法で行うとなるとその弾の部分を作るのも、それに合う筒を作るもの難しいってことなんだろう。
「ショットの場合は筒さえ作れば後はその魔化に属性に応じた魔力の塊を入れて放つだけでいい。だから簡単なんだ。」
「ふーん。でも暴発しやすそうだね?」
「それはどっちも変わらないな。つってもショットもガンもバレットほどじゃないが初歩的な魔法だ。Cランクで魔法が扱えるという奴ならほとんどできる魔法だろうな。そうだな、もっと広範囲に影響がある弾を打ち出すために筒を大きくしたキャノンなんかは中級くらいだろうか。それだとできるやつも少なくなるだろうな。」
「これで初歩か。でも僕の場合はもっといろいろ使うならまず魔法の形を訓練しないとだよね?」
「あぁ、訓練でどうにかなるかは、難しいけどな。キオの器用さでいえばもう球体は普通に作れてておかしくないはずだ。小さい球体もできないんだろ?」
「そうだね。大きさをどんなふうにしてもきれいな球体っていうのはできない。いびつな形になるね。」
どうしても球体は作れない。ガロも多分懸念してるだろう。僕はこれからもいびつな形しか作れないと。小さい棒にしようとしてもぐにゃりと曲がるありさまだ。
それでなくても僕のできる大きさはピンポン玉くらいが限界。これ以上に弾が大きくならないかもしれない。いろいろ属性は使えても魔法の種類は増えないかもしれない。水も火も、雷だっていびつな形でよければちょっとは変えられるんだけど。
「・・・ん、まって。もしかしたら、いけるかもしれない。」
「ん、どうした?」
「ねぇガロ、ガンの魔法って球体じゃなくても打ち出しやすい形ならいいんだよね?」
「まぁ、そうだな。」
「よし、ならさっそく訓練所に行こう!ちょっと試してみなくっちゃ!」
「それはいいが、町に入る前に剣はしまえよ!あと、解体屋が先だ!」
走り出した僕にいい気返すようにちょっと前に出て声をかけてくる。さすがにそれくらいはわかってるよと町の近くについたらちゃんと剣をしまったし、解体屋にもよった。でも思いついたんだから早く試してみたいよ!
次はまた一撃で仕留めてみせると、走ってる三匹目を見つけたときにできるだけ魔力を込めてうったけど、精度が落ちて当たりどころが悪く足の付け根に当たった。ただこれもそのおかげでその足が動かなくなったようで倒れ込んだのでそのまま切り伏せれた。
ガロからはその調子だとしか言われなかったので、そのあとも残り6匹狩り終えるまでサンダーバレットを打ち込んだけど、結局一撃で倒せたのはそのうち後半の3匹で、前半3匹は動きが悪くなったところを切り伏せた感じだ。
「うーん、もうちょっとうまくできるといいんだけど、威力不足なのかな?それとも当たり所の問題?」
「今の時点で疾走豚に対してこれだけ効果があるんだ。初めに剣だけで倒したよりも良っただろ?これからさらに訓練すれば疾走豚くらいの相手なら安定して一撃で倒せるだろう。」
「おぉ、ほんと?」
「あぁ、そのためにはできればバレットでなくショットかガンを使うべきだがな。」
「ショットかぁ、あれはまだ火と雷は安定して出せないんだよねぇ。」
水ではある程度形になったけど、準備に少し時間がかかる。火と雷だともっと時間がかかるし、作った魔素の筒から暴発しちゃうときがあるんだよね。
「ならウォーターショットを使ってもう少し豚と戦ってみるか?魔素に余裕があればだが。」
「うーん、ウォーターショットを実戦でかぁ。でもまだ片手でできるほど離れてないからやめておくよ。実戦んだと剣は持ってた方がいいんでしょ?」
「そうだな。まだキオは持ち続けていた方がいいだろう。なら今日は目的は果たしたし、あがるか。」
ガロは腰についた皮の輪にこの間かった剣を刺しているけど、僕はあぁ言うのを持たされてない。常に右手に剣をもって構えてるように言われたんだ。兎の時も今回も。
今僕の腰にあるのは皮の鞘だ。これにしまっちゃうと構造的にすぐ取り出すことはできない。まぁ町中で危なくないようにってものだからしょうがないんだけど、さっと取り出せるあの帯みたいなのがちょっとうらやましい。
「僕もガロみたいな剣帯ほしいんだけどね。」
「買ってやるのはいいが、いざすぐ抜かなきゃならないときに帯を切らずに抜けるのか?切れにくい加工はしてあるが、きちんと抜かないとすぐ切れちまう。」
「あ、なるほど。」
だから僕には剣帯をくれなかったのかとようやく納得した。受ける剣ばっかり教えてもらってるのはこうして持ったままならいつ急に襲われても受け身ができるからだろう。
「そのうち教えてはやるが、今はとりあえず危険な外ではそうやって持っていた方がいいだろうな。町中じゃどうせ鞘に入れるかポーチに入れておかなきゃ危険だ。」
「うっ、また訓練必要ってことだね。でもそれかっこいいから僕も頑張るよ。」
「かっこいいから頑張るのか。まぁいい。」
ちょっと呆れられつつ舗装道まではしっかり警戒しながら歩く。ガロが一応なりとも警戒してるんだ。僕だって感知力があるとは言えないけど警戒しないとね。
舗装道につくとちょっとガロが体を伸ばして楽にした。それを見て剣をしまおうとしたら町中につくまでは持っておけと言われてしまった。帰るまでは完全に気を抜くなってことだね。でも話すくらいはいいかなとその道中でちょっと気になったことを聞いてみた。
「ねぇガロ、ショットは習ったけど、ガンってどんな魔法なの?」
「あぁ、ショットとがんはほぼ同じ魔法だ。魔素の筒から打ち出す魔法。ショットをガンって言って打つやつもいたりして、人によって名称が違うだけなこともある。だが一応はショットは筒の中の魔力を打ち出すだけ、ショットは魔力を球体みたいな打ち出しやすい形に作り出して打つ魔法だな。」
「それって、どう違うの?ガンのほうが威力は出やすそうだけど。」
多分ガンは銃みたいな構造なんだろう。僕の魔法はなぜか球体が作れないからビャクラクさんはショットを教えてくれたんだろうな。
「そうだな。うまいやつが使えばガンのほうが威力は出やすい。だが魔力の筒の穴と弾の形を同じにしなきゃいけない分、ガンは扱いが難しい。だからガンを使う場合は先に弾を作りあとからそれに合わせた筒を作るやつが多いな。」
「なるほど。」
銃もたしかに多様な形をしていても口径によってこめる弾種が違ったはずだ。魔法で行うとなるとその弾の部分を作るのも、それに合う筒を作るもの難しいってことなんだろう。
「ショットの場合は筒さえ作れば後はその魔化に属性に応じた魔力の塊を入れて放つだけでいい。だから簡単なんだ。」
「ふーん。でも暴発しやすそうだね?」
「それはどっちも変わらないな。つってもショットもガンもバレットほどじゃないが初歩的な魔法だ。Cランクで魔法が扱えるという奴ならほとんどできる魔法だろうな。そうだな、もっと広範囲に影響がある弾を打ち出すために筒を大きくしたキャノンなんかは中級くらいだろうか。それだとできるやつも少なくなるだろうな。」
「これで初歩か。でも僕の場合はもっといろいろ使うならまず魔法の形を訓練しないとだよね?」
「あぁ、訓練でどうにかなるかは、難しいけどな。キオの器用さでいえばもう球体は普通に作れてておかしくないはずだ。小さい球体もできないんだろ?」
「そうだね。大きさをどんなふうにしてもきれいな球体っていうのはできない。いびつな形になるね。」
どうしても球体は作れない。ガロも多分懸念してるだろう。僕はこれからもいびつな形しか作れないと。小さい棒にしようとしてもぐにゃりと曲がるありさまだ。
それでなくても僕のできる大きさはピンポン玉くらいが限界。これ以上に弾が大きくならないかもしれない。いろいろ属性は使えても魔法の種類は増えないかもしれない。水も火も、雷だっていびつな形でよければちょっとは変えられるんだけど。
「・・・ん、まって。もしかしたら、いけるかもしれない。」
「ん、どうした?」
「ねぇガロ、ガンの魔法って球体じゃなくても打ち出しやすい形ならいいんだよね?」
「まぁ、そうだな。」
「よし、ならさっそく訓練所に行こう!ちょっと試してみなくっちゃ!」
「それはいいが、町に入る前に剣はしまえよ!あと、解体屋が先だ!」
走り出した僕にいい気返すようにちょっと前に出て声をかけてくる。さすがにそれくらいはわかってるよと町の近くについたらちゃんと剣をしまったし、解体屋にもよった。でも思いついたんだから早く試してみたいよ!
0
お気に入りに追加
1,788
あなたにおすすめの小説
病気になって芸能界から消えたアイドル。退院し、復学先の高校には昔の仕事仲間が居たけれど、彼女は俺だと気付かない
月島日向
ライト文芸
俺、日生遼、本名、竹中祐は2年前に病に倒れた。
人気絶頂だった『Cherry’s』のリーダーをやめた。
2年間の闘病生活に一区切りし、久しぶりに高校に通うことになった。けど、誰も俺の事を元アイドルだとは思わない。薬で細くなった手足。そんな細身の体にアンバランスなムーンフェイス(薬の副作用で顔だけが大きくなる事)
。
誰も俺に気付いてはくれない。そう。
2年間、連絡をくれ続け、俺が無視してきた彼女さえも。
もう、全部どうでもよく感じた。
完結·助けた犬は騎士団長でした
禅
BL
母を亡くしたクレムは王都を見下ろす丘の森に一人で暮らしていた。
ある日、森の中で傷を負った犬を見つけて介抱する。犬との生活は穏やかで温かく、クレムの孤独を癒していった。
しかし、犬は突然いなくなり、ふたたび孤独な日々に寂しさを覚えていると、城から迎えが現れた。
強引に連れて行かれた王城でクレムの出生の秘密が明かされ……
※完結まで毎日投稿します
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
社畜だけど異世界では推し騎士の伴侶になってます⁈
めがねあざらし
BL
気がつくと、そこはゲーム『クレセント・ナイツ』の世界だった。
しかも俺は、推しキャラ・レイ=エヴァンスの“伴侶”になっていて……⁈
記憶喪失の俺に課されたのは、彼と共に“世界を救う鍵”として戦う使命。
しかし、レイとの誓いに隠された真実や、迫りくる敵の陰謀が俺たちを追い詰める――。
異世界で見つけた愛〜推し騎士との奇跡の絆!
推しとの距離が近すぎる、命懸けの異世界ラブファンタジー、ここに開幕!
いっぱい命じて〜無自覚SubはヤンキーDomに甘えたい〜
きよひ
BL
無愛想な高一Domヤンキー×Subの自覚がない高三サッカー部員
Normalの諏訪大輝は近頃、謎の体調不良に悩まされていた。
そんな折に出会った金髪の一年生、甘井呂翔。
初めて会った瞬間から甘井呂に惹かれるものがあった諏訪は、Domである彼がPlayする様子を覗き見てしまう。
甘井呂に優しく支配されるSubに自分を重ねて胸を熱くしたことに戸惑う諏訪だが……。
第二性に振り回されながらも、互いだけを求め合うようになる青春の物語。
※現代ベースのDom/Subユニバースの世界観(独自解釈・オリジナル要素あり)
※不良の喧嘩描写、イジメ描写有り
初日は5話更新、翌日からは2話ずつ更新の予定です。
異世界で8歳児になった僕は半獣さん達と仲良くスローライフを目ざします
み馬
BL
志望校に合格した春、桜の樹の下で意識を失った主人公・斗馬 亮介(とうま りょうすけ)は、気がついたとき、異世界で8歳児の姿にもどっていた。
わけもわからず放心していると、いきなり巨大な黒蛇に襲われるが、水の精霊〈ミュオン・リヒテル・リノアース〉と、半獣属の大熊〈ハイロ〉があらわれて……!?
これは、異世界へ転移した8歳児が、しゃべる動物たちとスローライフ?を目ざす、ファンタジーBLです。
おとなサイド(半獣×精霊)のカプありにつき、R15にしておきました。
※ 独自設定、造語、出産描写あり。幕開け(前置き)長め。第21話に登場人物紹介を載せましたので、ご参考ください。
★お試し読みは、第1部(第22〜27話あたり)がオススメです。物語の傾向がわかりやすいかと思います★
★第11回BL小説大賞エントリー作品★最終結果2773作品中/414位★応援ありがとうございました★
転生したら脳筋魔法使い男爵の子供だった。見渡す限り荒野の領地でスローライフを目指します。
克全
ファンタジー
「第3回次世代ファンタジーカップ」参加作。面白いと感じましたらお気に入り登録と感想をくださると作者の励みになります!
辺境も辺境、水一滴手に入れるのも大変なマクネイア男爵家生まれた待望の男子には、誰にも言えない秘密があった。それは前世の記憶がある事だった。姉四人に続いてようやく生まれた嫡男フェルディナンドは、この世界の常識だった『魔法の才能は遺伝しない』を覆す存在だった。だが、五〇年戦争で大活躍したマクネイア男爵インマヌエルは、敵対していた旧教徒から怨敵扱いされ、味方だった新教徒達からも畏れられ、炎竜が砂漠にしてしまったと言う伝説がある地に押し込められたいた。そんな父親達を救うべく、前世の知識と魔法を駆使するのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる