底辺VTuberのえん罪死刑転生、生前の理不尽さがポイント化されたので無双してきます

第64話 揺れる心と凍える夜

リアナは優斗に向かって
少し恥ずかしそうにしながらも毅然とした声で言った。

「私の服は
剣の鞘に干しておいてください
その間は…下着とか映ってしまうと困るので
YouTubeの配信はしないようにお願いします」


優斗はリアナの頼みに頷きながら
改めて彼女の冷静さと気遣いに感心せずにはいられなかった。


優斗は静かに頷いて了承した。


「回復魔法をかけながら少し休んだ方がいい。
俺も少し寝るよ」

と優斗は言い
リアナの体調を気遣った。

するとリアナが
少し恥ずかしそうにしながらも真剣な表情で言った。

「寒いので
お互いに身を寄せ合いましょう」

優斗は一瞬戸惑い
顔を赤らめながらも
「う、うん…」

と小さな声で答えた。

心臓が早鐘のように鳴るのを感じつつ
リアナの提案に従い
そっと身を寄せた。

リアナの下半身は薄い布で覆われているものの
下着は一切身に付けていない。

そのため
優斗にとっては非常に辛い状況だった。

彼はできるだけ視線を外し
気にしないように努めようとしたが
リアナの美しさや近くにいることがどうしても意識に入り込んでしまう。

心の中で

（これが試練だ）

と言い聞かせながら
優斗はなんとか平静を保とうとしたが
顔がさらに赤くなり
胸の鼓動は早まるばかりだった。

優斗は横になっているリアナの隣にそっと身を寄せた。

冷たい地面の上で
2人はお互いの体温を感じながら横になる。

リアナの細く柔らかい体が優斗の隣にあることに
彼は改めて意識してしまい
鼓動がさらに早まるのを感じた。

寒さをしのぐために仕方がない状況だと
頭では理解しつつも
優斗の心は複雑だった。

リアナの息遣いが近くに感じられるたびに
優斗は少し緊張しながらも
自分を落ち着かせようと静かに目を閉じた。


リアナは寒さをしのぐために
そっと足を優斗の両足の間に滑り込ませた。

「！！」

その瞬間
優斗の体は一気に緊張し
全身が固まった。

リアナの温かい肌が触れる感触に
彼はますます自分を意識しすぎてしまい
心臓が早鐘のように打ち始める。

（大丈夫！ 落ち着け…）

と心の中で自分に言い聞かせる優斗だったが
彼女の近さとその無防備な姿勢に
冷静さを保つのがますます難しくなっていた。

リアナの股間の温もりが直接伝わってきて
優斗はどうしても意識せずにはいられなかった。

彼の心臓はさらに早く脈打ち
冷静でいようと努めるものの
興奮状態は避けられない。

「まずい…落ち着かないと…」

と優斗は心の中で焦りながらも
リアナの体温と近さがますます彼の理性を揺さぶってくる。

それでも彼は
なんとかその場を乗り切ろうと
必死に自制心を保とうとしていた。