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最終章 僕たちの未来へ☆
由梨亜の取引き! 香坂を罠にかけろ!
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由梨亜は赤坂東署に連行されて、取り調べを受ける。
取り調べの内容は白薔薇の事。
もっとも由梨亜は戸倉が来て以後の白薔薇にはあまり関わりが無く、大した情報を得る事は出来なかった。
落胆する茜や沖田たち。
しかし由梨亜はただひとつ、とんでもない情報を持っていたのだ!
それは香坂と関わると思われる一団が、価値の高い奴隷の少年たちを売買したいとの話があったと言う事。
そしてその少年たちは、ヒカル、ミチル、ソラの3人の少年だろうという事だった。
茜
「それじゃあその話があったのはつい、昨日の話なのね。
それであなたはどう返答したの?」
由梨亜
「まあ…つい昨日の話だからね。考えておくわとだけ言っておいた。
それはその奴隷の子たちの顔は見てないけど、あなた方との話を整合すれば、白薔薇の子たちでしょうね。」
茜
「その彼らは香坂だったのかしら?」
由梨亜
「いえ。香坂の名は出てなかった。慎重な性格の男だから、表に出ないんでしょう。
でもおそらく使徒の十字架以外にも声を掛けているはずよ。
出来るだけ高く売りつけたいだろうしね。
それに海外に売り払われたらもう追う事は出来ないわよ。」
茜
「なるほど…時間が勝負になると言う事か。
困ったわね…『ため息』」
沖田
「片瀬さん。この女の言う事を信じるんですか?」
由梨亜に疑惑を持つ沖田は茜に訪ねる?
沖田は由梨亜の言う事は信じられなかったし、何よりも由梨亜のような女が嫌いだった。
しかし茜は考え込んでいた。
由梨亜は嘘は言ってはいない!
今の由梨亜が我々警察を騙す理由は無い。
それに早く香坂を捕えて、ヒカル君たちを救わないと海外に売り飛ばされてしまう。
そのためにも…
しかしこの方法は違法捜査にもなる。
警察キャリアの自分が決して行っていい捜査ではない。
しかし!時間が無いのは事実!
茜は悩む…。どうする…?
由梨亜
「ねえ。もし私があなた達に協力したら、司法取引として罪は軽減してもらえるかしら?」
沖田は由梨亜の前の机を叩いて恫喝した。
沖田
「なんだと!そんな事する訳ないだろう。
あんた警察を舐めてんのか?」
由梨亜
「はぁ…何よ。私は善意であなた達に協力を申し出てるのに。
正直私は香坂は嫌いだったからね。
でも…いいわ!じゃあ協力しないだけ!
あとは警察だけでなんとかするのね。
白薔薇の奴隷ちゃんたちは可哀相に警察の初動捜査ミスで海外に売り飛ばされてしまうのね。『笑』」
沖田
「ふざけんじゃねえ!このアマ!」
激昂した沖田が由梨亜の襟首を掴む!
しかし茜に厳しく叱責された!
茜
「やめなさい!沖田君!
冷静になりなさい!」
沖田が由梨亜から離れると、茜は冷静を装い由梨亜に問う。
茜
「協力と言ったわね。
それは香坂に対しての囮捜査に協力すると言う事?」
由梨亜
「さすがにあなたは察しが早いわ。
こちらの若い刑事さんとは大違い。『笑』」
沖田
「なんだ!このアマ!」
また沖田はキレかかるが、やめなさい!と茜にたしなめられた。
何より今はヒカル君たち3人の救出が優先だ。
茜は腹を括った。
茜
「麻生さん。本気で私達に協力してくれるつもりなの?」
由梨亜
「ええ。ただし取り引きに罪の軽減をね!
私はそんなに大した罪には問われない筈だし、まあ…無実にしてとまでは言わないけど、あなた達に協力する事で減刑されるなら喜んで協力するわ!
私もミチルとヒカルとソラだったかしら?
あの子たちも知らない訳では無いしね。
それに香坂などになんの義理も無いし、せめて鉄大人が生きておられれば、白薔薇にも義理があるのだけど。」
茜
「本気なのね…分かった。
あなたに協力を依頼する。
香坂たちの取り引きにあなたを利用させてもらうわ。
もちろんそれなりのお礼!
減刑の事は私が上に掛け合ってなんとかしましょう。」
沖田
「片瀬さん。いいんですか?
後で問題になりますよ。」
茜
「沖田君。今、大事な事はヒカル君やミチル君、ソラ君たちの救出。
絶対にあの子たちを助け出す。
これはその最大のチャンスかも知れない。
もし海外に売られてしまったらもう助けられない。
そのためなら規則破りもやむ無し!
責任は私が取る。
麻生さん。捜査協力を正式にお願いするわ。
香坂たちにコンタクトを取ってもらえる?」
由梨亜
「いいわ!でも約束は必ず守ってよ。
執行猶予で話をつけて欲しいわね❗『笑』」
取り調べの内容は白薔薇の事。
もっとも由梨亜は戸倉が来て以後の白薔薇にはあまり関わりが無く、大した情報を得る事は出来なかった。
落胆する茜や沖田たち。
しかし由梨亜はただひとつ、とんでもない情報を持っていたのだ!
それは香坂と関わると思われる一団が、価値の高い奴隷の少年たちを売買したいとの話があったと言う事。
そしてその少年たちは、ヒカル、ミチル、ソラの3人の少年だろうという事だった。
茜
「それじゃあその話があったのはつい、昨日の話なのね。
それであなたはどう返答したの?」
由梨亜
「まあ…つい昨日の話だからね。考えておくわとだけ言っておいた。
それはその奴隷の子たちの顔は見てないけど、あなた方との話を整合すれば、白薔薇の子たちでしょうね。」
茜
「その彼らは香坂だったのかしら?」
由梨亜
「いえ。香坂の名は出てなかった。慎重な性格の男だから、表に出ないんでしょう。
でもおそらく使徒の十字架以外にも声を掛けているはずよ。
出来るだけ高く売りつけたいだろうしね。
それに海外に売り払われたらもう追う事は出来ないわよ。」
茜
「なるほど…時間が勝負になると言う事か。
困ったわね…『ため息』」
沖田
「片瀬さん。この女の言う事を信じるんですか?」
由梨亜に疑惑を持つ沖田は茜に訪ねる?
沖田は由梨亜の言う事は信じられなかったし、何よりも由梨亜のような女が嫌いだった。
しかし茜は考え込んでいた。
由梨亜は嘘は言ってはいない!
今の由梨亜が我々警察を騙す理由は無い。
それに早く香坂を捕えて、ヒカル君たちを救わないと海外に売り飛ばされてしまう。
そのためにも…
しかしこの方法は違法捜査にもなる。
警察キャリアの自分が決して行っていい捜査ではない。
しかし!時間が無いのは事実!
茜は悩む…。どうする…?
由梨亜
「ねえ。もし私があなた達に協力したら、司法取引として罪は軽減してもらえるかしら?」
沖田は由梨亜の前の机を叩いて恫喝した。
沖田
「なんだと!そんな事する訳ないだろう。
あんた警察を舐めてんのか?」
由梨亜
「はぁ…何よ。私は善意であなた達に協力を申し出てるのに。
正直私は香坂は嫌いだったからね。
でも…いいわ!じゃあ協力しないだけ!
あとは警察だけでなんとかするのね。
白薔薇の奴隷ちゃんたちは可哀相に警察の初動捜査ミスで海外に売り飛ばされてしまうのね。『笑』」
沖田
「ふざけんじゃねえ!このアマ!」
激昂した沖田が由梨亜の襟首を掴む!
しかし茜に厳しく叱責された!
茜
「やめなさい!沖田君!
冷静になりなさい!」
沖田が由梨亜から離れると、茜は冷静を装い由梨亜に問う。
茜
「協力と言ったわね。
それは香坂に対しての囮捜査に協力すると言う事?」
由梨亜
「さすがにあなたは察しが早いわ。
こちらの若い刑事さんとは大違い。『笑』」
沖田
「なんだ!このアマ!」
また沖田はキレかかるが、やめなさい!と茜にたしなめられた。
何より今はヒカル君たち3人の救出が優先だ。
茜は腹を括った。
茜
「麻生さん。本気で私達に協力してくれるつもりなの?」
由梨亜
「ええ。ただし取り引きに罪の軽減をね!
私はそんなに大した罪には問われない筈だし、まあ…無実にしてとまでは言わないけど、あなた達に協力する事で減刑されるなら喜んで協力するわ!
私もミチルとヒカルとソラだったかしら?
あの子たちも知らない訳では無いしね。
それに香坂などになんの義理も無いし、せめて鉄大人が生きておられれば、白薔薇にも義理があるのだけど。」
茜
「本気なのね…分かった。
あなたに協力を依頼する。
香坂たちの取り引きにあなたを利用させてもらうわ。
もちろんそれなりのお礼!
減刑の事は私が上に掛け合ってなんとかしましょう。」
沖田
「片瀬さん。いいんですか?
後で問題になりますよ。」
茜
「沖田君。今、大事な事はヒカル君やミチル君、ソラ君たちの救出。
絶対にあの子たちを助け出す。
これはその最大のチャンスかも知れない。
もし海外に売られてしまったらもう助けられない。
そのためなら規則破りもやむ無し!
責任は私が取る。
麻生さん。捜査協力を正式にお願いするわ。
香坂たちにコンタクトを取ってもらえる?」
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