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第八章 自由への闘い!仲間を守る為に!

錯綜!

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「ヒカル、ミチル、ソラが戻って来ない?
そんな…みんなどこに行ったんだよ?」

綾人がヒロに問いかける!
もちろんヒロに分かる訳もない。
3人とも戻った様な形跡はあるのだが?
今、奴隷住居に戻っているのは、ヒロ、綾人、カオル、風太にベッドで寝ている優の5人だけ。
もちろん貴也も戸倉に連れ去られたままだ。
ヒロは悩んでいた。
ヒカル、ミチル、ソラがいないのに、脱走計画を実行するわけにはいかない。
まずはなんとか村雨に連絡を取り、状況を把握しないと!

ーーーーー

貴也は戸倉専用の調教部屋で、白ハイソックス裸の身体を吊るされていた。
後ろ手高手小手縛りの人の字型水平に縛られて、首をガクッと落としていた。
ムクインによる痒みはピークを越えて大分収まっていた。
疲れがピークに達して、吊るされたまま泥の様に眠っていたのだ。
そこへ扉が開き入って来たのはジョー。
戸倉より貴也への調教を継続するように言われてきた。
本来なら戸倉自身が貴也への調教を続けたいのだが、涼介とサムの銃撃事件以後の事後処理に追われていてそれどころでは無かった。
それ故にジョーとメグに命じて貴也を休ませずに調教し続ける事にして、貴也の息を絶えさせる事にしたのだ。

「うわっ…なんて臭いだ!
こりゃたまらんな。」

拷問され続けた貴也の汗や尿や血などの体臭が室内にこもり、悪臭を放っている。
臭いを嗅ぐだけで気持ち悪くなったジョーは、直ぐに換気扇を回して吊るしている貴也を降ろし、気絶している貴也に緊縛したままでウォーターガンを使い、強い痛みの感じる水量の水を放出してぶっかけた!
幸いに調教部屋は排水機能が備わっていていた。
浣腸責めや立ち尿責めなどを行う為だ。

「あっ…あああ~くう…あっ…あああ~!痛い!痛い!あああ~あああ~あああ~!」

激しい鞭打ちや蝋燭責めでの傷跡や火傷跡に痛みの強い水責めで拷問される貴也。
汗などの汚れは確かに落ちたが、全身がズキズキと痛む。
呻き声しかあげられない貴也。
ジョーは貴也に顔を近づけて話かける。

「全くボスはこんなガキに何をビクビクしているのか?
もうフラフラの死にぞこないじゃねえか。
なあマゾスレイブボーイ。」

「あ…ああ…ジョー…様…あん♡
身体を綺麗にして…頂いて…
あっ…ありがとう…ございます。
おっ…お願い…なっ何か食べさせて…。」

哀れな声を上げて、ジョーに哀願する貴也。
弱々しい瞳からは二筋の涙が溢れている。

「フフフフフフ!ノーノー!
ボスからは貴様には何も食わせるなと言われているのだ。
我慢するんだな!」

「あっああん…もう…僕は…お食事すら…頂けないのですね…。
あああ~…なっなら!
ジョー様のおチンチン…おチンチンをおしゃぶりさせて下さい…
おっ…お願い…おチンチン…おチンチンを!おしゃぶりだけで…いいんです…う…ううう…『涙』」

なんだ。このガキ!もうガタガタじゃねえか?
ボスには危険だから絶対にまぐわうな!と言われていたが!
ジョーは貴也の髪を鷲掴みにして顔を上げさせた。
すると貴也の顔は…うわお!

眼をとろーんとさせて可憐な口を半開きにして、なっなんていやらしい顔をしているんだ!
貴也の表情は美しい淫魔の顔。
美しい天使のような顔を上気させて縋り付くような瞳で俺を見つめる。
唇が美しい。
俺は貴也の唇を指でなぞる。
貴也はうっとりした顔で俺の指先に舌を絡ませてきた!
貴也と一対一で関わるのは初めてだが、こんな色気のある少年だったのか!
貴也の眼を見てるだけで、うおおお!
下半身が熱く燃えてくるぜ!
ボス。こんな極上な男娼を独り占めとはズルいぜ!
ああ…交わらなきゃいいんだろ!
おしゃぶりさせるだけさ!

ーーーーー
ソラ「ううう…ヒカル…ミチル…ここはどこなの?『涙』」

ヒカル「だっ…大丈夫だよ!ソラ。泣かないで!ねっミチルもそう思うでしょ!」

ミチル「うん…うん…。ソラ。僕たちもついているから!
でもヒカル、ここはどこだろう?」

3人は港のある倉庫の設置されていた動物用の檻の中にトイレ用のおまると毛布が1枚だけが置かれていた。
3人は白いハイソックス裸で、震えながら小動物の様に身体を触れさせている。
首輪を嵌められて、手枷で後ろ手に縛られて、足枷同士も肩幅の広さの鎖に繋がれていたのだ。
すると倉庫の扉が空いて入って来た男たち。
香坂とその一派だった。

「よう。人形ども。もうお前たちは白薔薇には戻らなくとも良いぞ。
これからお前たちを一人一人と新しい主人へと売り払ってやる。
できるだけ高値がつく買い主にな。
白薔薇の奴隷は価値が有るから、高値で売れるのさ『大笑』
とりあえずは餓死されては困るからしっかりとエサだけは食っておけ。」

檻の中に6枚の皿が置かれて、栄養剤の入ったまるでドックフードが3皿と、水の入ったものが3皿置かれていた。
少年たちを飢えさせないようにするためだった。
呆然とする少年たちを置いて香坂たちが去っていく。

ソラ「そっ…そんな…僕らはもう…みんなには会えないの…『涙』」

ミチル「こっ…こんな事って…酷い!『涙』」

ヒカル「…ミチル、ソラ、とりあえずご飯だけは食べよう…
まずは…身体を資本だから…
そして、信じよう…みんなが脱走して僕たちの事を世間に伝えてもらって、助けに来てくれるまでを…。『涙』」

手を使えない少年たちは、檻の中の床に置かれた水と餌に口を近づけて食べていった。
みんな哀泣を…流しながら!

ヒカルは心の中で必死に祈る。
トモ…ジュン…僕に勇気を!力を与えて…!。
ミチルとソラを支えてやれる力を!
トモ…怖いよ。僕、本当に怖い…

お願い。トモ❗

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