上 下
70 / 146
第七章 僕たちの闘い

ジュンとトモ その一

しおりを挟む
◈白薔薇プレイルーム8号室。
トモはここで調教奉仕をする事が多かった。
今日の相手は弐。
弐はトモが気に入っており、客の奉仕をさせた後に特別調教の名目でトモを8号室に呼び嬲り者にしていた。

「あっ…はぁ…うぐっ…いっ…くっあっ…!」

トモは後ろ手高手小手緊縛されて、Y字逆さ吊りに吊るされていた。
長い奴隷生活でマゾに染め上げられた身体は被虐に反応して、トモの瑞々しいペニスは激しく勃起をして亀頭からカウパー液の涎を垂らしている。
カウパーはトモの顎から唇に伝い、トモは下を出して自分の愛液の味を確かめていた。
弐はトモの背後から逆さ吊りにされたトモの陰囊と肛門の間の蟻の門渡りに赤い蝋燭を垂らして責めていた。
白いハイソックスを履いた足首を緊縛されて吊るされた両足が、ふくらはぎや太腿をブルブルと震わせている。
呻き声を上げながら必死になって弐に媚びるトモ。
その哀れを誘う哀願がさらに弐の嗜虐心を刺激する。

「あっ…弐様…あっああ…もっともっと…奴隷少年の…トモを…おいたぶり下さい…
トモは…弐様に責められる事が…悦びなんです…。
だから…トっトモを…トモを…お捨てに…ならないで!
あと…僕をお守り下さい~
ぼっ僕は…優みたいには…みたいには…なりたく…ない…
こっ怖いんです!『哀泣』」

トモは必死に弐に哀願する。
弐にはそれが必死に自分への庇護を求めているように見えた。
可愛い奴隷だ。玩具として可愛がっでやろう!

ベッドの上で寝転んで頭の下に腕を組みながら弐は笑っていた。
トモが必死になって後背位で背中を見せながら、弐の勃起ペニスを尻で咥えこんで腰を振っているのだ。
トモの手首を背中で縛り合わせている縄はトモの大量の汗を吸った為に濡れてしまっている。

「あっはぁ…はぁはぁ…うんうん!
はっはっはっはっ……!
あああ~!弐様。僕…僕…おっお尻…気持ちいいです…きっ気持ちいい~…」

「フフフ!マゾ奴隷トモ!どうだ。俺のマラ棒の味は?」

「いい~!弐様…のマラ棒…凄くいい~…♡」

弐はトモの体内に大量の白濁液を放出する。
トモは腹の底から絞り出すような叫びをあげて、アナルに弐の噴出を感じ取ると、肛門括約筋できゅっきゅっと弐のペニスをきつく締め付けてきた。
うほ~!この奴隷のケツの穴はなかなかの名器だ。

「イクイクイク!奴隷少年トモはお尻を犯されるだけでイクっ!
イキます…♡」

たちまちトモは声を上ずらせて口走り、ガクンガクンと狂しく肛門を締め付けて昇り詰めた!

トモは弐の自分を犯したペニスを自分の舌を使って綺麗に舐め掃除をしている。
ペロペロと舌を使いながら時折、弐に甘えかかった声で哀願をしていた。

「クチュクチュ!あっあの…弐様…。
奴隷少年トモから…おっお願いが…」

「うん。願いだと?」

「はっはい。実は僕ともう一人…
弐様…の庇護をお願い…したいの…です『涙』」

「庇護?いったい誰だw?」

「はい。ジュンです。最近、僕達…
付き合う事になって…」

「うん?お前はヒカルと付き合っていたんじゃなかったのか?」

「ヒっヒカルとは…喧嘩して…しまったんです。それで…
ジュンも弐様…の特別調教を…受けたいって…
出来れば僕ら二人で…」

トモは顔を赤らめて眼には涙を浮かべて俺に哀願してきた。
付き合ってる者同士でダブル調教を受ける事で俺の庇護を求めるか?
なるほど奴隷で有ろうとそういう所は普通のガキどもと変わらんな!

「フッ!いいだろう。今度お前とジュンをまとめて特別調教に掛けてやる!
だがかなりキツイぞ!覚悟は出来てるだろうな『笑』」

「はいっ!弐様…ありがとう…ございます…『嬉泣』」

僕は首輪手枷足枷にハイソックス裸でエレベーターで奴隷住居エリアの20階のスイッチを押す。
さすがに客の相手をした後に、弐から受けた特別調教は身体が辛いな。
奴隷住居エリアに戻るとジュンが待っていた。
今では僕とジュンはあまり他のみんなとは接しないようにしていた。
みんなが嫌いになった訳じゃない。
みんなを巻き込みたくは無かったから。それにもしうまく行けば、みんなを助けられるから。

「ジュン。うまくいったよ。
思い切り弐に甘えてやっていたから、あいつも僕に気を許すようになった。
今度ジュンと僕の二人を特別調教に呼ぶってさ『凄笑』」



「そうか。さすがだトモ。
じゃあ今度二人呼ばれた時に、弐の野郎に…あの野郎に…地獄を見せてやる「<魔笑>」

「そうだね。そうしたら二人で!」

「ああ!二人で白薔薇を脱走するんだ!そして世の中のみんなに…白薔薇の存在を…全てを…バラしてやる!
そして白薔薇の仲間たちを救うんだ!」

やろうぜ❗トモ❗
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

【R18】溺愛される公爵令嬢は鈍すぎて王子の腹黒に気づかない

かぐや
恋愛
公爵令嬢シャルロットは、まだデビューしていないにも関わらず社交界で噂になる程美しいと評判の娘であった。それは子供の頃からで、本人にはその自覚は全く無いうえ、純真過ぎて幾度も簡単に拐われかけていた。幼少期からの婚約者である幼なじみのマリウス王子を始め、周りの者が シャルロットを護る為いろいろと奮闘する。そんなお話になる予定です。溺愛系えろラブコメです。 女性が少なく子を増やす為、性に寛容で一妻多夫など婚姻の形は多様。女性大事の世界で、体も中身もかなり早熟の為13歳でも16.7歳くらいの感じで、主人公以外の女子がイケイケです。全くもってえっちでけしからん世界です。 設定ゆるいです。 出来るだけ深く考えず気軽〜に読んで頂けたら助かります。コメディなんです。 ちょいR18には※を付けます。 本番R18には☆つけます。 ※直接的な表現や、ちょこっとお下品な時もあります。あとガッツリ近親相姦や、複数プレイがあります。この世界では家族でも親以外は結婚も何でもありなのです。ツッコミ禁止でお願いします。 苦手な方はお戻りください。 基本、溺愛えろコメディなので主人公が辛い事はしません。

【完結】身売りした妖精姫は氷血公爵に溺愛される

鈴木かなえ
恋愛
第17回恋愛小説大賞にエントリーしています。 レティシア・マークスは、『妖精姫』と呼ばれる社交界随一の美少女だが、実際は亡くなった前妻の子として家族からは虐げられていて、過去に起きたある出来事により男嫌いになってしまっていた。 社交界デビューしたレティシアは、家族から逃げるために条件にあう男を必死で探していた。 そんな時に目についたのが、女嫌いで有名な『氷血公爵』ことテオドール・エデルマン公爵だった。 レティシアは、自分自身と生まれた時から一緒にいるメイドと護衛を救うため、テオドールに決死の覚悟で取引をもちかける。 R18シーンがある場合、サブタイトルに※がつけてあります。 ムーンライトで公開してあるものを、少しずつ改稿しながら投稿していきます。

剛柔なお前の為。

pom
BL
〔青年は衝動に苦しむ。葛藤と性欲の渦。快感に呑まれていく身体。心地が良い。〕 「俺を信じて受け止めてくれるのなら、今まで以上の快感を教えてやる。」 「お前はマゾの素質がある。それはサドの奴とセックスすると、とてつもねー快感に変わるんだ。」 「そんなに感じたいなら。さっきの可愛い声を存分に聞かせてくれたら、たっぷり突いてやる。」 「これで分かったか?酷くされるだけじゃ、お前は心から気持ちよくなれねー。」 父親から受け継いだ凛々しく整った顔付き、逞しく雄々しい肉体。 母親から受け継がれた穏やかで温和な、時に冷酷な目付き。 洗練された柔らかいむっちりとした筋肉と澄んだ笑顔は人々を魅了する媚薬かもしれない。 そんな彼は【最強】という名の極地に到達しようとしていた。 柔術の申し子。坂鬼 大河  彼の周りに起こる波乱。 全ては手のひらの上。 徐々に炎上していく、戦いとセックス。 ✳︎BLと言うより、官能小説に近いです。話が進むに連れて、かなりエロくなります。

所詮は他人事と言われたので他人になります!婚約者も親友も見捨てることにした私は好きに生きます!

ユウ
恋愛
辺境伯爵令嬢のリーゼロッテは幼馴染と婚約者に悩まされてきた。 幼馴染で親友であるアグネスは侯爵令嬢であり王太子殿下の婚約者ということもあり幼少期から王命によりサポートを頼まれていた。 婚約者である伯爵家の令息は従妹であるアグネスを大事にするあまり、婚約者であるサリオンも優先するのはアグネスだった。 王太子妃になるアグネスを優先することを了承ていたし、大事な友人と婚約者を愛していたし、尊敬もしていた。 しかしその関係に亀裂が生じたのは一人の女子生徒によるものだった。 貴族でもない平民の少女が特待生としてに入り王太子殿下と懇意だったことでアグネスはきつく当たり、婚約者も同調したのだが、相手は平民の少女。 遠回しに二人を注意するも‥ 「所詮あなたは他人だもの!」 「部外者がしゃしゃりでるな!」 十年以上も尽くしてきた二人の心のない言葉に愛想を尽かしたのだ。 「所詮私は他人でしかないので本当の赤の他人になりましょう」 関係を断ったリーゼロッテは国を出て隣国で生きていくことを決めたのだが… 一方リーゼロッテが学園から姿を消したことで二人は王家からも責められ、孤立してしまうのだった。 なんとか学園に連れ戻そうと試みるのだが…

西谷夫妻の新婚事情~元教え子は元担任教師に溺愛される~

雪宮凛
恋愛
結婚し、西谷明人の姓を名乗り始めて三か月。舞香は今日も、新妻としての役目を果たそうと必死になる。 元高校の担任教師×元不良女子高生の、とある新婚生活の一幕。 ※ムーンライトノベルズ様にも、同じ作品を転載しています。

拝啓、婚約者様。ごきげんよう。そしてさようなら

みおな
恋愛
 子爵令嬢のクロエ・ルーベンスは今日も《おひとり様》で夜会に参加する。 公爵家を継ぐ予定の婚約者がいながら、だ。  クロエの婚約者、クライヴ・コンラッド公爵令息は、婚約が決まった時から一度も婚約者としての義務を果たしていない。  クライヴは、ずっと義妹のファンティーヌを優先するからだ。 「ファンティーヌが熱を出したから、出かけられない」 「ファンティーヌが行きたいと言っているから、エスコートは出来ない」 「ファンティーヌが」 「ファンティーヌが」  だからクロエは、学園卒業式のパーティーで顔を合わせたクライヴに、にっこりと微笑んで伝える。 「私のことはお気になさらず」

噂好きのローレッタ

水谷繭
恋愛
公爵令嬢リディアの婚約者は、レフィオル王国の第一王子アデルバート殿下だ。しかし、彼はリディアに冷たく、最近は小動物のように愛らしい男爵令嬢フィオナのほうばかり気にかけている。 ついには殿下とフィオナがつき合っているのではないかという噂まで耳にしたリディアは、婚約解消を申し出ることに。しかし、アデルバートは全く納得していないようで……。 ※二部以降雰囲気が変わるので、ご注意ください。少し後味悪いかもしれません(主人公はハピエンです) ※小説家になろうにも掲載しています ◆表紙画像はGirly Dropさんからお借りしました (旧題:婚約者は愛らしい男爵令嬢さんのほうがお好きなようなので、婚約解消を申し出てみました)

【R18】両想いでいつもいちゃいちゃしてる幼馴染の勇者と魔王が性魔法の自習をする話

みやび
恋愛
タイトル通りのエロ小説です。 「両想いでいつもいちゃいちゃしてる幼馴染の勇者と魔王が初めてのエッチをする話」 https://www.alphapolis.co.jp/novel/902071521/575414884/episode/3378453 の続きです。 ほかのエロ小説は「タイトル通りのエロ小説シリーズ」まで

処理中です...