上 下
39 / 146
第四章 奴隷少年たちの哀しい日常(二)

蘭班 恥辱の宴席 その一

しおりを挟む
ヒカル

宴席が始まった。
僕とトモは後ろ手高手小手緊縛されて、身体に菱形縛りもされていた。
いつもの様に首輪と足枷も嵌められている。
いつもの様に白ハイソックス裸。そして首輪と足枷。
今日の僕達の肌を彩る繩はいつもの麻縄ではなくて、色付きの麻縄で縛られている。
トモは緑の縄💚で、僕は青い縄💙、ソラはピンクの縄🩷、そして優は赤い縄❤️
そして菱縄縛りをされているので僕達の股間には股縄がかかっていて、僕達4人のアナルにはローターが差し込まれている。
ローターは股縄が栓になっていて決して外れない。
ローターのスイッチも太腿に巻かれたベルトに装着されて落ちない様になっていた。
そしてトモと僕のローターのスイッチは弱に入れられている。
優とソラは強にされていた。

X字型磔台に縛られている優とソラの身体には菱形の文様が施されていた。
僕とトモの股間には、縄にそれぞれ自分の色の細縄が結び付けられてそれぞれの細縄の先端には、ビールの中瓶を数本差し込めるストッカーがぶら下げられてる。
僕とトモは緊縛された股間に差し込まれたビールストッカーでビールをお客様に運んで行かなくてはならないのだ。
ストッカーに中瓶のビールを載せられると重さで菱縄縛りの縄が引っ張られる。
何本も差し込まれると結構重いよ…
あまりにも恥ずかしい接待。
アナルのローターは弱に入っていて、僕とトモのアナルを責め苛む。
アナルの微振動に耐えながら、歩くのはあああ~ん!辛いよう。
そして哀しいのは、完全に精神的にもマゾ調教されている僕達。
その様な恥辱にも、身体が歓んでしまい、僕達みんな、ペニスが勃起してしまう事。
あああ~なんてイヤらしい身体なんだろう『涙』

中居B「おらっ、早く持っていきな。
ったく、気持ちの悪い変態ども!」

ヒカル「はい。ごめんなさい!」

トモ「直ぐに運びますから。」

ガチャガチャガチャガチャ!
ストッカーでビール瓶が揺れて、僕達は緊縛された身体で股間に吊り下げられたストッカーでビールを運ぶ。
ペニスを勃起させながら『哀泣』

僕とトモは後ろ手緊された身体で、宴席でのお手伝いの中居さんに怒鳴られながら、必死で接待する。
時々、中居さんに尻を強く打たれて、僕とトモは緊縛姿でお客様にビールを運んで行く。

ヒカル「あの。ビールを運んで参りました。」

客A「遅いぞ!マゾガキ!」

ピシャリッ

ヒカル「ごっごめんなさい。お許し下さい『涙』」

太腿を強く打たれて謝罪をする僕。
ニヤニヤ笑いながらお客様は僕の股間のストッカーからビール瓶を取り出すと代わりに空ビール瓶と入れ替える。
僕はアナルの微振動に耐えながらモジモジしていると。

客A「何をモジモジしてるんだw
それにそのチンポはなんだ?
どうしてそんなに勃起してるんだ?」

ヒカル「あん。ごめんなさい。
ヒカルは…ヒカルは…お…お尻にローターを差し込まれて、お尻の穴がジンジンジンジンして…とっても気持ちがいいんです…
ヒカルはマゾ少年だから…直ぐに…おチンチンが勃起しちゃうんです。
グスン『涙』」

客B「あらあらw
なんて恥ずかしいマゾ坊やだことw
ヒカルって言ったかしら?
貴方はいくつなの?」

ヒカル「17になります…。
御主人様。」

客B「あらあらw
恥ずかしいわねえw
私の次男と同じ年。
そんな年頃の男の子が縛られておチンチンを勃起させちゃって、ヒカルのそんな姿をご両親はどうおもうのかしらねw」

ヒカル「あっ…両親は…両親は…僕を白薔薇に…入れてくれたので…僕は…マゾ奴隷になれて…嬉しいです…
『哀泣』」

客B「あっ…そうなの!まあ…世の中色々だわねw
行っていいわよ。」

僕は激しく涙をこぼしながら人間ストッカーの務めをする。
若い母の過ちで生まれた僕は、幼少時から厄介払いされて、母が半グレの義父と再婚してからは、虐待されて14の時に白薔薇に売り渡されたから。
それからあの二人がどうなったのかは知らない。知りたくもない…『涙』

百里「お客様方。今日は白薔薇の宴席に我々白薔薇も呼んで頂きありがとうございます『笑』
それではこれより、白薔薇の奴隷少年のSMショーをお目にかけます。」

しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

【R18】溺愛される公爵令嬢は鈍すぎて王子の腹黒に気づかない

かぐや
恋愛
公爵令嬢シャルロットは、まだデビューしていないにも関わらず社交界で噂になる程美しいと評判の娘であった。それは子供の頃からで、本人にはその自覚は全く無いうえ、純真過ぎて幾度も簡単に拐われかけていた。幼少期からの婚約者である幼なじみのマリウス王子を始め、周りの者が シャルロットを護る為いろいろと奮闘する。そんなお話になる予定です。溺愛系えろラブコメです。 女性が少なく子を増やす為、性に寛容で一妻多夫など婚姻の形は多様。女性大事の世界で、体も中身もかなり早熟の為13歳でも16.7歳くらいの感じで、主人公以外の女子がイケイケです。全くもってえっちでけしからん世界です。 設定ゆるいです。 出来るだけ深く考えず気軽〜に読んで頂けたら助かります。コメディなんです。 ちょいR18には※を付けます。 本番R18には☆つけます。 ※直接的な表現や、ちょこっとお下品な時もあります。あとガッツリ近親相姦や、複数プレイがあります。この世界では家族でも親以外は結婚も何でもありなのです。ツッコミ禁止でお願いします。 苦手な方はお戻りください。 基本、溺愛えろコメディなので主人公が辛い事はしません。

【完結】身売りした妖精姫は氷血公爵に溺愛される

鈴木かなえ
恋愛
第17回恋愛小説大賞にエントリーしています。 レティシア・マークスは、『妖精姫』と呼ばれる社交界随一の美少女だが、実際は亡くなった前妻の子として家族からは虐げられていて、過去に起きたある出来事により男嫌いになってしまっていた。 社交界デビューしたレティシアは、家族から逃げるために条件にあう男を必死で探していた。 そんな時に目についたのが、女嫌いで有名な『氷血公爵』ことテオドール・エデルマン公爵だった。 レティシアは、自分自身と生まれた時から一緒にいるメイドと護衛を救うため、テオドールに決死の覚悟で取引をもちかける。 R18シーンがある場合、サブタイトルに※がつけてあります。 ムーンライトで公開してあるものを、少しずつ改稿しながら投稿していきます。

剛柔なお前の為。

pom
BL
〔青年は衝動に苦しむ。葛藤と性欲の渦。快感に呑まれていく身体。心地が良い。〕 「俺を信じて受け止めてくれるのなら、今まで以上の快感を教えてやる。」 「お前はマゾの素質がある。それはサドの奴とセックスすると、とてつもねー快感に変わるんだ。」 「そんなに感じたいなら。さっきの可愛い声を存分に聞かせてくれたら、たっぷり突いてやる。」 「これで分かったか?酷くされるだけじゃ、お前は心から気持ちよくなれねー。」 父親から受け継いだ凛々しく整った顔付き、逞しく雄々しい肉体。 母親から受け継がれた穏やかで温和な、時に冷酷な目付き。 洗練された柔らかいむっちりとした筋肉と澄んだ笑顔は人々を魅了する媚薬かもしれない。 そんな彼は【最強】という名の極地に到達しようとしていた。 柔術の申し子。坂鬼 大河  彼の周りに起こる波乱。 全ては手のひらの上。 徐々に炎上していく、戦いとセックス。 ✳︎BLと言うより、官能小説に近いです。話が進むに連れて、かなりエロくなります。

所詮は他人事と言われたので他人になります!婚約者も親友も見捨てることにした私は好きに生きます!

ユウ
恋愛
辺境伯爵令嬢のリーゼロッテは幼馴染と婚約者に悩まされてきた。 幼馴染で親友であるアグネスは侯爵令嬢であり王太子殿下の婚約者ということもあり幼少期から王命によりサポートを頼まれていた。 婚約者である伯爵家の令息は従妹であるアグネスを大事にするあまり、婚約者であるサリオンも優先するのはアグネスだった。 王太子妃になるアグネスを優先することを了承ていたし、大事な友人と婚約者を愛していたし、尊敬もしていた。 しかしその関係に亀裂が生じたのは一人の女子生徒によるものだった。 貴族でもない平民の少女が特待生としてに入り王太子殿下と懇意だったことでアグネスはきつく当たり、婚約者も同調したのだが、相手は平民の少女。 遠回しに二人を注意するも‥ 「所詮あなたは他人だもの!」 「部外者がしゃしゃりでるな!」 十年以上も尽くしてきた二人の心のない言葉に愛想を尽かしたのだ。 「所詮私は他人でしかないので本当の赤の他人になりましょう」 関係を断ったリーゼロッテは国を出て隣国で生きていくことを決めたのだが… 一方リーゼロッテが学園から姿を消したことで二人は王家からも責められ、孤立してしまうのだった。 なんとか学園に連れ戻そうと試みるのだが…

西谷夫妻の新婚事情~元教え子は元担任教師に溺愛される~

雪宮凛
恋愛
結婚し、西谷明人の姓を名乗り始めて三か月。舞香は今日も、新妻としての役目を果たそうと必死になる。 元高校の担任教師×元不良女子高生の、とある新婚生活の一幕。 ※ムーンライトノベルズ様にも、同じ作品を転載しています。

拝啓、婚約者様。ごきげんよう。そしてさようなら

みおな
恋愛
 子爵令嬢のクロエ・ルーベンスは今日も《おひとり様》で夜会に参加する。 公爵家を継ぐ予定の婚約者がいながら、だ。  クロエの婚約者、クライヴ・コンラッド公爵令息は、婚約が決まった時から一度も婚約者としての義務を果たしていない。  クライヴは、ずっと義妹のファンティーヌを優先するからだ。 「ファンティーヌが熱を出したから、出かけられない」 「ファンティーヌが行きたいと言っているから、エスコートは出来ない」 「ファンティーヌが」 「ファンティーヌが」  だからクロエは、学園卒業式のパーティーで顔を合わせたクライヴに、にっこりと微笑んで伝える。 「私のことはお気になさらず」

噂好きのローレッタ

水谷繭
恋愛
公爵令嬢リディアの婚約者は、レフィオル王国の第一王子アデルバート殿下だ。しかし、彼はリディアに冷たく、最近は小動物のように愛らしい男爵令嬢フィオナのほうばかり気にかけている。 ついには殿下とフィオナがつき合っているのではないかという噂まで耳にしたリディアは、婚約解消を申し出ることに。しかし、アデルバートは全く納得していないようで……。 ※二部以降雰囲気が変わるので、ご注意ください。少し後味悪いかもしれません(主人公はハピエンです) ※小説家になろうにも掲載しています ◆表紙画像はGirly Dropさんからお借りしました (旧題:婚約者は愛らしい男爵令嬢さんのほうがお好きなようなので、婚約解消を申し出てみました)

【R18】両想いでいつもいちゃいちゃしてる幼馴染の勇者と魔王が性魔法の自習をする話

みやび
恋愛
タイトル通りのエロ小説です。 「両想いでいつもいちゃいちゃしてる幼馴染の勇者と魔王が初めてのエッチをする話」 https://www.alphapolis.co.jp/novel/902071521/575414884/episode/3378453 の続きです。 ほかのエロ小説は「タイトル通りのエロ小説シリーズ」まで

処理中です...