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第二章 奴隷少年達の哀しい宴
哀しみの宴 その十
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「あああ~、洋二。それ以上はもういい。
それ以上やるとな。他のお客も萎えるから!
もういいだろ。」
「しっしかし。大人(たいじん。
そっそれじゃあ示しがつかねえ!
制裁は与えねえと!」
「まあいいじゃねえか。
なかなか泣ける余興だったぞ。
たまにはアクシデントも刺激になっていいじゃねえか。
いつもじゃ困るがな『笑』」
「しかし。おっ俺は白薔薇の調教師です。
俺にも調教師の自負が有るんすよ!」
「なんだ洋二。
俺の決めた事に不満か?『笑』」
鉄大人は右手をかざすし拳を握ると、バキバキバキと骨がなる音がする。
「えっ、いっいえ。けっ決して、そっそういう訳じゃあ!」
鉄大人の凄みに恐れ知らずの洋二が青ざめている。
横にいた村雨が冷や汗をかきながら。
「洋二。ここは鉄大人の言う通りにしましょうや。
分かりました。鉄大人。
舞台を続けさせて頂きます。」
更に副支配人の藤井も鉄大人のテーブルに飛んで来る。
「あっ、これはこれは大人。只今から舞台を継続させますから!
お怒りになられぬ様にお願いします。『冷や汗』」
「『笑笑』うん。藤井。それでいい。
なんだ。貴也への責め。もう終わりか?
あっそれとな!
風太は俺のテーブルに来い。
俺のご指名だ。」
舞台は再開し、貴也への責めがまた始まった。
逆さ吊りは終了して、貴也は床に降ろされる。
縄の縛り替えが信吉老人とたかしによって行われる。貴也は今度は白ハイソックス裸の身体を大股開きの大の字型に縛られて、真横に宙吊りにされていた。
大の字型に縛られのは、背中に多量の蝋燭を垂らす為。
大股開きにされたのは、貴也の尻を犯させる為だ。
貴也を犯すのは、白薔薇随一の巨根の持ち主金太郎。
赤ら顔で化け物じみた顔で、怪力の持ち主。
赤褌で脛に黒い脚絆を巻いて、舞台に上がって来た。
金太郎が貴也の股間部につく。
貴也は尻の高さが金太郎の肉棒の高さに合うように用意されていた。
舞台ではブランコと呼ばれる奴隷少年が吊るされて犯される見世物だった。
貴也が縛り替えをされている時に、風太が鉄大人のテーブルに呼ばれる。
鉄大人のソファーの背後には、護衛の鷹沢とマモルが後ろで控えている。
鉄大人のテーブルには更には麻生由梨亜が呼ばれていた。一緒にいたはずの智也と優美香は何故かいなかった。
テーブルに一人は味気ないからと、鉄大人が呼んだのだ。
「やあ。由梨亜さん。まぁまぁ座ってくれ。」
「ありがとうございます。鉄大人。それでは失礼致しますわ。」
優雅に微笑みソファーに腰掛ける由梨亜。
「おやっ。そちらの坊やは先程の舞台に駆け寄った子?」
風太は白ハイソックス裸で頭を後ろに組んで胸を張る奴隷のポーズで、テーブルの脇に跪いていた。
「風太と申します。ご主人様。」
風太はハキハキと応える。
「ああ。この坊やは俺が呼んだ。そういえば、和希を見ないな。由梨亜さん。どうしたね?」
「実は大人。和希は面白い余興を思いつきまして、そちらの方へ。
退屈はさせませんわ!」
「『笑』そうか。そいつは期待しよう。」
そう言いながら、鉄大人はテーブルの馳走から、大きな鶏の足を掴むと、まず一口かじり、それから風太の顔の前に鶏を突きつける。
「食え!さっきの面白い余興の見物料だ。
褒美に食わせてやる。うまいぞ!『笑』」
「はっはい!ご主人様。」
ムシャムシャムシャムシャムシャ!
あっ、凄く美味しい…
風太は手を使わずに口だけを使って、大人の手に有る鶏を毟り食っていく。
あっという間に大人の手の鶏は骨だけになった。
更にマモルに何か命じるとマモルは箸で皿に伊勢海老やビーフなどの料理を盛りつけて、風太の前の床に置く。
そして優しい声で風太に
マモル「醤油はいるか?」
「ありがとうございます。ご主人様。」
と答えると、マモルは微笑して。
「ご主人様はいらないよ。」
と言いながら
料理に醤油をかけてやる。
奴隷少年の決まり通りに、風太は四つん這いになり、口だけで料理を食べようとすると、マモルは箸を渡して、
「これを使え。」
風太は床に正座をして、箸を使って料理を咀嚼していくが、食べる内に涙をポロポロと流していた。
「うん。どうかしたのか?」
マモルは怪訝な顔をして、風太に尋ねると風太はあどけない顔で涙を流して。
「もっ申し訳ありません?グスン。
嬉しくて泣いてしまい…ました。」
マモルは微笑して風太の頭を撫でてやる。
「『笑』 優しいじゃねえか。マモル。」
「からかわないで下さい!大人。」
由梨亜は鉄大人やマモルに対して実に以外に思った。
鉄大人は当然として、側近の鷹沢やここにはいないが女性の音成は恐ろしい人間と聞いていたからだ。
マモルすらまだ18くらいだが、人殺しの経験が複数有ると聞いている。
鉄大人に至っては三桁の人間を手に掛けたと聞いていた。
日本の財界はおろか、政界にすら力を及ぼすと聞いている。
実際に鉄大人と対立した政界の大物で、与党派閥の幹部やマスメディア界の大物。経団連の重鎮などが、自殺や事故で不審な死を遂げている。
底しれぬ不気味さを持つ老人山縣鉄。
「大人。お優しいのですね。」
大人のグラスの水割りを作りながら言う。
「『笑』 その通り。
俺は優しいんだ。なあ、鷹沢!」
鷹沢はとぼけた顔で
「えっ!そうでしたっけ?」
「『苦笑』 バカヤロ!お前は忖度って言葉を知らんのか?
ったくまあいい!
おいっ、風太。今から貴也の舞台が始まる。
しっかりと見ておけ。
決して眼を反らすな。
口も開くな。黙って貴也の舞台を見届けるんだ。
貴也の奴隷としての覚悟をしっかりと受けとめろ。分かったか!」
「はっはい!御主人様❗」
それ以上やるとな。他のお客も萎えるから!
もういいだろ。」
「しっしかし。大人(たいじん。
そっそれじゃあ示しがつかねえ!
制裁は与えねえと!」
「まあいいじゃねえか。
なかなか泣ける余興だったぞ。
たまにはアクシデントも刺激になっていいじゃねえか。
いつもじゃ困るがな『笑』」
「しかし。おっ俺は白薔薇の調教師です。
俺にも調教師の自負が有るんすよ!」
「なんだ洋二。
俺の決めた事に不満か?『笑』」
鉄大人は右手をかざすし拳を握ると、バキバキバキと骨がなる音がする。
「えっ、いっいえ。けっ決して、そっそういう訳じゃあ!」
鉄大人の凄みに恐れ知らずの洋二が青ざめている。
横にいた村雨が冷や汗をかきながら。
「洋二。ここは鉄大人の言う通りにしましょうや。
分かりました。鉄大人。
舞台を続けさせて頂きます。」
更に副支配人の藤井も鉄大人のテーブルに飛んで来る。
「あっ、これはこれは大人。只今から舞台を継続させますから!
お怒りになられぬ様にお願いします。『冷や汗』」
「『笑笑』うん。藤井。それでいい。
なんだ。貴也への責め。もう終わりか?
あっそれとな!
風太は俺のテーブルに来い。
俺のご指名だ。」
舞台は再開し、貴也への責めがまた始まった。
逆さ吊りは終了して、貴也は床に降ろされる。
縄の縛り替えが信吉老人とたかしによって行われる。貴也は今度は白ハイソックス裸の身体を大股開きの大の字型に縛られて、真横に宙吊りにされていた。
大の字型に縛られのは、背中に多量の蝋燭を垂らす為。
大股開きにされたのは、貴也の尻を犯させる為だ。
貴也を犯すのは、白薔薇随一の巨根の持ち主金太郎。
赤ら顔で化け物じみた顔で、怪力の持ち主。
赤褌で脛に黒い脚絆を巻いて、舞台に上がって来た。
金太郎が貴也の股間部につく。
貴也は尻の高さが金太郎の肉棒の高さに合うように用意されていた。
舞台ではブランコと呼ばれる奴隷少年が吊るされて犯される見世物だった。
貴也が縛り替えをされている時に、風太が鉄大人のテーブルに呼ばれる。
鉄大人のソファーの背後には、護衛の鷹沢とマモルが後ろで控えている。
鉄大人のテーブルには更には麻生由梨亜が呼ばれていた。一緒にいたはずの智也と優美香は何故かいなかった。
テーブルに一人は味気ないからと、鉄大人が呼んだのだ。
「やあ。由梨亜さん。まぁまぁ座ってくれ。」
「ありがとうございます。鉄大人。それでは失礼致しますわ。」
優雅に微笑みソファーに腰掛ける由梨亜。
「おやっ。そちらの坊やは先程の舞台に駆け寄った子?」
風太は白ハイソックス裸で頭を後ろに組んで胸を張る奴隷のポーズで、テーブルの脇に跪いていた。
「風太と申します。ご主人様。」
風太はハキハキと応える。
「ああ。この坊やは俺が呼んだ。そういえば、和希を見ないな。由梨亜さん。どうしたね?」
「実は大人。和希は面白い余興を思いつきまして、そちらの方へ。
退屈はさせませんわ!」
「『笑』そうか。そいつは期待しよう。」
そう言いながら、鉄大人はテーブルの馳走から、大きな鶏の足を掴むと、まず一口かじり、それから風太の顔の前に鶏を突きつける。
「食え!さっきの面白い余興の見物料だ。
褒美に食わせてやる。うまいぞ!『笑』」
「はっはい!ご主人様。」
ムシャムシャムシャムシャムシャ!
あっ、凄く美味しい…
風太は手を使わずに口だけを使って、大人の手に有る鶏を毟り食っていく。
あっという間に大人の手の鶏は骨だけになった。
更にマモルに何か命じるとマモルは箸で皿に伊勢海老やビーフなどの料理を盛りつけて、風太の前の床に置く。
そして優しい声で風太に
マモル「醤油はいるか?」
「ありがとうございます。ご主人様。」
と答えると、マモルは微笑して。
「ご主人様はいらないよ。」
と言いながら
料理に醤油をかけてやる。
奴隷少年の決まり通りに、風太は四つん這いになり、口だけで料理を食べようとすると、マモルは箸を渡して、
「これを使え。」
風太は床に正座をして、箸を使って料理を咀嚼していくが、食べる内に涙をポロポロと流していた。
「うん。どうかしたのか?」
マモルは怪訝な顔をして、風太に尋ねると風太はあどけない顔で涙を流して。
「もっ申し訳ありません?グスン。
嬉しくて泣いてしまい…ました。」
マモルは微笑して風太の頭を撫でてやる。
「『笑』 優しいじゃねえか。マモル。」
「からかわないで下さい!大人。」
由梨亜は鉄大人やマモルに対して実に以外に思った。
鉄大人は当然として、側近の鷹沢やここにはいないが女性の音成は恐ろしい人間と聞いていたからだ。
マモルすらまだ18くらいだが、人殺しの経験が複数有ると聞いている。
鉄大人に至っては三桁の人間を手に掛けたと聞いていた。
日本の財界はおろか、政界にすら力を及ぼすと聞いている。
実際に鉄大人と対立した政界の大物で、与党派閥の幹部やマスメディア界の大物。経団連の重鎮などが、自殺や事故で不審な死を遂げている。
底しれぬ不気味さを持つ老人山縣鉄。
「大人。お優しいのですね。」
大人のグラスの水割りを作りながら言う。
「『笑』 その通り。
俺は優しいんだ。なあ、鷹沢!」
鷹沢はとぼけた顔で
「えっ!そうでしたっけ?」
「『苦笑』 バカヤロ!お前は忖度って言葉を知らんのか?
ったくまあいい!
おいっ、風太。今から貴也の舞台が始まる。
しっかりと見ておけ。
決して眼を反らすな。
口も開くな。黙って貴也の舞台を見届けるんだ。
貴也の奴隷としての覚悟をしっかりと受けとめろ。分かったか!」
「はっはい!御主人様❗」
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