23 / 106
23 天使の好きな色
しおりを挟む
「だいぶ良くなったんじゃないですか?」
ジャックさんに問いながら、肩に治癒魔法を掛ける。
今日は三回目。予想ではそろそろ完治するはずだ。
「そうですね。
二度目の時点でも殆ど以前と変わらないくらいに動かせる様になっていました」
「じゃあ、やっぱり今回で完治出来そうですね」
「はい!」
ジャックさんは満面の笑みで頷く。
「へえ~。私、治癒魔法って初めて見ましたよ。キラキラ光るんですね」
私の後ろから治癒の様子を覗き込んでいたシルヴィが、感心した様に呟く。
「幻想的ですよね。俺も初めて見た時感動しました」
「ええ、本当に綺麗」
「古傷を治す時は魔力を多めに使うから、特に強く光るのよ」
そんな風に話をしながら、最後の治療を終えた。
「ありがとうございます。ミシェル様は俺の恩人です。
何か困った事があったら、仰って下さい。必ず力になりますから」
真剣な顔でそんな事を言われると、少し面映ゆい。
感謝される事には、あまり慣れていないのだ。
午後は予定通りに仕立て屋がやって来た。
ジェレミーが採寸をされている間に、私は子供服のデザイン画をペラペラと捲る。
『服を選んで欲しい』ってジェレミーに頼まれたから、私も立ち合う事になったのだ。
「こちらなど、如何でしょうか?
王都で最近流行り始めたデザインですよ」
「そうね、では、これと、こちらも似合いそうね。
ジェレミーにも聞いてみましょう。
あと、剣術の訓練用の服も小さくなってきたみたいだから、新調したいわ」
気に入ったデザインをいくつか選び出してそう告げると、仕立て屋は別のデザイン画を出して来た。
「運動する時の服なら、こちらになります」
「うーん……じゃあ、これと…、それからこれを候補に。
でも、最終的には本人に決めさせます」
「かしこまりました」
すると、私達の会話が聞こえたのか、衝立の向こうからジェレミーの声がした。
「僕は母様が選んでくれたのが良いですー」
「そう? でも、好みが合わないかもしれないから、一応確認してね」
「はーい」
採寸が終わって、ジェレミーは私の元へトコトコやって来た。
彼は私が差し出したデザイン画を、真剣に眺める。
「うん、良いと思う。
ねえ、このシャツは水色に出来ない?
このジャケットの刺繍の部分も」
「勿論、可能です。どの位の濃さの水色がよろしいでしょうか?」
仕立て屋が取り出した色見本を真剣に眺めるジェレミー。
「これだな。この色にして」
「こちらですね」
メモを取りながら頷く仕立て屋に、ジェレミーは満足そうに微笑んだ。
「ジェレミーは、水色が好きなの?」
「うんっ、母様の瞳の色ですよ!」
私の天使が嬉しそうにニッコリ笑う。
ウチの子、五歳なのにイケメン過ぎる。
でも、ちょっとマザコン気味で、母様は貴方の将来が心配です。
「ジェレミー様はお可愛らしいですね」
壁際に控えていたシルヴィが、チェルシーにコソッと話し掛けた。
うんうん、そうなの。ウチの子可愛いの。天使なの。(親バカ)
「そうね。
この邸の者は、皆んなジェレミー坊っちゃまが大好きよ」
「旦那様とジェレミー様って似てらっしゃるのですか?」
「そうね。まあ、親子だからね」
そう言えば、旦那様は『侍女達にはなるべく会わないようにする』って言ってたっけ。
面接の時とかには会ったのかと思ってたけど……、似てるのかとわざわざ聞いたって事は、顔を知らないって事だ。
旦那様の女嫌いって、もしかしたら、私が思っているよりも重症なのかも知れないわね。
翌日は、グレースとペネロープが私の担当をしてくれた。
ペネロープはとても指先が器用で、鏡の中の私の髪が、見る見るうちに美しく結い上げられていく様は、まるで魔法みたいだった。
「凄いわね、ペネロープ」
「唯一の特技なんです。
最近の社交界では、この様にハーフアップで複雑に結った髪型が流行りです」
「そうなの。流石、ご実家が商家をしているだけあって、流行に敏感なのね」
「いえ、それ程でも」
彼女は口数は少なく、あまり雑談は好まないみたい。
しかし、仕事ぶりは非常に真面目で、特にヘアメイクの腕前は、社交に出る気の無い私に仕えさせるのが勿体無いくらいだった。
それからも平和な日々は続いた。
シルヴィは少しそそっかしい部分があるが、今の所大きなミスは無いし、明るくて元気。
ペネロープはちょっと仕事が遅いが、その分丁寧に作業をしてくれている。
私はそんな二人を結構気に入っていた。
一月程すると、新人侍女達もかなり仕事に慣れて来て、もう指導役は必要ないかもと言われ始めていた。
異変が起き始めたのは、そんな時だった。
ジャックさんに問いながら、肩に治癒魔法を掛ける。
今日は三回目。予想ではそろそろ完治するはずだ。
「そうですね。
二度目の時点でも殆ど以前と変わらないくらいに動かせる様になっていました」
「じゃあ、やっぱり今回で完治出来そうですね」
「はい!」
ジャックさんは満面の笑みで頷く。
「へえ~。私、治癒魔法って初めて見ましたよ。キラキラ光るんですね」
私の後ろから治癒の様子を覗き込んでいたシルヴィが、感心した様に呟く。
「幻想的ですよね。俺も初めて見た時感動しました」
「ええ、本当に綺麗」
「古傷を治す時は魔力を多めに使うから、特に強く光るのよ」
そんな風に話をしながら、最後の治療を終えた。
「ありがとうございます。ミシェル様は俺の恩人です。
何か困った事があったら、仰って下さい。必ず力になりますから」
真剣な顔でそんな事を言われると、少し面映ゆい。
感謝される事には、あまり慣れていないのだ。
午後は予定通りに仕立て屋がやって来た。
ジェレミーが採寸をされている間に、私は子供服のデザイン画をペラペラと捲る。
『服を選んで欲しい』ってジェレミーに頼まれたから、私も立ち合う事になったのだ。
「こちらなど、如何でしょうか?
王都で最近流行り始めたデザインですよ」
「そうね、では、これと、こちらも似合いそうね。
ジェレミーにも聞いてみましょう。
あと、剣術の訓練用の服も小さくなってきたみたいだから、新調したいわ」
気に入ったデザインをいくつか選び出してそう告げると、仕立て屋は別のデザイン画を出して来た。
「運動する時の服なら、こちらになります」
「うーん……じゃあ、これと…、それからこれを候補に。
でも、最終的には本人に決めさせます」
「かしこまりました」
すると、私達の会話が聞こえたのか、衝立の向こうからジェレミーの声がした。
「僕は母様が選んでくれたのが良いですー」
「そう? でも、好みが合わないかもしれないから、一応確認してね」
「はーい」
採寸が終わって、ジェレミーは私の元へトコトコやって来た。
彼は私が差し出したデザイン画を、真剣に眺める。
「うん、良いと思う。
ねえ、このシャツは水色に出来ない?
このジャケットの刺繍の部分も」
「勿論、可能です。どの位の濃さの水色がよろしいでしょうか?」
仕立て屋が取り出した色見本を真剣に眺めるジェレミー。
「これだな。この色にして」
「こちらですね」
メモを取りながら頷く仕立て屋に、ジェレミーは満足そうに微笑んだ。
「ジェレミーは、水色が好きなの?」
「うんっ、母様の瞳の色ですよ!」
私の天使が嬉しそうにニッコリ笑う。
ウチの子、五歳なのにイケメン過ぎる。
でも、ちょっとマザコン気味で、母様は貴方の将来が心配です。
「ジェレミー様はお可愛らしいですね」
壁際に控えていたシルヴィが、チェルシーにコソッと話し掛けた。
うんうん、そうなの。ウチの子可愛いの。天使なの。(親バカ)
「そうね。
この邸の者は、皆んなジェレミー坊っちゃまが大好きよ」
「旦那様とジェレミー様って似てらっしゃるのですか?」
「そうね。まあ、親子だからね」
そう言えば、旦那様は『侍女達にはなるべく会わないようにする』って言ってたっけ。
面接の時とかには会ったのかと思ってたけど……、似てるのかとわざわざ聞いたって事は、顔を知らないって事だ。
旦那様の女嫌いって、もしかしたら、私が思っているよりも重症なのかも知れないわね。
翌日は、グレースとペネロープが私の担当をしてくれた。
ペネロープはとても指先が器用で、鏡の中の私の髪が、見る見るうちに美しく結い上げられていく様は、まるで魔法みたいだった。
「凄いわね、ペネロープ」
「唯一の特技なんです。
最近の社交界では、この様にハーフアップで複雑に結った髪型が流行りです」
「そうなの。流石、ご実家が商家をしているだけあって、流行に敏感なのね」
「いえ、それ程でも」
彼女は口数は少なく、あまり雑談は好まないみたい。
しかし、仕事ぶりは非常に真面目で、特にヘアメイクの腕前は、社交に出る気の無い私に仕えさせるのが勿体無いくらいだった。
それからも平和な日々は続いた。
シルヴィは少しそそっかしい部分があるが、今の所大きなミスは無いし、明るくて元気。
ペネロープはちょっと仕事が遅いが、その分丁寧に作業をしてくれている。
私はそんな二人を結構気に入っていた。
一月程すると、新人侍女達もかなり仕事に慣れて来て、もう指導役は必要ないかもと言われ始めていた。
異変が起き始めたのは、そんな時だった。
421
お気に入りに追加
8,123
あなたにおすすめの小説
婚約破棄されないまま正妃になってしまった令嬢
alunam
恋愛
婚約破棄はされなかった……そんな必要は無かったから。
既に愛情の無くなった結婚をしても相手は王太子。困る事は無かったから……
愛されない正妃なぞ珍しくもない、愛される側妃がいるから……
そして寵愛を受けた側妃が世継ぎを産み、正妃の座に成り代わろうとするのも珍しい事ではない……それが今、この時に訪れただけ……
これは婚約破棄される事のなかった愛されない正妃。元・辺境伯爵シェリオン家令嬢『フィアル・シェリオン』の知らない所で、周りの奴等が勝手に王家の連中に「ざまぁ!」する話。
※あらすじですらシリアスが保たない程度の内容、プロット消失からの練り直し試作品、荒唐無稽でもハッピーエンドならいいんじゃい!的なガバガバ設定
それでもよろしければご一読お願い致します。更によろしければ感想・アドバイスなんかも是非是非。全十三話+オマケ一話、一日二回更新でっす!
【本編完結】さようなら、そしてどうかお幸せに ~彼女の選んだ決断
Hinaki
ファンタジー
16歳の侯爵令嬢エルネスティーネには結婚目前に控えた婚約者がいる。
23歳の公爵家当主ジークヴァルト。
年上の婚約者には気付けば幼いエルネスティーネよりも年齢も近く、彼女よりも女性らしい色香を纏った女友達が常にジークヴァルトの傍にいた。
ただの女友達だと彼は言う。
だが偶然エルネスティーネは知ってしまった。
彼らが友人ではなく想い合う関係である事を……。
また政略目的で結ばれたエルネスティーネを疎ましく思っていると、ジークヴァルトは恋人へ告げていた。
エルネスティーネとジークヴァルトの婚姻は王命。
覆す事は出来ない。
溝が深まりつつも結婚二日前に侯爵邸へ呼び出されたエルネスティーネ。
そこで彼女は彼の私室……寝室より聞こえてくるのは悍ましい獣にも似た二人の声。
二人がいた場所は二日後には夫婦となるであろうエルネスティーネとジークヴァルトの為の寝室。
これ見よがしに少し開け放たれた扉より垣間見える寝台で絡み合う二人の姿と勝ち誇る彼女の艶笑。
エルネスティーネは限界だった。
一晩悩んだ結果彼女の選んだ道は翌日愛するジークヴァルトへ晴れやかな笑顔で挨拶すると共にバルコニーより身を投げる事。
初めて愛した男を憎らしく思う以上に彼を心から愛していた。
だから愛する男の前で死を選ぶ。
永遠に私を忘れないで、でも愛する貴方には幸せになって欲しい。
矛盾した想いを抱え彼女は今――――。
長い間スランプ状態でしたが自分の中の性と生、人間と神、ずっと前からもやもやしていたものが一応の答えを導き出し、この物語を始める事にしました。
センシティブな所へ触れるかもしれません。
これはあくまで私の考え、思想なのでそこの所はどうかご容赦して下さいませ。
【完結】公女が死んだ、その後のこと
杜野秋人
恋愛
【第17回恋愛小説大賞 奨励賞受賞しました!】
「お母様……」
冷たく薄暗く、不潔で不快な地下の罪人牢で、彼女は独り、亡き母に語りかける。その掌の中には、ひと粒の小さな白い錠剤。
古ぼけた簡易寝台に座り、彼女はそのままゆっくりと、覚悟を決めたように横たわる。
「言いつけを、守ります」
最期にそう呟いて、彼女は震える手で錠剤を口に含み、そのまま飲み下した。
こうして、第二王子ボアネルジェスの婚約者でありカストリア公爵家の次期女公爵でもある公女オフィーリアは、獄中にて自ら命を断った。
そして彼女の死後、その影響はマケダニア王国の王宮内外の至るところで噴出した。
「ええい、公務が回らん!オフィーリアは何をやっている!?」
「殿下は何を仰せか!すでに公女は儚くなられたでしょうが!」
「くっ……、な、ならば蘇生させ」
「あれから何日経つとお思いで!?お気は確かか!」
「何故だ!何故この私が裁かれねばならん!」
「そうよ!お父様も私も何も悪くないわ!悪いのは全部お義姉さまよ!」
「…………申し開きがあるのなら、今ここではなく取り調べと裁判の場で存分に申すがよいわ。⸺連れて行け」
「まっ、待て!話を」
「嫌ぁ〜!」
「今さら何しに戻ってきたかね先々代様。わしらはもう、公女さま以外にお仕えする気も従う気もないんじゃがな?」
「なっ……貴様!領主たる儂の言うことが聞けんと」
「領主だったのは亡くなった女公さまとその娘の公女さまじゃ。あの方らはあんたと違って、わしら領民を第一に考えて下さった。あんたと違ってな!」
「くっ……!」
「なっ、譲位せよだと!?」
「本国の決定にございます。これ以上の混迷は連邦友邦にまで悪影響を与えかねないと。⸺潔く観念なさいませ。さあ、ご署名を」
「おのれ、謀りおったか!」
「…………父上が悪いのですよ。あの時止めてさえいれば、彼女は死なずに済んだのに」
◆人が亡くなる描写、及びベッドシーンがあるのでR15で。生々しい表現は避けています。
◆公女が亡くなってからが本番。なので最初の方、恋愛要素はほぼありません。最後はちゃんとジャンル:恋愛です。
◆ドアマットヒロインを書こうとしたはずが。どうしてこうなった?
◆作中の演出として自死のシーンがありますが、決して推奨し助長するものではありません。早まっちゃう前に然るべき窓口に一言相談を。
◆作者の作品は特に断りなき場合、基本的に同一の世界観に基づいています。が、他作品とリンクする予定は特にありません。本作単品でお楽しみ頂けます。
◆この作品は小説家になろうでも公開します。
◆24/2/17、HOTランキング女性向け1位!?1位は初ですありがとうございます!
【完結】婚姻無効になったので新しい人生始めます~前世の記憶を思い出して家を出たら、愛も仕事も手に入れて幸せになりました~
Na20
恋愛
セレーナは嫁いで三年が経ってもいまだに旦那様と使用人達に受け入れられないでいた。
そんな時頭をぶつけたことで前世の記憶を思い出し、家を出ていくことを決意する。
「…そうだ、この結婚はなかったことにしよう」
※ご都合主義、ふんわり設定です
※小説家になろう様にも掲載しています
生まれたときから今日まで無かったことにしてください。
はゆりか
恋愛
産まれた時からこの国の王太子の婚約者でした。
物心がついた頃から毎日自宅での王妃教育。
週に一回王城にいき社交を学び人脈作り。
当たり前のように生活してしていき気づいた時には私は1人だった。
家族からも婚約者である王太子からも愛されていないわけではない。
でも、わたしがいなくてもなんら変わりのない。
家族の中心は姉だから。
決して虐げられているわけではないけどパーティーに着て行くドレスがなくても誰も気づかれないそんな境遇のわたしが本当の愛を知り溺愛されて行くストーリー。
…………
処女作品の為、色々問題があるかとおもいますが、温かく見守っていただけたらとおもいます。
本編完結。
番外編数話続きます。
続編(2章)
『婚約破棄されましたが、婚約解消された隣国王太子に恋しました』連載スタートしました。
そちらもよろしくお願いします。
私のことが大嫌いらしい婚約者に婚約破棄を告げてみた結果。
夢風 月
恋愛
カルディア王国公爵家令嬢シャルロットには7歳の時から婚約者がいたが、何故かその相手である第二王子から酷く嫌われていた。
顔を合わせれば睨まれ、嫌味を言われ、周囲の貴族達からは哀れみの目を向けられる日々。
我慢の限界を迎えたシャルロットは、両親と国王を脅……説得して、自分たちの婚約を解消させた。
そしてパーティーにて、いつものように冷たい態度をとる婚約者にこう言い放つ。
「私と殿下の婚約は解消されました。今までありがとうございました!」
そうして笑顔でパーティー会場を後にしたシャルロットだったが……次の日から何故か婚約を解消したはずのキースが家に押しかけてくるようになった。
「なんで今更元婚約者の私に会いに来るんですか!?」
「……好きだからだ」
「……はい?」
いろんな意味でたくましい公爵令嬢と、不器用すぎる王子との恋物語──。
※タグをよくご確認ください※
妹と婚約者が結婚したけど、縁を切ったから知りません
編端みどり
恋愛
妹は何でもわたくしの物を欲しがりますわ。両親、使用人、ドレス、アクセサリー、部屋、食事まで。
最後に取ったのは婚約者でした。
ありがとう妹。初めて貴方に取られてうれしいと思ったわ。
悪役令嬢は永眠しました
詩海猫
ファンタジー
「お前のような女との婚約は破棄だっ、ロザリンダ・ラクシエル!だがお前のような女でも使い道はある、ジルデ公との縁談を調えてやった!感謝して公との間に沢山の子を産むがいい!」
長年の婚約者であった王太子のこの言葉に気を失った公爵令嬢・ロザリンダ。
だが、次に目覚めた時のロザリンダの魂は別人だった。
ロザリンダとして目覚めた木の葉サツキは、ロザリンダの意識がショックのあまり永遠の眠りについてしまったことを知り、「なぜロザリンダはこんなに努力してるのに周りはクズばっかりなの?まかせてロザリンダ!きっちりお返ししてあげるからね!」
*思いつきでプロットなしで書き始めましたが結末は決めています。暗い展開の話を書いているとメンタルにもろに影響して生活に支障が出ることに気付きました。定期的に強気主人公を暴れさせないと(?)書き続けるのは不可能なようなのでメンタル状態に合わせて書けるものから書いていくことにします、ご了承下さいm(_ _)m
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる