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インセスト~ヘンゼルとグレーテルによる悲喜劇~
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「いや~、ほんとにおまえ、急にいなくなるからさ、みんな寂しがってたよ?」
「……それはないだろ、みんなして俺のこと馬鹿にしてたくせに」
「いやいやほんとだって。おまえにちょっかいかけてたのも、みんなおまえと話したかっただけなんだからさ」
話すなら表で話せばいいじゃないかと言っても彼は何故か人目につかない場所に行きたがった。建物の外にでて裏の方に入るなり、テオはひたすらに話しかけてくる。妙に距離をつめながら話すテオにヘンゼルは辟易としながらも、久々に会う友人だからと、とくに跳ね除けたりはしなかった
「俺もさ、すごく寂しかったんだよ」
「ああ……心配かけてごめん、別に酷い事とかされてないから……大丈夫だよ」
「え、されてんじゃん? だってヘンゼル、おまえここで団員の性欲処理班なんでしょ? 毎日ヤられてんじゃないの?」
「せっ……はぁ、なんだそれ! どこぞのポルノ小説にでてくるような変な名前俺につけんじゃねーよ」
「え~、だって聞いたことあるし。トロイメライはさ、ショーにはまだでれないような美少年をつかって団員が性欲を解消してるって」
「……、」
テオの下品な言葉の羅列に目眩がする。昔からテオは口が汚かったが、その言葉で自分を表現されると流石にヘンゼルも不快だった。……が、言い返すこともできない。
一瞬、ヴィクトールが自分をただの性欲処理用の人形としてしかみていない、という可能性を疑ってしまったからだ。あの男の性根の悪さを考えれば、甘い言葉で自分を騙していいように使っていたとしてもおかしくはない。こんな、酷い組織のトップなのだから。
「……ヘンゼル?」
「あ、いや……なんでもない。で、なんだっけ」
「だからさ、こんなとこから逃げて町に戻ろうよ? 俺、またヘンゼルから離れちゃうの、いやだ」
「逃げられるならとっくに逃げてるよ……こんな風に拘束もされないで受付係なんてさせられたらな。弟も一緒に捕まっているんだ、弟と一緒に確実にここをでるためには俺がなんとかしないと……」
「で、そのなんとかっていう方法が、団員をヌいてあげるってこと? そうやっていれば弟も助けられるんだ?」
「……だから、そういう言い方……」
「……ヘンゼル……弟のためだったらヤられてもいいんだ……へぇ、おまえってそういう奴だっけ。自己犠牲が嫌いなんじゃなかった……? それとも」
「……!」
テオがヘンゼルに詰め寄る。息がかかるくらいに顔を寄せられて、ぎょっとしてヘンゼルが後ずされば、背が壁にあたってしまう。両脇に手をつかれ、テオの腕の間に閉じ込められて、ようやくヘンゼルはテオの意図をつかんだ。
「実は抱かれることが大好きなビッチなの?」
「……テオ……っ!?」
「ああやって潔癖なフリをして……おかげで町のあいだでは、おまえは高嶺の花だ、少しの欲情でも見せれば嫌われる……でもそうしたツンとした態度がさ、……そそられるんだよ」
「……おまえ、何言ってんだ? 町の奴らなんて俺を嫌って……」
「知らないだろうね……影でおまえでヌいてる奴が何人もいた。おまえが今こんなことやってるって知ったら、あいつらどうなるだろうなぁ……興奮してチンコもげるくらいオナるかも」
「……冗談も程々にしろ……不愉快だ」
「冗談? 冗談だと思う? これで、わからない?」
テオがヘンゼルの手をとって、ゆっくりと下へ下へと誘導する。誘導されている先に目をやったヘンゼルは、不快感に眉をひそめた。そのまま手は、……テオの存在を主張した男根へ。
「毎日毎日、おまえと顔を合わせていたのに急におまえはいなくなって……俺さ、最近ずっとおまえのこと考えて抜いていた。今日おまえに会ってさ……なんかやたらエロくなっていてさ……そうしたら団員に抱かれていたんだって? 想像しただけで、俺もう……」
テオの瞳が欲情に濡れる。荒くなってゆく吐息、堅くなったもの、テオの言葉がからかいでも冗談でもないということはいやでもわかった。友人にそんな目で見られてしまったことのショックでヘンゼルは何も言葉がでてこない。髪を掴まれ、噛み付くように唇を奪われるそのときまで、動くことすらできなかった。
「んッ……!?」
足元に落ちていた空き瓶に脚がぶつかり、カラカラと地面を転がってゆく音でヘンゼルはハッと弾かれたように意識を引き戻す。テオを思い切り突き飛ばし、唾液に濡れた唇を拭う。
「……おまえっ……なんのつもりだよ!」
「今のでもわかんないのかよ! 俺はずっとおまえが好きだったんだよ!」
「なっ……」
「おまえがそういう目で見られることを嫌うからずっと耐えていたのに、気付けばおまえはこんなところでビッチに成り下がりやがって……! どんだけ長い間おまえを好きだったと思ってるんだよ、俺にもヤらせてくれよ!」
「……ふざけんな、誰がビッチだ! あとおまえに抱かれる気なんてさらさらないからな! 俺はおまえをそんな目では見れない」
「はあ? こんなところにいるおまえに拒否する権利なんてねえよ。ずーっとおまえを好きだった俺が可哀想だと思わないの? おまえに裏切られてさ。痛くしないからさ、おとなしくしていればすぐ終わらせてやるから」
テオがポケットからナイフと取り出す。その切っ先を向けられたヘンゼルは身動きがとれなくなってしまった。テオはナイフを脅しなんかでは使わない。相手に向けたなら、本当にそれで切りつけてしまう。ヘンゼルはそれを知っていた。何も武器を持っていない自分は抵抗でもすれば、それで傷つけられてしまう。怖くないわけがない。
「ま、まて……テオ、」
「ほら、じっとしてろって……」
あっさりと追い詰められ、肩を掴まれる。ナイフの腹を頬にあてられ、恐怖に呼吸すらも難しかった。ゆっくりとネクタイを解かれる。テオのじっとりと欲望を孕んだ瞳が気持ち悪かった。目を合わせたくなくて、ヘンゼルは瞼を伏せ、唇を噛み、静かに耐える。
「……随分としおらしいじゃん。抱かれるときはそういう顔するんだね~以外。そうやって誰彼なく誑かしてんの?」
「……何、勘違いしているんだかしらないけど……俺はトロイメライの団員みんなに抱かれているわけじゃねえよ」
「あ? 嘘つくなよ、この淫乱」
「……嘘じゃない。……俺は、あの人にしか抱かれていない」
「――君、そこでなにしているの?」
ふと耳に飛び込んでくる、新たな登場人物の声。二人が視線を動かした先には――
「ヴィクトール……と、ドクター」
道化師の化粧を落としたヴィクトールと、触手のようなものが生えた生物を連れたドクターが立っていた。ヘンゼルはなぜだがホッとして肩の力が抜けてゆくと同時に、サッと顔を青ざめさせる。この状況をヴィクトールに見られるのは、マズイ。仕事をサボったということもあるが、何よりも……
「そこの君。受付の彼はトロイメライの所有物だって考えればわかるはずだけど……わかった上で手を出しているの?」
「ま、待ってくれヴィクトール……!」
ヘンゼルは呆然とするテオの手を抜けて、ヴィクトールの前に躍り出る。そう、トロイメライに買われたヘンゼルに手を出したテオは……ただでは済まない。散々トロイメライの残虐さを目にしてきたヘンゼルは、焦ってヴィクトールに掴みかかる勢いで言う。
「ち、違うんだ……テオは俺の友人で……えっと、ショーを見に来ていたから、久々に会えたのが嬉しくて……俺から誘ったんだ」
「ふぅん……ヘンゼルくんがね、だめでしょお仕事サボったりしちゃ」
「ご、ごめんなさい……」
「……悪い子にはお仕置きしないとね」
「え……」
ヴィクトールはヘンゼルの髪を撫で、さして怒っていないといった風に笑う。そして、ヘンゼルを引き寄せて抱きしめると、あやすように背中をさすった。友人に襲われて恐怖に強張っていた体から、力が抜けてゆく。安心はしたが……ヴィクトールの意図が掴めない。
「君……ヘンゼルくんの友人の君。せっかくだからみておいきよ。せっかくのショーを見れなかったんだろう? あんなものよりももっと淫靡で美しいものを見せてやろう」
「……それはないだろ、みんなして俺のこと馬鹿にしてたくせに」
「いやいやほんとだって。おまえにちょっかいかけてたのも、みんなおまえと話したかっただけなんだからさ」
話すなら表で話せばいいじゃないかと言っても彼は何故か人目につかない場所に行きたがった。建物の外にでて裏の方に入るなり、テオはひたすらに話しかけてくる。妙に距離をつめながら話すテオにヘンゼルは辟易としながらも、久々に会う友人だからと、とくに跳ね除けたりはしなかった
「俺もさ、すごく寂しかったんだよ」
「ああ……心配かけてごめん、別に酷い事とかされてないから……大丈夫だよ」
「え、されてんじゃん? だってヘンゼル、おまえここで団員の性欲処理班なんでしょ? 毎日ヤられてんじゃないの?」
「せっ……はぁ、なんだそれ! どこぞのポルノ小説にでてくるような変な名前俺につけんじゃねーよ」
「え~、だって聞いたことあるし。トロイメライはさ、ショーにはまだでれないような美少年をつかって団員が性欲を解消してるって」
「……、」
テオの下品な言葉の羅列に目眩がする。昔からテオは口が汚かったが、その言葉で自分を表現されると流石にヘンゼルも不快だった。……が、言い返すこともできない。
一瞬、ヴィクトールが自分をただの性欲処理用の人形としてしかみていない、という可能性を疑ってしまったからだ。あの男の性根の悪さを考えれば、甘い言葉で自分を騙していいように使っていたとしてもおかしくはない。こんな、酷い組織のトップなのだから。
「……ヘンゼル?」
「あ、いや……なんでもない。で、なんだっけ」
「だからさ、こんなとこから逃げて町に戻ろうよ? 俺、またヘンゼルから離れちゃうの、いやだ」
「逃げられるならとっくに逃げてるよ……こんな風に拘束もされないで受付係なんてさせられたらな。弟も一緒に捕まっているんだ、弟と一緒に確実にここをでるためには俺がなんとかしないと……」
「で、そのなんとかっていう方法が、団員をヌいてあげるってこと? そうやっていれば弟も助けられるんだ?」
「……だから、そういう言い方……」
「……ヘンゼル……弟のためだったらヤられてもいいんだ……へぇ、おまえってそういう奴だっけ。自己犠牲が嫌いなんじゃなかった……? それとも」
「……!」
テオがヘンゼルに詰め寄る。息がかかるくらいに顔を寄せられて、ぎょっとしてヘンゼルが後ずされば、背が壁にあたってしまう。両脇に手をつかれ、テオの腕の間に閉じ込められて、ようやくヘンゼルはテオの意図をつかんだ。
「実は抱かれることが大好きなビッチなの?」
「……テオ……っ!?」
「ああやって潔癖なフリをして……おかげで町のあいだでは、おまえは高嶺の花だ、少しの欲情でも見せれば嫌われる……でもそうしたツンとした態度がさ、……そそられるんだよ」
「……おまえ、何言ってんだ? 町の奴らなんて俺を嫌って……」
「知らないだろうね……影でおまえでヌいてる奴が何人もいた。おまえが今こんなことやってるって知ったら、あいつらどうなるだろうなぁ……興奮してチンコもげるくらいオナるかも」
「……冗談も程々にしろ……不愉快だ」
「冗談? 冗談だと思う? これで、わからない?」
テオがヘンゼルの手をとって、ゆっくりと下へ下へと誘導する。誘導されている先に目をやったヘンゼルは、不快感に眉をひそめた。そのまま手は、……テオの存在を主張した男根へ。
「毎日毎日、おまえと顔を合わせていたのに急におまえはいなくなって……俺さ、最近ずっとおまえのこと考えて抜いていた。今日おまえに会ってさ……なんかやたらエロくなっていてさ……そうしたら団員に抱かれていたんだって? 想像しただけで、俺もう……」
テオの瞳が欲情に濡れる。荒くなってゆく吐息、堅くなったもの、テオの言葉がからかいでも冗談でもないということはいやでもわかった。友人にそんな目で見られてしまったことのショックでヘンゼルは何も言葉がでてこない。髪を掴まれ、噛み付くように唇を奪われるそのときまで、動くことすらできなかった。
「んッ……!?」
足元に落ちていた空き瓶に脚がぶつかり、カラカラと地面を転がってゆく音でヘンゼルはハッと弾かれたように意識を引き戻す。テオを思い切り突き飛ばし、唾液に濡れた唇を拭う。
「……おまえっ……なんのつもりだよ!」
「今のでもわかんないのかよ! 俺はずっとおまえが好きだったんだよ!」
「なっ……」
「おまえがそういう目で見られることを嫌うからずっと耐えていたのに、気付けばおまえはこんなところでビッチに成り下がりやがって……! どんだけ長い間おまえを好きだったと思ってるんだよ、俺にもヤらせてくれよ!」
「……ふざけんな、誰がビッチだ! あとおまえに抱かれる気なんてさらさらないからな! 俺はおまえをそんな目では見れない」
「はあ? こんなところにいるおまえに拒否する権利なんてねえよ。ずーっとおまえを好きだった俺が可哀想だと思わないの? おまえに裏切られてさ。痛くしないからさ、おとなしくしていればすぐ終わらせてやるから」
テオがポケットからナイフと取り出す。その切っ先を向けられたヘンゼルは身動きがとれなくなってしまった。テオはナイフを脅しなんかでは使わない。相手に向けたなら、本当にそれで切りつけてしまう。ヘンゼルはそれを知っていた。何も武器を持っていない自分は抵抗でもすれば、それで傷つけられてしまう。怖くないわけがない。
「ま、まて……テオ、」
「ほら、じっとしてろって……」
あっさりと追い詰められ、肩を掴まれる。ナイフの腹を頬にあてられ、恐怖に呼吸すらも難しかった。ゆっくりとネクタイを解かれる。テオのじっとりと欲望を孕んだ瞳が気持ち悪かった。目を合わせたくなくて、ヘンゼルは瞼を伏せ、唇を噛み、静かに耐える。
「……随分としおらしいじゃん。抱かれるときはそういう顔するんだね~以外。そうやって誰彼なく誑かしてんの?」
「……何、勘違いしているんだかしらないけど……俺はトロイメライの団員みんなに抱かれているわけじゃねえよ」
「あ? 嘘つくなよ、この淫乱」
「……嘘じゃない。……俺は、あの人にしか抱かれていない」
「――君、そこでなにしているの?」
ふと耳に飛び込んでくる、新たな登場人物の声。二人が視線を動かした先には――
「ヴィクトール……と、ドクター」
道化師の化粧を落としたヴィクトールと、触手のようなものが生えた生物を連れたドクターが立っていた。ヘンゼルはなぜだがホッとして肩の力が抜けてゆくと同時に、サッと顔を青ざめさせる。この状況をヴィクトールに見られるのは、マズイ。仕事をサボったということもあるが、何よりも……
「そこの君。受付の彼はトロイメライの所有物だって考えればわかるはずだけど……わかった上で手を出しているの?」
「ま、待ってくれヴィクトール……!」
ヘンゼルは呆然とするテオの手を抜けて、ヴィクトールの前に躍り出る。そう、トロイメライに買われたヘンゼルに手を出したテオは……ただでは済まない。散々トロイメライの残虐さを目にしてきたヘンゼルは、焦ってヴィクトールに掴みかかる勢いで言う。
「ち、違うんだ……テオは俺の友人で……えっと、ショーを見に来ていたから、久々に会えたのが嬉しくて……俺から誘ったんだ」
「ふぅん……ヘンゼルくんがね、だめでしょお仕事サボったりしちゃ」
「ご、ごめんなさい……」
「……悪い子にはお仕置きしないとね」
「え……」
ヴィクトールはヘンゼルの髪を撫で、さして怒っていないといった風に笑う。そして、ヘンゼルを引き寄せて抱きしめると、あやすように背中をさすった。友人に襲われて恐怖に強張っていた体から、力が抜けてゆく。安心はしたが……ヴィクトールの意図が掴めない。
「君……ヘンゼルくんの友人の君。せっかくだからみておいきよ。せっかくのショーを見れなかったんだろう? あんなものよりももっと淫靡で美しいものを見せてやろう」
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