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十七歳の健全な男子の体とはいえ、五分を越える全速力は中々に堪える。俺の心臓は、今にも飛び出しそうなほど激しく鼓動していた。
両膝に手をついて上がった息を整える。下げた頭部から滴る大粒の汗が、ほんの数秒で地面の色を暗くさせた。
「この距離は流石に…… でも――」
いまだ心臓が落ち着き切らないままに見上げた視線の先、そこには黒を背景に赤い文字でarrowsと書かれている。
俺はさらに数十秒待ってからゲーム音の漏れる扉を開けた。
店内に足を踏み入れてすぐ、長く掃除されていない空調独特のカビ臭さに足が止まる。
しかめっ面で見渡した店内には客や店員の姿はひとつも無いように見えるが、しかしボタンを叩く音は聞こえるので、全くの無人というわけではないようだ。
「っと、そんな事より」
耳に届く打音を無視して再び辺りを見渡すと、二つ並ぶ自販機の影で分かり辛かったが、それは簡単に見つかった。
ゆっこの元に続く上り階段。
「あの先に居るんだよな」
自分にも聞こえないくらいの言葉を呟いた後、目を瞑ってフゥと一旦呼吸を落ち着ける。
覚悟は決まったと自分に言い聞かせ、ゆっくりと目を開いた俺は、近くにあった一人掛けの椅子を右手で掴んで歩き出した。
階段を上った先には、鉄でできた質素な扉が一つだけあった。
扉の取っ手に伸ばした腕を冷たい汗がつーと流れ、その感覚に背中の毛が逆立つ。
意を決してその手に力を込めると、扉は想像していたよりも重く開いた。
「ん? あー、さっきのガキか?」
物少なめなガランとした部屋は、ステレオタイプなチンピラの溜まり部屋そのまんまで、その雰囲気に俺は少し気圧される。
部屋の長椅子に金髪と黒髪坊主の男。声から察する通話相手と思われる男は、長椅子の向こう、部屋の隅に立ち俺を見てニタニタ笑っている。そのねっとりとした目とひょろっとした姿はまるで蛇の様だ。
「あーらら? なになに、お前もしかして俺らをどうにかできると思ってんの? その手の椅子はなんですかー」
蛇男の言葉に、他の二人も完全に馬鹿にした笑い声を上げる。
「彼女はどこだ」
目の前で繰り広げられる絵に描いたような雰囲気に、いちいち乗ってやる必要は無い。俺は全てを無視するように質問をする。
「あーはいはい。ほれ、ここ」
蛇男は自分の足元を指差す。
俺は全員に気を配りながら、ゆっくりと近づく。
「お願いだから…… 来ない…… で」
突然のか細い声に俺は足を止める。
「そりゃねーだろー。せっかく彼氏が来てくれたのによー。オラぁ、立てや」
蛇男が足元に手を伸ばす。
やめてという小さな声の後、髪を掴まれ強引に引き上げられたゆっこに、俺は声を失った。
「え、瑛太ぁ…… お願い…… 見、ないで……」
しかし嘆願するゆっこの姿から俺は一瞬も目を離せなくなる。
それは涙を流す彼女が一糸まとわぬ姿だったからではなかった。
後ろ手に縛られ逃げる事を許されない彼女の顔は、俺の知っているそれとは全く別のモノだったのだ。
一際目を引くのは不自然に変形した頬で、容易に骨折しているのだと想像できる。そしてそれは、何度も拳で殴られた事を俺に教えていた。
状況を理解した直後、俺の視野は一気に狭くなった。余計なものはもう一切俺の目に映らない。ただ一人だけ。
俺はその視界が真っ白、もしくは真っ赤に染まる前に地面を蹴って蛇男に飛び掛かった。
「てめぇええっ――」
しかし怒りを込めて振り上げた椅子が、その怒りの対象に振り下ろされることは無かった。攻撃の直前、意識の外に居た二人に強引に取り押さえられたのだ。
倒れこむ俺の視界には何かを叫ぶゆっこの姿だけが映る。
――何やってんだ俺は
二人の男によるリンチで、視界の中のゆっこが二重三重にブレる。
拘束されたゆっこが俺に近寄ろうとするも、その行動は蛇男に容易く阻止される。
その状況をスロー再生された動画の様に感じていた俺に容赦なく降り注ぐ激痛。
痛みに溺れた俺は、ついに意識を手放そうとした――
「お願いやめて! もう死んじゃうよ!」
悲痛な叫びに繋ぎ留められた意識で見上げたゆっこは、両目からぼろぼろと大粒の涙を流している。
その隣でいやらしい表情で笑っていた蛇男が片手で二人のチンピラを制して口を開いた。
「いいねぇ君ら。脊椎にビンビンくるわ」
そう言った蛇男はゆっこから手を離し、ツカツカと俺に近寄ると無遠慮に俺の髪を掴んだ。そのまま頭だけを引き上げると、呼吸しづらくなった俺の喉から乾いた音が零れる。
至近距離の蛇男の向こうに、力なく倒れこんだゆっこがこちらを見ていた。
――泣くなよ
「さて、そんじゃ提案に従って楽しもうかなー」
興味のなくなったものを捨てる様に掴んでいた俺の髪を離し、蛇男がゆっこにターゲットを変える。
「ま、待て!」
渾身の力を込めて体を動かすも、二人の男に抑えられた俺の体は言う事を聞かない。
組みふされた相手に罵声を浴びせても、二人はへらへらと笑うだけ。
そんな俺を嘲笑うかのように、蛇男の手がゆっこに迫る。
「やめっ…… いやっ! 触らないでっ」
――やめろ
唯一自由に動く両足で彼女は精一杯に抵抗している。
「やめろ、やめろよ! それ以上そいつに手ぇ出すんじゃねぇ!」
憎しみと絶望を孕んだ俺の声を聞きながら、男たちは狂気じみた笑い声をあげている。
「えい…… えいたぁ…… 瑛太ぁあ!」
人生で初めて聞いた類の声。本当の恐怖を孕んだ声が胸に刺さる。そしてその声が俺に助けを求めているという事実がさらに俺を追い詰める。
「くそっ!」
やりきれない感情を吐きながらもがき続け、偶然自由になった右手を目一杯ゆっこに向けて伸ばす。それが届かない行為だと分かっていても、そうせずにはいられなかった。
「やだっ! ホントにやだってばっ!! もう止め――」
力いっぱい振り下ろされた平手でゆっこの顔が左に弾け、乾いた音が室内に響き渡った。
――また俺は守れないのか
怒りと憎悪が同時に心を侵食する感覚。
その気持ち悪い感覚の直後、届かないと分かっていながら伸ばした手が熱を持ち始めた。さらに指先からチリチリと音が鳴る。
俺はそれが何なのか知っていた。それは魔力が暴走する感覚――。
そう認識した次の瞬間、俺は黒い感情に身を任せる事にした。
キューンという甲高い音が室内に響いた直後、指先から現れた黒い炎が俺の全身を覆いつくす。
「へ?」
素っ頓狂な声を残して二人のチンピラはこの世界から消えた。
邪魔な存在が無くなった俺はゆっくりと立ちあがる。
「な、何だそれ……」
振り返った蛇男の顔が引きつり、その向こうでゆっこも同じように恐怖の目を俺に向けている。
――何だよその目
怒りと憎しみに支配されていた感情に、一握りの不安が混じる。その不安はどんどんと膨れ上がり俺の心をかき乱した。
――まただ
魔力暴走にさらに拍車がかかる。
「――っ!」
体を覆いつくしていた黒い炎は膨れ上がりその形を禍々しく変化させる。
何度目かの変化の後、それはあるモノになった。
現世における伝説上の生物。
『ドラゴン』
俺の姿はまさに、黒いドラゴンの頭部となっていた。
「ひぃ!」
腰の抜けた体で手足をバタつかせながら逃げる蛇男。
俺が人睨みすると、元から存在していなかったかの様に男は一瞬で消滅した。
敵とみなした存在を全て消去し、俺はゆっこに視線を送る。
「え、えいた…… な、んだよね?」
自らに恐怖を与えていた存在が無くなったというのに、その表情から脅えが消えていない。
――嗚呼、また俺をそんな風に見るのか
怒り、憎しみ、不安に支配されていた俺の心が凍っていく。
「ねぇ、瑛太…… どうしちゃったの……」
上半身を起こし、胸のあたりで両手をぎゅっと握り締めたゆっこの視線がイラつく。そのイラ立ちに呼応するように炎が大きくなる。
――オレハ オマエヲ タスケヨウトシタ ダケナノニ
「ね、ねぇ瑛太…… なんとか言って、本当に瑛太なの……?」
膝を寄せ更に小さくなった体勢のゆっこに、俺の炎がじりじりと近づく。
ひっと小さく悲鳴を上げてゆっこはこう言った。
「化け…… 物」
そこで俺は意識を完全に手放した。その結果世界がどうなるのか分かっていたのに――。
両膝に手をついて上がった息を整える。下げた頭部から滴る大粒の汗が、ほんの数秒で地面の色を暗くさせた。
「この距離は流石に…… でも――」
いまだ心臓が落ち着き切らないままに見上げた視線の先、そこには黒を背景に赤い文字でarrowsと書かれている。
俺はさらに数十秒待ってからゲーム音の漏れる扉を開けた。
店内に足を踏み入れてすぐ、長く掃除されていない空調独特のカビ臭さに足が止まる。
しかめっ面で見渡した店内には客や店員の姿はひとつも無いように見えるが、しかしボタンを叩く音は聞こえるので、全くの無人というわけではないようだ。
「っと、そんな事より」
耳に届く打音を無視して再び辺りを見渡すと、二つ並ぶ自販機の影で分かり辛かったが、それは簡単に見つかった。
ゆっこの元に続く上り階段。
「あの先に居るんだよな」
自分にも聞こえないくらいの言葉を呟いた後、目を瞑ってフゥと一旦呼吸を落ち着ける。
覚悟は決まったと自分に言い聞かせ、ゆっくりと目を開いた俺は、近くにあった一人掛けの椅子を右手で掴んで歩き出した。
階段を上った先には、鉄でできた質素な扉が一つだけあった。
扉の取っ手に伸ばした腕を冷たい汗がつーと流れ、その感覚に背中の毛が逆立つ。
意を決してその手に力を込めると、扉は想像していたよりも重く開いた。
「ん? あー、さっきのガキか?」
物少なめなガランとした部屋は、ステレオタイプなチンピラの溜まり部屋そのまんまで、その雰囲気に俺は少し気圧される。
部屋の長椅子に金髪と黒髪坊主の男。声から察する通話相手と思われる男は、長椅子の向こう、部屋の隅に立ち俺を見てニタニタ笑っている。そのねっとりとした目とひょろっとした姿はまるで蛇の様だ。
「あーらら? なになに、お前もしかして俺らをどうにかできると思ってんの? その手の椅子はなんですかー」
蛇男の言葉に、他の二人も完全に馬鹿にした笑い声を上げる。
「彼女はどこだ」
目の前で繰り広げられる絵に描いたような雰囲気に、いちいち乗ってやる必要は無い。俺は全てを無視するように質問をする。
「あーはいはい。ほれ、ここ」
蛇男は自分の足元を指差す。
俺は全員に気を配りながら、ゆっくりと近づく。
「お願いだから…… 来ない…… で」
突然のか細い声に俺は足を止める。
「そりゃねーだろー。せっかく彼氏が来てくれたのによー。オラぁ、立てや」
蛇男が足元に手を伸ばす。
やめてという小さな声の後、髪を掴まれ強引に引き上げられたゆっこに、俺は声を失った。
「え、瑛太ぁ…… お願い…… 見、ないで……」
しかし嘆願するゆっこの姿から俺は一瞬も目を離せなくなる。
それは涙を流す彼女が一糸まとわぬ姿だったからではなかった。
後ろ手に縛られ逃げる事を許されない彼女の顔は、俺の知っているそれとは全く別のモノだったのだ。
一際目を引くのは不自然に変形した頬で、容易に骨折しているのだと想像できる。そしてそれは、何度も拳で殴られた事を俺に教えていた。
状況を理解した直後、俺の視野は一気に狭くなった。余計なものはもう一切俺の目に映らない。ただ一人だけ。
俺はその視界が真っ白、もしくは真っ赤に染まる前に地面を蹴って蛇男に飛び掛かった。
「てめぇええっ――」
しかし怒りを込めて振り上げた椅子が、その怒りの対象に振り下ろされることは無かった。攻撃の直前、意識の外に居た二人に強引に取り押さえられたのだ。
倒れこむ俺の視界には何かを叫ぶゆっこの姿だけが映る。
――何やってんだ俺は
二人の男によるリンチで、視界の中のゆっこが二重三重にブレる。
拘束されたゆっこが俺に近寄ろうとするも、その行動は蛇男に容易く阻止される。
その状況をスロー再生された動画の様に感じていた俺に容赦なく降り注ぐ激痛。
痛みに溺れた俺は、ついに意識を手放そうとした――
「お願いやめて! もう死んじゃうよ!」
悲痛な叫びに繋ぎ留められた意識で見上げたゆっこは、両目からぼろぼろと大粒の涙を流している。
その隣でいやらしい表情で笑っていた蛇男が片手で二人のチンピラを制して口を開いた。
「いいねぇ君ら。脊椎にビンビンくるわ」
そう言った蛇男はゆっこから手を離し、ツカツカと俺に近寄ると無遠慮に俺の髪を掴んだ。そのまま頭だけを引き上げると、呼吸しづらくなった俺の喉から乾いた音が零れる。
至近距離の蛇男の向こうに、力なく倒れこんだゆっこがこちらを見ていた。
――泣くなよ
「さて、そんじゃ提案に従って楽しもうかなー」
興味のなくなったものを捨てる様に掴んでいた俺の髪を離し、蛇男がゆっこにターゲットを変える。
「ま、待て!」
渾身の力を込めて体を動かすも、二人の男に抑えられた俺の体は言う事を聞かない。
組みふされた相手に罵声を浴びせても、二人はへらへらと笑うだけ。
そんな俺を嘲笑うかのように、蛇男の手がゆっこに迫る。
「やめっ…… いやっ! 触らないでっ」
――やめろ
唯一自由に動く両足で彼女は精一杯に抵抗している。
「やめろ、やめろよ! それ以上そいつに手ぇ出すんじゃねぇ!」
憎しみと絶望を孕んだ俺の声を聞きながら、男たちは狂気じみた笑い声をあげている。
「えい…… えいたぁ…… 瑛太ぁあ!」
人生で初めて聞いた類の声。本当の恐怖を孕んだ声が胸に刺さる。そしてその声が俺に助けを求めているという事実がさらに俺を追い詰める。
「くそっ!」
やりきれない感情を吐きながらもがき続け、偶然自由になった右手を目一杯ゆっこに向けて伸ばす。それが届かない行為だと分かっていても、そうせずにはいられなかった。
「やだっ! ホントにやだってばっ!! もう止め――」
力いっぱい振り下ろされた平手でゆっこの顔が左に弾け、乾いた音が室内に響き渡った。
――また俺は守れないのか
怒りと憎悪が同時に心を侵食する感覚。
その気持ち悪い感覚の直後、届かないと分かっていながら伸ばした手が熱を持ち始めた。さらに指先からチリチリと音が鳴る。
俺はそれが何なのか知っていた。それは魔力が暴走する感覚――。
そう認識した次の瞬間、俺は黒い感情に身を任せる事にした。
キューンという甲高い音が室内に響いた直後、指先から現れた黒い炎が俺の全身を覆いつくす。
「へ?」
素っ頓狂な声を残して二人のチンピラはこの世界から消えた。
邪魔な存在が無くなった俺はゆっくりと立ちあがる。
「な、何だそれ……」
振り返った蛇男の顔が引きつり、その向こうでゆっこも同じように恐怖の目を俺に向けている。
――何だよその目
怒りと憎しみに支配されていた感情に、一握りの不安が混じる。その不安はどんどんと膨れ上がり俺の心をかき乱した。
――まただ
魔力暴走にさらに拍車がかかる。
「――っ!」
体を覆いつくしていた黒い炎は膨れ上がりその形を禍々しく変化させる。
何度目かの変化の後、それはあるモノになった。
現世における伝説上の生物。
『ドラゴン』
俺の姿はまさに、黒いドラゴンの頭部となっていた。
「ひぃ!」
腰の抜けた体で手足をバタつかせながら逃げる蛇男。
俺が人睨みすると、元から存在していなかったかの様に男は一瞬で消滅した。
敵とみなした存在を全て消去し、俺はゆっこに視線を送る。
「え、えいた…… な、んだよね?」
自らに恐怖を与えていた存在が無くなったというのに、その表情から脅えが消えていない。
――嗚呼、また俺をそんな風に見るのか
怒り、憎しみ、不安に支配されていた俺の心が凍っていく。
「ねぇ、瑛太…… どうしちゃったの……」
上半身を起こし、胸のあたりで両手をぎゅっと握り締めたゆっこの視線がイラつく。そのイラ立ちに呼応するように炎が大きくなる。
――オレハ オマエヲ タスケヨウトシタ ダケナノニ
「ね、ねぇ瑛太…… なんとか言って、本当に瑛太なの……?」
膝を寄せ更に小さくなった体勢のゆっこに、俺の炎がじりじりと近づく。
ひっと小さく悲鳴を上げてゆっこはこう言った。
「化け…… 物」
そこで俺は意識を完全に手放した。その結果世界がどうなるのか分かっていたのに――。
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