91 / 128
3章 青春恋物語
青春恋物語3-35
しおりを挟む
一哉side
翌朝…目が覚めてみると…
美月『やっと起きた!!学校まで時間ないんだから早く起きなさいよ!』
瑠夏『だから、帰りにすればよかったのに…』
俺『な、なんでいるの?』
将太『見舞いに来たに決まってんじゃん?まあ…あと10分以内に学校向かわないと遅刻するけど』
俺『…何時からいたのよ…まだ8時だよ…?』
美月『7時半になら起きてるだろうと思ってきてみたら…まあ…見事にだらけてて起きるのを待ってたってわけ。』
俺『帰りにでも寄ってくれればよかったのに…または昨日の寄るの間にLINEをらいれてくれれば早く起きてたのに…』
将太『どうせいくなら驚かせたいって美月と七瀬が言うから合わせたんだ』
七瀬『ちょっと!乗り気だったくせになにいってるの!』
蓮『中居先輩も櫻井先輩もおしずかに…ここ病院ですよ…』
七瀬『あ……ごめんなさい…』
美月『で?大丈夫?足』
俺『あぁ。なんとか…明日のこの時間には手術準備始まるから…明日は会えないよ』
美月『なに明日も来てくれると思ってるのかなぁ?…あ、やっぱ寂しいんだ!』
瑠夏『意外とかわいいとこあるんだね』
将太『ま、手術が終わったら俺たちまた来るからさ…元気出せよ』
蓮『そろそろいかないと間に合わないっす!走りましょう!』
勇紀『まじか!中居先輩、勝負です!』
将太『おう!病院出たらスタートな!』
3人は先に出ていった。
瑠夏『約束は守ってよね…じゃ…また来るね』
俺『あぁ。ありがとう』
美月『じゃあね、手術頑張って』
俺『…おう』
七瀬『じゃあ…また今度ね…』
3人も将太達を追って出ていった。
俺『走るなよ…』
隣にいたおじさんが声をかけてくる。
患者A『若いねぇ…かわいいねぇ…
あのなかに彼女でもいるのかい?』
俺『あ、いえ…部活のメンバー達です』
患者B『へえ!何部なの?』
俺『江西高校の柔道部です』
患者A『柔道!いいねぇ!日本武道!』
患者B『付き合ってなくても…自分をす好きでいてくれる人は大切にしろよ!兄ちゃん!…付き合うならしっかり選んでやれよ?』
俺は会釈だけしてカーテンを閉めた。
『(彼女…好きな人…か…)』
俺にとって…それは別の意味で最大の
悩みの1つだった…。
『(はやく柔道やりてぇなぁ…)』
強くそう思う俺だった。
その日の夕方
美月達がまた来てくれた。
ただ、蓮と勇紀は課外学習に出掛けていてまだ学校に帰ってきてないらしい。
七瀬は部活の後片付けや予定もあって、
来れないらしい。
美月『やっほー!一哉?来たよー』
俺『悪いね、わざわざ』
将太『もう明日の朝…か…早いもんだな…』
瑠夏『合宿からもう1週間経つのか…』
俺『そうだなぁ…合宿も色々あったよな~』
美月『でも、2回目の試合稽古…めっちゃ楽しくなかった?』
俺『そう!それがあって皆の心が1つになった感じで会場の一体感がすごかったよ…』
俺がそういうと瑠夏が笑った。
瑠夏『本当に一哉は部活バカだよね。
そういう部活の一体感とか変なのは感じるのに他のことは国宝級の鈍感だもん』
俺『褒めてるのか貶してるのかわからん…』
美月『まあまあ…いいじゃん?
明日うまくいけばリハビリ次第で
すぐ歩けるようになるんでしょ?』
俺『まあね。手術の直後は激痛みたいだけど術後の経過が順調ならそーだよ』
瑠夏『手術…怖くないの?』
俺『まだなんとも…不安はあるけどね』
美月『明日…何時から手術だっけ?』
俺『15時半だよ』
瑠夏『部活なしにすれば来れるんじゃない?』
美月『んーそうだね。そうする?』
俺『え、だめだよ…男子は強くならなきゃいけないんだから…休む暇ないよ』
将太『あ、お前はまだ知らないのか…
俺ら、外部講師3人呼んで週3で夜も練習するんだよ』
俺『は?そうなの?』
将太『佐々木先生の伝でな』
俺『あ、もう顧問変わってるのか…』
美月『まあ、男子もそういうことだし…
来てあげるよ』
瑠夏『皆で立ち合うよ…手術終わって
出てくるまでは少なくてもいるようにするよ』
将太『じゃ…今日は帰ろうか。
時間ももう6時過ぎてるし…他の患者さんにも迷惑かけるからな』
美月『そうだね。行こうか』
瑠夏『じゃあね…明日頑張って』
俺『おう…明日俺が話せるかわからないけど…じゃあな』
それだけ言い残して3人は帰っていった
俺も明日は早いと聞いていたので
眠りにつくことにした。
…
…
今は…夜9時過ぎとかだろうか
?『一哉…一哉…起きて…』
俺の名前を呼ぶ声で俺は目を覚ました。
目を開けてそこにいたのは…。
36話につづく
翌朝…目が覚めてみると…
美月『やっと起きた!!学校まで時間ないんだから早く起きなさいよ!』
瑠夏『だから、帰りにすればよかったのに…』
俺『な、なんでいるの?』
将太『見舞いに来たに決まってんじゃん?まあ…あと10分以内に学校向かわないと遅刻するけど』
俺『…何時からいたのよ…まだ8時だよ…?』
美月『7時半になら起きてるだろうと思ってきてみたら…まあ…見事にだらけてて起きるのを待ってたってわけ。』
俺『帰りにでも寄ってくれればよかったのに…または昨日の寄るの間にLINEをらいれてくれれば早く起きてたのに…』
将太『どうせいくなら驚かせたいって美月と七瀬が言うから合わせたんだ』
七瀬『ちょっと!乗り気だったくせになにいってるの!』
蓮『中居先輩も櫻井先輩もおしずかに…ここ病院ですよ…』
七瀬『あ……ごめんなさい…』
美月『で?大丈夫?足』
俺『あぁ。なんとか…明日のこの時間には手術準備始まるから…明日は会えないよ』
美月『なに明日も来てくれると思ってるのかなぁ?…あ、やっぱ寂しいんだ!』
瑠夏『意外とかわいいとこあるんだね』
将太『ま、手術が終わったら俺たちまた来るからさ…元気出せよ』
蓮『そろそろいかないと間に合わないっす!走りましょう!』
勇紀『まじか!中居先輩、勝負です!』
将太『おう!病院出たらスタートな!』
3人は先に出ていった。
瑠夏『約束は守ってよね…じゃ…また来るね』
俺『あぁ。ありがとう』
美月『じゃあね、手術頑張って』
俺『…おう』
七瀬『じゃあ…また今度ね…』
3人も将太達を追って出ていった。
俺『走るなよ…』
隣にいたおじさんが声をかけてくる。
患者A『若いねぇ…かわいいねぇ…
あのなかに彼女でもいるのかい?』
俺『あ、いえ…部活のメンバー達です』
患者B『へえ!何部なの?』
俺『江西高校の柔道部です』
患者A『柔道!いいねぇ!日本武道!』
患者B『付き合ってなくても…自分をす好きでいてくれる人は大切にしろよ!兄ちゃん!…付き合うならしっかり選んでやれよ?』
俺は会釈だけしてカーテンを閉めた。
『(彼女…好きな人…か…)』
俺にとって…それは別の意味で最大の
悩みの1つだった…。
『(はやく柔道やりてぇなぁ…)』
強くそう思う俺だった。
その日の夕方
美月達がまた来てくれた。
ただ、蓮と勇紀は課外学習に出掛けていてまだ学校に帰ってきてないらしい。
七瀬は部活の後片付けや予定もあって、
来れないらしい。
美月『やっほー!一哉?来たよー』
俺『悪いね、わざわざ』
将太『もう明日の朝…か…早いもんだな…』
瑠夏『合宿からもう1週間経つのか…』
俺『そうだなぁ…合宿も色々あったよな~』
美月『でも、2回目の試合稽古…めっちゃ楽しくなかった?』
俺『そう!それがあって皆の心が1つになった感じで会場の一体感がすごかったよ…』
俺がそういうと瑠夏が笑った。
瑠夏『本当に一哉は部活バカだよね。
そういう部活の一体感とか変なのは感じるのに他のことは国宝級の鈍感だもん』
俺『褒めてるのか貶してるのかわからん…』
美月『まあまあ…いいじゃん?
明日うまくいけばリハビリ次第で
すぐ歩けるようになるんでしょ?』
俺『まあね。手術の直後は激痛みたいだけど術後の経過が順調ならそーだよ』
瑠夏『手術…怖くないの?』
俺『まだなんとも…不安はあるけどね』
美月『明日…何時から手術だっけ?』
俺『15時半だよ』
瑠夏『部活なしにすれば来れるんじゃない?』
美月『んーそうだね。そうする?』
俺『え、だめだよ…男子は強くならなきゃいけないんだから…休む暇ないよ』
将太『あ、お前はまだ知らないのか…
俺ら、外部講師3人呼んで週3で夜も練習するんだよ』
俺『は?そうなの?』
将太『佐々木先生の伝でな』
俺『あ、もう顧問変わってるのか…』
美月『まあ、男子もそういうことだし…
来てあげるよ』
瑠夏『皆で立ち合うよ…手術終わって
出てくるまでは少なくてもいるようにするよ』
将太『じゃ…今日は帰ろうか。
時間ももう6時過ぎてるし…他の患者さんにも迷惑かけるからな』
美月『そうだね。行こうか』
瑠夏『じゃあね…明日頑張って』
俺『おう…明日俺が話せるかわからないけど…じゃあな』
それだけ言い残して3人は帰っていった
俺も明日は早いと聞いていたので
眠りにつくことにした。
…
…
今は…夜9時過ぎとかだろうか
?『一哉…一哉…起きて…』
俺の名前を呼ぶ声で俺は目を覚ました。
目を開けてそこにいたのは…。
36話につづく
0
お気に入りに追加
21
あなたにおすすめの小説
隣の人妻としているいけないこと
ヘロディア
恋愛
主人公は、隣人である人妻と浮気している。単なる隣人に過ぎなかったのが、いつからか惹かれ、見事に関係を築いてしまったのだ。
そして、人妻と付き合うスリル、その妖艶な容姿を自分のものにした優越感を得て、彼が自惚れるには十分だった。
しかし、そんな日々もいつかは終わる。ある日、ホテルで彼女と二人きりで行為を進める中、主人公は彼女の着物にGPSを発見する。
彼女の夫がしかけたものと思われ…
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
寝室から喘ぎ声が聞こえてきて震える私・・・ベッドの上で激しく絡む浮気女に復讐したい
白崎アイド
大衆娯楽
カチャッ。
私は静かに玄関のドアを開けて、足音を立てずに夫が寝ている寝室に向かって入っていく。
「あの人、私が
隣の席の女の子がエッチだったのでおっぱい揉んでみたら発情されました
ねんごろ
恋愛
隣の女の子がエッチすぎて、思わず授業中に胸を揉んでしまったら……
という、とんでもないお話を書きました。
ぜひ読んでください。
どうして隣の家で僕の妻が喘いでいるんですか?
ヘロディア
恋愛
壁が薄いマンションに住んでいる主人公と妻。彼らは新婚で、ヤりたいこともできない状態にあった。
しかし、隣の家から喘ぎ声が聞こえてきて、自分たちが我慢せずともよいのではと思い始め、実行に移そうとする。
しかし、何故か隣の家からは妻の喘ぎ声が聞こえてきて…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる