上 下
20 / 28

一緒の部屋

しおりを挟む
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

一番悪いのは誰

jun
恋愛
結婚式翌日から屋敷に帰れなかったファビオ。 ようやく帰れたのは三か月後。 愛する妻のローラにやっと会えると早る気持ちを抑えて家路を急いだ。 出迎えないローラを探そうとすると、執事が言った、 「ローラ様は先日亡くなられました」と。 何故ローラは死んだのは、帰れなかったファビオのせいなのか、それとも・・・

そんなに別れたいとおっしゃるなら、承知いたしました

小倉みち
恋愛
 公爵令嬢スカーレットは、第一王子の婚約者だった。  彼のため、日々王子の婚約者としての教養や学を身に着けようと努力していた。  しかし、第一王子は少々ヤンチャなところがあり、城を抜け出して町へ遊びに出かけたり、学園の友人たちと騒ぎを起こしたりなど、問題行動が目立つ。  そんな彼を窘めようと何度も注意するが、その度に、 「お前は俺の婚約者だが、俺は俺の意思で生きていきたいんだ。そんなに言うなら、別れるぞ」  と、言ってくる。    彼を愛していた彼女は、その度に深く傷つき、彼の意思を最大限尊重していた。  しかし、ある日。  いつものように王子から、 「別れるぞ」  と、言われたスカーレット。  その瞬間、ブチッと何かが切れる音がした。 「そんなに私と別れたいんですね」 「お前が俺に指図するならな。まあ、いつものように俺に譲ってくれるなら、許してや――」 「……承知いたしました」 「えっ」 「今までありがとうございました。さようなら」 「えっ、ちょっ」  いい加減うんざりしていたスカーレットは、その別れを受け入れることにした。  追記:軽い暴力表現があるので、R15に設定し直しました。

私の婚約者は6人目の攻略対象者でした

みかん桜(蜜柑桜)
恋愛
王立学園の入学式。主人公のクラウディアは婚約者と共に講堂に向かっていた。 すると「きゃあ!」と、私達の行く手を阻むように、髪色がピンクの女生徒が転けた。『バターン』って効果音が聞こえてきそうな見事な転け方で。 そういえば前世、異世界を舞台にした物語のヒロインはピンク色が定番だった。 確か…入学式の日に学園で迷って攻略対象者に助けられたり、攻略対象者とぶつかって転けてしまったところを手を貸してもらったり…っていうのが定番の出会いイベントよね。 って……えっ!? ここってもしかして乙女ゲームの世界なの!?  ヒロイン登場に驚きつつも、婚約者と共に無意識に攻略対象者のフラグを折っていたクラウディア。 そんなクラウディアが幸せになる話。 ※本編完結済※番外編更新中

婚約破棄された令嬢は、実は隣国のお姫様でした。

光子
恋愛
貴族の縦社会が厳しいここ、へーナッツ国。 「俺は、カナリア=ライネラールとの婚約を破棄し、ここにいるメアリー=マイカーンを、俺の新しい婚約者とすることを宣言する!」 貴族のご子息、ご令嬢が通う学園の卒業式前夜。 婚約者である公爵家ご子息から、全校生徒、教師の前で、突然、婚約破棄を告げられた私。  男爵令嬢より1つ身分の高いだけの子爵令嬢の私は、公爵子息に突然告げられた婚約破棄に従う他無く、婚約破棄を了承した。  公爵家に睨まれた我が家は針のむしろになり、没落に追い込まれ、家族からも、没落したのは私のせいだ!と非難され、一生、肩身の狭い思いをしながら、誰からも愛されず生きて行く事になったーーー ーーーな訳ありませんわ。 あんな馬鹿な公爵子息と、頭の悪そうな男爵令嬢なんかに、良い様に扱われてたまるものですか。 本当にただの子爵令嬢なら、そういった未来が待っていたのかもしれませんが、お生憎様。 私は、貴方がたなんかが太刀打ち出来る相手ではございませんの。 私が男爵令嬢を虐めていた? もし本当に虐めていたとして、何になるのです? 私は、この世界で、最大の力を持つ国の、第1皇女なのですから。 不定期更新です。 設定はゆるめとなっております。 よろしくお願いします。

断る――――前にもそう言ったはずだ

鈴宮(すずみや)
恋愛
「寝室を分けませんか?」  結婚して三年。王太子エルネストと妃モニカの間にはまだ子供が居ない。  周囲からは『そろそろ側妃を』という声が上がっているものの、彼はモニカと寝室を分けることを拒んでいる。  けれど、エルネストはいつだって、モニカにだけ冷たかった。  他の人々に向けられる優しい言葉、笑顔が彼女に向けられることない。 (わたくし以外の女性が妃ならば、エルネスト様はもっと幸せだろうに……)  そんな時、侍女のコゼットが『エルネストから想いを寄せられている』ことをモニカに打ち明ける。  ようやく側妃を娶る気になったのか――――エルネストがコゼットと過ごせるよう、私室で休むことにしたモニカ。  そんな彼女の元に、護衛騎士であるヴィクトルがやってきて――――?

妾の子だからといって、公爵家の令嬢を侮辱してただで済むと思っていたんですか?

木山楽斗
恋愛
公爵家の妾の子であるクラリアは、とある舞踏会にて二人の令嬢に詰められていた。 彼女達は、公爵家の汚点ともいえるクラリアのことを蔑み馬鹿にしていたのである。 公爵家の一員を侮辱するなど、本来であれば許されることではない。 しかし彼女達は、妾の子のことでムキになることはないと高を括っていた。 だが公爵家は彼女達に対して厳正なる抗議をしてきた。 二人が公爵家を侮辱したとして、糾弾したのである。 彼女達は何もわかっていなかったのだ。例え妾の子であろうとも、公爵家の一員であるクラリアを侮辱してただで済む訳がないということを。 ※HOTランキング1位、小説、恋愛24hポイントランキング1位(2024/10/04) 皆さまの応援のおかげです。誠にありがとうございます。

婚約破棄られ令嬢がカフェ経営を始めたらなぜか王宮から求婚状が届きました!?

江原里奈
恋愛
【婚約破棄? 慰謝料いただければ喜んで^^ 復縁についてはお断りでございます】 ベルクロン王国の田舎の伯爵令嬢カタリナは突然婚約者フィリップから手紙で婚約破棄されてしまう。ショックのあまり寝込んだのは母親だけで、カタリナはなぜか手紙を踏みつけながらもニヤニヤし始める。なぜなら、婚約破棄されたら相手から慰謝料が入る。それを元手に夢を実現させられるかもしれない……! 実はカタリナには前世の記憶がある。前世、彼女はカフェでバイトをしながら、夜間の製菓学校に通っている苦学生だった。夢のカフェ経営をこの世界で実現するために、カタリナの奮闘がいま始まる! ※カクヨム、ノベルバなど複数サイトに投稿中。  カクヨムコン9最終選考・第4回アイリス異世界ファンタジー大賞最終選考通過! ※ブクマしてくださるとモチベ上がります♪ ※厳格なヒストリカルではなく、縦コミ漫画をイメージしたゆるふわ飯テロ系ロマンスファンタジー。作品内の事象・人間関係はすべてフィクション。法制度等々細かな部分を気にせず、寛大なお気持ちでお楽しみください<(_ _)>

恋とはどんなものかしら

みおな
恋愛
レティシアは前世の記憶を持ったまま、公爵令嬢として生を受けた。 そこは、前世でプレイした乙女ゲームの世界。しかもヒロインである妹を苛める悪役令嬢として。 このままでは断罪されてしまう。 そして、悪役令嬢は運命に抗っていく。 ***** 読んでくださってる方々、ありがとうございます。 完結はしましたが、番外編を書く可能性のため、完結表示は少し延期します。

処理中です...