異世界に転生すると、私のチートスキルはチョコレート魔法でした!無双&スローライフしながら異世界を生きる物語

てるゆーぬ(旧名:てるゆ)

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第1章7話:訓練メニュー

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クレアベルは肩をすくめ、苦笑する。

「さすがに話が難しすぎたか」

そりゃそうだ。

狩猟とか漁労とか、5歳児のアイリスには、言葉の意味すらわからないだろう。

私は指摘する。

「お母さんは、普段から使ってる言葉も難しいですよ」

私は、もう異世界の言語を難なく操ることができるようになっていた。

ちなみにクレアベルのことは「お母さん」と呼称している。

私は告げた。

「アイリスは結構、理解できてないことが多いです」

クレアベルは頭をかきながら、言った。

「反省しておこう。……しかし、そういうお前は、私の話をよく理解できてるように思うが」

「……」

私は前世の知識と教養があるからなぁ……。

もちろん完全に初見の言葉には対応できないが、脳みそが21歳相当なので、クレアベルの使っている言葉も、なんとなく意味が推測できるだけだ。

ちなみに、私が転生者であることは、クレアベルにも、アイリスにも伝えていない。

「とにかくだ」

と、クレアベルは一つ咳払いをしてから、言った。

「"生きるために必要なことを学んでもらう"のだ。こういう言い方ならアイリス、わかるか?」

「うん、わかるー!」

と、アイリスが元気よく返事をする。

クレアベルは微笑んでから、

「じゃあまずは、身体づくりからだ。運動、訓練をして、筋肉と魔力を鍛えよう」

そう告げた。

私たちに、訓練メニューを伝えてくる。

この日から、私たちの訓練と教育が始まったのだった。




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