90 / 108
第7章・番外編
89・投票御礼!私達だけの匂い①実験
しおりを挟む
「涼、前から聞きたかったんだけど┉いつも俺のフェロモンの匂いと自分の匂いを合せようとしてるだろ?それって無意識なのか?」
夜、柚子も咲哉もぐっすりと眠ってしまって二人になり、そう言えば┉って何気なく聞いてみたんだけど、涼は思っていた以上に┉動揺してる?
「な、何で?それに、気付いてたの!?」
やっぱりむちゃくちゃ動揺してるって┉。
「別にだからって、どういう事でもないんだけどさ。前から気になっていたんだよ。最初、くっついてるだけなのかな?って思ってたんだけど、匂いを嗅ぐような仕草をしてるし。」
確かに俺のアルファフェロモンと涼のオメガフェロモン、全く違う匂いだし、人によっても一人一人違うらしい。
一説によると、その匂いに合う合わないがあるらしくて、それで相性なんかも決まるって聞く。
俺は涼ほど匂いに対してこだわりがないんだけど、涼は違って譲れないものがある気がする┉。だから聞いてみただけなんだけど?
「あのね、直哉さんは自分の匂いって分かってる?とってもいい匂いするんだけど┉。それが私のと合わさると、得も言われぬ良い香りに変わるんだよね~。それで┉なんだけど。」
──なるほど!それでか┉。
二人で普通に抱き締め合ってても、ムラムラする┉って言うか、直ぐにでも涼を抱きたい!って思っちゃうんだよなぁ。
我ながら節操がない┉って思ってたんだけど!
やっぱり涼だからなんだ┉。
「じゃあさ、実験してみようか?身体ピッタリくっつけないでしてみよう!それでどうなるか?だな。」
それに涼は、えぇーーっ!って驚く。
「え、でも、やっぱり、ん!」ってモジモジしてるけど。
ダメだ┉そんなモジモジしてる涼を見てるだけで、ムラムラする!結局俺、フェロモン関係ないのか?だけど乗りかかった船だ、実験はする!
「どうする?服着たままやってみるか。」そう俺が提案すると、涼は赤くなりながらも頷く。
それで、ちょっと恥ずかしがる涼の手を引いて寝室へ!
そして辺りを見渡すと┉あそこがいいかな?
腰より少し下くらいの高さの飾り棚がある。ここだったら┉
「涼ここに肘を付けて、お尻を突き出してみて?」
その言葉に、涼は目を丸くして驚いた顔をしている。
それで俺は後ろから腰を抱え込み、戸惑う涼を棚の方へ誘導する。
「え┉ン!こんな恥ずかしい格好┉」
拒否しそうなことを言いながらも、涼の眼差しには情欲の色が浮かんでいて艶かしさを感じる。
「さぁ、服着たままなんだから。大丈夫だろ?」
涼の腰を撫でながら耳元でそう言うと、ビクッと身体を跳ねさせる。
そして涼は、俺の言う通りにその形の良い尻を突き出す┉。
夜、柚子も咲哉もぐっすりと眠ってしまって二人になり、そう言えば┉って何気なく聞いてみたんだけど、涼は思っていた以上に┉動揺してる?
「な、何で?それに、気付いてたの!?」
やっぱりむちゃくちゃ動揺してるって┉。
「別にだからって、どういう事でもないんだけどさ。前から気になっていたんだよ。最初、くっついてるだけなのかな?って思ってたんだけど、匂いを嗅ぐような仕草をしてるし。」
確かに俺のアルファフェロモンと涼のオメガフェロモン、全く違う匂いだし、人によっても一人一人違うらしい。
一説によると、その匂いに合う合わないがあるらしくて、それで相性なんかも決まるって聞く。
俺は涼ほど匂いに対してこだわりがないんだけど、涼は違って譲れないものがある気がする┉。だから聞いてみただけなんだけど?
「あのね、直哉さんは自分の匂いって分かってる?とってもいい匂いするんだけど┉。それが私のと合わさると、得も言われぬ良い香りに変わるんだよね~。それで┉なんだけど。」
──なるほど!それでか┉。
二人で普通に抱き締め合ってても、ムラムラする┉って言うか、直ぐにでも涼を抱きたい!って思っちゃうんだよなぁ。
我ながら節操がない┉って思ってたんだけど!
やっぱり涼だからなんだ┉。
「じゃあさ、実験してみようか?身体ピッタリくっつけないでしてみよう!それでどうなるか?だな。」
それに涼は、えぇーーっ!って驚く。
「え、でも、やっぱり、ん!」ってモジモジしてるけど。
ダメだ┉そんなモジモジしてる涼を見てるだけで、ムラムラする!結局俺、フェロモン関係ないのか?だけど乗りかかった船だ、実験はする!
「どうする?服着たままやってみるか。」そう俺が提案すると、涼は赤くなりながらも頷く。
それで、ちょっと恥ずかしがる涼の手を引いて寝室へ!
そして辺りを見渡すと┉あそこがいいかな?
腰より少し下くらいの高さの飾り棚がある。ここだったら┉
「涼ここに肘を付けて、お尻を突き出してみて?」
その言葉に、涼は目を丸くして驚いた顔をしている。
それで俺は後ろから腰を抱え込み、戸惑う涼を棚の方へ誘導する。
「え┉ン!こんな恥ずかしい格好┉」
拒否しそうなことを言いながらも、涼の眼差しには情欲の色が浮かんでいて艶かしさを感じる。
「さぁ、服着たままなんだから。大丈夫だろ?」
涼の腰を撫でながら耳元でそう言うと、ビクッと身体を跳ねさせる。
そして涼は、俺の言う通りにその形の良い尻を突き出す┉。
34
お気に入りに追加
2,242
あなたにおすすめの小説
初心者オメガは執着アルファの腕のなか
深嶋
BL
自分がベータであることを信じて疑わずに生きてきた圭人は、見知らぬアルファに声をかけられたことがきっかけとなり、二次性の再検査をすることに。その結果、自身が本当はオメガであったと知り、愕然とする。
オメガだと判明したことで否応なく変化していく日常に圭人は戸惑い、悩み、葛藤する日々。そんな圭人の前に、「運命の番」を自称するアルファの男が再び現れて……。
オメガとして未成熟な大学生の圭人と、圭人を番にしたい社会人アルファの男が、ゆっくりと愛を深めていきます。
穏やかさに滲む執着愛。望まぬ幸運に恵まれた主人公が、悩みながらも運命の出会いに向き合っていくお話です。本編、攻め編ともに完結済。
出来損ないのオメガは貴公子アルファに愛され尽くす エデンの王子様
冬之ゆたんぽ
BL
旧題:エデンの王子様~ぼろぼろアルファを救ったら、貴公子に成長して求愛してくる~
二次性徴が始まり、オメガと判定されたら収容される、全寮制学園型施設『エデン』。そこで全校のオメガたちを虜にした〝王子様〟キャラクターであるレオンは、卒業後のダンスパーティーで至上のアルファに見初められる。「踊ってください、私の王子様」と言って跪くアルファに、レオンは全てを悟る。〝この美丈夫は立派な見た目と違い、王子様を求めるお姫様志望なのだ〟と。それが、初恋の女の子――誤認識であり実際は少年――の成長した姿だと知らずに。
■受けが誤解したまま進んでいきますが、攻めの中身は普通にアルファです。
■表情の薄い黒騎士アルファ(攻め)×ハンサム王子様オメガ(受け)
推しの完璧超人お兄様になっちゃった
紫 もくれん
BL
『君の心臓にたどりつけたら』というゲーム。体が弱くて一生の大半をベットの上で過ごした僕が命を賭けてやり込んだゲーム。
そのクラウス・フォン・シルヴェスターという推しの大好きな完璧超人兄貴に成り代わってしまった。
ずっと好きで好きでたまらなかった推し。その推しに好かれるためならなんだってできるよ。
そんなBLゲーム世界で生きる僕のお話。
孕めないオメガでもいいですか?
月夜野レオン
BL
病院で子供を孕めない体といきなり診断された俺は、どうして良いのか判らず大好きな幼馴染の前から消える選択をした。不完全なオメガはお前に相応しくないから……
オメガバース作品です。
嫌われ者の僕はひっそりと暮らしたい
りまり
BL
僕のいる世界は男性でも妊娠することのできる世界で、僕の婚約者は公爵家の嫡男です。
この世界は魔法の使えるファンタジーのようなところでもちろん魔物もいれば妖精や精霊もいるんだ。
僕の婚約者はそれはそれは見目麗しい青年、それだけじゃなくすごく頭も良いし剣術に魔法になんでもそつなくこなせる凄い人でだからと言って平民を見下すことなくわからないところは教えてあげられる優しさを持っている。
本当に僕にはもったいない人なんだ。
どんなに努力しても成果が伴わない僕に呆れてしまったのか、最近は平民の中でも特に優秀な人と一緒にいる所を見るようになって、周りからもお似合いの夫婦だと言われるようになっていった。その一方で僕の評価はかなり厳しく彼が可哀そうだと言う声が聞こえてくるようにもなった。
彼から言われたわけでもないが、あの二人を見ていれば恋愛関係にあるのぐらいわかる。彼に迷惑をかけたくないので、卒業したら結婚する予定だったけど両親に今の状況を話て婚約を白紙にしてもらえるように頼んだ。
答えは聞かなくてもわかる婚約が解消され、僕は学校を卒業したら辺境伯にいる叔父の元に旅立つことになっている。
後少しだけあなたを……あなたの姿を目に焼き付けて辺境伯領に行きたい。
βの僕、激強αのせいでΩにされた話
ずー子
BL
オメガバース。BL。主人公君はβ→Ω。
αに言い寄られるがβなので相手にせず、Ωの優等生に片想いをしている。それがαにバレて色々あってΩになっちゃう話です。
β(Ω)視点→α視点。アレな感じですが、ちゃんとラブラブエッチです。
他の小説サイトにも登録してます。
愛などもう求めない
白兪
BL
とある国の皇子、ヴェリテは長い長い夢を見た。夢ではヴェリテは偽物の皇子だと罪にかけられてしまう。情を交わした婚約者は真の皇子であるファクティスの側につき、兄は睨みつけてくる。そして、とうとう父親である皇帝は処刑を命じた。
「僕のことを1度でも愛してくれたことはありましたか?」
「お前のことを一度も息子だと思ったことはない。」
目が覚め、現実に戻ったヴェリテは安心するが、本当にただの夢だったのだろうか?もし予知夢だとしたら、今すぐここから逃げなくては。
本当に自分を愛してくれる人と生きたい。
ヴェリテの切実な願いが周りを変えていく。
ハッピーエンド大好きなので、絶対に主人公は幸せに終わらせたいです。
最後まで読んでいただけると嬉しいです。
初夜の翌朝失踪する受けの話
春野ひより
BL
家の事情で8歳年上の男と結婚することになった直巳。婚約者の恵はカッコいいうえに優しくて直巳は彼に恋をしている。けれど彼には別に好きな人がいて…?
タイトル通り初夜の翌朝攻めの前から姿を消して、案の定攻めに連れ戻される話。
歳上穏やか執着攻め×頑固な健気受け
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる