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Ⅰ章:ラティアス地下大迷宮を攻略しよう!
3:地下大迷宮攻略の道の始まり
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「君!
ぼーっとするんじゃない!
なっ..足が燃えている。
俺が運んでやるから安心しろよ!!」
そして俺は兵士のオッサンに避難所まで運ばれた。
* * * * * * *
避難所にて___
「あの!」
「なんだい?坊ちゃん」
「ここ、日本ですよね?」
そう。
俺はこの状況からしてここが外国、もしくは異世界かと考えたのだ。
もし異世界なら俺は異世界転生者となる。
なので避難所のおじいさんに質問してみた。
「二..ホン?
聞いたことがない支配領土だね..
それか国かな?」
「..!?」
やっぱりか..ここは異世界..
いや待てよ。
外国の可能性もある。
ならここは地球ですかと言った方がいいかな。
「じゃあもう一つ..
ここは地球ですよね?」
「チ..キュウ?
またまた聞いたことがないね」
ってことは..やっぱり異世界か..
まぁ魔法陣と言えば異世界みたいなものだからな。
どうにか元の世界に戻りたいなぁ。
そういえば俺以外に異世界転生した人っているのかな?
* * * * * *
俺が異世界転生をして1年が経った。
どうやら俺がこの異世界で目覚めた場所はヴォルカニカ王国のエルメト村と言う所だったらしい。
エルメト村は長年、王都レグルスと領土争い..つまりは戦争をしていた。
そして俺がこの異世界に転生して9ヶ月後..
ついに戦争の決着がついた。
王都レグルスが勝利したのだ。
エルメト村は王都レグルスの領土の村とされた。
そこでヴォルカニカ王国の国王、ルーズ・ヴォルカニカはある提案を王都レグルスにした。
「我が国の兵士を10万そちらに渡そう。
その代わりにエルメト村は我が国の領土に戻してくれ」
と。
* * * * * * *
王都レグルスはその提案を引き受け王都レグルスの兵はおよそ100万になり、大半の国々は王都レグルスの下に着いた。
ウルマ帝国、帝王の部屋にて__
「くそッ!
我が国、ウルマ帝国も王都レグルスの下に着かないとダメなのか!」
「はい..王都レグルスはとてつもない兵力を持っています。
元々兵は90万もいたのにエルメト村との領土争い後は兵が100万に上がり勝機が薄いのでここは大人しく下に降った方が良いかと..」
「セルト。
我が国、ウルマ帝国の兵士は何人いる?」
「およそ60万程です」
「……
ラティアス地下大迷宮を冒険者達に攻略させ、倒した魔物モンスター・魔獣を王都レグルスに輸入すれば評価が認められ下に降らなくても良くなるかもしれない」
「分かりました。
ではウルマ帝国の冒険者待機場で募集をします」
「さぁ..我が国、ウルマ帝国の冒険者の実力を見せてくれ」
* * * * ** * *
俺は避難所から出て現在ヴォルカニカ王国に住んでいる。
一応仕事は学校の教師をしている。
この世界にも学問の概念はあるみたいだ。
と言っても俺の実年齢は中学3年生、15歳だ。
本当は仕事をしてはダメなのだが..
この世界では関係のないことだ。
「リョウスケ君。
少し手伝ってくれないかな?」
「分かりました!」
この世界での俺の名前は自分で付けた。
前世の名前を下の名前だけ使った。
その名前は___
『リョウスケ・ガーティス」
* * * * * ** * *
「なぁなぁ知ってるか?
最近ウルマ帝国でラティアス地下大迷宮の攻略に協力してもらえる冒険者を募集しているらしいぜ」
「へぇ..」
隣を通った俺と同い年くらいの人達がそう話していた。
地下大迷宮の攻略..
まるでゲームだな。
まぁ俺は参加しないけど..
「ちなみに最終階層、ラティアス地下大迷宮最上層まで全て攻略したら何か1つだけ特殊技能をくれるらしいぜ」
「例えばどんな特殊技能があるの?」
「例えば全情報解禁ってやつは特定の人物を検索でき、その人物の現在地、名前、ステータス等が見れるって言う能力らしいぜ」
「絶対使えないだろ、それw」
......!?
特定の人物を検索出来るだと!?
これで俺以外に異世界転生した人を検索すれば分かるじゃん!!
よし..参加しよう。
* * * * * * * * *
とりあえず参加してみた。
「ありがとうございましたー」
コンビニかよ!
参加条件は冒険者である者と書いてあったが..
どうやら自分が冒険者と判断するのは自分自身と書いてあったからまぁ大丈夫だろ。
地下大迷宮攻略..
やっぱり魔物とかいるのかな?
よし!
特訓だ!!
って言っても..
特訓って何すればいいの..?
* * * * * * * * *
「___それでは手続き完了です。
お疲れさまでしたー」
俺は特訓をするために師匠を雇おうと思った。
1日後..
「確か待ち合わせ場所はここだよな..
ん..?」
前から何かが見える。
あれは..
「こんちゃっす!
僕があなたの師匠となる『フィーズ・ティンア』っす!」
「は..はぁ..(-.-)」
めっちゃ陽キャだ。
「さぁさぁ!張り切って行きましょう!」
* * * * * *
リョウスケ・ガーティスのステータス
『個体名 リョウスケ・ガーティス
種族名 人族
HP 10/10
MP 0/0
Lv1
特殊技能
・知能
称号
・異世界転生者
・未来の英雄
ぼーっとするんじゃない!
なっ..足が燃えている。
俺が運んでやるから安心しろよ!!」
そして俺は兵士のオッサンに避難所まで運ばれた。
* * * * * * *
避難所にて___
「あの!」
「なんだい?坊ちゃん」
「ここ、日本ですよね?」
そう。
俺はこの状況からしてここが外国、もしくは異世界かと考えたのだ。
もし異世界なら俺は異世界転生者となる。
なので避難所のおじいさんに質問してみた。
「二..ホン?
聞いたことがない支配領土だね..
それか国かな?」
「..!?」
やっぱりか..ここは異世界..
いや待てよ。
外国の可能性もある。
ならここは地球ですかと言った方がいいかな。
「じゃあもう一つ..
ここは地球ですよね?」
「チ..キュウ?
またまた聞いたことがないね」
ってことは..やっぱり異世界か..
まぁ魔法陣と言えば異世界みたいなものだからな。
どうにか元の世界に戻りたいなぁ。
そういえば俺以外に異世界転生した人っているのかな?
* * * * * *
俺が異世界転生をして1年が経った。
どうやら俺がこの異世界で目覚めた場所はヴォルカニカ王国のエルメト村と言う所だったらしい。
エルメト村は長年、王都レグルスと領土争い..つまりは戦争をしていた。
そして俺がこの異世界に転生して9ヶ月後..
ついに戦争の決着がついた。
王都レグルスが勝利したのだ。
エルメト村は王都レグルスの領土の村とされた。
そこでヴォルカニカ王国の国王、ルーズ・ヴォルカニカはある提案を王都レグルスにした。
「我が国の兵士を10万そちらに渡そう。
その代わりにエルメト村は我が国の領土に戻してくれ」
と。
* * * * * * *
王都レグルスはその提案を引き受け王都レグルスの兵はおよそ100万になり、大半の国々は王都レグルスの下に着いた。
ウルマ帝国、帝王の部屋にて__
「くそッ!
我が国、ウルマ帝国も王都レグルスの下に着かないとダメなのか!」
「はい..王都レグルスはとてつもない兵力を持っています。
元々兵は90万もいたのにエルメト村との領土争い後は兵が100万に上がり勝機が薄いのでここは大人しく下に降った方が良いかと..」
「セルト。
我が国、ウルマ帝国の兵士は何人いる?」
「およそ60万程です」
「……
ラティアス地下大迷宮を冒険者達に攻略させ、倒した魔物モンスター・魔獣を王都レグルスに輸入すれば評価が認められ下に降らなくても良くなるかもしれない」
「分かりました。
ではウルマ帝国の冒険者待機場で募集をします」
「さぁ..我が国、ウルマ帝国の冒険者の実力を見せてくれ」
* * * * ** * *
俺は避難所から出て現在ヴォルカニカ王国に住んでいる。
一応仕事は学校の教師をしている。
この世界にも学問の概念はあるみたいだ。
と言っても俺の実年齢は中学3年生、15歳だ。
本当は仕事をしてはダメなのだが..
この世界では関係のないことだ。
「リョウスケ君。
少し手伝ってくれないかな?」
「分かりました!」
この世界での俺の名前は自分で付けた。
前世の名前を下の名前だけ使った。
その名前は___
『リョウスケ・ガーティス」
* * * * * ** * *
「なぁなぁ知ってるか?
最近ウルマ帝国でラティアス地下大迷宮の攻略に協力してもらえる冒険者を募集しているらしいぜ」
「へぇ..」
隣を通った俺と同い年くらいの人達がそう話していた。
地下大迷宮の攻略..
まるでゲームだな。
まぁ俺は参加しないけど..
「ちなみに最終階層、ラティアス地下大迷宮最上層まで全て攻略したら何か1つだけ特殊技能をくれるらしいぜ」
「例えばどんな特殊技能があるの?」
「例えば全情報解禁ってやつは特定の人物を検索でき、その人物の現在地、名前、ステータス等が見れるって言う能力らしいぜ」
「絶対使えないだろ、それw」
......!?
特定の人物を検索出来るだと!?
これで俺以外に異世界転生した人を検索すれば分かるじゃん!!
よし..参加しよう。
* * * * * * * * *
とりあえず参加してみた。
「ありがとうございましたー」
コンビニかよ!
参加条件は冒険者である者と書いてあったが..
どうやら自分が冒険者と判断するのは自分自身と書いてあったからまぁ大丈夫だろ。
地下大迷宮攻略..
やっぱり魔物とかいるのかな?
よし!
特訓だ!!
って言っても..
特訓って何すればいいの..?
* * * * * * * * *
「___それでは手続き完了です。
お疲れさまでしたー」
俺は特訓をするために師匠を雇おうと思った。
1日後..
「確か待ち合わせ場所はここだよな..
ん..?」
前から何かが見える。
あれは..
「こんちゃっす!
僕があなたの師匠となる『フィーズ・ティンア』っす!」
「は..はぁ..(-.-)」
めっちゃ陽キャだ。
「さぁさぁ!張り切って行きましょう!」
* * * * * *
リョウスケ・ガーティスのステータス
『個体名 リョウスケ・ガーティス
種族名 人族
HP 10/10
MP 0/0
Lv1
特殊技能
・知能
称号
・異世界転生者
・未来の英雄
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